• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2021年01月07日

冬の強風・GT6とタイヤ

 ・寒い!風が今年で一番強くて、一応アルミサッシの家でも風が入ってカーテンが揺れてるし、畑だと古いマルチが飛ばされかかってるし、タイヤの温度計も昼間にマイナス4度とか指し示していて仕事する環境じゃなかった。なので、知り合いのお店で買い物したが、客足はコロナの問題もありまばら以下だった。私も飲食ではなくテイクアウトしたが、ほんと閉店ラッシュが見える。そういえば近所のタイヤショップも閉店してしまった。前から客が見えなかったが、ああいうプロショップ寄りの所は大規模店に負けるね。実際は新規の大規模店は正直技術も接客も良く無いのだけれど、第一歩は大規模店の方が入りやすそうな気はするもんね。

 ・GT6日記、BRZで走ったらこれまで苦戦していた所も余裕で勝てるというか、異次元の安定性で「なんだこれは!?」となった。自分の価値基準が一世代前だと思い知らされたというか、オンザレール感覚とはこういう物なのかと言う感じ。多少無理しても全然平気だし「タイヤは滑る物」という認識は間違っていたし、最新のジオメトリーはもはや過去の重量バランス論とか関係ないのかな・・・と思ってタイヤを見るとスポーツのハードを最初から履いてる。これまで買った車は割とコンフォートのソフトという、1段間下のタイヤを履いていたのだが、たった1ランクでそこまで変わったら意味ないよな。てかスポーツハードは全体で見れば9段階中の5番目で、これでこのグリップはおかしくないかと。また、RX8のベースモデルとBRZは似たようなスペックなのに、RX8はコンフォートソフトである。タイプSはスポーツハードだ。他におかしいとすればNSXもコンフォートだ。試しにRX8にスポーツハードを履かせてみたら、BRZのタイムよりさらにとんでもなく速くはなった。(これは癖やコース把握も大きな影響があるが)。
  ゲーム面で言えば、記憶の中だとGT4でそこらへんの車の標準タイヤは全部スポーツのハードだった気がする。調べるとノーマルのハードとかコンフォートとかそんな分け方だったようだが。さらに前のGT2だと下に「コントロールタイヤ」というのが存在し、これは実車の挙動に近くなる超低グリップタイヤだった。GT6の標準のコンフォートソフトは割とこのコントロールタイヤ的であり、それを標準にした意味を考えてしまう。それだけ挙動再現の自信があるのかも知れないが、私はスポーツハード以上のタイヤグリップに頼った仕様をあまりよしとしてない印象を持った。はっきり言えばスポーツハードレベルのグリップを200馬力程度の車に付けるとやりすぎというか、ほとんどのコーナーは力業で曲がってしまうようになる。それはもう車との対話とかバーチャルな感じではなくて、ファミコン時代のシュミュレーターではないレースゲームの反射神経勝負なのと変わらない。
  これはGT6が悪いという事ではなく、忠実に履いてるタイヤのグリップを再現してもそんな感じになるのだと思う。昔なら185とか195サイズだったクラスが205、215とかを履いているし、インチだって15インチだったのが18インチまである。しかもタイヤ自体のグリップもどんどん上がってる。なんならエコタイヤだって、かなりのハイパフォーマンスカーが滑ってしょうがないって事はない。技術的にも安全的にもそれは進歩なんだが、ゲームとして見るとちょっとやりすぎ感がある。じゃあグリップ落とせばいいのかと言うと、今の車はそのタイヤありきで作られているし、やっぱり最初に感じたようにサスの方法論がもうかつてと違うのではないか。
  似たような所で、RX8のタイムアタックをやってる大井さんが、ちょろっとパドックで話をしていたが、もうバランスとか関係なくタイヤ太くすりゃタイムは出ると。一時期市販車でもタイム競争が過熱したが、レースのタイヤグリップが高ければいいというのがまた支配的になっているのではないかと。同じ事は過去何度も繰り返されてきた。古くはウィングカー時代、ちょっと記憶があるのだと20年ぐらい前もグリップご立派論があった。グリップはあった方がいいけど、グリップがあるからいいというのはおかしいという話だったけど、昨今はもうグリップはご立派なのが大前提で組み立てられている。その方が安全だし車が肥大化して結果的にそうならざるを得ない所もある。多少譲って、グリップが高い車が存在する事はいいとしても、本来の物理特性を忘れてそういうのが当たり前になっていいのだろうか。昔ならグリップが上がって無茶すると破綻した時に大きなしっぺ返しがあったが、それらも電子制御で未然に防ぐようにしてしまえばいいじゃんというのは違和感しかない。
  何よりGT6というゲームがあまり魅力がない事の元凶が車へのクリエイターの興味の喪失、そしてその原因がタイヤ性能が進みすぎた事のような感じを受ける。タイヤがいつもああもグリップしてたら、GTシリーズの根幹であるタイヤグリップから考えたシュミュレーターというのも怪しくなるし、結果としてレースが洋ゲーみたいになって、それじゃあハイパワーカーでタイヤもギリギリな世界でバトルしましょうとなってしまう。

 ・明日からしばらくも低温が続く。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2021/01/08 00:29:10

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

行方不明拡散希望
zx11momoさん

名言金句
GRASSHOPPERさん

ロードスターにバケットシートを‼️
nobunobu33さん

伊勢郵便局風景印めぐり
伊勢さん

ホンダ シビック/シビック タイプ ...
AXIS PARTSさん

★待ちに待ったRECAROシートが ...
ブクチャンさん

この記事へのコメント

コメントはありません。

プロフィール

「[整備] #その他 脱穀機のエンジンオイル交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/217764/car/636308/6573958/note.aspx
何シテル?   10/04 00:00
 希に車の話しもしますが、ほとんどただの日記帳です
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/6 >>

      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

愛車一覧

スバル サンバートラック スバル サンバートラック
 バンのサンバーがあまりに良かったので、トラックもサンバーへの切り替えをすべく、ポンコツ ...
スバル サンバー スバル サンバー
 農産物の出荷運搬で雨の日にトラックだと対応できない(という口実)で購入、11万キロ超え ...
ホンダ VT250F ホンダ VT250F
 一桁万円でやってきたVT250F2Hです。VT系最強の43馬力のエンジンとMC15系最 ...
その他 その他 その他 その他
 農機具の整備をここにまとめて置く事にしました。写真はクボタのT7というテーラーです。現 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation