2016年10月19日
・仕事は荷造り出荷、天気が今頃晴れだしてかなり暑くなっている。蚊がまた活動していたりすると腹が立つ。まあブドウは先日の雨で張りも良いし、日照があった方が少しでも葉っぱが残る感じもあるのだが。収穫は大体半分終わったかな?って感じで、決して終わりまで余談を許さない状況だ。
・三菱自動車の社長に悪いミスタービーンことカルロスゴーンが着任していた。日産を建て直したと評価されているが、実際は魅力的な車を出したとかではなく、手広くやりすぎた事業の損切りや資産売却、人間を含めてのコストカットを断行して見た目だけ経常利益出して株価上げて結果を強調してワンマン経営やっただけに思える。今後、三菱も分社解体されて不採算をどんどん捨てゴーンの賞賛本があちこちから出て、結局三菱は骨の髄までばら売りされるんだろうな。決して買ってくれて良くなるタイプの経営者ではない。
これは割と多くの人達の見方と一致していると信じるが、そういうスレの最後で「でもうこういう奴に身売りしなければならい所まで堕ちたのは日本人経営者の問題」って指摘されて、痛い所を突かれた感じがした。ハゲタカに食い散らかされて死骸を晒すのは、ハゲタカが悪い訳じゃあない、死んだ奴が悪いのだ。別にハゲタカに攻撃されて死んだわけじゃない、日産も別に三菱と食い合うシェアも車もない、と言いたいが、東南アジア産コンパクトは似ている。残りはOE関係だったから、ハゲタカとヒメコンドルがお互いが死んだら食べ合うのに似ている。一部にはこの買収劇の裏側にゴーンなど外資がいるという人もいるけれど、燃費偽装やリコール隠ししまくってたのは間違いなく益子はじめ旧経営陣の影響下だし、確かに末端の人はかわいそうではあるが・・・・願わくばシャープ同様、下の人達が残って経営陣をミキサーにかけて産廃埋め立て地に捨てて欲しいが、外資なんて育てる気ゼロだろうからなぁ。いつも割食うのは下。
・NHKがネット配信でネットから徴集とか言う愚にも付かない俗悪な布石が打たれていて、ほんとNHK・総務省など日本は恥知らずがお上になったなぁと。本当にそうなったらネットもやめる人が増えるとか、さらなるサイレントテロが広がるだけだろう。我々は日本をダメにした人達、企業が誰だったのかを忘れるべきではないが、本当に国が傾いてきたときに叩くべき対象は大抵が骸を晒しているだけってのがね・・・証券会社とか通信系とか結構死んでる。
・パトレイバーの太田と5次アーチャーの類似点もう1個見つけた。「ヘラクレスと戦っている」。ちなみに燃える男のレイバー、菱井ヘラクレス21は汎用作業レイバーながら比較的人型に近く、第一小隊の97式にはタイマンだと絶対負けないと開発者に豪語されるほどではあるが、AV98との間にも「荒川の幅ほどある」性能差があるため、本来は全く苦戦しない。でも太田は鬱憤晴らしか見せつけか、割と対等試合を演じてしまっているようだ。幸い負けた事はない。
・キャットアイの漏電ヘッドライトだが、リーク元が結局良く分からないので、バッテリーケース(漏電してるパーツ)をパーツクリーナーでドボドボ洗い、エアブローしてからティッシュで全体を拭いたら、暗電流がほとんど無くなった。電圧は0.01Vが出たり出なかったりなのだが、電流では全く検出されなくなった。という事で勝手な推測だが、樹脂そのものは絶縁体だが、表面に付着する汚れや析出する油なんかが導体になっているのではないだろうか?油そのものは絶縁体らしいが、不純物は当然多く含まれるだろうし。という事で電気パーツ
を時々パーツクリーナーで洗ってやるのは漏電防止に有効だろうと思われる。あと、気のせいかも知れないが、少し明るくなった気がする。この漏電は回路を形成しない状態で電圧もランダムにかかっている状態の話である。ライトを点灯する時は回路が出来ているので電圧も4Vぐらいかかるし、それだけ漏電が大きくなるのだろう。ちょっと前は接点復活剤とかもあったけど、まず汚れを落とすというのが大事だと感じた。そう言えば話は飛ぶがスピーカー(ボックス)も「拭くと音が良くなる」というオカルトなんだか良く分からない話があるんだよなぁ。もちろんケーブルを剥き直すと音は良くなるんだが。まだナノダイヤなんかも売られているが、とりあえず接点クリーナーでも買うか。オーディオのボリュームとか結構ガリノイズ出てるんだよなぁ。
・タミヤの現行(復刻版じゃない)ラジコンってわけわからんなー、メーカーも並べ方が雑すぎて発売順でソートが出来ないって事でちょっと調べて見た。面白いのは価格と性能が比例してない事。タミヤのオフシャーシは大まかにDF02系、TT02B系とDT02系とDT03系になる。復刻版など系列じゃないのもあるが。さて、DF02とTT02Bは4WDシャーシで、DT02とDT03は2WDシャーシであり、2WDはどちらもオフシャーシだがTT02はオンロードシャーシの流用の派生モデルという感じである。DT02とDT03は多分だが開発ナンバーやグレードから見て単純な後継シャーシであり、トラックタイプに使えるフロントサスが寝かせてるっぽいDT03Tとノーマルがある。まあDT02は380モーター積んだレジャータイプもあり、棲み分けとして「ハイパワーモーター積んでも一応走るロングホイールベースのDT03」と差別化されているのかも知れない。
TT02Bに関してはオンとのどっちつかずシャーシなんじゃないかとも思うが、ラジコンのオフは割とフラットダートをかっ飛ばすスタイルなので、ストローク伸ばして悪路性能を追求するのはビッグフットになるのだろう。実際TT01でもオフは何の問題もなく走った(が、ゴミの侵入が激しいので、メンテ的にはきつい)。
機種でよくアマゾンでもあたる物を書くと
DF02 エアロアバンテ 13800円
TT02B プラズマエッジ 11400円
デュアルリッジ 11400円
ネオスコーチャー 11800円
DT03 レーシングファイター 9000円
ネオ マイティフロッグ 9000円
DT03T アクロショット他 10800
DT02 くまもんRCバギー 9800
ファイターバギーSV 10800
デザートゲイター 10800
こう見ると順当な価格に見えるのだが、実はDT02の上の二台は380モーターであるし、TT02Bはオイルダンパーが標準、実売で見るともう少しTT02Bは安いので単純に性能とコスパで見ると TT02B>DT03>DT02になると思う。DF02は戦略的に安くしたのだろうけれど、実売だと完全に上のクラスの本格的なモデルというか以前の4WDダートのベースグレードだったが、TT02改造した物がボトムレンジを埋めた感じ。しかしフルベア化してあるなど、TT02との価格差なりの性能向上が最初からやってある訳で・・・一方DT02も古い奴はオイルダンパーやフルベア化してあっても随分安かったり、タミヤも販売戦略がちゃんとあるみたいだ。どれを買ってもその時点なりのコスパがあるというべきか
・AH88ヘルハウンドについて。パトレイバー世界で良く出てくる戦闘ヘリ、押井は攻撃ヘリが好きで良く作中登場させている。メモリーズの最終兵器とかパトレイバーの1,2、NextGとか。パトレイバー世界だと他にも警察の流麗なデザインの指令ヘリとか、陸自のOH6の後継のような観測ヘリ、報道ヘリなども多い。さて、AH88はP2では主役級の活躍を見せるテロリストの主戦力であるし、発展系のステルスヘリはPSのゲームの付属映像からNGの映画まで使われている。で、P2での活躍の時にも気になっていたのだが、こいつやけに飛ぶのが速いなーと思って調べたら、設定速度が最大436km、最大高度が6900mとかになっていた。ちなみにAH64Dは速度は276km(禁止速度365km)、ホバリング高度は2800m・対地効果ありでも4100mあたり。オーバーテクノロジーですやん。が、デザインを見て「そういえば・・・」と思い出した物があった。確かどっかがこんな試作機つくっとったなと。
AH88で目につくのは巨大なターボエンジンである。普通のヘリでもジェットエンジンは使われているが、もちろんそれはタービンでミッションを回してローターを回す事が主な目的である。ジェットで推進はしない。一方ヘリはローターが進んでいる時には合成速度でマッハを超えてしまいやすく、実用速度は300kmあたりで頭打ちになる。リンクスで400kmが世界記録だったか。それよりヘリを速くしようと思ったら独立した推進機関を持つ必要があり、これが複合ヘリと呼ばれるジャンルになる。昔はオートジャイロよろしく推進ペラもあったが、現在はジェットエンジンを積んで速度を出せるようにしてきている。シコルスキーX2というのがテストで460kmを出しているのが記録で、恐らくそういう仕組みなのだろうと思われる。あのスタブウイングは飾りではなく、おそらくちゃんと揚力を生むのだろう。ただ、そういう速度で飛んだ時にヘリとしての操縦性がどの程度あるのかは不明。
なんでも進歩するこの世の中でヘリのこの方向での進歩がかなり前から頭打ちなのは、つまる所ヘリとしての柔軟性と固定翼機としての経済性は両立出来ないからだ。同じようでいて全く違うのだから。ただし、例外というか「どうでもそうしたきゃこうする」って例が存在するというのも大きい。それはS/VTOLのハリアーやフォージャー、そしてV22オスプレイである。ヘリの形のまま高速化すると、推進がどうにかなっても操縦性や耐久性に重大な問題をかかえるので、それなら固定翼側をヘリに近づけた方がいいからだ。あ、コンベアXFV-1先輩は黙っていて下さい。そう考えるとグレイハウンドは映画独特のありもしないSFという事にはなるのだが、一方で現実を先読みしていた部分もある。それはステルスVTOLと考えるならF35Bがまさにソレにあたる。まあハリアーをステルス化したと考えてもいいのだろうが。
あとはヘリをステルス化というのも重要ではある。ちょっと前までは戦車に対して対戦車ヘリはとてつもなく効率がいい天敵として考えられていた。交換比が9だか10だかとかね。実際中東でも活躍はしたのだが、一方で被弾率が想像よりかなり悪かったと聞いている。稼働率も低く、対象戦争で両軍が衝突するような時にダメージ覚悟で殴り合うケースならまだしも、非対称戦争で絶対突破されない事などを考慮せず、価格対交換比が重要になるケースだと、高価な攻撃ヘリを使うより安価な固定翼機やヘタしたらCOIN機で殴った方が効果的って考えになっている。そのぐらい、歩兵携行SAMだの対空機関砲だのが進歩してしまった。そういう中でも硬い目標のためにヘリを運用したいとなるとステルス性が重要になってくるのが分かる。
ちなみに、上で安価でつおいと書いたのはA10Ⅱらへんの事だが、こいつが600万~1000万ドル、6~10億円とほーぼ90式戦車らへんと一緒。日本だとAH64Dは中途半端な導入でかなり無駄金を使ったのだが、一機52億円らへん。実際は周辺含めて100億ぐらいだと言われている。高すぎ。アメリカだと1450万ドルらへんなのでA10の1.5~2倍ぐらいの価格だ。どう考えても割に合わない。F35は大体1億ドルなのでA10の10倍、100億円前後が予定されている(アメリカ向けで)。じゃあ今後の作品でF35なりV22あたりが主役級の活躍をするのかと言うと微妙。ヘリは速度が遅い事がいいからだ。最高速度がローター側で決まっているので、デザインがゴテゴテと映像映えする形をしていても許される。
・パトレイバー関係で物欲というより知識欲が刺激されたので小説版も注文した。ついでにニンジャスレイヤーも追加。小説版は押井が絡んでいる評判が悪いのじゃなくて、TVシリーズなどの脚本をやった人達のシナリオ集みたいなの。後藤さんの掘り下げがどのぐらいされているかが楽しみである。
Posted at 2016/10/20 02:17:36 | |
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