暇人ぶぅのブログ一覧

　・寒い！風が今年で一番強くて、一応アルミサッシの家でも風が入ってカーテンが揺れてるし、畑だと古いマルチが飛ばされかかってるし、タイヤの温度計も昼間にマイナス４度とか指し示していて仕事する環境じゃなかった。なので、知り合いのお店で買い物したが、客足はコロナの問題もありまばら以下だった。私も飲食ではなくテイクアウトしたが、ほんと閉店ラッシュが見える。そういえば近所のタイヤショップも閉店してしまった。前から客が見えなかったが、ああいうプロショップ寄りの所は大規模店に負けるね。実際は新規の大規模店は正直技術も接客も良く無いのだけれど、第一歩は大規模店の方が入りやすそうな気はするもんね。

　・ＧＴ６日記、ＢＲＺで走ったらこれまで苦戦していた所も余裕で勝てるというか、異次元の安定性で「なんだこれは！？」となった。自分の価値基準が一世代前だと思い知らされたというか、オンザレール感覚とはこういう物なのかと言う感じ。多少無理しても全然平気だし「タイヤは滑る物」という認識は間違っていたし、最新のジオメトリーはもはや過去の重量バランス論とか関係ないのかな・・・と思ってタイヤを見るとスポーツのハードを最初から履いてる。これまで買った車は割とコンフォートのソフトという、１段間下のタイヤを履いていたのだが、たった１ランクでそこまで変わったら意味ないよな。てかスポーツハードは全体で見れば９段階中の５番目で、これでこのグリップはおかしくないかと。また、ＲＸ８のベースモデルとＢＲＺは似たようなスペックなのに、ＲＸ８はコンフォートソフトである。タイプＳはスポーツハードだ。他におかしいとすればＮＳＸもコンフォートだ。試しにＲＸ８にスポーツハードを履かせてみたら、ＢＲＺのタイムよりさらにとんでもなく速くはなった。（これは癖やコース把握も大きな影響があるが）。
　　ゲーム面で言えば、記憶の中だとＧＴ４でそこらへんの車の標準タイヤは全部スポーツのハードだった気がする。調べるとノーマルのハードとかコンフォートとかそんな分け方だったようだが。さらに前のＧＴ２だと下に「コントロールタイヤ」というのが存在し、これは実車の挙動に近くなる超低グリップタイヤだった。ＧＴ６の標準のコンフォートソフトは割とこのコントロールタイヤ的であり、それを標準にした意味を考えてしまう。それだけ挙動再現の自信があるのかも知れないが、私はスポーツハード以上のタイヤグリップに頼った仕様をあまりよしとしてない印象を持った。はっきり言えばスポーツハードレベルのグリップを２００馬力程度の車に付けるとやりすぎというか、ほとんどのコーナーは力業で曲がってしまうようになる。それはもう車との対話とかバーチャルな感じではなくて、ファミコン時代のシュミュレーターではないレースゲームの反射神経勝負なのと変わらない。
　　これはＧＴ６が悪いという事ではなく、忠実に履いてるタイヤのグリップを再現してもそんな感じになるのだと思う。昔なら１８５とか１９５サイズだったクラスが２０５、２１５とかを履いているし、インチだって１５インチだったのが１８インチまである。しかもタイヤ自体のグリップもどんどん上がってる。なんならエコタイヤだって、かなりのハイパフォーマンスカーが滑ってしょうがないって事はない。技術的にも安全的にもそれは進歩なんだが、ゲームとして見るとちょっとやりすぎ感がある。じゃあグリップ落とせばいいのかと言うと、今の車はそのタイヤありきで作られているし、やっぱり最初に感じたようにサスの方法論がもうかつてと違うのではないか。
　　似たような所で、ＲＸ８のタイムアタックをやってる大井さんが、ちょろっとパドックで話をしていたが、もうバランスとか関係なくタイヤ太くすりゃタイムは出ると。一時期市販車でもタイム競争が過熱したが、レースのタイヤグリップが高ければいいというのがまた支配的になっているのではないかと。同じ事は過去何度も繰り返されてきた。古くはウィングカー時代、ちょっと記憶があるのだと２０年ぐらい前もグリップご立派論があった。グリップはあった方がいいけど、グリップがあるからいいというのはおかしいという話だったけど、昨今はもうグリップはご立派なのが大前提で組み立てられている。その方が安全だし車が肥大化して結果的にそうならざるを得ない所もある。多少譲って、グリップが高い車が存在する事はいいとしても、本来の物理特性を忘れてそういうのが当たり前になっていいのだろうか。昔ならグリップが上がって無茶すると破綻した時に大きなしっぺ返しがあったが、それらも電子制御で未然に防ぐようにしてしまえばいいじゃんというのは違和感しかない。
　　何よりＧＴ６というゲームがあまり魅力がない事の元凶が車へのクリエイターの興味の喪失、そしてその原因がタイヤ性能が進みすぎた事のような感じを受ける。タイヤがいつもああもグリップしてたら、ＧＴシリーズの根幹であるタイヤグリップから考えたシュミュレーターというのも怪しくなるし、結果としてレースが洋ゲーみたいになって、それじゃあハイパワーカーでタイヤもギリギリな世界でバトルしましょうとなってしまう。

　・明日からしばらくも低温が続く。

　・仕事、Ｚ園とＧ園の剪定、なんでこんな徒長しとるんや・・・ハサミのバッテリーは一度も切れたことがなくて、実際どこまで使えるのか分からない所。そろそろ充電入れずにテストしてみるか。あと、オークションだとそろそろアヒルのタマゴが売られ出してるし、こっちも産卵がいつ始まるか楽しみ。まだ交尾も見てないし、今から産卵はじめると田植えの時期にはもうかなり大きくなってて無駄が多いと言えば多いが、アヒルの産卵数が鶏ほどは多くないので、あまり余裕を見ていても個体数が足りない事になりかねない。調べは範囲では産卵は２～３日に１個から毎日ぐらいまで、時期はこの時期から出ているが最後は６月終わりぐらいだったと思う。秋まで産むという記述が多いがオークション見てるとコールダックは遅くまで出ていたが普通サイズのは滅多に見なくなってる。また産卵したのを孵化させておかないと親個体にいつ事故があるかも分からないのよね、実際ちょくちょくあるし。

　・ＧＴ６日記、国内Ａのワンメイクをやったが、ロードスターカップで一番ベーシックなＮＡ６ＣＥ（ミアータＭＸ５）を選んだら何故かカップの条件を満たして無くてエントリー不可とか言うアホな事に。何故か同じ並びである（ＭＸ５　ＮＡ）とか買い直したら入れたが、ほんと愛がない作品だよＧＴ６って。そしてレースはじまるとみんなＮＣロードスターのＲＳ、文字通りワンメイクで自分だけＮＡ６。ただ、レースディスタンスが筑波で１０周もあったので、なんとか勝てた。接待もあるとは言え、零戦でベアキャットに勝った感じありますね。そんぐらいＮＡとＮＣは出来が違いますから。
　　さて、他のワンメイクはＢＭＷの１シリーズ縛りなんですが、エントリー可能車両がひどくてベーシックの１５０馬力のとかディーゼルの１６０馬力の中で１３５クーペとか言う３００馬力ぐらいあるモデルも可能とか、これしかないじゃん。という事で高いクーペ買って戦ったが、全然面白くなかった。あくまでゲーム上のシュミュの話だが、昨今のＢＭＷの変化含めて感じた事を書きたい。今のＢＭＷはストレート６はやめてＶ型とか直四だか短いエンジンになっている。なんなら今の１シリーズはＦＦだ。あれだけＦＲ命、直６命、前後バランス５０＊５０とか言ってたのにと言うところだが、ゲームでやってみるとなるほどバランス悪いわ。フロントタイヤの負担が重く、パワスラに持ち込めないドアンダー設定なんで我慢我慢で踏めない。もっとアンダーパワーのＲＸ８やロードスターの方がはるかに運転しやすい（あくまでゲームの話です）。
　　実は多くのＦＲは（昔の）ＢＭＷみたいに５：５ではなくフロント６でリア４みたいな事が多い。ＦＦでも割とそれに近い。ＭＲは５：５かな。でも、鼻先は軽いからヨーがさっさと出て、そこから踏んでリアに荷重をかけていくスタイル。最後まで舵も使えてニュートラルステアに辻褄が合わせやすい。悪く言えば限界が低くて両方滑ってるのかも知れないけど。一方ＢＭＷはブレーキもリアが割と効くのだけど、向きがなっかなか変わらない。我慢我慢のアンダーで踏み込むとプッシュアンダーが出やすい。というか、ＢＭＷって実はそんな運転しやすくはないのでは？と思ったのはニュルのクラッシュ映像見てるとＢＭＷがかなりいるんです。そりゃあっちの人気車両だから母数が多いとは思いますし、それだけ下手な人も上手い人もいるんでしょうが、挙動見てても「とっちらかる」事は少ないけど、妙な所ですっぽ抜けてるのを良く見る（とっちらかるのはＦＦとマッスルカーの方が多い）。
　　で、実際ＢＭＷはＥ４６でもストリート系の最上位はＭ３　ＣＬＳでこれは直６ＮＡですが、本気のレース用はＭ３　ＧＴＲでＶ８。もちろんパワーも違うし軽いエンジンか分かりませんが、Ｅ９０系だともうＶ８が通常のモデルでも積まれてますね。あ、ただＢＭＷがすべての領域で悪い訳ではなく、比較的緩い高速コーナーはいいのです。回り込むコーナーが多いニュールのＧＰコースがＢＭＷキラーみたいになってて、なんでこれがワンメイク会場なんだと。私はノーマル１３５クーペでここは２分３２秒ぐらいでした。試しにライトチューンのＲＸ８（ベースモデル、タイプＳじゃない）で走ったら1周目で２分３２秒、2周目で２分３１秒でした。直線は明らかに遅いんですよねターボもないし５０馬力も少ないし。でもさっさと向き変えて踏めるし、辻褄をパワースライドや慣性ドリフトでなんとか出来るんで難易度が低い。いやほんとＲＸ８とフロントミッドシップすごいなと。
　　これは他の車種や開発でも度々出てくる話ですが、ピュアスポーツというとＭＲという時代が長かった。ライトウェイトならＭＲでもまだ成立するんですが、パワーが２５０を超えるとＭＲはシビアすぎる。かと言ってＦＲでも鼻先重いと１３５クーペみたいな弓矢みたいな車になっちゃう（頭が重いので安定はしてる）。ＦＲみたいな柔軟性を残しつつ軽快な運動性を求めると、スーパースポーツやフロントミッドシップが答えなんじゃないかなと。これは４ＷＤにした場合も割と同じで、ＦＦベースの４ＷＤはみんなタイヤがすごい勢いでタレる事が分かりました。フロントが重いのもありますし、リアのトラクション分も曲げる力にするのでフロントタイヤがアチチチです。むしろ４ＷＤにするならリア寄りに乗っけた方がいいのかも。ＧＴ４に比べるとＧＴ６はこういうのがリアルタイムで分かるのはとても勉強になります。次はトレッド面ごとの発熱だな。

　追記；調べてたら大井さんがＥ４６のＭ３がスーパー耐久に出ていた頃、ピットインごとにフロントタイヤを交換していて「ＦＦか」って言ってた。また前後配分云々は静的測定だからあまり関係ないとも。割とＢＲＺをべた褒めだった。
　
　・今年のマグロの初セリが２６００万だとニュースになっていた。高いのかなぁと思ったら昨年は三億だったそうで、１／１０になったみたいだ。そういえば、毎年すしざんまいの社長がこれで話題作ってたなぁと思ったんだが、今年は一位入札でもなかったそうな。私はそれを聞いて「この社長はすごいなぁ」と感心した。世間の目とか顧客ニーズとか従業員モチベとか分かってるんだろうな。