2018年07月08日
・仕事、朝はまだ雨がバラバラ散発的に降っていたのでH、I園にワラ運んでシャインの誘引をしたり。先日からの雨で湧水がかなりあり、暗渠パイプからタンクに水が沢山たまっていた。先日までカラカラで困っていた訳だが、どのみち貯蔵出来ないのでポンプでチューブ潅水に使っても必要な時には足りなくなるんだよなぁ・・・ その後は袋掛けを各園で行ったが、I型袋はほんと嫌だ。L型は自分でもびっくりするぐらい指が勝手にかけていってくれるので早いんだが。多分ガチれは毎時100枚で1日800枚ぐらい行ける・・と思う。っても1園かけ終わるのに5日とかかかる計算か、つらいな。またパープルはもう着色がはじまりだしてショック、というのは着色する=果実肥大はもう進まない=小粒という事になるからだ。パープルは着色先行度合いが甚だしいので、着色しても完全に太らない訳ではないが、枝はこんなバカみたいに伸びたのに実が太ってないのは新梢管理の問題だけなんだろうかと言いたい。新梢切ってる所でも今年はパープルは太りがイマイチで、やっぱり水がジャブジャブないと大粒種は出来ないって事だろうし、そうすると無動力チューブ潅水じゃ足りないかもな。
・自室が暑い。西日が当たる二階だからとも思ったが、雨が降ってる日でも隣りの部屋より暑い。という事は人間の活動熱なんだろうかと推測。それがどのぐらいかなのだが、照明が30Wぐらい、PCが100Wぐらい?モニターが50Wぐらい?人間は空調関係だと100Wで計算するらしいので、全部で300Wぐらいだろうと。コタツの弱運転とかホットカーペット分ぐらいにはなっているんだなとは思ったが、それだけでこれほど暑くなるものかなとも。
・孵卵器が届いたのだが、写真で思っていた通り大きな問題が発覚した。こいつ12個とか書いてあったけど9個すらきついぞ?転卵用の枠が小さすぎて12個はまず入らないと思う。また転卵のシステムも曲者で、卵が枠の中に引っかかって上手く回転しなくなる事も分かった。うーん、これじゃあターンテーブル10個の奴の方がまだマシじゃないか。とは言え卵ももう注文してしまった(しかも15個セット)ので、どうにかせんといかん。というか、多分そうなるだろう事も見越して対策も考えてある。
まず枠は増設する事でいくらでも増やせる。モーターのトルクで限界はあるが、まあ卵転がす程度はいくら増やしても平気だろう。そうすると下のトレーに収まらないので、トレーを発泡スチロールのケースにして拡大する。発泡スチロールなら透湿性はないし保温性が高いので多少ヒーターの能力が低くても全体を高い温度に保つ事が出来るし温度差もなくなる。これで15個は回せるようになるだろうから、あとは7日目の検卵で無精卵をはじけば12個前後に減るだろう。
とりあえず温度キャリブレーションに保温調理器に孵化器さら突っ込んで見ているが、温度というのは難しい物で「どれが正しいか」が分かりづらい。放射温度計や調理温度計や外気センサーを使ってみても結構バラバラ。放射温度計は元からそこまで高精度ではないというと語弊があるが、対象物の放射率で表示が狂うので正確ではないからいいとしても外気センサーがイマイチ適当な数字を出す。そして保温ボックスに入れたら設定37度でも温度が41度らへんで止まった。取説にもあるが(室内)温度20~25度で使うよう指示があり、どうも高い温度だと上がりすぎる模様。っても普通に考えてそんなアホな事がある訳ないんだが、そこがチャイナクオリティーか。どうやら保温力パラメーターとか加温力パラメーターというのがあり、そこらへんが悪さをしているようなんだが、そんなのちゃんと温度を守ればいいだけの話のような。多分信用出来ないのを分かった上でそういう雑な設定をやっているんじゃないかと。なんか色々いじる事を考えたら素直に大きいの買って置いた方が良かったんじゃないかと後悔。まあ有精卵喰えばいいだけの話なんだけどね。アヒルは名古屋種に抱かせればいいし。
ブドウ園の雛は無事4羽いるが、でかくなったなぁと。最初は首がひょろ長くて不気味な姿だったが、今は顔がモズっぽいカエル顔になってきている。モズが剽軽に見えるのは、猛禽類特有の前方視界に特化した顔だからで、タカほど嘴が飛び出てないので、なんかカエルとかアヒルみたいに見える。もう一つの葡萄園の巣は卵が4つに増えていたので、そろそろ抱卵だろう。卵は糸のような模様が目立つ形で、ちょうど先日カッコウの話題でホオジロが最初のターゲットだったのではないか?という話で聞いていたので検索かけると卵はそっくり。そしてホオジロの写真を見て納得、こいつは良く巨峰園で鳴いている。とても綺麗で長いフレーズなのだが、これは聞きなしで「一筆啓上つかまつり候」なんて言うらしい。さて、こっちは無事巣立てるだろうか。というかネット張る予定なんだが、抱卵11日に巣立ち11日で22日だと8月はじめだからカラス害はじまっちゃいそうだな。
・ホームセンター、防鳥ネットは切らしているくせにF-TOYSのVSシリーズは新しいの入れるとか訳分からん。Bf110とモスキートの奴はかなり苦戦してたと思うが(2個は私が買った)。しかし、大人気の機体はある程度やったからか、今回は二式単座戦闘機「鍾馗」とカーチスP40ウォホークというしっぶい組み合わせで買わざるを得なかった。当然、風神雷神ファンとしては二式が欲しかったが、1個買って第23飛行隊第2中隊の二式はあたった。ただ、全部緑色の地味なカラーリングで、シルバーのではなかった、やや残念。これでシークレットが雷神だったら大人買いする所だが、なんなんだろう?
・英国ミツバチの本を読んでいて働き蜂の寿命がたった6週間と書かれていた。そんな短いのかと思ったが、やはり時期で変わるようで、越冬時は半年ぐらい生きるらしい。そして内勤蜂と外勤蜂に関しても面白い事が分かった。内勤も一応仕事の分担があって、最初は巣の掃除、次に幼虫の世話でより年長幼虫から幼い幼虫に変わるらしい。そして巣の建築や修復が出来るようになり、餌の受け取りや荷役、外の警備となるらしい。この順序は完全には固定されていないが、内勤時にもミツバチは成長しており、飛び回れるようになる前のOJTみたいな感じだ。そして食料集めをはじめると急激に老化して2,3週間で寿命だそうだ。つまり内勤状態なら長生きするとも取れる。飛ぶというのはそれだけエネルギーを消耗するという事なんだろう。
また雄蜂は交尾のため存在するが、彼らは無性生殖で生まれた蜂であり、処女女王蜂を交尾させないまま捕獲して巣を作らせると全部雄になって巣はいずれ滅びる。では普通に生まれた雄蜂は何になるかと言うと、巣で特に仕事もせずブラブラしているだけだそうだ。彼らは針すらないので、防衛任務は行わない。ただ、越冬時期がくると働き蜂に追い出されるか殺されるそうで、色々考えてしまうねぇ。
・明日は小学校指導(すごい軽く出る予定)、袋掛け、デラ摘粒(思ったより混入はなかった。着色しているので鳥害が怖い)。水田は1度乾かして草取りたい。
Posted at 2018/07/08 23:05:39 | |
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