2011年10月20日
・いや、やっている人沢山いるけど、車種で違うだろうから。いろんなフルバケやセミバケを見ていて気がついた事だが、セミバケの方が大きい事が多い。人間は同じなんだけど、フルバケはサイドサポートを思いっきり立てて固定してくるし、フレームも一体型なので剛性を稼ぎやすい。一方セミバケはフルバケよりはルーズだし、サイドサポートが張っているのが多い。軽トラだとサイドが干渉して入らなくなる恐れはある。
もう一つフルバケとセミバケで違う事が多いのは固定方法。フルバケは多くの場合サイド止めで、セミバケは底止めが多い気がする。フルバケがサイド止めなのは、落とし込めるという感じで、セミバケの場合はシートレールの流用しやすさが感じられるが、軽トラの場合レールは付けられない事が多いのでセミバケの方が流用はしやすそう。
トルソーアングルは当然ながら調整出来るセミバケが有利なのは間違いない。乗り降りもフルバケよりはセミバケの方が楽そうだ。そう考えるとセミバケを使いたくなるのだが、どうしたもんだか。ミニキャブは純正シートでおとなしく乗ってきたが、タイヤを交換してからさすがに純正シートだと疲れるようになってきた。操作も難しく感じるしね。
・山羊の勉強はどんどん深みにはまっていく。飼料の作り方とか扱いやすい個体の作り方とか、山羊は家畜としての研究がゆるかった時代が長かったので、ほんと未解明の部分が多いと思う。
・また寒くなってきたので、冬自宅・・・じゃなかった冬支度。いや、冬用の自宅にするからそれでもあってるけど。まずベランダのすだれの撤去。ここにまたビニールを貼ろうと思うが、毎年これが破れて難儀している。どんどん固定を強力にしているのに破れるのはなんでだろう?破れない時もあるんだが、運が悪い。昨年は外側にフレームを立てて固定し、ビニールバンドで外側へのふくらみも制限したが破れた。あとはもっとフレームピッチを狭めるか。同様の改造は車庫でもやっているが、こっちも破れた。でも基本的に長居しないので、充分に恩恵を感じている。風が吹かない事がこれほど違うとはと言った感じ。この簡易温室があると、冬場でも暖房はコタツで充分になる。また窓の断熱に張っていたパネルも大分へたってきたので交換してやりたい。カーテンも落ちかかっている部分を直さなければ。出来れば出窓にして、窓からも光を入れたいが、熱損失を考えるとどっこい。また天井裏の換気も止めないといけない。
水道関係はヒーターの電源を入れる事ぐらい。今年も床下断熱は出来そうもないが、床下の換気窓も閉じる。昨年ちょっと自作して60度ぐらいまでの熱は取れたヒーターパネルは使い道があれば使ってみたいのだが、あれって結構面倒なんだよね、熱の取り回しが。
あと、車庫の床の土はくずれて困るのでセメントで固めたい所。これ、混ぜて固めればいいんだよな?セルトレイ用の播種機も自作しないといけないし、何かと忙しい。
・あと、冬場の整備に向けてツールカートを考えている。今、工具机は作ってどんどん使いやすくするようにしている所だが、私のような農機具整備が多い人間は現場に行って作業する事が多い。そうなると、どうしてもチェストではなくツールワゴンとかツールカートと言った感じの工具運搬具が欲しくなる(それを畑までどうやって持って行くのか別として。そもそも玄関先整備でも整備机の横までトラクターが入ってこられる訳じゃない)。
色々調べたが、ツールカートの多くはコンクリ床での使用が前提でチャチなキャスターしかついていない。そうなると一輪車をベースフレームにして、そこにトレーを取り付けた方が楽かと思ったり。
Posted at 2011/10/20 00:19:59 | |
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2011年10月18日
・またコアなネタを。トラクターのグリスポイントにグリスアップしていたらグリスが切れた。私は80gのガンを使っていて、こんなの滅多に使い切らないだろうと思っていたのだが、案外使ってしまうようだ。で、買いに行ったのだが、80gのグリスが118円、400gのが148円と、人なめとんのかぁ!!という値段。いや、400gのが安すぎるんだろうけどさ。ちょっと悩んだけれど、詰め替えればイケルだろう!という事で400gのを購入。
・ところが詰め替えはフリーハンドだと無理だった。入り口同士をくっつけておこうにも小さすぎるし、蛇腹は力を入れるとグリスが中に引っ込んでしまって上手く出てこない。それでもかろうじて移動させてみると空気が入りまくっていてグリスアップ時に圧が掛からなかったり逆にチューブ内の空気に押されてニップルから外すとグリスが押し出されたりと最悪だった。
・で、調べてみると、チューブ口の内径にあったパイプを入れて移し替える方法があるようなので、少しアレンジしてやってみた。パイプを刺すだけだとグリスの移動でパイプも動いてしまうため、キャップに10ミリの穴をあけ、そこに10ミリのパイプを刺し、押し出す側のエンドをフレア加工して抜けないようにした。しかし、それでも蛇腹を押してのグリス移動は苦しかったため、φ50のパイプに蛇腹を突っ込んで変形移動しないようにしたら、やっと上手く行った。という事で、「グリスの移し替え」は技術的にはそれほど大変でもないが、道具を使わないと無理、という結論だった。それに、空き蛇腹がないと移動が出来ないから、やるなら80gと400gをセットで買ってこないと出来ない。そんなグリスを使う環境の人は400gのガンを別途買うぐらいなんでもないだろう。
・ただ80gのガンと400gのガンだったら、80gの方が取り回しは楽なので、400gのガンの人が詰め替えるのはアリだと思う。んでも、チューブの口は実はガンのノズルと同じ径なので、400gガン突っ込んで入れれば簡単にできてしまうだろうけど。
・トラクターの方は案外不要なんじゃないかという部分にまでニップルがついていたのでグリスを入れたが、オイルシールが抜けたりあんまり良くなかった。というか、ココはグリスアップは不要って事だったのだろうか?オイルに関してはTOU(トラクターオイルユニバーサル)という規格でもないけど汎用オイルが使える事が分かった。一応4リッター缶で買えば売ってる所もあった。さらにショックなのは、STOU(スーパートラクターオイルユニバーサル)という商品もあって、エンジンオイルとギアオイルが兼用というにわかには信じがたい物すらあった。確かにトラクターのギアは油圧系が多くてそれほどシビアじゃなく、80Wも10W-30と粘度的に近いので可能だったんだろうけど。
Posted at 2011/10/18 21:11:35 | |
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2011年10月15日
・トラクターのマフラーを前出しにしたが、そのままだと震動の応力で早晩クラックが入るのは間違いないので防振マウントについて調べてみた。
・あと、非常に面白い記事として、マフラーカバーの役割について「冷却風を入れて冷やすため」という解説があった。私のトラクターも過剰とも思えるカバーがついていたが、まさかそんな為とは。しかし、マフラーを冷やす必要が本当にあるのか考える必要があると思う。確かにトラクターのマフラーは車体の上に出ているし、周辺に可燃物が置いてある可能性が高いので、高温にしたくないというのは分かる。事故防止の観点からは必要な措置だ。しかし鋳鉄製のマフラーやエキマニは保温性が高い事がクラック防止や排気流動の観点から重要だ。断熱材を詰めて保温した方がいいんじゃないだろうか?騒音に対しても強くなるし。唯一問題になるとしたら排ガス温度が高くなる事ぐらいだが、問題の大本はマフラー容量が排気量に対して少ない事じゃなかろうか?
・トラクターのエンジンの調子はかなり良好。やっぱりセタン価向上とか洗浄剤が効いている感じ。暖気が終わる事は乾いた良い音にかわってくる。振動はエンジンと言うよりタイヤのような感じだし、アイドル限界がかなり下がってきた。以前は1000rpmを切ると結構嫌な振動が出ていたのだが、今は750rpmぐらいは余裕。ただ、それ以下になるとバッテリーチャージランプが付くので発電容量が不足してくる感じ。それさえ無視すれば(ディーゼルはバッテリーは始動時しか使わないし)500rpmでもアイドルしている。
そうは言っても振動特性が良くはないのは事実。SL1603は約1000ccで3気筒なので、恐らく等間隔爆発だと思うが、慣性偶力が発生している。ゴロゴロとまでは言わないが、調子よく回っていてもリジッドマウントな事もあり、結構しびれる。また気筒ごとの圧力が同じなのかは疑わしい。エキマニとかものすごい歪だし、内部の経路を無理に狭くしている感じがある。敢えて言うと、サイクロンのような旋回型集合にしてある気配がある。2番はかなり糞詰まりじゃなかろうか?マフラー側は素のパイプなので、その接合点では排気干渉が起きている気もする。
・砥石をエポキシで柄に接着してみた。ついでに家の砥石類をガラス板で修正、包丁などを研いでみる。最近料理とかしてなかったけれど、刃物が良いと野菜の包丁入れは楽。
Posted at 2011/10/15 18:56:06 | |
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2011年10月14日
・最近草刈り鎌グルメをしたせいで、刃物という物のおもしろさを再確認中。良い刃物を使うと、出来ない事が出来たりはしないが、能率が10倍ぐらい違う。いや、誇張じゃなくて。一度だまされたと思って1000円ぐらいの鎌(ただしステンはもう少し高くないと駄目だと思う。鋼材が安来鋼の物)を買ってみるといい。
・ただ、いくら良い鎌でも使っていれば当然切れなくなってくる。というか、一発目の切れ味が長続きする事が良い鋼材の美点なので、良い鎌ほど長切れするがという感じか。そこで研ぐ訳だが、鎌というはかなり特殊な刃なのに、雑に使われる事から、研ぐという事に工夫があまりされてない。鉈とかノミとかは結構工夫されているのにね。また、それは悪い鎌が流通する事で、鎌を研ぐという感覚が他の刃物とかけ離れてしまっているのもあるかも知れない。
・悪い鎌の例を取ると、鋼材が柔らかすぎるので普通の鎌用の砥石を当てると削れるというかめくれる。当ててる感覚がない。また砥石も使い方が雑だからか端っこが落ちているのが多い。サビ落としなら分かるが、研ぐ際にはこんなの使えない。また安い鎌砥石に限って修正が当たりづらいというか小さすぎて修正出来ない。ネットを検索すると、尊敬するTAKAよろず研究所さんで柄を付けているが、鎌を固定するとしたらアレが一番正しいと思う。
・良い鎌は・・・多分だが白でも青でも2号だと思う。というのは2号だと刃先が何かに食い込んだ時に軽く曲がる程度で済んでいるからだ。これが1号だと多分折れてる。2号でも刃が欠ける事はちょくちょくあるので、かなり靱性と硬度のバランスはギリ。硬いので砥石あたりも多少ははじくのだが、なにせ刃の幅は小さいので、あんまり気にしないでも研げる。ただ砥石が丸い分、刃先は丸まってしまうというかどっちから研いでもカエシが出る。ともかく刃を作るのは砥石であり、砥石が良く当たるのが良い刃物だと言う話を再確認させられる。
・ただ、この鎌を使っていると時々アカシアの枝に斬りつけてしまうのが難点。なんか切れそうな感じがしてしまうのだが、薄刃鎌の切れると鉈の切れるは多分原理から違う。鎌の場合純粋に刃物として勾配刃の理屈で切れている。枝でも細い場合はそうだが、太い場合は切れんでも止まってしまう。刃が母材に挟まれて止まってしまう感じ。一方鉈の切れるというのは、刃が割り込んでいって材を開いていく感じだ。刃と動きの角度から考えると鉈と鎌の刃の実質的な角度の差というのは多分何十杯にもなるだろうか、もう全く違う。多分、角度の差は衝撃時間の差でもあり、摩擦の差でもあるのだろう。すごいのはそういうの関係なしに切ってしまうフレールモアの先端速度か。
・砥石に戻ると、修正を最近かけてないので、家中のをかけたい。これがガラスでやっていた頃は大変で、途中でサンドペーパーを水張りしてからかなり早くはなったのだが、これまたTAKAよろず研究所さんで修正砥石を自作する方法が出ていたので試してみたい。とりあえず先日壊してしまった天草砥石を買ってきた。これ、唯一持ってる天然砥石で多分大工さんが忘れていった物だと思うのだけれど、とても良い刃が付くのでお気に入りだ。
・ミニキャブは久々に適正なサイズの長靴を履いて運転してアクセルワークが雑になっていたと反省。ブカブカの長靴だとどうも操作がオンオフ気味になっていたのを感じる。これで燃費が悪かったのかも知れない。気温がグッと下がってますますエンジンは好調で、どんだけ燃料セッティング濃かったんだろうと思ったり。
・トラクターはマフラーを前出しに付け直した。これで天井がある場所でも簡単に入れるようにはなったが、振動でマフラーが折れるといけないのでステー追加の予定。
Posted at 2011/10/14 21:44:57 | |
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2011年10月12日
・監視カメラとして使おうとドライブレコーダーを買ったのでレポ。これ、よく見る型だけど形式とか全く書いてないので、お伝え出来ないのがもどかしい。作っている人、困らないのかなぁ。まあサポートとか全くしないから関係ないのか。箱は「HD DVR
HD portable DVR with 2.5" TFT LCD Screeen」と書いてある。 32GBまで対応で内臓バッテリーで2時間ぐらい録画出来るとある。外部は5V入力でUSBでも取れるので、適当な電源を見つければ使えるだろう。当然ながら12Vシガーソケットからも取れるようになっている。これは同時にスタートスイッチにもなっていて、自動録画スタート可能。
・ファイルはHD画質だそうで、1280×960と720×480,VGAがありXGAはないみたい。正直下の2つはわざわざ分ける必要があんのかと思うけど。操作マニュアルは英語版が唯一読めるが、よくある中華製のイミフ翻訳ではなくて読みやすい。で、肝心な所である動体検知について。メニュー内から動体検知をオンにすると、電源ONにした時に勝手に録画スタートではなく動きを検知した時だけ録画してくれる。ディスプレイで見ると動きを検知すると緑色のバーが赤くなり録画をしているのが分かる。基本的に電源は常時ONになる訳で、これは省エネ用というより省メモリーカード用のようだ。何しろAVIファイルなのでファイル容量はかなりでっかくなるから、2GだとVGAでも1時間程度しか入らないようで、動きがない時はメモリーを食わないようにしないといけない。
・動きの検知感度はそこそこに調整してあり、手持ちでも録画を止める事が出来る程度には鈍感。音は遠距離は当然入らないが。画角は120度だそうでかなりワイド、でも画面端もしっかりピンは来ている。手持ちで動かすとAVI特有のガクガクした動きが出て気持ち悪いが、固定撮影だと関係ないだろう。画質はVGAでもそれなりに見られる。付属ディスプレイだと白飛びしているような部分もパソコンに取り込んで見れば映っているが、当然1/4CMOSなのでツブレてるのは仕方ない。
・もひとつ、オマケだと思っていたのに面白かったのは赤外線。不可視のIR LEDで撮影出来るそうだが、実際やってみるとほんと暗視カメラ状態。一時期トイザらスの暗視カメラが話題になったが、まさにあんな感じ。当然ながらIR LEDの光量は知れているので実用は6mぐらいだろうけど、真っ暗闇がちゃんと映るのには感動します。ディスプレイ広いから夜歩きに使えそう(私の場合だと罠の管理とかに便利)。ただ、配光がかなり中央スポットなので、もう少し散らすかしても良かったとは思う。
・さて、最大の問題であるバッテリーの持ち時間について。まだランテストはしてないのだが、仮にメモリーが充分にあってもバッテリーが持たなければ意味がない。オクの商品説明では内蔵で2時間とあるが、動体検知の場合待ち時間が相当あるので、ファイルサイズが一杯になる前になんとかなって欲しい。で、先に12Vが使えると書いたが、アダプターでは6Vにして入れている。スペックだと5Vに変換となっているが、いいんだろうか・・・ともかく12Vバッテリーがあれば、このアダプターを付ければ長時間使えるが、かなり目立つだろう。直で5Vを入れてもいいはずなので、4セルの外部セルを付けるという手もあるかな。
・SDカードは今手持ちで一番大きいのが2GBだが、これだと動画だと1時間なので動体検知でもちょっと物足りない。今は8GBぐらいはホームセンターでもかなり安く売っているので、それを使えば4時間程度入るはず。
Posted at 2011/10/12 22:14:29 | |
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