2018年07月12日
・朝はZ園の袋掛けをしてから、猫が亡くなった所に行ってお参りしてくる。飼い主さんは意気消沈して猫はもう飼わないと言っていたが、家族が飼えと言っているそうな。確かに生き甲斐喪失で一気に老化されるのも怖いが、事故があるのに飼えと言っている家族がどういう見識なのかちょい疑問、閉じ込める前提ならまあ分かるけど。
その後、B園の混入の識別がきびしくなるだろうから抜いたのだが、今年は前書いたように分かりづらいが分散しているイメージ。以前は強い枝には分かりやすい混入があったが、今年は割とばらついて混入している。そして段々違いが分かって来た。まず分かりやすい混入粒は種の数が4つとか大量に入っているため生育が目に見えて遅く大きい。一方今年のは1粒入っているかどうか、ヘタすると痕跡程度で成長差が気になってしまう程度であった。これが何を意味するかと言えば、まず混入の程度自体下がってきていて、ヘタするとこの程度は当然で出している農家さんもいる程度だと言う事。確かに混ざってはいるが、無核の許容値であろうという事だ。が、酷い混入も確かにあるので、摘粒が無駄だった訳ではない。あと、環状剥皮の効果はすさまじく、本来もう少し色上がりが遅くて摘粒が遅くなる=肥大しきっていて穴が埋まらない=等級が下がるという所が、今回はまだ早く摘粒出来たと思う。無論、あと1週間ぐらい早く入ろうと思えば入れただろうけどね。近所のブドウ園も見させてもらったが、今年は間違いなくうちが一番色上がりがいいみたいだ。鳥害はカイトで一時的にせよ収まっているが、これはたかられるなぁ。
あとはA園でパープルだけ先に袋をかけていたが、助っ人が来てくれたのでZ園に再び移動。ところが30分も経たずにスコールのような強い雨が降り出して作業中止に。夕立と言えば夕立かも知れないが、予報にもなく、車で5kmほど走ったら全く降ってない場所に出たりと局所的に低い位置で雨雲が発生している感じだ。もう消毒しないと病気になる。
雨の間はI園に言ってシャイン誘引、ここは順調に伸びていてI字に相当する部分は予定まであと僅かまで伸びている。Hの部分に関してはまだちゃんと伸びているのは一本二本程度。そして株元をチェックしたら二本にスカシバが入っていた。一つは割と大きくて薬剤で飛び出してきた所をグチャグチャにしてやれたが、もう一つは初期段階で出て来なかった。恐らく内部で死んだんだろう。ほんと嫌な虫だ。幹なども念入りに調べたが、こっちはパダンが効いたのがいなかった。逆に言えばなぜ一番重要な株元に限ってという所だが、地際に半分潜りながら食い荒らしていたので、食入位置が低すぎたか、時期的に幼虫がすでに入っていたのかも知れない。チェックが早くて助かった。雑草も増えてきたし、除草しないとまた卵産まれるな。
・昼間はA園に行った所で自転車のリアタイヤがパンクした。先日空気入れたばかりだが、英式なんで信用ならない。という事でシュワルベの米式バルブのチューブを購入、こっちの方が高圧対応なのでヌケも少ないのは確認している。これで一つの自転車でバルブソケットを交換する手間も省けた。自転車屋では今は27.5インチのMTBかロード系かという感じだな。
・卵は孵卵器に入れて4日目になった。当然だがまだ変化はみられず。モズの巣は近づいたら今度はけっこう強く警告されるので放置、ミツバチの巣は近づいたら蜂が暴れ回っていて慌てた。もうオオスズメバチでも来たのかと思ったが、探してもそういう要素は見あたらない。でも蜂たちは針金部分まで回って出て巣の回りを飛び回っている。よーく観察したら基部の接続ハチマキが半分ずれ落ちていた。おそらくアレが落ちた時に衝撃があり蜂が興奮したか、衝撃がありあれが落ちたかだろう。幸い数時間後に見たら蜂たちは落ち着いていた。
・先日ちょっと書いた長野県の名城、松本城のお堀の拡幅工事が、自然由来の鉛だかヒ素が基準値以上とかで断念というニュースが入ってきた。元々は松本城の城堀があった場所が埋め立てられていたのを、発掘調査兼ねて掘って堀として復元しようという計画だったらしいのだが、有害物質の除去の費用が膨れあがり、また土地所有者にその費用を請求すると交渉が頓挫しかねないためらしい。最初は「まーた無計画で調査不足でどうせ裏金とか賄賂の元になる公共事業や土地買収やって誰も必要としていない堀を市街地のど真ん中に作って多選市長の老害もここに極まったな」と思っていたのだが、これを芝地として整備するという青写真を見たら割と良さそうだった。むしろ他の堀も芝地でいいんじゃないのかと思うほどだ。堀は景観は元通りかも知れないが、昔のように堀の水は河川に接続してないので、今は池である。動かない水なので汚く、定期的な浚渫管理が必要で、当然ながらその上を活用する事が出来ない死に地である。一方大面積を芝生にして公園として広げるとイベントスペースにもなるし管理も簡単にできるし城の景観もより遠くから見られる(それは堀でも良さそうだけど、堀は立体的に作る関係で近いと多分堤防が邪魔になる)。
また市街地は正直もう商業的には下がる一方で大きい交通機関も存在しないため、空洞化が進んでいる。まあ事務所とかは沢山あるんだけど、行く価値がない。そこを多額の金をかけて再整備して活性化とか言うぐらいなら、更地を作って密度を下げる干渉帯があってもいい。なんなら既存の城の外堀公園も外周部ほど人もいかない薄暗い場所になっているので、どうせなら切り開いて見通しがいい平地っぽい城にしたらどうかと思う。
にしても、改めて城という建造物が残っている事は観光資源になって郷土の先人の努力に感謝はするのだが、城が体現する保守主義、権威主義、階級主義なども残っている事にもうんざりする。まあ善光寺のような寺社仏閣がそうじゃないかと言えば、宗教絡みはアンタッチャブルで先日もセクハラ住職の罷免関係で荒れてるし、あっちも旧市街はイマイチって話もあるけど。
・明日の予定 防除、G園とZ園かなぁ、どこも中途半端に終わっていないので全部やる必要があるっちゃある。加工トマトも病気っぽいのが見えてきて不安。草刈りをしないとちょっと防除はやりづらいか。でも袋掛けのお手伝いが来るのでそっちもやらないと、ああああああ作業重なりすぎ!
Posted at 2018/07/12 20:36:00 | |
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