2016年11月11日
・昨日はピンケーブル聞き比べだったが、さらに一本出てきたので追加。やっぱりオーディオテクニカだが、PCOCCという古河の電材ので名前がない、赤紫の細いシースのヤツ。これが一番好きだったとの記憶通り、解像度や質感、音域など突出はしてないがバランス型で、音楽がちょっとシリアスになる感じがする。サントラのGガンは田中公平サウンドなので基本ネアカなのだが、これで聞くと陰影を感じる。ただ、コネクターが結構傷んでいるのは気がかり。どうもオーディオテクニカが既製品として売っていた物とは違う物がついているようだ。
・あと、部屋掃除と比較のためサンスイのα607も分解清掃した。ボリュームのガリノイズをなんとかしたかったのだが、トップカバーとフロントパネル外してもボリュームはさらにフレームの奥にあるので諦めた。が、フルボリュームまでグルグル回していたらガリノイズは消えたので良かった。あとはピンジャックの清掃で、これは金メッキはしてないので結構酸化していた。接点復活剤だのクリーナーだの不織布などで清掃した。中はかなり埃が積もっているので、エアブローしてよかった。
さて、最近のリファレンスの2424+とα607の比較、よく10万クラスのアンプに相当すると言われる2424+は同じ条件でどう聞こえるか興味があったのだが、結論から言うと2424+の方が小音量の時からクリアーで無色、αは少し暖色のホワイトノイズを感じ、残響などもふくよかで、相対的に言えば音を作っている感がある。しかし、2424+の11時の音量はα607だとせいぜい8時、音量ゼロが7時ぐらいなので、全然鳴らしてない状態なのだ。試しに9時ぐらいにすると、パワーと一緒に情報も出てくるようだ。車で言えば2424+は軽自動車で、小回りなど狭い所だと燃費もいいし優れる。αはGTカーで、買い物なんか知らないが高速をかっ飛ばすには向いている。アナログアンプも車も高級機種になるとどうしてもパワーも大きくなる傾向があり、直6のゼロバランスを軽自動車で作るって事が出来ないのだ。まあ真空管アンプなどに手を出せば、パワーが無い高音質アンプも出来るんだろうけど、それはS30ZとかE30みたいな物という気もする。
オーディオだと最近またミニキャブのカーオーディオの音が良くなった気がする。乾燥したり温度が下がったり気候的な要素かも知れないが、アルパインのスピーカーユニットがあまりに優秀すぎてミライースにも付けたくなる。ほんと、見た目から言うと3WAYのPPウーハー、アルマイトっぽい仕上げなど高級品には全然見えないんだけどねぇ、値段だってさらにさがって4400円とかになってるのに。
・仕事はチェンソーで伸びた雑木の伐採、毎度だがクワやニセアカシアはほんと切りづらい。水分が多くて挟まりやすく、組織が粘って挟まるし、株立ちするので伐採が面倒。また、防鳥ネット巻き込んだらクラッチ繋がりっぱなしになるし、アカシアは崖に生えてて引っ張りあげるのも大変だった。ブドウだと枯死した巨峰はカラカラでなかなか切れず。また、堆肥に生えたアカザがチェンソーでもなかなか切れなくて笑った。これ草じゃないわ。チェンソーは戻ってから分解エアブローしてプラグチェックしたが、結構負荷かけたのに綺麗に焼けていた。ただ、無理な負荷で回すとエンストするのが悩みか。そろそろデプスゲージの方も少し削らないといけないかも。
林業士でカフェレストランやっている所が久々にあいていたので入ったのだが、ニセアカシアは成長が早く導管が太いため砂利なども吸い上げるそうで、だからチェンソーが切れ止まるのが早いのだそうだ。大内さんが言っている自然再生に関しても、ニセアカシアの駆除だけは人力でやらねばならないそうで、本来は放置した方がいいのに困った問題だそうな。しかし、クヌギやミズナラが30年かかる再生サイクルを5年かそこらで出来てしまうのは魅力で、ちゃんと管理された平地でモヤガキなどして薪炭林として高回転で手入れするなら魅力的だとも言っていた。実際、ニセアカシアの成長はクヌギあたりの5倍はある。あとは松枯れ病の話で、松枯れの母樹の子孫は1/1000ぐらいで対ウィルス性を持っているのだそうで、そういうのを自然更新で残せばいいとも言っていた。実際松枯れ病が何回も発生している場所では、逆に言えば耐性を持っている物に淘汰されていっているはずだし。
また、農業の観点からは一つの問題に気がついた。品種固定と耐病性の問題である。例えばブドウ品種を例に取ると、基本的にはこれはクローン増殖をかけているので、遺伝子は同じである。一方環境因子、特にウィルスや病気はどんどん進化していく。今は農薬で防いでいるけれど、本来はちゃんと罹患させて繁殖させる事で、品種自体もアップデートさせていく必要があるはずだが、そうすると特定の品種ではなくなってしまう。実際、色も形も味も違うブドウがまぜこぜで栽培されて売られても消費者困るが。
・水路が流れていたのでSSで水汲み上げてタンクに入れて置いた。これで野焼きの消火に使える。そろそろ1度枝などを野焼きで綺麗にしてスペース作りたい。
・今年もベランダ温室の温度が上がってきたのでリンゴチップスをつくりはじめた。昨年の経験から「皮付きの方がバッキバキに割れないで扱いやすい」と学んだので、そのままスライサーにかけたのだが、リンゴが大きすぎてスライサーに引っかかる物も。どうしようかなーと思ったら、皮剥きを作動させておくとサイズがジャストになる事を発見、そこまで考えて作っていたらたいした物だなぁと感じた。扇風機で送風しながら乾燥させると、すぐに表面が乾くためか色が比較的綺麗なまま乾きだしてくれた。ただ、送風機が貧弱で乾きが悪い。部屋に送風するのを諦めてフルパワーで送風してガンガン乾かすのもやってみてもいいかなと思っている。昨年はリンゴ吊しすぎて物干し下げてたヒートンが歪んだので、今年は数を増やして対応した。また、途中で吊す仕組み、昨年はカラビナを使っていたのだが、良く考えたら普通のループしたヒモをヒバリ結びしておけばフックかけられるので途中でもかけられる事も分かった。
・あとはパープル畑も整理している。ここも雑草多くて面倒そうだ。明日は農協の感謝祭もあるし、イベント目白押しだな。
Posted at 2016/11/11 21:13:19 | |
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