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暇人ぶぅのブログ一覧

2015年12月19日 イイね!

今日の仕事

 ・所属組織の研修でボランティアの剪定、実際は研修と言っても私もほぼほぼ理屈はマスターしている。研修というのも新規就農者が多い場合の質問の場なのだが、完全新規の人はいないので、ほとんど大した質問もない。ただ、そこから先はセンスの世界になるので、やっぱり上級者が剪定の姿を作るのは勉強にはなった。ただ、この場での一番の新人は指導員で、何度も先輩とやってはいるのだろうけれど、あまり得心がいった感じではなかった。むしろ一番の新人さんにやらせて修正やっても良かった気もするが、そもそも何がいいのか分からない状態で指導するのは難しいので、おいおいやっていくしかないのだろうな。そして、そういう芸術的な手段を良しとする農業は終わっていくのだろうとも思う。確かに繊細な感覚などは今後も守っていかなければならないが、国がおしすすめる薄っぺらいIT農業なんかで客観的な管理で高品質の農産物を高額商品にしている例も出てくるようになった。いい加減、そこまであやふやなセンスを要する農業はやめた方がいいのではないかと。これは決して農家の自己満足としてのセンスってだけではなくて、自然条件下でどうしても揃わない部分をどうするのかが定型化出来ないって部分も含むのだから。

 ・あとは雨よけの雨樋について先輩農家さんに解説頂いたが、想像以上に厄介そうだった。まず、雨よけの端の固定張りはかっさばき防止に効果的なので必ずつけなければいけないとの事。うちが借りている園だと補助金の標準仕様じゃなかったのでけちった訳だが、それで被覆が短命になったマイナスで簡単に買える。投資した方が結果安く付く例だ。
  そして樋だが、実際は傾斜はかなり少なくても現実問題としては使えている。それほど難しく考えなくてもいいみたいだし、スプリンクラーも25㎜パイプで飛ばしていた。40㎜じゃなくてもいいみたいだし、本数も一本でつり下げを移動させて対応している。ただ、樋を設置すると固定張りが必要というのが誤算だった。
  樋はハウスの谷に設置するのだが、巻き上げが樋の中まで降りないと雨水が樋に落ちない。しかし、ハウスの巻き上げはマイカ線で浮き上がらないようにしているので、線を樋の内側にしなければいけない。となると、樋の中にマイカ線を縛る物が必要になるが、そんな深い位置に穴あけたら雨水が漏れるので樋の縁にビニペットを共締め固定して、巻き上げとビニペットの隙間に固定張りも設置する事になる。製品によってはビニペットに相当する物が最初からついている樋もあるが、そうすると1m単価が2500円とかになるので70mを2本通すと35万円とか言うキチガイな値段になる。かと言ってトタン板の簡単な樋だと1m単価が1000円にしても、ビニペットが2本必要になるので、ビニペットのm単価が200円として1400円、19万円ちょっとが樋だけでかかる。他に固定張り関係もかかる。
  私の悪い癖でもう少し安くならないか考えて見るとすると、トタンはあれ専用の樋のタイプでなくてもいけね?マイカ線のアンカーも樋の深い場所に適当に付ければよくね?とか考えてしまう。そうすれば固定張もいらないし、トタンも波板ならメートル単価は100円ぐらいだ(波板は働き幅が広い)。多少は樋から落水するだろうが、そこまでシビアに水分管理をしたい訳でもない。ざっぱ、6万円もあれば出来そう?

 ・その後、契約関係が3件あって、一つは優良園地なのでそれほど問題なし。確かに連絡とかうるさい感じもあるが、ともかく棚が健全で完全平地で改植にも理解があるので、まあまず問題ない。次ぎは完全荒廃農地だけれど棚は比較的新しい園で、ここも放置してあるので別段注文は無し。すこーし癖はあるかも知れないが、返すとか言われないので好条件に含めていい。問題は最初に話しをもらった所だった。
  現状でそれなりの生産があった園だが、もうギリギリまで使って棚も痛んでいる。ただ木を伐採すると改植事業が使えないので面倒である点が悩ましくはある。しかし、最大の問題は園主さんが亡くなって奥さんと息子さんが来ていたのだが、二人とも私の心の警告ランプが危険だと伝えてくるような要求を言ってくる。確かにそういう園もいくつか受けた事があるが、そういう所はかなり後々トラブルが出た経験がある。要求そのものを飲む事はさほど大変ではなくて、園主さんが高齢で他に誰も頼めないとかであれば借り主の好意で直したりもしてきたのだけれど(車が園の中に放置してあるとかね)、息子さんが健在で収入もあるのに、ちょっとした事も借り手負担にしようとして、なおかつ息子さんがなーんにも口を出さないというのが不気味。お母さんはまあ年齢考えると同じ事を繰り返したりしているので多少は分からないでもないが、ある種の職業の人でこういう態度の息子って絶対何かある。そうじゃなくても、移住関係で難しい地域だというのがぼんやり分かって来ているので、出来る事なら借りるのをご破算にしたい所。作業性から見ても優良園では無いし・・・そうは言っても賃貸の申し込みそのものはあちこちにお願いした手前やる方向ではあったし、現時点だと細かい事にこだわってごねている程度にしか外からは見えないだろうなと。私が心配しているのはもう少し先なんだけど、そういう事は言えないし、私も偉そうに言えるほど実績がある訳でもないし。さらに改植事業でこの問題は経済的には補填が効くというのがまた難しい所。
  根本的には私はもうある品種は嫌悪としか言いようがないぐらい苦手意識があるので、たとえ暫定でも手を入れる事で金になるとしても見たくもない。暫定でちゃんと栽培出来るならそんなん切らないでもいける。下手に残す事で他の作業に支障が出て辛くなるのが多いし。ただ、通常放置も難しいんだよなぁ。一つ考えられるのは加工用として管理を簡単にする手だが・・・あるいは労働力として賃労で地主さんの一部を使えるといいんだが。

 ・ソーラーのパイプの断熱も屋根の上は終了、ただ、タンクの下のめくら蓋とかは断熱材の固定しようがないので、ガムテープでベタベタと貼る事になり、効果も耐久性も疑問になった。もう絶対外さないのなら現場発泡ウレタンを盛ってしまいたい所。上のリリーフバルブも、手動のベントレバーの動作を妨げないためには複雑な断熱カバーの加工が必要であり、断熱はそこそこ犠牲になってしまっているとは思われる。それでも絶対的な熱容量が大きいので実用上問題にされてこなかったのだろうか?あるいはオプションのカバーが存在するのだろうか。そういえば見たような気もする。
  太陽電池は1日でバッテリーは充電されたが、昨日の充電の効率が低いのが気になる。公称200Wで天気にもよるけれど5時間は晴れていたから大甘で5×140W=900Wh、チャーコンの効率9割でも800Wh,バッテリーは24V20Ahぐらい減ってたとしても500Whだから300Whは余る。サーキュレーターは30Wぐらいなので、コンバーター効率が8割でも40W程度しか持ち出してない。充電時間中ずっと回していても200Wh程度なので、セルの発電能力からしてバッテリーがあがるというのは考えづらい。やはり充電のロスがあると考えるか、充電しながらACコンバーター繋ぐと電圧ドロップで受け入れが悪くなると考えるかだが、後者だと今度直接使用全否定になってしまうし、やっぱりバッテリーが上がるというのはおかしくなる。やはりチャーコンがフル充電してないように感じるが、充電量を量る装置がないのでわからん。

 ・うちの組織の構成メンバーのお父上で、旅行に行けばかならず大けがしている人がいる。先日その人が旅行先でメンバーが急死したのの第一発見者になって「あの人は平和に旅行できない不幸な星がついている」って話になった。自分の怪我に関しては不注意な人だと言う認識だったけれど、他人の不幸にまで出くわすと、それはもう不可抗力であり、前の事故も全部運だったのではないかと認識が変わるのが面白い。リアルコナン状態だ。
  もう一つ、再びちょっとしたボランティア活動への参加の可否で身体的なプライベートな問題を蒸し返す奴が居ていい加減に嫌になった。もう何度も言われて嫌になったので全部話したんだけど、そこまで難しい問題じゃないからいいとして、これがHIVだの血友病だのもっと他人に話したくない問題で何度も蒸し返されたらどう思うのか。そのボランティアが出来る人、実行する人は尊敬するが、出来ない事を逆にグーダグーダやられて本当に嫌になった。このボランティア内容は素晴らしい、でもこの組織はそれを実行するだけのデリカシーが無いので、組織としてはやめた方がいい。今度本部にお願いするかな。
Posted at 2015/12/19 19:31:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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