2016年10月14日
・仕事は出荷して収穫して荷造りして、個人的な用事のを出荷。収穫は今日はパープル園に一本ある巨峰とパープルをやった。パープルはもうダメダメで、萎れた上に裂果ではあるのだが、それでも袋を破るとまともな粒も結構残っている。巨峰もそうだったが、粒伸びが悪かった木は裂果はしづらいのかも知れない。それだけ根がダメージ受けていたのだろうと思うが。
・スピーカーばらしてユニット摘出した。最初裏から見たら反対が見えて「エッジ切れとるやん!」と思ったら、このユニット、エッジがすっごい薄い繊維で出来ていて、シースルーだった。回り込み大丈夫なんかなぁ?さて、最近使い出した工具で感動したのはワイヤーストリッパー、以前からニッパや電工ペンチのワイヤー剥きでチマチマ剝いていたのだが、それなりに力がいるし、被覆が伸びるので欲しい場所でクランプしてもむき出し部分が短くなる問題があった。もちろん違うサイズの部分で着ると芯線を切ったり、逆に被覆も残って引っ張るハメになったりする。ところがワイヤーストリッパーだと冗談みたいに簡単に綺麗に被覆がむけて伸びもない。今日も端子サイズが違っていたので交換に活躍した。
あとはサークルカッターを使ってMDFマウントの穴を拡大、2枚重ねしてクランプで止めてやったのだが、最初充電ドリルでやったらボードが暴れて難しかった。速度速すぎるのかと思ってACドリルで回したのだが、こっちの方が回転は速かったのに上手く食いついてくれた。これは回転速度がある程度あった方がむしろ良いみたい。もちろん下の板はP650K用の穴をあけて、移植元のスピーカーに取り付けられるようにした。
さて、サイズを上げたスピーカーとDS1000の相性だが、果たして期待以上だった。やっぱり一番聞こえる領域のゲインが上がると情報量がさらに増えるよね。そうすると低音や高音なんかも生きてくる。ちょっとだけ不満なのはCDプレーヤーでデンオンのそこそこ高い奴なのだが、ピックアップの汚れか出力か、綺麗なディスクでも微妙にノイズが乗るようになってしまった。痛んだディスクだとより出るので、恐らくピックアップだと思う。音飛びもしやすいし、分解清掃したい所。
そうそう、ミライースにも乗ったのだが、スピーカーがどんどん変化していて、高音がかなり耳につくようになったのでイコライジングをいじった。ペコペコした音の感じはまだあるが、高音は結構綺麗な感じがする。自分の感覚の変化かも知れないが、エージングが進んだ可能性もある。ツイーターは普通エージングとかは言わないけど、なんだろうな。サークルカッターもあるので、MDFでバッフル作って交換してやりたい。
・改めてグラスウール同士での断熱性を比較してみた。どうも断熱性能だけ見てグラスウールはこれこれ、押し出し法ポリエチレンフォームはこれこれって議論されるけど、本当の所はどうなんかと。
普通品 高性能 スタイロ
(繊維太さ7~8ミクロン) (繊維太さ4ミクロン) 熱伝導率
10kg 0.05
16kg 10kg 0.045
24kg 16kg 0.038
32kg 24kg IB 0.036
32kg 0.035
Ⅱ 0.028
EX 0.024
参考@0℃ 空気 0.024
アルゴン 0.016
分かる事として、グラスウールは重量を増す事と繊維を細くする事は規格上ほぼ同じだけ違う。10kgを高性能にするのと1.6倍の重さにする事がだ。しかし、それで向上する伝導率は比例しないで、16kg高性能・24kgまでは比率的には高く上昇するが、そこからは鈍化して32kgと高性能32kgの差はごくごく僅かになってしまう。明らかにベストなのは16kg高性能だ。なんでか?グラスウールの断熱性は抱き込む空気に依存している。その空気の熱伝導率は0.024なので、保持筐体であるガラスがそれ以下だから、真空にでもしなければ向上しないのだろう。じゃあスタイロはなんで向上するのか?樹脂でも空気より遥かに熱は伝えるのだが、発泡の中に入っているのが空気ではないからだ。確か二重窓にも入れられるアルゴンだったはず。これが抜けると性能が低下する。
ちなみに、価格はメーカーは設計価格は出してくれているが実価格は結構バラバラなので(談合してたはずだけど)、ネット価格から拾ってみるとこんな感じ
100㎜単価 面積 坪単価
10kg 6000~7500 5坪 1200~1500
10kg高性能 7500~8600 5坪 1500~1700
16kg 8000 3坪 2700
16kg高性能 10000~14000 3坪 3300~4700
24kg 9000 2坪 4500
24kg高性能 ?
スタイロIB 4600 0.5坪 9200
実際に計算すると痛感するけれど、コスパは一番いいのは10kg密度の底値か10kg高性能である。性能で見ると10kgを1とした場合、10kg高性能は1.1、16kg高性能は1.2ぐらいになるのだが、価格はそれぞれ3割と2.7倍ぐらいに膨れあがってしまっている。もし厚さが稼げる場所であれば、10kg密度を使う事が間違いなく良心的であり、10kg高性能はそれに沿った商品としてラインナップされたのだろうと思う。24kg以上はコスパが悪くなりすぎて、ラインアップは存在しても取り扱い数のサンプルが全くなかった。
さて、スタイロは高い高いと言われるが、直接比較すべき24kg高性能の価格が分からない。でも16kg高性能との差はごく僅かである事を考えるとこのコスパの悪さはなんなんだ・・・2~3倍である。
・ラジコンはちょこちょことパーツだけ出てくるんだが、一体何があったんだ?一応受信機とサーボもHPのエンジンのビッグフットらしき物から取れば出るし、送信機も見つかったので、AMで良ければメカは準備できた。バッテリーと充電器も出てきた。それにしても本体がどこ行ったんだろう・・・あ、あとアンプがないか。アマゾンを見たらFPV(First Person View ドライバー視点の事)をラジコンでやっているというレビューがあり、車にも積めるようになっているのかと思ったら、もう10g以下のカメラがあってびっくりした。見る方も受信機と一体のグラスモニター(ヘッドアップディスプレイ)があって、セットで1万円もしない。最近ドローンレースの映像があるが、あれとかにも使われているらしい。これスゴイけど、どこで悪用されているか分かったもんじゃないな。
Posted at 2016/10/14 20:33:37 | |
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