2007年11月16日
・朝の車のミラーの曇り対策だが、難しい策をいろいろ練るより、「風呂の残り湯を小型のジョウロに入れてじゃー」ってのがはるかに楽だと分かった。一杯で前後ガラスとサイドまで落とせる。どうせエブリィなんか残り湯だって気にならない程度だし、ともかく瞬間に曇りが取れて多少の間は持続するのがありがたい。もちろん昔からこの種の方法はあったのだが、エブリィだと特にガラス類に撥水コートをしてあるので、水切れが良いから有効と言うのがある。これが未処理のガラスだと残った水滴がまた新たな障害になるんだけれど。ただミラーだけは撥水にすると見づらいのでやってない。まあ、走行中はバックミラーが効けばいいし、サイドもそんなすぐ曇る訳じゃないからいいんだけど。
・エブリィだとキャブで燃料カットが無いので、悪いことだと思いつつも長い空走で信号なんて場合にはエンジン切ったりしている(当然Nにして)。まあ軽い車だからブースター効かなくても止まるし、パワステは元からないし、キーオンにしてギア入れてクラッチ繋げばそのまま始動出来ちゃう(押しがけだ)。ただ、カローラに比べてもブースターに頼っている割合が大きい気はする。一度負圧を落とすと1/2位の効きになる。でも、逆に言えばブースターなんざ2倍程度なんで、これが死んで事故って創作は通用しないと思うナァ。ハンドルアシストこそ抜けたら回せる自信がない。燃費は今はそこそこ良くなったようだけれど、ヒーターの効きが遅いのが気になる。なので、今週末で一旦給油したら「ラジエターふさぎ」に挑戦してみたい。はたして本当にラジエターふさぎは効果があるのか!?
Posted at 2007/11/16 22:33:28 | |
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2007年11月14日
かずやんさんのブログでスペック調査方法が載っていたので、自分なりにチェック。ウチのはナカトミのCP-1500で性能は106リッター/分ではあるが、その時の圧力は書いてない。気のきいたマシンはちゃんと表記してあったりするんだが・・・で、ストップウォッチ片手にエア圧上昇をチェックした結果が以下。エアはスッカラから入れてます。タンク容量は公称25だが、何故か根元のメスコネクターが素通しなので20mホース付けて計測してます。まあ、1リッターもないと思うけど。
2kg 30秒
4kg 60秒
5kg 75秒
6kg 96秒
7kg 120秒
8kg 150秒
圧力は温度にも影響を受けるので、本当ならタンク内温度も勘案すべきなんだろうけど、とりあえず圧力=体積の倍率で考えると面白い事が見えてくる。6kgぐらいまではほとんど等分で30秒で50リッター位注ぎ込んでいると見ていいだろう(よく考えると最初は大気圧分は入っているはずなのでなんかヘンな気もするが、残圧表示はゼロからなので、とりあえずそこは無視する)。比例関係が怪しくなるのが6kgからで、本来なら90秒で6kgにならなくてはならないが、そこはまだ誤差。でも、そこからが遅くて本来8kgになるはずの時には7kgにしかならない。毎分吐出量で換算するとこんな感じ
2kg 100リッター
4kg 100リッター
5kg 100リッター
6kg 93リッター(全区間) 71リッター(5kgとの間)
7kg 87.5 (同上) 62.5(同上)
8kg 80リッター (同上) 50リッター(同上)
と言う事でスペックに近い数字が出ているのは6kg以下だけであって、7~8kg区間に至ってはなんと半分しか出てない!圧力スイッチは6kgON、8kgOFFなので、この区間を使っている場合には50リッター/分の能力しか無いと言ってもいいのだ。だから消費エアが100リッターのインパクトを6kgあたりで使ってると、ほんとすぐに再起動すると思う。
じゃあ使えないのか?と言うと微妙な所。と言うのはエアガンなんか3kgもあれば充分なので、そこらへんではスペック通りの性能を出しているから。良く倍速モーターのコンプレッサーなんかあって、異常に数字が良いのがあるが、あれなんかもガンなんかなら良いとおもう。ブロアと同じ。実際に測定してみてAM誌の「格安ガレージツール」特集でコンプレッサーの性能がカタログと実測でバラバラだったのが分かった。もし低圧で使うんであれば、タンクを増設するとコンプレッサー負荷が変わるので25リッタータンクにギチギチに押し込むよりはるかに良くなるだろう。逆に高圧で使いたければ、本当に有名な所の(ホムセンだとアネスト岩田ぐらいか)に限定されるだろう。AM誌のデーターでよければ6~8kg区間吐出量(概算)は
アースマン2タンク 68リッター
アネストのブロンコ 96リッター
フォンエアー 125リッター
PUMA 48リッター
そしてCP1500はこの計算だと55リッターになる。ただ、AM誌はあやふやな書き方だが、ブロンコの高圧は0.85kgでPUMAが0.8、残りは0.78なので、少なくともアネスト岩田のは桁違いだと断言できる。そこらへんを重視する人にはアネストもそんな高い訳じゃないから良いだろう。フォンエアー売ってれば買いだったんだが・・・あとAM誌によるとブロンコはノイズも大きいらしい。CP1500は騒音対策を軽くしてあれば、夜中に測定しても平気な程度です(てか今やった)。
個人的に思うのは、負荷が掛かってモーターの力率が変化するんなら、間に変速ギアでも挟んで定常運転させ、なおかつベーンの仕組みを考えるべきだと思った。多分だが、圧縮比を上げれば高圧時に残ってしまうエア容量が減るので歩留がよくなるはずだが・・・
Posted at 2007/11/14 21:07:49 | |
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2007年11月14日
えー、毎度ばかばかしい話題ですが、何故デミオは平地だとカローラ並に走るのに坂道になるとこうもたるいのか?について、やっと分かりました。デミオの方が重いから、ではあるんですが、これまでは「重いだけなら平地だって遅くなるはず」だと思っていたので納得出来なかったんですが、よく考えると重大な落とし穴がありました。
平地でのエンジン出力は物体の加速に使われて、運動エネルギーに置き換えられます。それが空気抵抗、走行抵抗等になって消えていく訳ね。運動エネルギーは重量に比例し、速度の2乗に比例します。だから1割重ければ1割余計にエネルギーが必要ですが、速度差は2乗比例なので、同じ投入エネルギーを速度で見ればルート分しか遅くなりません。0.9のルートだから95%ぐらいの速度ですね。
一方坂道だとエネルギーは位置エネルギーと運動エネルギーに置き換えられます。運動エネルギーの計算は平地そのままで位置エネルギーが余計に引かれる計算になります。じゃあラフに計算します。
40kmで走っているカローラのエネルギーは
1/2(40km×1000kg)=20000kg.km/h=途中飛ばして
6.1×10^4J
勾配率3%の坂を100m登ったカローラのエネルギーは
3m×1000kg×9.8m秒^2=3×10^4J
おわかりだろうか?大体だが、速度エネルギーが6.1×10^4Jで位置エネルギーが3×10^4Jなので、割合は2:1位な事が分かる。3%の勾配はけっこう急ですが、ここらへんの峠ではむしろ控えめと言ってもいい数字です。実際には数百メートルのアップダウンは普通にあるでしょう。で、等速運動している場合はご存知のようにパワーは割と上手く保存されているので、1割増しのエネルギーを蓄えるなんて1割アクセルを長く踏んでればいいんですが、問題は位置エネルギーで、速度エネルギーを常に放出しまくっていると考えて、その半分の量を常に食いつづけている感じです。上の例だと40kmで100mだったとすると9秒ぐらいなんで、18秒で停車するブレーキを常にひきずったまま走っているのと同じ事になります。そして放出時間などかんけーなしに位置エネルギーは蓄積します。
幸いなことに位置エネルギーはポテンシャルエナジーで回収と言うか利用出来るんですが、こと車に限ればポテンシャルエナジーが高い=下りのブレーキ負荷がキツイだけの話で全然嬉しくありません。まあ、ゆるい上り下りが延々と続く北海道の直線のアップダウンのようなケースであれば、エンジン効率を抜かせば割と平坦路と近似値になるのかも知れませんが。
つまりデミオで時々いい燃費を記録している方が見られますが、平坦な道が多いんだと思います。モード燃費はこう言う位置エネルギー要素を「全く」含まないために、すげー重い車でも良い燃費数字が出ちゃう。まあ、シャーシダイナモ上だと登坂も急加速も同じ事だし、下りでエネルギー回収が出来てしまう計算になるので含めてないんでしょうが、山道だと上で書いたように1割重い車の支払うエネルギーは1割増しどころじゃありませんし、安全上回収は不可能です。JC08はコールドスタートにくわえ急加速などを加味しているようですが、私は登坂モード燃費も計測すべきだと強く主張したい。日本の大部分のドライバーはソルトレイクに住んでる訳じゃないんだから・・・
Posted at 2007/11/14 19:51:10 | |
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2007年11月13日
毎朝車のサイドミラーが結露していてバックがしづらい。そこで先日の工業祭りで見た蓄熱式曇らないミラーを思い出した。これはミラーの裏側に蓄熱剤を置く事でパッシブに曇らなくする仕組みらしい。その時はふーんと思っただけだったが、改めて調べて見ると面白い仕組みだった。
結露は周辺温度より低い部分に起こる。で、何でか知らないがミラー表面温度は外気温より夜中は下がる。なのでわずかでも外気温より高ければ曇らない訳なので、内部に蓄熱剤を入れて0.1度でも高くするだけ蓄熱させ放熱させておけば理論上はOKだ。しかしバケツの水だって普通は凍るし、それを嫌って断熱材に閉じ込めたら今度蓄熱出来ない(放熱コントロール上断熱は必要だが)。
で、どうやるかと言うとミラーと蓄熱剤の間に空間を取って、熱移動を赤外線だけにするらしい(多少は対流はあるだろうが)。分かったような分からないような話だが、論より証拠で数度だけ高い状態をキープしているようなので有効なのだろう。そしてそんな程度だったらDIYでも出来るはず。保冷剤とグラスウールでやってみよっと。
Posted at 2007/11/13 23:59:28 | |
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2007年11月12日
・アイドルストップして再始動かける時に鳴ることが分かった。キーをACCオフ以下にしなければオンにならないはずだったが、実際は始動電流の確保のためにACCは一度落ちるので、その時に一瞬鳴る。まー、我慢するまでもない時間ではあるが、純正でその種のトラブルを聞いた事が無いので、やっぱり純正はすごいと思った。てか、イルミとかってスタート時に落ちたっけ?だったら配線は同じって事になるが、スモールから引いているので落ちない。
・点火時期調整後、若干だがトラクションが抜ける気がする。燃焼時間が短いとトルクは出るがピークが出るのでトラクションは下がるんだそうだ。スタッドレスで雨の日だから仕方ないか?パワー感自体は体感レベルには無いかな?エブリィのデスビは他のと共通なのか物凄い進める方に余裕があるので、最適なポイントはかなり先な恐れもある。あと
雨でリークしてんのかちょっとアイドルがばらける時があるのが不満。
Posted at 2007/11/12 23:45:13 | |
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