2020年05月19日
・仕事はトマトの定植、今回は耕転が浅いのか有機物が引っかかるのか杭が刺さりづらい。前のが腐っていたので作り直したが、マルチが裂けずに伸びて穴が開きづらいので、刈り払い機のチップ刃の廃品から刃先を切り出して挟み込んで装着、これで穴は100%あくようになった。それでもマルチが張り付いてだんだん穴が開けづらくなるのは同じだった。またネギを入れるのが手間で、時間がかかった。ネギがなければ2時間もあれば終わったと思うが、ネギがあったので4時間ぐらいかかったような。特に今年のネギは曲がっていて長いので引っかかったり詰まったりが多い。でもネギを入れると青かれ病対策になるらしい。結局自分ちで起こした苗は全然成長しないので、持ってきて温室に入れる事にした。温室が狭くて挿し木にアイガモにとギュウギュウだ。そうそう、今年のトマトはもう花が咲いている。確かに開花直前のを定植するとあるが、昨年の品種はなかなか開花しなかったような気がする。この移植方法は浮き苗が出るので、乾き具合を見て修正があるので明日見回り。今頃だけど、苗箱にダイアジノン入れとけばネキリムシ対策一発だったわ・・・畝はあと4列ぐらい余ってる。
・あと、今日も雨が降った。夕方から降る予定が、昼すぎからもうお天気雨。B園の被覆を降ろした。濡れたパイプの上での作業は事故が怖いのでやりたくなかったし、一人だと被覆が絡まってると面倒だったのだが、慣れてきたら一人でも出来るね。被覆はもうかなり劣化してきていて、日照を遮ってしまうので極力巻き上げておきたい所。またトラカミで主枝が一本死んだ、一本にした所でこれがあるから嫌だ。今回は芽傷処理した所に入っていたので、傷で害虫の痕跡発見が出来なかったのが敗因だ。天気は不安定だわ地震はよくあるわで、今年もへんな季節推移だ。
・ヒヨコ達は元気にしている。雄鶏はやはりちょっとヒヨコを追いかけるのでストレスになるらしく、小屋に入れといたらヒヨコは伸び伸びとしてる。でも、雄鶏が外敵警戒してるのもあるので、上手く受け入れてやって欲しい所。久々に雄鶏捕まえてあちこちもみもみしたが、こいつは足は発達しているが胸肉が乏しい。実際羽ばたいてる事はないし、退化しているのかも。あとなぜか小屋の方にヒヨコが入っていったりしてた。餌があるからかな?アイガモは急激に成長している。ヒヨコ比較で見ていてぱっと大きくなったのが分かる。温度変化にも強くなったようで、濡れても集団で固まらず自由にしているし、水に入れても溺れるそぶりがない。アヒルは水は好きだが溺れるのに、アイガモは水は嫌いだが溺れないという皮肉。
・今日、一番驚いた事は、ヤンマーの耕耘機のクラッチワイヤーが廃盤で出なかった事だった。いやさぁ・・・前もその前も割と部品なかったんだけど、今度もなのかよ。調べた人もびっくりしてたわ、私がそんないろんな耕耘機持ってる事に。実際は一台は地主さんちのだし、DK7にしろMT30にしろ偶然もらったという感じなんだけどね。耕耘機そんな使わんし・・・
ただ、大型の農機具だとワイヤーが太いので自作は無理だが、MT30のワイヤーは1.6㎜なので最悪自転車のパーツが流用出来ると思って分解。インナーはクビで錆びてたので抜けた。てか、これインナーをステンにすればアウターはケーシングあるから大丈夫なんじゃ・・・そうそう、クラッチの基部はインパクトでプーリー緩めて外せた。アウターも再利用出来るので、どうしようか迷ってる。
・明日 MT30修理、房作り、薪片付け、イネ補植・枝焼き、トマト苗温室移動
Posted at 2020/05/19 21:20:12 | |
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2020年05月19日
・自分で予定にしておいてなんだが、実際にやるときっついなコレ。終わって帰宅したらすぐ寝てしまったほどにはきつかった。と言っても田植えの方は準備さえしておけば1反程度なんでとくに難しい事はなかった。田植機もすぐ動いてくれて好調だったし。問題だったのは苗だった。今年の苗も根が弱く一枚でマット状に剥がれてくれず、細切れにして積み込むハメに。まあ細切れでも田植え自体は出来たのだが、ロスが2枚あって不足しそうに。ちょうど近所の先に植えた人に余分があったので、それを4枚売ってもらって余分が3枚程度に収まった。つまりギリギリならロスさえ無ければ12枚でやっぱり良かった事になる。3枚の余分はこれから補植で結構使うので、実際はそこまで余裕はないだろうが。もらった苗はさすがに根がしっかりしていたが、葉色が落ちてちょっと弱そう。心配していた丈はうちのも大きく見劣りはしなかった。昨年がかなり長く伸びただけかな。浅水管理で活着を優先で育てる予定、不陸は多少はあるが許容範囲かな。
・大変だったのはマルチで、今年は大きい面積を一人で張るのでライン引きからマルチャー借りだし運搬から作業全部一人。でも、慣れると割とワンマン作業でも出来る事が分かった。今年はマルチャーの土寄せが好調で端が浮く事もなかった。てか、これ昨年借りた機材と違うような。シールが貼ってあるから同じはずだが、昨年まではなかったスポンジローラーやらテンショナースプリングやらがついてる。貸し出し日誌みたら整備があったようなので、その時にアップデートされたのかな?この追加のサブスポンジローラーが優れもので、これがマルチを挟み込んでくれるのが良かったみたい。若干斜めに進みたがるのでその修正が大変だった。今年は畝幅2mと1.8m両方やったので、どっちがどうだったのかを見たい所。マルチは2本でちょっと余ったので全部1.8mでも2本でいけるだろう。さほど暑い日ではなかったが、途中で水が切れて大変だった。今後、水の補充には気をつけないと。
・ニワトリのヒヨコ第一陣は何故か前からいるニワトリにあまり追い回されていない様子、農機具の下を拠点に草を良く食べている。オスニワトリも気にはしているようだが、取り立てて追い回していない。もしかしたら、自分の子供である事がなんか分かるのかな?後藤と名古屋は仲が悪くて困ったけど、一応今は群れになっているが。ただヒヨコも外に出すと仕舞うのが面倒、小屋ならば自分らで戻るだろうけど、コンテナだと戻ってはくれない。アヒルは食べ方が汚くて餌の利用効率が低いのが悩み。水鳥は餌をつついた後、水で飲み込む。そしてまた餌をつつく。そうすると濡れたクチバシの外側に餌がついて、また水を飲むと落ちる。あるいはそこらへんに落ちる。半分がそうやって外に落ちるが、水鳥はそれらを食べる事を基本しない。
前も書いたが、残酷と言われるとフォアグラの育て方は餌を漏斗で流し込むんだが、あれならロスがないし水鳥はどうせああやってドロドロにした餌を飲み込んでいるんで、あの方が効率はいい・・・ってあの保定器具さえあれば出来るよなと思ったら、フォアグラ農家でもあの保定器具は用いず餌だけ強制的に入れている方法もあるようだ。そもそもフォアグラが残酷云々は日本のクジラを食べるのが残酷云々と同じようなもんで、過激なヴェジタリアンとかのヒステリックな見解だったらしい。というのはカルフォルニアで2005年にフォアグラ禁止が出されたが、結局2015年には撤廃されている。追随したヨーロッパもフォアグラ生産をやめてない所もあるわけだし、検索すると過激な映像だけ出てくるが良く見ると一緒で、一部を切り取ったメディアの典型のような気がする。
もちろん、ガチョウやアヒルを食べるのがかわいそうというのなら分かるし、家畜のウェルフェアを考えるのも今のトレンドだが、フォアグラだけが残酷なんじゃなくて家畜食べたり卵を食べたりすることが多かれ少なかれ残酷ではあるし、逆に映像にあるような残酷な生産管理をした家畜は商品価値自体が低いのでわざとはやらないと思う。特にガチョウの場合は、羽根が布団などの原料になるため、あまりに汚い状態に放置する事は多分ない。また保定する事で運動不足にさせて太らすという事について言えば、今のカルフォルニアの農家はやってなかった。水鳥の運動量は元からそんな多くはなく、成鳥になったらひなたぼっこしてゆっくり泳ぐだけだし、あれは餌をやるスペースだけの問題だったように思う(あるいは伝統的な方法というか。しかも、それを行うのは多分生産の最後だけだ)。残酷と言うなら普通のチキンなんか50日~60日でばかでかく育てるし、食事を取らせるためにずっと薄明るい所に入れてて、収穫時にも動けないようなのだらけだしな。まあ、どのみち、アイガモ農法とか放し飼いされてる家禽は贅沢だと思う。
・仕事、雨が残ってるのでトマト苗定植ぐらいか、雨よけ広げられてなかったのがちょっと残念。
Posted at 2020/05/19 06:18:45 | |
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