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暇人ぶぅのブログ一覧

2013年02月28日 イイね!

某ショックの寸法覚書

 ・VT用に仕入れたショックのラフな寸法覚書。ボルト上下10ミリ、エンドアイ幅30ミリ(スペーサーが30ミリ、本体は25ミリぐらい)、下のコの字は内幅30ミリ、外幅45ミリ、全長はアイ同士で315ミリって所かなぁ。今回失敗したのはVTのノーマルサスをはずしたときに寸法をしっかり測っておかなかったことなんだが、外から計ったところ全長300ミリで上は多分大丈夫、下の幅とスプリングがスイングアームと干渉しないかが課題だろう。あとは長さだが、VTもサイドスタンドで計ったので、空だと似たような数字だろうし、プリでも多少はいじれるはず。ちょっと問題とすれば、ショックのアッパーのアイのブッシュがVTのはベアリングだけど、こっちはゴム。VTは下がゴムなんだけど、流用元のリンク側がどうなっているかは分からない。つうか、VTのベアリングはベアリングというよりグリス保持ブッシュとスペーサーって感じで、コストがすごい掛かっていそうだけど、普通見る構造ではない。採用しているんだから、それなりに有意差があったんだろうか?

 ・このサスはもっと重量車用なので、多少リア上がりでフロント荷重が増えてしまう恐れはある。前書いたが、プリセッティングの結果としてリアが高いことはそれほど問題ではなかったし、今後17インチ化するとちょうど良いバランスになるかも知れない。でも、ノーマルのバランスを知らないとそれがよいのか悪いのか分からないわけで、もう少しノーマルで走りこんでから結論を出したい。

 ・ホイールはうちのF2Hは黒で、17インチのは赤なので、色を塗らないとみすぼらしいことになる。その前にはいているタイヤが同じK155なのだが、製像年月日が08年とさすがにヤバイ。バリ溝だし、GT501より状態はいいんだけど・・・って事でとりあえず中古のBT39SSを手配しておいた。こういう事が出来るのがメジャーなサイズを履くメリットだな。あと、ハブの回転が重いので、その原因をさがしておかないといけない。タイヤやディスクの状態からすると、長く使ったとは考えづらく、締め付けトルクが悪いかグリスの硬化だろうと思うが。

 ・地元GSの少しシリアスな話し。今、うちの地元のGSはどんどん閉鎖が続いている。例のタンクの老朽化対策費用が捻出出来ないから、経営者の高齢化、郊外大型セルフスタンドに価格的に3~5円は負ける点、小さくて入りづらい店舗、省燃費車の普及や若者の車離れでガソリンを無駄に消費する事が減った事、車の複雑化でメンテ拠点としての意味を失った事、差別化が難しい商品である事、灯油などの配送にしても競合があるしIHやソーラー、エコジョーズなどにより灯油の需要も減っている事などなどだ。
  でもGSは設備投資さえ終わっていれば、その間の運転費用で一番かかるのは人件費だ。GSの規模と売り上げにあった人件費にすればいいのだろうが、ピークラッシュに対応するためかなんなのか、最低3人は詰めているし、暇な時は暇そう。その間に何かフレキシブルに収益をあげる仕事が出来ればいいと思うのだが・・・ ただ、根本的に社会生活様式が変化しているのに、GSは変化せずに生き残れるという訳もなく、むしろ地元のGSは長い事談合と殿様商売をしてきたので、仕方ないかなーとも思う。個人的にはGSの店員には失礼な人もいるので、全部機械相手のセルフの方がよっぽど気楽ってのはある。こう言ってはなんだが、安さがウリの個人経営のGSのバイトの兄ちゃんって一種のパタンがあるし。そんでも組織のしがらみもあって、ちょっとは使っている。
  まあ、それでも人件費の削減が急務なのに、新しく雇ったのはちょっとおかしいかな。結局地元GSの存在意義は非常時のエネルギー貯蓄や給油難民対策だ(トラクターや老人のカブなど、郊外まで給油に生きたくない人がいるので)(でもトラクターは経由なのでポリタンクで給油出来るから除外できるか)。そう考えると赤字を出してサービスを維持するより、サービスを下げてでも存続を図るべきとも思う。GSには悪いが、エネルギー効率の向上や二酸化炭素排出削減ってのは大きな目で見れば良い事に違いない。また大手ガソリン卸も、小規模店舗が潰れても構わないと思っているから、卸価格をあれだけ差別化して大口優遇に傾いているんだろうしね。
  ただ、地元の雇用自体が失われる事はちょっと問題ではある。系列会社で雇うにしてもパイは限られるし、むしろそうやって人員をゴチャゴチャ動かすのが系列の悪い所でもある。かと言って失職した人が他の職場に対応出来ると思えないし、そうすりゃ生活困窮者が増えるだけだよね。まあバイトで食っている人はどのみち準生活困窮者になるので、いずれ出る問題だが。

 ・今期もアニメは豊作だと思っていたのだが、割と早めに多く切り捨ててしまいほとんど見てなかったり。見ているのは「ビビッドオペレーション」「琴浦さん」「カグラ」「戦勇」ぐらい。後ろ二つはもうネタでさえなくて、惰性というか興味がないから見ている感じ。ビビッドだけはコストを思いっきりかけている力作だから、まあクオリティー的にいいかなーと。琴浦さんも微妙な所だが、琴浦さんがかわいいので見続けるかな。他の切り捨てた作品が駄目だった理由だが、一言で言えば媚びが見てて辛い。ラノベ原作とかで、こう恋愛物をコメディーっぽくしておもしろおかしくやろうという、読者層にすり寄った結果みたいに見えるのだ。女の子のキャラはエキセントリックがパターンだし、絵もあざとさを押しすぎ。何にも得る感じがない。使い捨てのヒロインとかいらんわ。きっと放送だとまた別の作品も多いんだろうけど、一方でテレビはもう見る気ないしね。GSでバラエティーだかニュースだか分からない昼の番組をやっていたが、テレビ見ると馬鹿になるなーと本気で思った。
Posted at 2013/02/28 18:41:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年02月27日 イイね!

VTキャブの変遷

 ・先日解体屋でMC08(2代目VT)のキャブが転がっていたので、MC15に流用できないかもらってきた。うちのはスロースクリューが固着してなめちゃったのね。MC08から内径30ミリのキャブになっているのは知っていたし、出力的にも似たような物(MC15に一部43馬力があるが、後に40馬力で一緒になっている)だから、てっきり同じVD10がついていると思っていたのだが、結構違った。MC08のは刻印がVD6で、外から見て分かる一番大きな違いは、エアカットバルブの有無。MC15以降はキャブレターボディーのサイドにエアカットバルブがある。これはスロットルオフのときにスローのエア通路を塞いで混合気を濃くするというギミックだ。

 ・もう少し詳しく書くと、エアカットバルブはスプリングとダイヤフラムで出来たバルブで、エンジン側の負圧が吸気の負圧に比べて一定以上高くなるとスロー系のエア通路を塞ぐことでチョークのようにガソリンの供給量を増やす装置だそうで、その目的はアフターバーンの防止だとある。これがないと失火限界まで空燃比が下がってしまい、未燃焼ガスがマフラーに流れて再燃焼してパンパン言うのだそうだ。しかし、これが無いキャブレター・バイクももちろん沢山あるそうで、必須なのかは分からない。また一部の仕様ではエアカットバルブがあるキャブとそうでないのの比較で、エアカットバルブ付きの方がフィールが悪かったという話もある。実際問題アフターマーケットの高性能キャブ(FCRとかPJとか)にエアカットバルブはついてない。というのはSUキャブと4スト独特の装備だからなんだが、じゃあFCRでアフターバーンが多かったら?そりゃ普通スローが薄すぎると判断するだろう。逆に言うならスローをそれだけ絞ってあるのがノーマルキャブではないか?とも思える。ま、これは比較してみれば簡単だな。

 ・キャブの違いの話に戻ると、中のジェット番数が当然違う。MC15はF2Hは110、FGは120だかそこらへんなんだが、MC08のは90というのが入っていた。検索してもよく分からなかったが、FC(MC08初期)が110、FE(2型)が100という情報もあったが、FCは125番、FEは90と92って情報もあった。この二つの番手が書いてあるほうが多分正解だろう。列記すると
 FC 125
 FE 90/92、
 FG 120
 F2H 110

ってな感じになる。とりあえずFEでよかったかな。FCはキャブの口径がそもそも違うし、エンジンも同じMC08のFCとFEよりFEとFGの方が近そうなのでとりあえず忘れる。FEで番手が違う理由だが、私がキャブチェックしても感じたが、後ろバンクは若干濃くなるので後ろが90で前が92なんだろうと思う。エアクリボックスなどもMC15では違う形状なので、MC15になって番手が統一されているのは改善の結果かも知れない。本来的にシリンダーで空燃比が違うのは良くないしね。でFEとFGで大きく違うのはエアカットバルブなので、「エアカットバルブの有無でセッティングが違ってこういう番手になっている」可能性をまっさきに疑うわけだ。とは言え、このキャブは状態がかなり悪くて、フロート室のネジがタッピングビスに変えられたりしているので、このままポン付けしていいものやら悪いものやら。FGとF2Hは吸気制限が違う。この事が書いてあるところを私以外ではじめて発見したが、あくまで情報として知っているようで、比較試乗はしてないみたい。あ、あと、ニードルジェットの番手も違うし、ぶっちゃけFGのキャブとエアクリボックスをつけるのが一番確実だと思います。F2Hもスローが外れればなんとかなるんだけど・・・これはボルトエキストラクターに挑戦すべきかな?

 ・乗った感じやプラグの焼けから見ると、現状VTはやや濃い状態で、特にスローが重い。8の字なんかやってみると、最初の頃より格段にレスポンスは上がっているが、やっぱりシャープな吹け上がりというより、多少もっさりした感じはある。でも250ccが元気に加速するなんてツインでも7000回転より先の話だろうし、それ以下でツキがどうこう言ってもセッティングよりダイヤフラムスプリングとかとの絡みじゃないか?とも思う。その先でも実際にフルスロットルに出来ているかと言うと、直線で2,3速なら出来るけど・・・ってレベル。
Posted at 2013/02/27 22:37:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年02月26日 イイね!

薪ストーブ

 ・最近また寒くて薪ストーブの出番が増えている。今朝なんか室温が玄関でマイナス2度、リビング0度、寝室2度とか。予報の最低がマイナス8度なので、ここらへんはマイナス10度らへんだったのかな?点火は慣れてきたので、セットしたら自室に引き上げても5分後ぐらいには薪も燃えているんだけど、その後自室に戻るかリビングにいるか迷う。というか、大抵自室に戻るので、リビングでは薪ストーブがお湯をわかすためだけに燃えている状況。まあ、かなりの熱が室内側にも行っているはずなので、全館暖房とは言わないが室温を上げるのにも役立っているのだけれど、根本的な断熱が甘い家なので、なかなか厳しい物がある。リビングでもパソコンが使えればいいのだが、そうするとノートPCとハブなり無線LANなりが必要になるのが面倒臭い。かと言って煙突の屋根抜き、床抜きまでして二階に熱を送るのもなんだし(煙突を室内に通すのは合理的なんだが、圧倒的なほどの暖房能力はないし防火を考えたら面倒すぎる)、ほんと難しい。

 ・子山羊はだんだん元気になってきて、一人で立ち上がるのも上手くなったし、鳴き声も山羊の子っぽくなってきた。飲み方も一人前で一日1.5リッターぐらいは飲む。一安心だ。あまりに馬鹿っぽくて動きが悪いので「近親交配による遺伝病」か「CAE(家畜のウィルス病の総称)」を疑ったが、とりあえずあったとしても深刻ではなさそうだ。では何故最初はあんなに弱々しかったのだろう?一つは出産時に他の山羊に踏まれたりした怪我をしていた可能性だが、触った感じでも反応でもなさそう。また寒さによる障害の可能性も、こんな長引くとは思えない。最後の可能性は早産だった事ぐらいだ。とは言え交配は心配なので怪しい時期は何回かかけているので、本当に一発でとまったかどうかは分からない以上、それを確認するのも難しい。計算上はちょっと遅いぐらいだ。また生まれた個体のサイズがそもそもフルサイズなので、早産の可能性は最初から排除して考えていた。山羊の妊娠期間は151日が標準でプラスマイナス2日ぐらいはあるようだが、じゃあ生まれる子供がコンスタントに同じサイズかと言うと、3,5kg標準で2.5kgが軽く4.5kgは重いというぐらいの幅があるそうだ。というのは、双子、三つ子が当たり前なので、虚弱児がかなりの確率で含まれる。そういうのもちゃんと成長はするので、これだけ大きくて弱いって考えづらいのね。でも、成長度合いとサイズはまた違うのかもしれない。

 ・今日は合気道の稽古。12月に復活1月全部休んで2月は皆勤かな。大分体が馴染んできた気がする。以前のような、激しい稽古をする人も減って、メタボな人が増えたので、ぬるい稽古になっているし。でも合気道の極意は稽古の厳しさだけでは計れない部分なので、まあまあ楽しい。
Posted at 2013/02/26 21:55:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年02月24日 イイね!

VTのタイヤエア圧セッティング

 ・今日は工事の車もないので、某駐車場でVT250Fのタイヤのエア圧セッティングを探ってみた。と、その前に交換したリアタイヤのエア圧をチェックすると、2.25kgにしていたはずが、2.1kgぐらいに下がってました。やっぱりエア圧下がるんだナーと思って前輪を調べると2.5kg。あれ?前後2,25にしたつもりだったんだけど、ゲージが狂ってるのか(古いのを取り出したので)、温度で上がったのか。ま、後々ゲージのガタが気になったので、多分ゲージがおかしいのでしょう。実質はもっと下がっていると思います。

 ・エア圧セッティングの基本は極端な方向から反対の極端に振ってみる事です。てか、現場にエアポンプ持っていくのが面倒なので、まず高く入れて落としていくって手ですね。なので、リアは2.7kgまで入れておきました。フロントはまた後でやろうと思ったので2,5で行ったのですが、後で悩んだのは実はフロントでした。

 ・フロント2.5kg、リア2.7kgの感覚はともかくシャープでリアがガチガチと突き上げる感じがあります。ちょっとリアが入り込んでくれなくて、立ちが強くて、アクセルオンで大きく膨らみます。まあ乗り始めなので対応して乗ってないというのも含んでね。また冷えている時にバンクさせるとちょっと危ない動きをします。巻き込むというか倒れ込む。逆にそこで浅いバンクでアクセルあけると適度に曲がる感じはあります。

 ・次フロント2.5kg、リア2.5kg。これは今回のベストでした。というか、次からフロントいじって、それが悪かったので、セッティングの出し方を失敗したのですが、ともかくニュートラルに曲がるしリアのトラクションステアが絶妙で、力を抜いてリラックスした状態でリアを軸に曲がる感覚があります。ま、良かった場合って、あんまりピンと来ないというか、自然と言う感じですかね。ただリアのグリップ感がかなり上がりました。え?タイヤってこんな信頼していいの?ってぐらいグリグリとグリップします。いやー、バイクでこんなタイヤが信頼出来るのは初めてだわ。

 ・次、フロント2.3kg、リア2.5kg 相対的にフロントのグリップが弱く感じられるので、フロントをほんの少し減らしてみました。うーん、なんかステアリングの切れるスピードが遅くなって、座りがちょっと良くなったけど、逆に剛性が足りなくなって立ち上がりでフルロックなのにはらむような感じがありますね。特にフロントから荷重が抜ける上がり坂側からの8の字で、フロントが振られる。

 ・フロント2.3kg、リア2.2kg じゃあ、バランス取ってリアを抜いたらどうなるのか?というのがこのセッティング。VTでの感じとしてフロントの2倍ぐらいいじるとリアのエア圧が同じぐらいハンドリングに影響する感じがあります。ここらへんになると、リアのグリップ感は絶大というか、ガムテープがベトベトと粘るような感じなんですが、バンクモーションが遅くてキャンバースラストも弱く、寝かせるだけなら楽なんですが曲がる感じはかなりスポイルされてます。フロントとのバランスも解決せず、フロントはへんな具合のまま。どう考えても指定数気圧付近でこりゃおかしいので、ゲージの異常を疑います。そろそろ口がねの具合も悪くてエアも漏れるし。

 ・それじゃフロントを2kgまで落として見ました。2.3kgの時もそうだったのですが、フロントのセルフステアがかなり曖昧になります。バイクのステアリングってバンク角や速度や荷重によって自在に動いてバランスする能力があるのですが、フルロック運転しているとロックから外れてしまう事もあります。それがエア圧を下げるとフルロックは非常に簡単になり、一度そこに落ち着くとビタッとストッパーに当たったままなので、フルロック旋回は出来ている事にはなるんですが、まるで曲がりませんし、車体前半がリアの動きに反応しておらず、アクセルオンでフロントがちゃんと直立に向かいません。ピボットあたりで両方の力がちぐはぐにぶつかっている感じで、昔GSXでフロントが滑ったのを思い出します。無理矢理このままリアに駆動力かけると、フロントが唐突に浮いて切れ込んでおっかない思いをします。

 ・リアも2kgまで落として見ました。さすがに最初8の字を回るとおっかなくてしょうがないですね。リアからのインフォーメーションが消えて、こんにゃくの上に座っているような頼りなさがあります。まあ、フルロックがしやすいと上で書いたように、このセッティングでも荷重を見込みで内側にかけて回ればそれなりに走れてしまうようになりますが、車体との対話がない駄馬乗りみたいな感じです。

 ・そんな訳で私のVTの現状としては、フロントリア2.5kg付近が良さそうです。とくにフロントのシビアさは意外でした。勝手な想像ですが、16インチはタイヤハイトがあるので、こういう結果になったのではないかとも思います。17インチだとここまでシビアじゃなかった。このセッティングだと絶大なグリップとほどほどにリニアな反応が得られます。もっとも、この8の字は6mぐらいの小回り系なので、12mとかでもまた違うでしょう。エンジンの調子としてはスロットルのあけはじめのツキがやや唐突で多分全体的に濃いです。このエンジンとのバランスでもサスセット・エア圧セットは多少は変わってくるだろうと思いますので、まだまだ先は長いですね。リアはプリかけた方が良かったけど、伸びストロークが無くなるからフォーク突き出しで微調整でもしてみっかなー。

 ・あと、整備前後での違いも実感しました。まあ、一番はタイヤでしょうけど、BT45でツーリングタイヤって悪い冗談ですね。多分8割方のライダーにとってはBT39より速く走れるんじゃないか?って思います。セミラジアル構造が効いているのか、エア圧による変化はBT39やGT501よりシビアな気はしますが、80扁平でそれほどスリップアングルは関係なさそうなのにリアが回り込むような挙動を見せます。またリアサスのOHも結構効いているんだろうなと思います。ちょっと馴染みが出てきたというか、リアが沈んで生き物の足のように踏ん張っているのが感じられます。ちょっとびっくりなのは、今回の小回りでもフロントブレーキを使わないと結構厳しいぐらいスピードが乗ってしまってました。リアだけだと速度を殺しきれないのです。もちろんフルロックのリーンウィズという同じ条件なんですが・・・相対的にフロントはただのオイル交換だけでタイヤも賞味期限切れているので、弱いっちゃ弱いですね。

 ・畑仕事していたら、共産党のポスター貼りの人が来ました。私の借りている園は借りた時からポスターの掲示がされていて、きっと亡くなった地主さんが共産党員なのかと思ってました。でも、その代も亡くなったし、そこらへんどうなんか聞いたのですが、まあ活動実態がある個人の畑に貼っているというより、単に街頭掲示に便利だから許可もらったみたいな感じでした。そこで政治のよしなごとを話したのですが、共産党は哀しいぐらい真面目で前向きだなーと思いました。他の政党の議員の方とも合うのですが、彼らは国政に関してはどこか他人事というか問題が大きいほど無力感がある。あるいは言わない。一方共産党は地方レベルでも国政を考えちゃう。衆議院選挙で反民主で勝った事を勘違いしようとしている自民党が、参議院選挙前に本性を現せば、今度こそ国民は・・・と言っていましたが、前の週銀選挙の投票率を見れば分かる用に、国民は政治そのものに関心がなくなっています。それも支持母体がある大政党なんかに有利なんですが、それ以前に有権者の意識が低すぎるんですね。悪い意味で民主主義が民度を反映しだしている。もう、立て直すつもりも中央にはなくて、もう一度平民と貴族が分離した階級社会に戻ろうとしているんじゃないかと思います。自由民主主義をやったら、何故か封建社会になろうとしているというのは皮肉ですが、人間は自ら家畜化してきたからなぁ。









Posted at 2013/02/24 23:01:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年02月23日 イイね!

サスのダンパーブッシュのよじれ方向

 ・古本屋で2005年12月号のBigMachine誌がディープだったので購入。こういう真面目な特集と、そうでないのの落差が激しい(パーツ宣伝っぽい特殊がある)のがBigMachineだよな、ライダーズクラブはもう少し走り関係が多くて、バイカーズステーションはいじり系がコンスタントにディープ。今はどうなんだろう?書店でもバイク雑誌の形がずいぶん変わってしまったと思うのだが。ま、ともかく、この号ではワイドオープンってお店のノウハウの公開で、羊の皮をかぶったオオカミの作り方なんてタイトルが付いているのだが、YZF-R1が羊の皮をかぶっていたことがあるのかが小一時間問い詰めたい。まあ、そこはキャッチーなタイトルという事なのだろう。要はストック車両を100時間ぐらいかけて組みなおしをすると、目から鱗なほど乗りやすくなるねというお話で、安易な改造が最近嫌いになってきた私からすれば「何をいまさら」な話ではあるが面白い。でも、プロショップで100時間かけると、工賃がでっかいので、数十万(時間5000円で50万ぐらいじゃないか?もちろん、プロのレートはもっと高いとは思うけど、一方で100時間に正味の整備時間以外も含まれてはいるだろうから)、誰にでもオススメできる整備とも言いがたいかな。

 ・その中でいくつか面白かった点。まずリアサスの取り付けに関して、ここはアームを伸ばしきった状態にすると書いてある。理由はブッシュのたわみの方向を同じにしておいた方がいいからだそうだ。確かにそういう発想も聞いたことがある。たとえば車のマルチリンクなんかだと、アーム配置をブッシュが常に潰れる位置なんかにして遊びを殺すとかね。一方でVTで見たように、このたわみトルクが大きいとダンパーストロークに無駄な力をかけてしまうので、ダンパーをいためる要因にもなりうる。ここには「ブッシュ(や金属部品同士)の硬度」やリンクの配置など様々な要素があるだろうと思う。ただ、理想で言えば、私はブッシュにねじれる力をかけておくのには反対だ。アームなら作動性が多少悪くても遊びが無いことが重要かも知れないが、ダンパーはアームとは違って作動性が最優先じゃないだろうか?まあプロが言うことの方が一般には正しいだろうし、R1とVTの構造の違いも分からないけど。

 ・他に感動したのは、エンジン搭載の工夫である。今のバイクはVTの頃もすでにエンジンが強度部材を兼ねていた。という事はエンジンの固定方法で車体の剛性が左右されてしまうという事でもある。実際GPz900なんかネイキッドフレームで乗るとフレームが伸びちゃうなんて話も聞いた(一種のバックボーンフレームなのね、アレは)。フレーム自体がそこそこ強度があるとしても、そこの締結力は再確認したいところだ。あるいはブッシュが入っている車種はそのへたりとかね。

 。もう一つ各部で感じられたこだわりは車体のクリアランス管理。たとえばスイングアームピボットとフレームの隙間なんかも、実際にはちょっとフレームが大きいから入るわけですが、締めこんでそのクリアランスをつぶすにしても大きく潰すとフレームがゆがむし、規定トルクだとガタが出る可能性もある。そこをシムで詰めて適度なサイズにするってのは技術だなーと感じます。まあ、シムじゃなくてフレームを修正すれば?って人もいるだろうけど。逆にこの人は結構シール類を切っちゃう嫌いはあります。ベアリングだって非接触を使ったりしてます。確かにメンテサイクルが短く屋内保管で雨天乗らない場合はそれでいいんでしょうが、マジで20年乗りっぱなしとかだとちょっと不安かなーと。ベアリングシールの抵抗がじゃあ体感できるかといえば、私はまず無理だと思いますしね。それでも、読んでたらVTももう少し触ってからセッティングに入ったほうがいいのかな?なんて思ったりもします。そんな大層なバイクではありませんし、他の作業も立て込んでますけど。







Posted at 2013/02/23 23:12:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「[整備] #その他 脱穀機のエンジンオイル交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/217764/car/636308/6573958/note.aspx
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