2009年06月26日
・フリーマーケットとはFlea Marketの事であり、蚤の市と訳される。最近の不況もあり職場近所のフリーマーケットは今回も大盛況だった。で、今日もそこを見て回った。元の蚤の市の由来が「蚤が湧いたような古着」と言う事もあってか、古着が一番多い。まあ、蚤がわくほど汚いのは無かったしやすかったが、子供服が多かったのは平日の昼間に参加できるのはやはり母親達だからだろうか。他には食料品、子供玩具、皿などが多かったのだが、あるブースで思考が一瞬フリーズした・・・ええと、あれ、アレだよね?なんか先っぽが2股になっていて、ええと電池でブイーンってなる奴・・・だよね?映倫マークがでっかくついたビデオとかで大活躍なアレが売られていました。自由すぎるだろ!もしかしたら違う物なのかも知れませんが、もうソレにしか見えないソレが売られていてびっくりしました。Free すぎるお話でした。
・スカイランの350GTに乗っけてもらった。正直その人を知り合う前はR35スカイラインは全然興味がなかったし、新型Zも興味がなく、R35のクーペとセダンの違いさえ意識してなかったのだけれど、正しく車がステータスシンボルで分身だった時代を感じさせてくれた。6MTだったが、いつもスムースに乗っているので操作系に相当ダンピングが入っていると思ったら、実態は結構ギクシャクする乗り物だった。特に常にシフトダウンして緊張感がある走り方をしているのが大きいのだろうけれど、さらに言えば意外と低速トルクは薄いような気もする。3500ccもあれば街中2速オートマ状態かと思ったのだが、そういう乗り方をしないだけかも知れないので保留。
サスはかなり固めというか、ロール感ゼロ。グリップで良く曲がるがバランスが良く重量感もそれほどなく、大きいから鈍重というイメージは全くない。ただドラポジや排気系遮音なども高級車と言うより大きなスポーツカーと言った感じ。大きい車が全てトヨタ的な楽ちんな車になる中で、日産は必死でドライバーズカーを追い求めていたのが分かる。またスポーツカーと言っても若向けのギミックやデザインは皆無で、とても渋いし疲れない。ちょっと室内がブラッキーかとも思うが、ノーマルで普通に乗って頑張れば速いと言うのはまっとうな定年後のオトーさんなどに合っていると思う。そうそう、私はあるアングルから見て「こいつポルシェに似てるな」と思ったが、実際ポルシェ系の血がちょっと入っているそうな。燃費も新型アクセラよりは良い感じ。てかアクセラ、レガシーより悪い気がするんだけど・・・
私はスポーツカーが欲しければライトウェイトのシンプルなのが良いとおもうし、高級車が欲しければそんなのは沢山あるので、ヘビー級で動力性能を云々言うのはあまり好きではない。運転荒い人が増えるし。が、そもそもスカイラインはおとなしく乗って、しかしポテンシャルが充分ある事を緊張して接するタイプなので、まさにこのクラスでしか成立しない魅力としんどさを持っている車だ。というかマーケッティングの穴がそこしかなかったんだろう。実際、その上となるとコーチビルドの海外高級車とかが辛うじて被るぐらいだ(そして値段はもっと高い)(まあ、BMWとかベンツの一部もかぶるが)。
ただ、修理費など聞くと、最高のダンディーはやせ我慢のことだと感じる。値段がすごいぼってる(し、高級車とはそういう物だ)。日産の車だから値落も激しいだろう(ベンツとかと比べて)。そういう市場価格を忘れて「高級車なんだからこうだ」と言う姿勢が維持できてこそスカイラインも輝くのであって、安くなったの買ってVIPカーにされたら全く魅力は無い。ま、R35の美点はまさにそういった若いのに見向きもされない渋さなんだけど。
Posted at 2009/06/26 19:51:24 | |
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2009年06月22日
・うちの祖母は自活してはいるが、そろそろ90にならんとする歳なので、自転車にのるのは心もとない。でも、移動するのに支えが必要になってきたので、自転車を押して歩いている。しかし自転車というのは乗るための物であって、本質的に押して歩くには適していない。例えば荷台だって高いし、そのためには乳母車と言う物がある(最近はシルバーカーと読んでいる)。
ところが、どこをどうつついても老人な祖母はシルバーカーを「老人臭い」からと言って毛嫌いして使おうとしない。そういえば祖父も脳溢血で倒れてから半身不随になったけれど、杖は決して使おうとしなかった。それを人間の尊厳だとか言うのは自由だが、私にはむしろ常に下を見たがる人間の浅ましさのような感じがして嫌だ。その感覚の行く先は老いさらばえた姿を晒すぐらいなら自宅に引きこもってしまった方がいいと言う事だ。
面白いのは、昨今電動車椅子が増えて、それで移動している身障者を良く見るようになったが、総体としてはどの人も明るく楽しそうだ。あんまり自己中で世間体を気にしなさ過ぎるのも良くはないだろうけれど、取れる対策を取らずにいて最終的に迷惑するのは本人だけではないだろうに。
ついでにシルバーカーそのものについても改良の余地があるように感じる。杖と同じで、先入観で見ればどんないいデザインでも身障者と結び付けられてしまうし、普及すれば結局イメージが出来上がってしまう物だろうが、それでもシルバーカーがダサいのは損をしていると思う。畑をやっていると3輪自転車が通るが、それを押している老女はヨボヨボだけれど、自転車は海外製なのかデザインが洒脱で色も綺麗で、いわゆる老人3輪車には見えない(ただし、使い勝手は悪そうだが)。シルバーカーも本格的に老人対応になる前の、違和感が少ないデザインみたいなのを出して、出来ればそれをメディア戦略使ってオシャレな物として売り出したり出来ない物だろうか?いや、老人のセンスなんて、ほんとしなびて干からびたような物だから、今の製品は皮肉にも彼らにフィットしているんだと思うけれど。
Posted at 2009/06/22 23:15:47 | |
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2009年06月21日
かなり辛口なので、マツダファン、アクセラファンは回れ右推奨。
デミオのセールスからアクセラの試乗車が出たというので行ってきた。全く興味が無かったが、当て馬として同じ時期に出たプリウスとかと比べるべく乗ってきた。あったのはアイドルストップがねえ2リッター4WD、売る気ナッシングである。まあね、試乗車をガチ中古で売る気まんまんなので、いちばん潰しが効くのを使うのは分かるんだけど、試乗車としてはわかりづらい。
運転席:昔ながらだけどタイトで悪くない。ただメーター色は嫌い。ハンドルの表皮は駄目だ。デミオの本革もぺらぺらのプラスチック同然だったが、アクセラのはドライでマットな感じだがすべりまくる。あと形状が良くない。ボタンをハンドルに組み付けるのが度を越してハンドルとして使いづらすぎる。
そうそう、無茶苦茶不評だったメーカー専用オーディオパネルは汎用のレス仕様が最初から選べるようになった。逆に言えばDYは確信犯だった。
エンジンとミッション:これ・・・マジでベータ機だろ?マツダは以前から開発途中で見切りで売って不評なのを直す手段を平気でやるよーになったが、このエンジンとミッションはマッチング取ったか怪しい。アクセルを軽く開けて待つとガツンと言うショックがある。最初アンダーパワーの軽でアクセルワークがラフになったから開けすぎかと思ったが、どうもこういう仕様のようだ。デミオはトルコンが馬鹿ほど滑っていたのでトルク増幅して進んでいたが、こいつは逆方向で、しかも使いづらい(多分ロックアップ)。
ハンドリングは・・・エブリィに比較すりゃマシなんだろうけど、あんまり変わらんね。最初乗ったときは意外とシートが低く感じられたが、乗ってみると重心は高くてロールをスプリングで止めてる感じ。まあ、ハンドルの違和感はインサイトとかプリウスに比べるとはるかに少なく素直だとは思う。でもAE100改とは比べるべくもない。
静粛性・・・静かだと思ったけどタイヤ見たらdBなのでタイヤで稼いでいるかも。その割に結構突き上げはあるので、タイヤ依存度は高いと思う。
後席・・・割と高さはある。快適。ただしここに3人は無理すぎる。3枠になったが、旧型デミオのほうが広いんじゃないかな?まあ、普通車でも満足に3人乗れるのは難しいのだけれど。
燃費・・・カタログで14前後だと思うけれど、セールスが瞬間燃費にしたがる。その方が燃費が分かるからとの触れ込みだが、もちろん平均燃費を見られるのを嫌ったからだ。しかししっかり切り替えでそれが見えて試乗前が5.8kmだった。ちなみに試乗後は6,2kmぐらい。結構すいた道でアクセルもおとなしく、ハイブリッド2台よりおとなしく踏んでこの数字である。
店に戻ってきたらカタログも飲みかけのコーヒーも下げられていた。売る気は無いらしい(買う気もないが)。どうもここは担当セールスとその足を引っ張る奴らに仕事が分かれているように思われる。にしてもカタログも苦しい言い訳ばかりで逆に欲しかったのだが・・・ここまでイソップ物語の狐状態のマツダだと哀れになる。
私は決してドライブが単調な作業になるのが正しいとは思わない。アクセラのドライブフィールはまあ2流ぐらいだと思うが、ハイブリッド系よりはややマシだ。でも燃費は明らかに悪い。これをエコカーと言い張るマツダはこの後大丈夫なんだろうか?現行デミオぐらいしか売る物がないのが本音じゃないか?確かに燃費が悪い車はトヨタもホンダも売っているが、あちらはラインアップが広いから、エコカーもそれなりに選べる。一方マツダは経営体力から言って現行デミオをおいそれと改良は出来ないだろう。実際スモールマイナーでスペックを上げる時期に来ているのに放置しているのは、よほど現行デミオの完成度が高かったか、それすら出来ないかだ。
あとマツダ燃費はそろそろ国交省が是正勧告すべきレベルだ。プリウスが8掛けなのが良すぎるとしても5掛け以下なのは詐欺レベルだ(ちなみにJC08は書いてない。自信ないだろうけど)。
Posted at 2009/06/21 20:16:59 | |
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2009年06月15日
・エレキにやっと慣れてきた。アンプのボリュームをある程度あけると気持ちいい音がする。ヤマハなのですっきりしたクリーンサウンドが出るんだと思っていたのだが、ゲイン下げてピックをフロントにしても若干ゆがんだような音がするのはフェンダーのアンプのせいだろうか?それともミュートしてないとあの音は出ないんだろうか?アコギでしっかりコードをやっていたおかげでエレキでは音を出す事自体はとても楽に感じる。また音の持ちがいいので、長いリバーブとか勝手に出る。またアコギだと認識出来ないスライドが出来る。ギュンギュン言うのは面白い。とは言えアルペジオもろくに出来ないんだけどね。
チェロはぼちぼち。多分やめる前程度には戻ってきた気がする。
・畑は取水時に土嚢を入れていたのを取り忘れて冠水させてしまった。普通忘れると流されるんだけど(これも非常に迷惑)、「畑を乾燥させるため」に春先に掘った水路が上手く畑全体を潤す格好になった。結構水が吸われて行くのでよかった気もするが、後で何が起こるのか心配でもある。あと、畑のあちこちに飛び地のようにオアシスが発生して面白かった。原因はモグラで、水没してしまえーーー!!!後の事考えると畑の中にある程度コントロールできる水路と水門を作るのはいい考えかも知れない。
あとトマトの雨よけを探してきた。セット品もそろそろ店頭に出てきたのだが、どうもイボタケは強度が不安だしセットは専用設計で高いのが気になったので、カインズ行って普通の19mm鉄パイプのモノを買った。同じような構成で組むとほぼ同じ値段か若干安くなるがパーツのクオリティーやサイズは高い。また強度も高いみたいで、これをしっかり組めばちょっとしたハウスとして使う事も出来そうだ。まあ、暫くはハウスそのものは必要ないけれど。
・マツダに寄ってアクセラを見たが平日の昼間にしても閑散としていた。デザインは・・・まあエグイけど、バックビューは前の型のワゴンのは嫌いだったので少し見られるようになったと思う。でも、バンパーが不釣合いで、やっぱりアレとかソレ考えてこんなんにしたんだと感じた。でも、アイドルストップと気筒噴射始動のモデルでもリッター16.4だから、プリウスの半分以下だ。てか、全てのモデルが搭載してんのかと思ったが、コレじゃ・・・セールスのあんまりにも苦しいセールストークに失笑。乗る気もおきなかった。唯一の収穫はかねてより噂だったエコカー買い替え補助が分かった点。13年以上の車で乗っていた期間が1年以上だと普通車で25万、軽で12.5万円の買い替え補助が出るんだそうだ。
確かに古い車は環境対策が進んでない点、安全対策が未熟な点などがあるので、政府としても潰して欲しいんだとは思う。だから、一見すると25万は高いのだが、これは完全に潰す前提である事を考えると、ボッテるディーラーが下取りに出来ないような値段に感じる。一方で、一番環境に良くない高級車とか25万以上の値段が付く車が残ってしまうのは辛い所だ。一律で規定するのはまあ分かるんだけどさ。また歴史的に貴重になりつつある車がこれで廃棄されてしまうかも知れないのはやや残念。それでも自動車税を重くしないのは評価すべきだろう。
しかし腹立たしいのは、このエコカー云々は例の全く意味がない燃費基準ステッカーが張ってあればなんでも貰えちゃうのは問題。うちのデミにもそれ張ってあるけど、出来るならカローラより先に潰したかった。この買い替え需要が超省燃費(具体的にはプリウスとインサイトとEV)の車の導入の補助になるんならいいけど、残念ながらアクセラにもこの措置が適応されてしまう。そりゃ特定メーカーに便宜をはかるような事は政府として出来ないのは分かるし、ハイブリッドにしたって燃費が悪いのをトヨタは作っているんだけど、13年前のAE100潰してもっと燃費が悪いアクセラに乗って25万貰うってどうよ?
何度も言うが例のステッカーは恣意的な基準でやられているので絶対的な数字を見ていない。そりゃ高級車も必要な時もあるとは思うけど、エコカーと言うからには、絶対的な燃費基準でやるか、いっそ燃料だけに超重課税して他の税金は安くすべきだ(トラックとかは別枠で考えている)。
・自作石鹸は型に入れてなかったので、シリコン型に固まった奴を入れてレンジで溶かして作っている。割と簡単に溶けるのだが、すぐにあわ立ってしまうので適度な温度にするのに気が抜けないし、やっぱり最初から型に入れてやった方が良いだろう。そうすると500cc程度のネタの容量が必要なので小さい型では駄目だ。
使い心地は・・・すごい微妙。まずオリーブオイル石鹸に言われる点としてあわ立ちが無い点で、ほんと石鹸として効いているのか不安になる程度しかあわ立たない。しかし一方でヌルヌル具合は結構強い。これは苛性ソーダの混合が充分じゃなかった(アルカリ度にムラがある?)可能性とか、逆にディスカウント取りすぎて未反応油脂が多かった可能性がある。作業していていつまでもヌルヌルしているとススギが終わらなくて面倒だ。もう少し苛性ソーダ増やしてさっぱりした洗い心地にした方が夏場は良いだろう。まあ、それだったら市販石鹸で充分な訳で、手作りとしてはもっとも意味があるレシピでもあるのだが。
Posted at 2009/06/15 21:22:47 | |
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2009年06月08日
・どうしてもエレキのひずみ系サウンドがやりたくて、エレキギターを買ってしまった。以前いとこからセットを中学頃貰ったのだが、結局演奏できる前にお蔵入りになってしまい、大学に行っている間に弟が友達に本体を売り払ったらしい(無断で)。まあ、どこぞのコピー品ギターだろうし、アンプはフェンダージャパンのが無事だったのでいいのだけれど。
・ギター本体は結構フォトジェニックやプレイテックと言った3流セット品に興味があった。下手な中古より安いし、どんな音が出るのか知りたいだけだったので。そもそもエレキの値段差は(アコギでも弦楽器でもそうだが)そんな音質的な意味はないだろうし。しかし、ちょうど質屋で新品同様のヤマハのパシフィック112Vが8000円で売ってたので買ってしまった。色もサンバーストでとても綺麗だ。
・さて、軽くチューニングだけして弾いて見た感じだが、エレキは音が大きいと勝手に思っていたのだけれど、とても音が小さい。アンプだともちろんとても大きくなる。このレベルの出力で楽器本体の違いなんてあるんだろうか?アコギに比べると弦が低くてゲージも細い(確かアコギのエクストラライトがエレキのミディアムぐらいのはず)ので、抑えるのは全く握力が要らない(アコギも握力で握るのは正しくはないのだろうが、そこらへんが疲れる)。アコギより若干弦が離れていて、クラシックに近い。ネックはテンションも低いからかフラットで滑りは良い。ただ、ともかく弦が古いからか全く音らしい音がしないので、張り替えてからの話になると思う。
・アンプは3ボリュームでボリューム、ゲイン、マスターなのだが、2ボリュームしか知らなかったので最初良く分からなかった。分からないといえばピックアップセレクターのポジションとかボリュームも分からないのだが。で、ひずみサウンドは簡単に出せた。でも素の音が良くないとひずみでさえ上手には乗ってくれない感じ。
・ボリュームしぼってペチペチ演奏していたのだが、普通のアコギに持ち替えたら音量にびびった。アコギの方がはるかに低音にパワーがあるし共鳴している感がある。逆に低音弦が常になっている感じで、メロディー楽器として考えるとエレキの方が分かりやすい気はする。
Posted at 2009/06/08 18:38:53 | |
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