2013年03月16日
・バイク屋に行ったらまだブレーキシューを入荷してなかったので、ついでにフロントフォークのスライダーブッシュとオイルシールも注文してしまったことよ。イイ客だな、俺って。さて、で、VT250Fの仕上がり具合だが、私の中だとまだ7割と言った所で、これでフォークのフルOHをして(前回はオイル交換のみ)、17インチにするなり16インチでローター交換してフロントのホイールベアリングも交換して、スイングアームピボットとステムのグリスアップをして、リアサス交換してセットアップすれば足回りはOK。エンジンは現状高回転でのパワーがちょっと足りない気がするのと、スローがフルパワー化で狂ってるのでセッティングが必要。これはキャブ交換も視野に入れる必要があるので結構面倒だ。
他にVT独特の問題として電装系のトラブルがあるので、それの対策とか劣化してきているヘッドライトのリレー化などがある。レギュレーターのパンクは熱暴走だと分かっているので、ヒートシンク取り付けてレギュレーターとリレーの位置を逆にして、少しでもエキパイから離してやる必要がある。ま、そもそもエキパイの熱が出るのが問題だから、あるいはバンテージ巻きぐらいやるかも知れない。冷却も少しはマシになるしね。でもホンダは二重エキパイなどやっている事もあるので、あんまり差はないかも知れない。外せば分かるんだけど。
・今日は往復200kmほどのツーリングに出かけてきた。南信のワイナリー巡りと、とある物件の下見。さて、ツーリングでのVTだが、良い面もあれば悪い面もあると言った所。良い面としては、まあ動力性能とハンドリングははじめての道の強い味方であり、下道ツーリングでも過不足がなく扱いやすい。60km前後で流れる下道が50km、45kmと下がってくるとビッグバイクはイライラするのだが、VTだと大人しく車列にはまってようかなーと思える。サンバーが前にいても結構気持ちよく走れる・・・てか、坂道で80巡航のサンバーってスバルの軽トラは化け物か!トルクがあるのでシフトはずぼらに走ってもどこからでもそれなりに車体を安定させて引っ張っていってくれる。2ストみたいに発進で渋ったり不安定な燃焼になったりもしない。ただ、振動に関してはフルパワー後にかなり力強い回転になったので、快適性は損なわれた。ハンドルに来る振動は久々の長距離には結構辛い物がある。また2車線道路で他の車が結構飛ばしていると、そこそこ力不足ではある。これまでプロボックスなんかに道を譲ったことはなかったが、2車線道路だと営業バンを先行させたくなる事もある。もちろん、ちゃんとアクセル開ければVTの方が速いんだけど、快適性との兼ね合いだな。風防は伏せてれば一応役に立ってます。
・ハンドリングはもう不安がどこにも無いのが逆に不満というか、どうなんかなーとも思う。今回は国道153号というかなり整備された道路を主に走ったのだが、基本はかなりオーバー気味なのですぐにインについてしまうから、もっと飛ばすべきなんだろうな?って思ったりもするけれど、そんぐらい余裕がある。ブレーキにやや問題があるのでそんな飛ばさなかったけれど、VTのコーナリングスピードはとても速いので、あんまり姿勢作りとか考えないでもそのまま曲がりきれてしまう。一方で、世の中こんな乗りやすいバイクばかりではないので、本当の基礎が身につくようなバイクでもないような気がする。まあ、かなりの傾斜を登りながらでも下りながらでも、こんな安心して寝かせられるバイクはそうはないだろうし、コーナリング中もバイクの上で屈伸したりする余裕はすごいんだが・・・
あと、乗車快適性はボチボチというか、思ってた通りちょっと疲れる。結構サスはハードだが、車体は軽いので、突き上げ感はかなりある。それで底付きして暴れるほどではないんだけれど、舗装が悪いと疲れるのは事実だ。そういう場合、シートにどっかり座るのではなく、中腰になればいいのだが、ホンダのこの頃のが一般にそうらしいが、足を割と曲げて座れるポジションの楽ちんさが、逆に中腰をやりづらくさせているというか、ステップ荷重もちょっと弱い。シートをもう少し上げると膝が楽になるんだがなぁ。でも座面で感じるタイヤの接地感はとても高いので、現状のバランスも捨てがたい所だ。
Posted at 2013/03/16 00:11:55 | |
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