2018年07月10日
・暑くて暑くてムシムシして辛くて、エアコンが効いた部屋に入ったり家でエアコンの直の風に当たると生き返るのだが、先日髪の毛切った影響もあってか頭痛がする。冷やすと風邪、冷やさないと熱中症とかもうおかしい。人間の調整能力の低下が一番大きいのだが、暑い環境との落差が大きく不規則な生活で体力も落ちてるのが響いている。暑くて嫌々風呂に入ると体が冷たいとかもう訳分からん。
・仕事は水管理、雨よけの修理とデラの摘粒、会議挟んで袋掛けをやったのだが、なんかイマイチな進み具合。摘粒は一番入る木で一通り見たのだが、やっぱり例年同様入っていて面倒な房は切り捨てる。ちょうど見分けやすい時期だったが、以前より混入が分かりづらくなっている。まるで水田雑草を除草しつづけていたらヒエのように稲に似ていて除草を免れた物が残ってしまったかのように、混入を分かりづらく混ぜてきているかのようだ。ま、お前は子孫も残さず今年切り倒すんだけどな、残念。あとは当歳猫が一匹で住み着いている感じ。うちの猫と同じカラーリングでいたずらっこな顔している。野良は基本的には警戒心が強いのだが、こいつは野良としては好奇心旺盛な感じ。もちろん近寄るのも今は結構遠くから逃げられるけど。不思議なのは、この畑に今日だけで3匹の猫が来たのだが、どれもこの子猫と特に争う感じでもなく、親なんかと思うほどだが、どれも模様が全く違って血縁関係が見えない。
さて摘粒していて今年も鳥害を確認したのだが、ヒヨドリはホバリングでつついたり足場でつつくので分かるんだが、今年はまだ見ないし違う感じ。肩の方からつついてあるが、そういうムクドリ系の食べ方とも違う印象。うーん、これなんだろう?と思いつつ作業しながら観察していたら、なんとスズメが突いていた。スズメは確かにワラの保管などをするので、落ち穂狙いでかなり来てはいたが、無害だと思って害虫駆除になる程度に思っていたが、これはショックだ。検索したら研究でもブドウを食べた事例が報告されていた。これが最悪な理由の一つはスズメのサイズは小さいので一般的な45㎜目合いの防鳥網でも防ぎきれない事、他にも群れで来る事、生息数が多いことなどがある。検索するとスズメはネットの目合いが22㎜の物までは通過出来るらしく、強力タイプの25㎜目合いでもやろうと思えば侵入しかねない。経験的には椋鳥は45㎜目合いに稀によく引っかかるので、通過は出来そうに思って突っ込むのかどうか分からない。ヒヨドリは45㎜は素通りする。これは飛び方の問題で、滑空時に羽根を折りたためるヒヨドリは大きさの割に通過しやすいのだろう。それでも稀に首だけのヒヨドリがネットに引っかかってたりするので、猛禽類に追われて慌てるとかだとはさまる事もあり、捕食されてる。一応スズメは21cm、ムクドリは24cm、ヒヨドリは27cmぐらい。もちろんネットは完全な防御でなくても防御効果は多少はあるというか、完璧なネット防御こそないので、隙間はどこにでもある事は事実。そして25㎜目合いだとムクドリとヒヨドリは完全に防げるがスズメは難しいという事だ。
ただ、スズメが食べる品種は今年でやめる理由がまた出来ただけで大粒種に袋かければ食害するのは鳥だとカラスぐらいな物だ(カラスが破った所をヒヨドリが突く事はある)。だから今年だけスズメを追い払えればいいので、流行のタカの形のカイトカカシを買って取り付けて置いた。でも慣れるので、収穫は急がないといけないし、ヒヨドリなども来るだろうからネットはかけたい。
午後はI園とZ園で袋掛け、やっぱりI型はとことん使いづらい。L型はどんどん進む。あとシャインの房がほんと小さいままだ。これは出荷するのも恥ずかしいし食べるにもバカらしいので、割り切って奇形や小房を落として樹勢を強くする事にした。改めてブドウの成園化は難しい事を感じる。ここの園は一昨年植えて2年目で初生り、今年3年目で一本50房ぐらい持たせた訳だが、正直金にならないので何も生らせない方が手間がなかったかも知れない。来年3年目になるI園やA園(こっちはやっとD園の1年目並だ)の管理の参考にして、来年も結実は避けようと思う。ああ、成長に使ったエネルギーが無駄になる。Z園はさすがに完全に成園になっており、肥大も見られるし着色も更に進んだ。
・昼間は会議だったが、参加者の一人が計画の変更を上の人達に諮った会議結果をかなりねじ曲げて通達して、部会長がある理由で難色を示したのを、別の人物が別の理由で難癖つけたように報告する。さらに、その難癖に逆切れする形で計画自体をやめると宣言して、異論があるならそいつだけでやらせるとか言いたい放題。別の人物の難癖とされたのも正当な部分もあるのに、会議で殺してやりたいとか平気で言っていて「あ、この人は本性こんなのバレてるの平気なヤバイ奴なんだ」と。その会議にはこの会議からも3人出席しているのでウソついてるのもバレバレだし、だからこそ妥協案が別の形で示されていたのに否定。私はその計画を破棄する事自体は反対ではないが、全部自分サイドの見方に変えて更に不在を良いことに暴言はきまくるワンマン野郎で嫌になったが、こいつが横暴を極めている背景はさらに上層部にだけ覚えがめでたいように振る舞ってきて、トップがバックにいるというのがある。つまり、上層部の腐敗や無能や自己中心が分かりやすい所で出ているのだ。分かりやすく言うと農協の部会の上層部にグループがあって、皮肉な事に人間性捨ててる人達には居心地がいい所になっている訳。グループのトップは長年ある人だったが、さすがに高齢化して恐らく次ぎは穏健な人がやるんだろうと期待されていたが、まあ朱に交われば赤くなるで、結局大規模で意に沿う人達だけで物事を運ぶ用になっちゃって、その下の人達もこうなっちゃってる。嘆かわしいというか農業の衰退がグループ化と囲い込みに走っているんだろうが、そういう人達とも折衝しなければならないのが一番きつい。
・孵卵器は温度が大体安定してくれて、設定などはコツを掴んだので、あとはこれをどこまで続けられるかだろうか。最初の検卵が楽しみなような怖いような。また温度に関して忘れていたが、低い温度の場合、ウズラだとペローシスという脚の病気や内蔵が弱い子の発生の可能性が指摘されていた。ニワトリでも出る病気だが、温度による影響の指摘は無く、小型のウズラ特有の現象かも知れない。畑のモズは雄が電線に止まって警戒しているのが分かる。昨日の今日なので、すぐに警戒音は出されないが、警戒音を出す範囲が割とハッキリしていて面白い。またA園ではヒヨドリが珍しく10羽ぐらいの群れで飛び回っていた。恐らく巣立ち雛と一緒に飛んでいるのだろう、こっちは被害受ける品種はないが、ロケット花火で追っ払ったらシャツに火花で穴が・・・
・明日は袋掛け、除草草刈りネット張りらへんか。1度草刈ってネットに絡まないようにした方がいいかも。Z園はあれモアで刈るか除草剤か迷うな、エノコログサなので刈ってもどうせ出穂は止められないが、酷い害がある訳でもないし、でも除草剤も今なら200倍相当でもほぼ枯れてくれるし。
Posted at 2018/07/10 21:30:05 | |
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