2016年09月30日
・仕事は巨峰収穫荷造り発送、残りはピオーネとスチューベン荷造り。巨峰はピオーネより裂果が少ないようだ。果実の大きさ、皮の強さ、地の違いなどだろうか。そして今年は巨峰とピオーネの市場価格の差がほぼ無いのも痛い。理由として考えられるのは、ピオーネの立ち位置の微妙さだと思われる。以前ならピオーネは巨峰の上の超高級品種というポジションだったが、昨今は大粒系だとフジミノリとか瀬戸ジャイアンツとかスイホウとかあるし、皮ごとで美味しい品種でもシャインやらパープルやらがあり、相対的に地位が低下してしまった。巨峰よりは高級だけど、巨峰の価格が底堅いから、そこで止まっている感じだろうか。今年作った感じから言うとピオーネは粒数を最初からかなり絞れるし、耐病性が低いと言っても恐れていたほどでもなかった(というか、もう怖い物が無いぐらい酷い状況を経験して感覚狂ってる)ので、積極的に栽培をやめたい品種でもないが、パープル植えちゃったから、それでさらに残す必要もないかなと。でも、切り替えがしづらいのは事実だ。
・今年も10月一杯出荷するのが決まったような物なので、もう冬に突入、あんまり遊べなさそうだ。北海道は11月だともう雪降ってるだろう。まだ腰に違和感もあるし、今年は早めに自分の仕事をはじめて、ゆっくり近場の温泉にでも入ろう。
・今期アニメ総括
リゼロ:主人公が圧倒的な不利、絶望からやり直して成長していく所は、昨今の最初から俺TUEEE系の主人公の葛藤の薄さに正面から対抗していて、どこか懐かしさもあった。リセットされてしまう事の良し悪しもあったし、脚本はまあ意欲的だったと思う(ちょっとくどいけど)。作画演出は見た中ではトップクラスで安定していた。
一方で2クール目部分だけで見るとヒロイン空気で、最後の締めで感動的に演出するほどこっちは醒めてしまったのも事実。なんだっけなぁ、ゴールデンタイムとかが似たような感じだったのだけれど、あれは積み重ね失敗しながら最後だけ良くしようとして滑ってたけれど、リゼロはちゃんと積み重ねていたけれどやっぱり滑った感じがあった。むしろ私がああいう感動ハッピーエンドがダメなんかも。むしろヒロインは主人公の苦労なんかその時々では知らない方がいいと思う。
NEW GAME:う、うーん、やっぱり社畜自慢な部分に共感も理解も出来ないのが最大のネックだった。例えば同人活動をテーマにやるなら苦労話は美談なのだが、社会人として、特に社会経験が浅い新卒をいっきにブラックに染めていく手段はどう演出しても正当化できてない。キャラがディフォルメされている訳だから、ギャグとして流せばいいんだろうけど、社会背景だけは全然遊んでないんだよなアレ。シチュエーションコメディーとして見るしかないんか。
この美:ラノベ風タイトルだけれど、ショートギャグ。長さを任意に調整してネタを最大限生かしているが、段々ネタがマンネリ化してきている感じはする。美術部らしいという所がやや物足りないか。作画は細密とか塗りがずば抜けている感じはないが、デッサンが安定していてクオリティーは高かったし、ヒロインはじめ女子全体がかわいいのは嬉しい。ただ、宇佐見さんの声、最初の頃の方が突っ込みにキレがあって「お、上手いな」って感じだったのだが、段々普通の演じ方になってしまったのが残念。監督の演技指導が変わったのだろうけれど、あの作品って突っ込み出来る人が部長と宇佐見さんぐらいしかいないので、リアクション弱いのはギャグとして弱かった。
クオリディアコード:良い点も少しあったけれど、基本的に失敗作。個々の素材は良かっただけに食材の墓場のようなもの悲しさを感じる。どうしてシリーズ展開が出来る原作の1作目から将来を潰すような代物を作るのか、どう見ても仕事の許容量をオーバーして突っ込んで自爆している。これ作らないでレールガンの続編とか需要あるんじゃないのか?また馴れ合い脚本の内輪ネタ、本当に寒いです。唯一千葉組だけは脚本・声優が突出していて、肥溜めに鶴状態だった。いや、他のチームもちゃんと描かれていれば良かったと思いますけど。メインの群像ですら6人+敵2人、さらにモブが大量すぎで、人物が薄っぺらかった。敵含めマスで動いているというのを遠景で引いて見せちゃうのは、見せ方として失敗なんだよなぁ。
・とあるTRPGリプレイで「夜明け前がもっとも暗い」というセリフが出てきて少し疑問に思って科学的な見地でネタにマジレスしようと思ったら、すでにそういう回答が見つかって笑った。要約すると、「夜明けの時間の定義による」という事で、最も暗い瞬間を夜明け前と定義すればそうなるんだけど、国立天文台の定義だと太陽の俯角(水平線より下)が下7度21分40秒の事だそうなので、もう太陽はすぐそこ、うっすらと明るくなっている、あるいは夏なら結構明るい時間である。
・デリカにはD2やD5はあるがCがない。これが本当の「三菱にはデリカCがない」だなHAHAHAHA、へんなコンセプトカーやってる場合じゃねーぞ。日本は悪に対する意識が甘い、と最近思う。あまりに処罰サイドに振りすぎて恐怖政治も良くないが、結局三菱って行政処分なにもうけてなくね?民事罰ですらはした金で済ましてるだろ?民間と行政が天下りでごったになって、両者の悪い所だけ残っているような感じがする。しがらみを廃したSBは結局特亜からのスパイだしな、ほんとSB使ってる奴目を覚ませよ。
Posted at 2016/10/01 23:25:24 | |
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2016年09月30日
・仕事はピオーネの荷造りとスチューベン収穫、案の定病気がすごいが、せいぜい7ケース、8ケースの話なので、基本的には全部取れたと言いたい。が、園内に鳥の巣があった事が心残り。これがムクドリやヒヨドリだったら、絶対××してたのに!また食入害虫も若干見られたが、今年は水が多いため樹液流動が多く、虫も入っても溺れて死んでいるケースが多いみたい。巨峰園も先日回ったが、株元に食入跡があって全部剥がしたが中に入っておらず、どこにいるかと思ったら地面に落ちて野太いのが転がっていた。とても気持ち悪い光景だったが、殺虫剤にも反応がなく、水吸いすぎて死んでたみたい。ピオーネはかなり病気や裂果が出ていて、デラで手間食っている間にこれらが全部売り物になってれば簡単に逆転するなぁと。
・あとはお客さんの注文があったのだが、もう色々とね・・・私もキチンとしてない方だけど。あとはワイナリーのワインセットを飲みに自転車で行ってきた。久々に自転車乗れるような天気だったが、今回はメルロの氷結だったかな。氷結は売り子さんにも人気があった。ワインはダメだけど氷結はいいって人は結構多い。それから今月でやめてしまう人がいたので、レストランで食事して、また移籍先のお店にも行く事をお約束。なんか全然知らなかった店なので、どうなっているのか楽しみではある。
・オリンピックに豊洲問題と日本終わってるなーと思うこの頃。旧民主残党(ジオン残党みたいで響きが好き、中身は・・・)のねーちゃんは嫌いだが、自民の癒着も背景にあるんだよなぁ。小池さんがイノセみたに後ろから撃たれるのが見えて怖い。さて、政治がどうであれ、ここに民間サイドで関わっているのはゼネコンとか利権団体、銀行や資産家な訳なんだが、今回は建設関係について。オリンピックと豊洲問題を扱っていた某サイトが先日から更新停止に追い込まれている。知事交代でこの問題が明確になる前から指摘していたし、オリンピック関係でもかなり前から鋭い指摘をしていた所なのだが、なんか最近元気ないなーと思って見たらコメントがえらい事になっていた。どう見てもゼネコン経由右翼と政治経由自民ネット隊です、本当にありがとうございました。
建築は綺麗事だけでは済まないとは思う。また、汚職や腐敗が進んでいても、インフラとして無くてはならない産業の一つだし、現場の人達はほんと良くやってくれていると思う。が、日本のガンの病巣の中心には常にここらへんが居座っていて、それはもうガンと正常細胞のように同じ根っこから生えている物だ。何が言いたいかと言うと、この建設関係のサイトの専門家も含め、「あー、もう建築なんて見たくもない」と思ってしまう自分がいる。
昨年は農協関係の旅行は東京スカイツリーだったし、うちのオヤジの頃は瀬戸大橋が観光名所だった。他にも巨大建造物がランドマークなり時代のシンボルになっていた時代があったと思う。が、私にはそれらは全くの無価値、いやむしろ破壊すべき、唾棄すべき悪徳の塔にしか見えない。おそらく新しいオリンピックスタジアムもそう見えるだろう。私は純技術的、あるいは社会工学的に建築というのはとても好きだ。それだけに、これ以上人間の叡智である建築をゼネコンや政治が汚さないで欲しいと切に願う。
・現実逃避でオクを見ていたら、ステラ用の車高調が結構出ていた。しかも安い!フルタップの全長調整式ですら元から10万円切ってて、しかもオーバーホール対応とかいい時代になったなとは思う。ヘタしたらピロアッパーのキャンバー調整式、減衰調整付きだもんな、これで好きなように理想の足回りを追求出来ると羨ましくなったのだが、みんからでも「車高がどんだけ下げられるか」「下げた時に乗り心地が悪くならないか」って見方が多くて、「純正の足だと普通に乗ってここが不満なのがこうなる」とか「㎜単位で車高をいじって違いを見る」とか「ダンパー調整をした」って記録があまり見つからなかった。まあ、そういうユーザー様も買える値段で、さらに安くなるってのは全然悪い事じゃないのだけれど、金がないオッサンとしては「インチアップして、さらに車高下げて、それで乗り心地良くするって、いいお客さんだなぁ」と思ってしまう。ま、私もインチアップの車高低いのの魅力というか迫力は否定しないんだけどさ。
さて、RN系ステラの足回りって評価としてはどうなんだろう?実はノーマルですごい不満があるって話は聞かなくて、それゆえ「性能向上で車高調」って話が出ないのかも知れないが、いくつか書きだしてみる。まずロールが大きいというのが一つある。車高が高いのでしょうがないが、独立足なのでなおさら倒れ込むから、スプリングレートを上げてロールを多少規制するとか、ダンパー強くしてロールスピードを下げると良くはなるだろう。でも上げすぎたら独立の意味がなくなる。ピッチ方向だとノーズダイブでフロントブレーキがロック気味になって使いづらい問題はあるので、これも足を固めつつ元の位置を下げる事で使いやすくなるかな。トラクション方向はパワーがないのでそんな不満はない。ヨーのバランスはリアが動くけれど粘るので、頭の入りは普通だけれど待ってるとどんどん曲がる感じを受ける。リアもバランス地点までさっさと入ってくれた方がレスポンスは上がりそう。
乗り心地に関しては、ピロアッパーやスプリングレートを気にする人が多いが、もうぶっちゃけダンパーが8割だと思う。単筒式の高圧ガスはもちろん硬いがが、複筒式でも減衰上げると乗り心地はとても悪くなる。圧側はもちろんだが、伸び側も細かい振動では影響するので、両方とも悪い。本当に高価なサスになると、ピストンスピードでバルブを切り替える装置があるので、速いストロークだけ減衰上げて微細な振動は受け流すって設定も出来るけれど(普通のもやってはいるが)、安い調整式は基本的にニードルバルブでバイパス通路を規制している。今の車のダンパーは積層バルブ式なのでストロークスピードがあがると減衰は減らせるのだが、オリフィスタイプはストロークスピードに二乗で減衰がかかってしまい、調整でここを締め込むと単純に硬くなるだけじゃなくて過渡特性がすごい悪くなる。まあ調整は出来た方がいいだろうけど、あんまり締め込まないで使うのが正解じゃないかな。昔はダンパーが抜けて来た時に補正として使うって人もいたけど。
・ミライースのデッドニング、穴塞ぎにレアルシルトを使ったので比較的簡単ではあったが、やっぱりそれなりに面倒だった。そして音質の向上は劇的だったが、主に低音が持ち上がったため、相対的に弱かった高音がさらに引っ込んでしまい収拾が付かなくなった。ミニキャブの時もそうだけど、バスドラをズンドコさせたい訳じゃないと、バランスだけで見るとデッドニングの意味ってあんまりないような・・・本来は反対側もデッドニングしてからイコライザーいじるべきだが、とりあえずカスタムイコライジングで低音をマイナス1ぐらい、中音そのままで高音側に向けて+4ぐらい持ち上げて、やっと普通な感じになった。あ、あと、スピーカーのマウント部分がネジが馬鹿になってるので、これも影響ありそう。やっぱりMDFでバッフル作るか。
デッドニングで明確に変わるのは低音で、こっちは相当パワーをかけても破綻しない。元から今入れているスピーカーは過大入力出来る事がウリみたいな物なので、バスを持ち上げたプリセットイコライザーで聞くとびっくりするほどズンズンと音が出る。耳が痛くなるほどだ。
Posted at 2016/09/30 20:45:37 | |
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