2011年10月18日
・またコアなネタを。トラクターのグリスポイントにグリスアップしていたらグリスが切れた。私は80gのガンを使っていて、こんなの滅多に使い切らないだろうと思っていたのだが、案外使ってしまうようだ。で、買いに行ったのだが、80gのグリスが118円、400gのが148円と、人なめとんのかぁ!!という値段。いや、400gのが安すぎるんだろうけどさ。ちょっと悩んだけれど、詰め替えればイケルだろう!という事で400gのを購入。
・ところが詰め替えはフリーハンドだと無理だった。入り口同士をくっつけておこうにも小さすぎるし、蛇腹は力を入れるとグリスが中に引っ込んでしまって上手く出てこない。それでもかろうじて移動させてみると空気が入りまくっていてグリスアップ時に圧が掛からなかったり逆にチューブ内の空気に押されてニップルから外すとグリスが押し出されたりと最悪だった。
・で、調べてみると、チューブ口の内径にあったパイプを入れて移し替える方法があるようなので、少しアレンジしてやってみた。パイプを刺すだけだとグリスの移動でパイプも動いてしまうため、キャップに10ミリの穴をあけ、そこに10ミリのパイプを刺し、押し出す側のエンドをフレア加工して抜けないようにした。しかし、それでも蛇腹を押してのグリス移動は苦しかったため、φ50のパイプに蛇腹を突っ込んで変形移動しないようにしたら、やっと上手く行った。という事で、「グリスの移し替え」は技術的にはそれほど大変でもないが、道具を使わないと無理、という結論だった。それに、空き蛇腹がないと移動が出来ないから、やるなら80gと400gをセットで買ってこないと出来ない。そんなグリスを使う環境の人は400gのガンを別途買うぐらいなんでもないだろう。
・ただ80gのガンと400gのガンだったら、80gの方が取り回しは楽なので、400gのガンの人が詰め替えるのはアリだと思う。んでも、チューブの口は実はガンのノズルと同じ径なので、400gガン突っ込んで入れれば簡単にできてしまうだろうけど。
・トラクターの方は案外不要なんじゃないかという部分にまでニップルがついていたのでグリスを入れたが、オイルシールが抜けたりあんまり良くなかった。というか、ココはグリスアップは不要って事だったのだろうか?オイルに関してはTOU(トラクターオイルユニバーサル)という規格でもないけど汎用オイルが使える事が分かった。一応4リッター缶で買えば売ってる所もあった。さらにショックなのは、STOU(スーパートラクターオイルユニバーサル)という商品もあって、エンジンオイルとギアオイルが兼用というにわかには信じがたい物すらあった。確かにトラクターのギアは油圧系が多くてそれほどシビアじゃなく、80Wも10W-30と粘度的に近いので可能だったんだろうけど。
Posted at 2011/10/18 21:11:35 | |
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