2012年09月03日
・カラスがトラップにまたかかった。先日書いたかも知れないが、カラストラップの生きた囮は暫時カカシにしていたが、一羽が死んでしまった。死骸がトラップの中に入っていると野生のカラスは危険を感じて入らないとさえ書かれているのに、逆にトラップにカラスが新たに入り驚いていたら、さらにまた一羽入ったのである。まあ、そいつらがカラスの死骸を突いていたかと言うと、あまりそういうのは見られなかったので、共食いしにわざわざ入ってきたという事はなさそうだが、死骸だから忌避したという事もなかった。恐らく仲間の死骸みたいなのがあって、生きてる仲間が入ってるから、ありゃ何だろう?と偵察に入ってきてしまったのではないだろうか?でも以前剥製を入れた時には得に入らなかったから、生きているカラス+死んだカラスってのがいいのかも。
・もちろんカラスの死骸の忌避効果は、他のグッズに比べると遥かに高かった実績があるので、これを以て「カラスの死骸には忌避効果がない」とは言えない。恐らく銃や見える形でのトラップ(網とか)でカラスを捕まえて、これみよがしに吊しておけば「ここはカラスを捕まえる何らかの装置がある」という意味で警戒させる要素になるとは思う。一方で、その地域や畑でカラスに対して全く無抵抗で、死骸だけポツンと設置しても、ほとんど効果はないだろう。最初の一年は効果があっても、それを無視して餌を取れる事が分かればカラスは無視して襲いかかる。
・軽自動車で久々に興味深いニュースを聞いた。ホンダが軽自動車でスポーツカーを2年以内に販売したいと発表したからだ。日本の軽自動車の売れ筋はスペース系ばっかりで、ハッチバックもミライースとか少数気を吐いているのもあるのだが、コペンを最後にスポーツモデルは無くなっていた。ホンダで言えば最後がトゥデイかな?MTRECだか積んでNA最強の呼び声も高い名車だが、ビートに関しては私が知る範囲ではあまり評価されてないように思う。ホンダがどんな車を出すのか、何を学んだのかが次の車で分かろうと言う物だ。
・ABC(AZ1,ビート、カプチーノ、あるいはコペン)に共通する「失敗」はオープンにこだわりすぎた点だ。軽自動車は言うまでもなく国内規格であり、ホンダの今回の話しも国内でのホンダの評価の低下に対する解答だろう。ぶっちゃけ日本国内でスポーツカーがオープンという図式は成り立たないと私は思う。その逆で、オープンであればスポーツカーという図式は一部では成り立つ。というのは本質的に走りの性能を追求するなら特殊な構造を持たない限り不利きわまりないオープンカーを出すのであれば、それは必然的にスポーツカーらしくなければいけないという意味で成り立つが、その逆にオープンにすりゃスポーツカーっぽくなるんじゃね?という甘い考えで出された車がますますオープンカーのイメージを軟弱なファッションカーにしてしまっているとさえ思う。
・アメリカならスポーツカー=オープンというのがあったと未だに言われるが、その大本の頃のオープンってのはラダーフレームにボディーを乗っけていた訳。それに運動性もチャップマン以前の車だ。セブンとかオープンとかそういう区分けでは見ないのと一緒で、オープンが良い点なんか今後も無いと思う。とくに最近はサイドインパクトの安全対策で、下手にオープンにしたらむしろサイドが高くて閉塞感があったりする。もし出すなら、絶対にクローズボディー、これ外したらホンダは未だS*00の呪いというか宗一郎コンプレックスに毒されている。
・もう一つの過ちは後輪駆動にこだわった事だろうか?いや、コペンはFFだけれど、乗っていた人の話などを聞いても軽自動車のパワーでFRである必然性は無かったのかなと思う。余裕があればもちろんFRにした方が重量バランスとかミッションのダイレクト感とかLSDの入れやすさとかフロントサスの自由度とかいいと思うけど、逆にショートホイールベースでの安定性とか冷却系の弱さとかメンテのしにくさとか特殊部品が多くてメンテ費用がかかりすぎるとかの問題が発生する。少なくともホンダはアクティーも発展させる気はないそうだから、FRコンポーネントを作って高くなるんだったら、FFでそれっぽいのを出した方がマシなんじゃなかろうか?いや、アクティーベースだったらそれはそれで本気度高いと思うけど。
・今回のは国内の縮小するマーケットの中でホンダのイメージ戦略としての軽スポーツの投入であるから、これで過度に儲けるとか安く売るという事は考えないでいいと思う。ただ、本当に上の条件でスポーツを作れば多分かなり安くなってしまうと思うが。国内生産で少量となるとコペンほどじゃないだろうが、ある程度工程が特殊でもいいだろうから、個人的にはS2000でやったようにアルミを使ったボディーにして欲しい。Xボーンもいいが、押し出し材使ったエリーゼみたいなシャーシが見てみたい。それでもルーフは標準でFRPなり何なりで固定で。エンジンがNAのままだったらFFのコンポーネントそのままで作り、ターボもやるならFF逆置きのミッドもいいのかもなぁ・・・個人的には、普通自動車の馬力の自主規制がなくなったのだから、軽自動車だって64馬力規制は無視していいと思う。ホンダならバイク用にすごいエンジンが沢山あるんだから、600ccのNA6速で100馬力ですごい軽いエンジンってのもシャーシが軽く出来れば積んだっていいはずだ。標準でドッグラッチの6速ミッションとか素敵じゃないか(まあスズキも持ってますけどね)。一方で、走りの本質はトルクだから、馬力は40馬力ぐらいでトルク型エンジンでぐいぐい走るという車も重量が500kg台だったら成り立つかも知れない。ホンダらしくないだろうけどね。
ともかくスレッド見ると全員が「オープンはやめろ!」と書いているのが(ビートオーナー含めて)面白い。2年以内だと新規で作れる物は限られているから、よほど特殊フレームでなければトゥデイの再販みたいなのになっちゃうのかな。
Posted at 2012/09/03 19:04:11 | |
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2012年09月03日
・うーん、あんまり面白い話しでも私が興味ある話しでもないのだけれど、なんか日本の会社や社会の本質を垣間見るような感じで、ひどく不快になるような謝罪文などが出た。まずこの問題に関して市来さんが公式でいじめはなかった、私の言い方が良くなかったのでそう取られてしまった事が悪かったと、自己反省文の繰り返しみたいな発言をやっと上げたので、これ以上第三者がいじめ認定に関して言う事はないと思う。本人だってこれ以上引っ張っても自身に何の得もない事が分かったのだろうし、ネットの声だって影響力があるような無いような不確かな物で、すがるのは危うい。それに昨今の声優は芸人まがいだとか、制作サイドとは仲間だとか言われたら、そうだよねとしか言いようがない。ただ上から書かされたわけではないけど自己否定を繰り返さざるを得ない状況でのいじめの事をパワーハラスメントと言う訳で、そっちの認定は限りなくグレーかなー。
・公式謝罪文は要約すると、ネットで勝手にいじめやパワハラがあったように情報操作が行われてイメージ侵害があった。こっちの意図とは違うけど、配慮はしてなかったが、演出上だった。これ以上ゴチャゴチャ言う奴は著作権で追い出すから見るな聞くな、黙って見てろ、という物だった。なんか大津イジメ事件の加害者側の言い分みたいだよね、遊びだったとかいじめという意識はなかったとか、きっと制作者もあの事件の弁護は詭弁として見ていたんじゃないかな。それが自分達の事になると一同という表記で会社の都合がいい言葉丸呑みなんかねー。演出の必然性も無いし、情報ソースが全て公式でまるまる上げてある場合なんかもいじってなかったのだけれど、あれは「公式がいじめがあるかのように恣意的に編集しました」という意味である、つまり自分らの身内を責めているんだろうか?そこはさすがクリエーター、斬新な謝罪だな。
・これで誤解が解けるとは思えないし、理解した所で日本の政治と一緒で何にも変わらないんだろう。一つ違うのは政治は任命者の責任と権利があり、アニメはないという事だ。じゃあ見るな、買うな、というだけの話しだし、見てない私にはそもそも関係ないですねという事で終わる。ただ、事実として、スタッフさんには共感とかおもいやりではなく、仕事優先で無配慮で問題あったら会社が作ったシナリオでやっとけばいいやという思いで動いている事が分かりました、ありがとうございます、って所だろうか。いや、これだって歪曲して問題を下々同士に押しつけているだけであって、根本は会社上部やプロデューサーの関係なんだろうけどね。声優の人達のコメント見ても、いじめっ子がもっともらしく言っているようにしか思えなかった、主犯とはほど遠いんで、そういう意見のすりあわせが行われているんだろうけど。
Posted at 2012/09/03 08:01:05 | |
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