2014年02月27日
・雪も大分溶けてきて、道路はかわいてきた。小雨も降るし、気温がすごい高い。ただ、地面が見えないと出来ない作業が多いので、まだ他の細々した事をやってる。まず一つ目、道路に張り出した崖に倒れてきていた松の倒木を切って運び出し、なんか久々に森に入ったけど、倒木多いなぁ。これ運び出せば数年分の薪なんか簡単じゃないか・・・直径が30cmちょいだったので、チェンソーで切れるのか、切って運べるのか不安だったが、すでに乾いていて松枯れ病の部分もあったので、根本でも1.2m長ぐらいで運べた。普通の感覚だと、このサイズの赤松って堆積が80リットル~100リットルだから、比重が0.5でも40~50kgにもなる。比重0.5は水分含有量が15%ぐらいの数字なので、生木は30%ぐらいと水分で15%も重いので比重は0.6近くになるから、60kgらへんもありうる。そりゃもう荷台に載せるのでも精一杯のはずだが、スカスカのカラカラで余裕だった。発泡スチロールの模型持ってるみたい。とは言え、赤松は油が多いのでとても燃えやすく、私は薪としては好きな方だ。まだ2,3本転がってるので、そこらへんどうするかだな。チェンソーは久々の始動でロープが重かったので、プラグ外してスプレーオイル挿したら軽くなって始動も一発だった。不安な場合にはいい方法かも。
・ストーブは今年は割と使っているようで、薪は3立米ぐらいあったのの1立米は使った。灰がもうペール缶目一杯になってしまっている。うちは夕方から6時間ぐらい適当に回すだけなので、年2立米の1tぐらいかな?ちょっと今日失敗してしまったのは、太い奴を割るのが面倒でそのまま時計の文字盤にあたる部分に突っ込んで燃やしてたら、不完全燃料したガスが漏れたか室内が気持ち悪い臭いになってしまった。一酸化炭素か煙成分の何かか分からないが、炎の影になる部分を作るといけないと反省。もっとも、それでもちゃんと燃え尽きたので、燃えないって訳ではないが。なんで綺麗に割らないかと言うと、ブドウや桑と言った低い木というか半ツタ植物は木目がぐざってるので、全然割れないからだ。針葉樹は簡単に割れるので大活躍。
・MIG溶接機の電源コードを調達、どうも20Aブレーカー程度しか使えなさそうなので、20A用のソケットとプラグを買ってくる。200Vだと20Aでもロック式だの4本の奴だのあるが、うちは3芯。これ、端子に直でネジで止めていいのかな?それとも丸端子をかしめてから取り付けた方がいいのかな?工事屋に聞いてみよう。溶接機は300V16Aという電源コードだったので(これ、表記上溶接機目一杯のはず)それと同じ容量だと2㎜のコードの奴でも良かったのだけれど、少しでも電圧ドロップを抑えたいし20A目一杯の機械を繋いでも平気なように3.5㎜の26Aだかそこらへん流せる奴を買った。耐圧は250Vで三菱のだ。これで5mほど引っ張ると、ブレーカーのすぐ横にコンセント設置しても屋外のユンボの大抵の部分にはトーチが届くはず。コンセントが結構高くて、ソケット側は非防水ので350円、コンセント側(メス)が非防水で470円、防水だと1100円もする。で、非防水のメスは壁面設置タイプだけで、普通に取り回せる形のはない。電圧的にやばいのか知らないが・・・
・陽気がいいので街にワインのみに行ってきた。東御市のワインないかなーと思って「かもしや」に行ったのだが今は品切れ、グラスはなし。という事で、グラスは林のエステート五一のシラーから。最近塩尻周辺ではボターノもそうだが温暖な地域で作られるシラーのワインが作られている。シラーは南フランスのコートドボーヌとオーストラリアのシラーズが有名で、以前私もご相伴にあずかったことがある。本来はもっと黒い、コクがあるワインになるそうだが、これは商業リリースでは初となるワインだそうで、色はやや薄め。しかし本質的には紫ではなくて黒系で、味は確かにシラーのコショウのようなスパイシーさもあり、あんまり重いのが好きではない私はこのぐらいのシラーがエッセンスとしては合う感じ。五一、すごいなー。
付け合わせはラタトゥイユというトマトでナスとか煮込んだ料理で、冷たいのが意外だったが、ワインとの相性は最高だろ、コレ。あまりにおいしいので、ドメーヌソガのペール・エ・フィス メルロ・カベルネソービニヨンオーディネールをハーフで頼む。こっちは曽我さんちの自社じゃないラインで、樽熟のカベルネとメルローのブレンド・・・なんだが、正直国産ワインコンクール銅と言うけど私には最近きついのが多いなぁと再確認。確かにカベソーの香りもするし、メルローの感じもする。このブレンドだとボルドーのワインを想定して飲む訳だが、ボルドーの大らかさ、ふくよかさ、丸さを想像していると、トゲトゲしくてゴツゴツしていて酸味が目立って、なんか最近の小布施はちょっと理想に走って独善的な味じゃねーかなと思ったりする(失礼)。
・あともう一つ回れそうだったので、セロニカ出口でいつも気になっていたヨバナシというバールに行ってみた。まあバールって名前だから想像すべきなんだろうけど、国産ワインはあんまり置いてなくて、井筒の赤白、山辺のコンコ、他はシニアソムリエのチョイスって事だが白やグラスはイタリア、赤のボトルはフランスが多いかな?料理が多い印象。ワインはチェレーザのネロダヴィラという品種のを頼んだが、これが予想外にいい味だった。アフターがすごいフルーティーで黒いワインなんだが飲みやすい。イタリアワインってこんな味だったっっけ?と思った所。料理は看板料理っぽい「牛頬肉の赤ワイン煮込み」で、これ結構時間かかるのだが、丁寧に煮込まれた頬肉が適度なサイズに切り分けられて出てくる。山辺ワイナリーのはおいしいんだがサイズが大きすぎて単独だと味に飽きが出てくるので、このぐらいのお手頃サイズがおつまみ程度には合ってる。味もちょこっとだけ酸味のアタックが効いていてフランス料理って感じも楽しめる。何故かクリームホイップに赤い酸味のある甘い実がふりかけられたのが出てくるんだが、どこか軽い感じもするけど面白い組み合わせだ。
今回はマッチングはそれほど悪くなかったけれど、場合によってはワインのアドバイスをもらって選んだ方がいいかもなーと思った所だし、どのみちボトルワインが多いかな。私はやっぱりグラス2杯がちょうどいいわ、2,5だとちょい辛い。あと、根本的に牛肉の頬肉煮込みはワインに合う物なんだろうかと考えてしまった。いや、これ否定したらもうワイン好きから絶縁されそうで怖いんだけど、「煮込み」そのものはおいしいしとして、お酒のおつまみって普通ジャーキーとかチーズとか枝豆とかオリーブとか「味が濃い物」「油が強い物」と対比させるじゃないか。でも、頬肉の煮込みって味が薄いし、クリーミーで正直赤と食べると埋没する感がある。もちろん同じ方向でマッチングがいい例もあるが、であればなおさら「違う味」がないと舌が慣れてしまう。だったら、極端に辛い白(シャブリとか)で舌を洗うとか、ガーリックトーストとかフライドポテトみたいなアクセントと合わせた方がいいんじゃなかろか?以上、貧乏人の舌の意見でした。あ、お通しのクリームチーズにナッツかなんか練り込んだのは旨いね、ワインとならどれとも良く合うと思います。
Posted at 2014/02/27 21:10:41 | |
トラックバック(0) | 日記