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暇人ぶぅのブログ一覧

2013年03月14日 イイね!

揺れる心ー

 ・ZARDにそんな歌がったような。揺れているのは農地の拡充をどの地域で行うか。今私は二つの隣接地域を持って居ます。距離にして5km、車で15分って所なので、水田や畑ならそのぐらい掛け持ちしている人は沢山いるので、全然苦ではないと思っていたのですが、果樹は農繁期にかなり頻繁に圃場に出る必要があり、毎日の移動時間がもったいない。また農機具によってはそこまで移動能力がないので、移動が厄介って問題もあります。実際住んでいる地域の畑は手を入れやすいしね。でも、都市かが進んでいる場所は借りづらいし、ブランドが確立しているので、後追いで参入した私に回ってくる園はありませんでした。ぶっちゃけ、あんまりにも冷遇されるので、「じゃあ、この地域はお前らで後継すりゃいいじゃん」と思っていたのも事実。でも、高齢の人で将来が見えている人、私の作業を少しは関心を持ってみてくれている人(あと出荷商品ね)からは、本腰を入れてこっちに軸足を移したらと言われて、嬉しくもあり心が揺れている状況です。まあ、「将来的に出てくるはず」という程度なので、確実じゃないですか。

 ・そう言われるもう一つの背景には、遺産相続の法律が変わったという問題もあります。農地の場合、これまでは20年間耕作をすると相続税が控除される特例があり、実際今そういう条件でやっているながら農家も何人も居ます。しかし、今度、控除の条件は「終身耕作」か「貸与」に変わったそうです。つまり、自分で耕せなければ人に貸せろという事ですね。果樹はかなりの技術難易度や作業の多さ、投資の多さがあるので、務めながらというのは無理であり、必然的に貸借農地が増えるのではないか?と思われているのです(もちろん、相続税の改正がそういう目的で行われているのですが)。

 ・ぶっちゃけ、畑をやってみて、もう一つの農地はさびれた原因があり、それの根本的な解決は出来てません。大きくは水利不足と傾斜度合いですね。機械化するのに傾斜がきつすぎるので手作業が増えるし、水を持ち込む事が出来てない。ある程度は解決策を準備してはいますが(そして、住んでいる地域でも大きな干魃がくれば苦しいです)。でも、傾斜地が苦しいと言い出したら、最近回って来たワイン用ブドウ園は、ほとんどが急傾斜地にあります。農地の確保が楽で日照や排水がいいからですね。地元が平坦地でも上手くやれているのは、土壌や大きな意味での地形が傾斜地だからで、こっちはこっちでいいんですが。そして生食用と加工用はやっぱり単価が違うのよね・・・そして将来的に暮らす事を考えると、また難しい問題が。一応知った顔が多い地元は良くも悪くも都市化が進んでますが、隣接地はそうでもなく、農家と役人のドロドロが・・・これに関しては、地理が関係しているという話もあり、水利がなくて干魃に見舞われた地域では水の争いで血が流れると言われるほど気性が荒い人とか権力のはかりごとが好きな人達が多くてってな話しもあります(もちろん、構造改善されているので、今はそんな争いはないですし、イイ人も多いですけどね)。

 ・もっと単純な部分では畑も借りてくれないかという話しが出ている。こっちは本当に普通の畑だが、以前から借りている畑より立地も土質も良く、正直以前から借りている畑を維持し続けるのは辛いので、こっちに移ってしまいたくもある。そうしたらパイプハウスで農具小屋作ってトラクターとかしまえるしな)。

 ・確定申告終了・・・面倒だったなぁ。さて、見たくもない他人の財布の話しだろうが、私の申告額は85万円ぐらい、基礎控除の38万円で課税所得が43万円ぐらい、所得税が2万3000円ぐらい。あと住民税が後から課税されるので、そっちが5万円ぐらい。農業って必要経費が多く認められるので、実際には源泉徴収されているリーマンなどから恨まれるという話しだったが、実際にはこのザマだよ。補助金がふくれたって問題はあるけど、そもそもが必要経費を上手く盛り込めてない。そんでも、来年の事を考えるとすげー不安。納税するための補助金かよと言いたくなる。
  というのは大規模農家だと機械なんかで減価償却がかかったとしても投資先があるが、ブドウの場合そういう物は少ない。他の農家さんが平気なのは、まず大きいのが専業者控除。私は一人なので労働に対する控除はないが、家族で専業がいると一人頭90万円近い控除が可能になる。おかしくね?なんで事業主本人は控除されないの?ま、じいちゃん婆ちゃんがいる農家はそれが控除対象になっているので、実際がどうであれ、その分でどかんと引ける。これが痛い。
  次に土地利用型農業な訳だが、土地の取得に関して減免措置が無い。租税だけはまあ申告出来る訳だが、農家にとって土地というのは生産手段であり必要経費なのに、土地は消耗しねーからダメなんだそうな。って事は土地を買うために大金を準備すると、そこに課税され買った時に課税され持ってるだけで課税されるという訳か・・・狂ってるぜ。
  ま、最大の問題は税金の使い道に私が何のメリットも感じてない事だろうか。これが例えば教会へのお布施だったとしたら、信仰のためにいくらか払う事に私は何の疑問も挟まないだろう。現実的な御利益があるかどうか別として、そういう信仰があるかどうかなのだろう。
  もちろん節税のために無駄遣いするのは本末転倒だが、トータルで15%のピンハネは結構真面目に無駄遣いを検討するに値する金額だ。節税額の6.6倍の買い物をしないとバランスしないとは言え、6倍買うと税金分はゼロってすごくね?ま、今度はそこに消費税が入ってくる訳で、所得税と消費税が二重掛けになっているというのは、税制としてどうなんかとも思うけど。そしてデッドストックになると、今度は相続の時に・・・そりゃ海外に送金もしたくなるわ。

 ・という事で明日は中古の農具を見に行ってきます。正直あまり親切な業者ではないのは分かっているんだけど、ビジネスと割り切れる程度の商品かどうかで、ついでにワイナリーも巡ってくるという贅沢な計画です。でもバイクはナビないから、考えて見たら結構面倒かも。ソケットを付けてもいいんだろうけど、とりあえずはマップルかなー。
  









Posted at 2013/03/14 21:41:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年03月12日 イイね!

情けは人のためならず・うんざりした話し・ブドウ植えてます

 ・先日買ったカム式のワイヤークランプが行方不明になった。多木ので一個8000円ぐらいするので、決して安い物じゃない。軽トラの荷台に転がしておいたと思ったが、あやしい場所をすべて探しても出て来ないので、最悪奥多摩で荷台から落っこちたかな?と落胆していた。周辺の農家さんからも棚線の修理を頼まれていたのだが、これ以上待たせるのも悪いと思い旧式のCクランプ持って直しに行った(ちなみに無料)。この人の棚線は何度も切れていて、要は劣化した線を繋いでも引っ張るとまた切れてしまうのね。結び方が良く無くて、力が掛かると切れやすい。そういえば先日直した棚は面白い結び方をしていたのを思いだして、参考にすべくそれを切りに行ったら、そこで無くしたクランプが落ちているのを発見しました。良かった良かった。「情けは人のためならず」というのは何度も経験しているが、本当にそうだなーと改めて思った。

 ・あとは某団体の会計決算を総会に合わせて打ち合わせ。事務局の人と話して「このままだと恒常的にマイナスになっちゃうから、予算案はこうしようか」って話しをして、今度は理事にその案を持っていったのだが、もうウンザリしてしまった。自分でこう書けと言っていた決算書で、ここ2年同じ書式なのにも関わらず「事務費が細分化されているのが悪い」とか「事業費にこれを入れろ」とか予算と関係ない部分でグダグダと言われる。人を嫌な気分にさせる簡単な方法は、指示を出しといて、その通りにやっているのを間違ってると叱る事だ。大体予算案が通過してる代物を、今頃レイアウト換える訳にいかないじゃないか。まあ、来年度予算で組み替えるけど、そんなの大した手間じゃない。わざわざ理事に聞いているのは、予算が赤字にならないように、収入を増やすか支出を減らすかって話しだ。
  で、やっとその話しをするのだが、そもそも決算書や予算書を読めないので、なんか意味不明な指摘を繰り返す。昨年比の数字があると邪魔だとか(普通あんだろ!)、決算書の金額を見て、いつまでも予算額が多いと間違った理解を繰り返す。特に頭大丈夫かと思ったのは、「今年度の予算で収支が回ったんだから、今年の予算も同じで回るからいじるな」という指摘。わけわかんない。来年度は繰越金額が大幅に減るし、そもそも単年度で支払えなかったので、個人のツケにしてある金額がいくつかある。つまり支出はさらに増えるのに、いつまでも「例年は・・・・」と言われると、もうお前が会計やれよと言いたくなる。まあ、結局自分でも何言ってるか分からなくなって、別の理事がOK出したらいいという話しになったのだけれど、この無駄に使った時間と疲労はどうしようもない。事務局は見てすぐ分かる内容なので、私の書き方ではないと思うが・・・
  これに限らないけど、日本人はなんか無駄な会議や疑似が好きすぎると思う。先日も農協関係の総会があったのだけれど、前時代的なぐらい形式的で、たった30人(じっしつ15人)の組織で1号議案だの専門部長がどうだの、そんなのいいだろと。多分だけど、こういう仕組みは戦後の民主化の時に、「こういう形式ばったのが民主主義だ」と思い込んでしまったのがあると思うのね。それまでは特権階級の閉鎖的な所が、権威付けてやっていた事を、民主的な組織でもやれば権威が付くと思ったんじゃないかと。でも、実際は根回しや練習が済んでて、あんなの学芸会のお遊戯とかと一緒だ。まあ、会そのものはいい交流の場なんだけどね。
  で、別の理事はまあまあ予算の話しは分かってくれたが、赤字になる事について「収入を増やすか支出を減らす」って事に関してはかなり不可解な答えだった。事務局と私としては、支出で削れる物は限られているので、会費を増やして収入を増やす案を考えていたのだが、その理事は「支出が赤になったら特別会計を組んでどこかから借りてくる」「予算をオーバーした部分は自腹」という。私は会計ルールを知らないのだが、特別会計ってそう使うの?私はもう別の会計なんかやりたくないし、誰が貸してくれるんだろうか?また自腹は実質もうそうなんだけど、だったらもう予算とかいらなくね?ともかく、私がもっとも触りたくない金銭関係で、何故か不得意意識がない人達に限ってすごいルーズなのはおかしな気分。皆、どっからか特殊な収入があって平気なんだろーか?

 ・ブドウの苗を植えてます。もっと早く植えたかったけど、なかなか植栽計画が立たなかった。他にも育成苗が数本あるのだが、ネオマスカットやポートランドなので、ぶっちゃけどこに植えたくもないんだけど、成長はもうすごく良くて、1年で2スパン5mぐらい伸びてたりするので、今年にもすでに棚上を作り尽くせる勢い。最大の要因は土壌水分で、ブドウは乾燥地が良いとは言うが、日本でメジャーな台木であるテレキ5BBにリパリア(川ブドウ)の血が入っていることから分かるように、栄養成長だけ見れば水分が飽和しない範囲で多いほど良い。また、果実をつけた後も、肥大時期にはある程度の水分がコンスタントにないといけない。

 ・よく名ワイナリーでブドウを深根性に育てて地中深くから水分を吸わせることでミネラリーな味わいにするという事が言われるが、確かに水ストレスで深根性にはなるがそこの根は太い根なので養分は引き上げないし、そもそもの台木の性質で根の深さは異なり、基本的にブドウは根は浅い事が知られている。おおくの樹がそうであるように、地上部の高さと地下の深さは比例し、ブドウの根はとても浅いのだ。施設栽培の根域制限だと深さなんか40cmぐらいだし、それでも計画灌水ではちゃんと結実している。深根性に育てて養分を吸わせないという考え方には賛成だが、そうでないと良果が得られないわけではない。

 ・今回は比較的湿潤な場所と逆に乾燥した場所にそれぞれ佐藤系巨峰の5BB台を植え、本当に乾燥した場所にカベルネソービニヨンを植えている。なぜかこのカベルネはリパリア・グロアール台なので、台と接ぎ木の性質が真逆な気はするが・・・そして計画灌水とは言わないが、ある程度の灌水施設も作る予定。現代農業に昔出ていた。それにしても傾斜地での植栽は重労働だ。ちょうどラジオでポット苗による植林の話しをしていたが、ブドウもそうなってほしい物だ。

Posted at 2013/03/12 20:54:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2013年03月11日 イイね!

デラの皮剥き

 ・今日はデラの皮剥き、皮剥きっても果実の皮じゃなくて木の皮です(間違える人はいないだろうけど)。ブドウも成長するにつれて皮の部分が拡大して破れます。コルクって程でもないけど、結構皮が代謝でむけるんですね。これを放置すると生体との間に層が出来て病害虫の巣窟になるので、ある程度の間隔ではがしてやります。まあ、全く剥がさなくても自然に落ちますし、これをはがしたからと言って病気が出なくなるってほどの効果もないので、「やらないよりやった方がいい」程度の作業だとは思います。優先順位は高くはないはずですが、まあ改良普及センターの視察で園に入るついでなので、ちょっとやりました。

 ・樹皮は品種や状態で違いがあり、デラは比較的薄い物が出来て、細い部分だと細かくひび割れします。巨峰はそれより大降りですが、方向性は似ています。スチューベンはブドウの中では樹皮が硬く鱗状になるのが特徴です。こいつは剥くのは一苦労ですが、実際は病気がそんな出ない品種なので熱心に剥がす必要はない。ナイアガラは逆に皮がつながった長いもろい状態で剥がれます。ポートランドも同じで、軟質というかなんというか。木質部分が少ない感じで、病気の発生も多く、熱心に取りたい所ですがうちにはもうありません。

 ・あとは畑の清掃なぞですが、凹凸がかなり出てきたのが厄介ですね。この凹凸が出来る原因はいくつかあるのですが、結構あるのが「前の園主さんが剪定枝を掘って埋めた穴」です。枝が腐るとそこが凹んでしまうのです。なんで埋めるかと言うと、病害虫が生き残っているといけないので死滅するまで地中に埋めておく訳ですが、最近は枝はチッパー処理で粉砕して散布してある事もあるので、それほど病気に関して気にしている指導ではないと思います。害虫はまあ確実に処理で死ぬでしょうけど、音も非常にうるさいので私はあの処理は嫌いで、焼いて炭にして散布しています。これもカリウム過多になる恐れがあるのですけど。この穴は単体だと足を取られる程度ですが、雨水が溜まったりするなどの問題もあります。正確には地下水位が低いのが出てくるわけで、従来は水抜き穴になっていたとも言えるのですが。

 ・山羊は雌は畑に離しています。今年はもう一頭が出産する予定ですが、こいつは出産しそうになってもなかなか産まないので、ちょっと小屋に入れっぱなしにしてましたが、再び外に出してます。お腹大きくなる割に小さいのしか産まないし、気性が荒いので扱いに困る。他のは外でのんびりしてます。子山羊は最近は結構な声で鳴くようになり、ミルクも一回で800ccぐらい飲むようになりました。ベランダだと草がないので、そういう固形物を食べられないのもあるのでしょう。

 ・そういえば先日の奥多摩ツーリングで松姫峠は途中にダムがありました。多分発電用だと思いますが、真っ暗な中でダムだけは水銀灯で青白く照らされていて、夜間の工場のような不思議な存在感がありました。巨大なんだけど、どこか存在が希薄というか非現実的というか。

 ・日産三菱合弁会社の軽自動車のデザインが発表されました。まあ、好き好きなので、エルグランドで路地裏に来られるよりはマシなんで、DQNはどんどん乗り換えて欲しいとは思いますけど、デザインに日産が口出しした程度で中身は三菱でしょ?エンジンも3G83でしょ?と思うと手放しに新型キタコレとは言いたくない気分。三菱のみそぎははじまったばかりというか、私の中では絶賛累積中。まあ、日産が作ったからと言って信用するかと言うと別ですが、少なくともリコール部門を三菱から切り離してみない事には・・・でも、最近そういう細かい不安や予兆を排除していくと、世界が狭くなりすぎる気はします。マイナスで評価するのではなくプラスも入れてかないと、自分で世界を狭めてしまう訳です。そのぐらいマイナスばっかり目に入るのは私が悪いんでしょうね、きっと。
  「生きていくという事は人に借りをつくっていくことだ」というのはC1ランナーの一節ですが、私は基本的に人に借りた物は忘れても自分が貸した物は忘れるように務めています。そのぐらいで、ちょうど本当の損得勘定はバランスするはず。あの言葉もそもそもバランスではなく恩を忘れるなって事ですからね。物事に自分基準でプラスマイナスがあるのは当たり前で、プラス部分をもっと評価すべきなんです。と、そう考えても、三菱ってメーカーはつぶれた方がいいやろ・・・・ありゃ人じゃなくて企業だしな。
Posted at 2013/03/11 07:17:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年03月10日 イイね!

最近の中学生は

 ・冬が終わりそうなので、忘れかけていた話題。冬になると何故か帰宅途中の中学生を沢山見るのですが、最近の中学生は私らの頃よりすすんでるなーと思うのが、カップルでの下校組が結構いる事。私らの頃に中学生が男女で並んで帰るなんてまず無かったし、やったら皆からからかわれるのは間違いなく、男は男、女は女の集団で帰っていた。ところが、今はそういう集団のすぐ前後にカップルが並んでいたりする。本気で舌打ちしてしまう自分が情けない。

 ・だが、それだけではない。そういうカップルだと思っていた集団、よく見ると男装した女という事もままある事を発見した。性同一性障害!?ガチレズ!?日本の中学生進みすぎだろ!と言いたいが、実は数年前から女生徒も冬場は防寒でパンツルックが認められるようになっているので、多分それだと思う。キットソウダヨ。ま、若いうちにせいぜい楽しむがいいさ。オッサンは公園のブランコにゆられているのがお似合いさ。

 ・近所の子供が子山羊を見せてくれと言うので見せたら、飼いたいーとか親にねだっていて困っていた。犬じゃないから難しいよね。でもペットとして山羊を飼っている人もいるし、不可能ではないと思う。サイズはシバヤギであれば中大型犬(ハスキーとかシェパード)ぐらいだし、餌だって知れている。繋ぎ飼いがしづらい問題はあるし、一匹だと鳴くけれど、去勢雄2頭か去勢雄と雌であれば飼いやすいかと思う。逆に群れにすると結構山羊ってのは馬鹿というかバランスが悪くて、弱い一頭が餌にありつけなかったりする。寓居性なのに調和って概念が山羊にはなくて、序列をつけないとダメ。そして意外な事に去勢雄が一番強くなってしまった。ボスタイプではないのだが、なにせ太るので、一番頭突きが強いのだ。次が未去勢雄と角有り去勢雄(まだ子供)、若い未去勢雄は角が折れてからめっきり弱くなってしまった。ヒモは難しい問題で、山羊や羊はヒモに繋いで飼うと自分で絡まってしまう事が多い。とくに低い位置から引っ張っておくと、かなりの確率で自ら足を取られ、最悪窒息死する。不器用というか、犬に比べると本当に馬鹿なのだ。

 ・罠なんかもそうなんだが、山羊や鹿らへんは後ろ足は大変強い。股関節があるので、かなり力をかけても平気なので、後ろ足が罠に引っかかるとワイヤーを引きちぎるほど引っ張るが、自分の足が折れるまで強引に逃げようとする。ロープだとさすがにそういう話しは聞かないというか、支点が首なので、自ら首を締めていても強引に後ろ足は蹴る事しかしない。一方前足は筋肉で胴体に肩胛骨でひっついているので、こっちを強く引っ張るという事は出来ないし、やりたがらない。実際、山羊を後ろ足持って捕まえるのは結構抵抗されるが、前足持ったら大人しいもんだ。

 ・あー、ついでに地元のバイク屋状況について。昨年末に1件のバイク屋がつぶれた。昔からやっているような店で、お客が入っているのを見た事がなかったが、教習所のバイクなんかを修理していたので、それほど酷い店ではなかったと思う。まあ、一度も入った事ないが(笑)。自転車とかも売るし、メインはスクーターとビジバイという店。そして、市内の古株の店もあと少しで閉店するそうだ。経営者が高齢化で後継者もいないので、自然消滅的。こっちはスポーツバイクも扱っていたので、困る人も若干。逆に新規で出たのはホンダ直営店が5年ほど前に出たのと、スポーツバイクの店が一件あるかな?まあ、どんどんスクーターのような市民の足は売られなくなってきているようで、ビジバイなんか新車は売られてないのではないだろうか?それでも減らないのがすごいが。

 ・ただ、残っている○○輪店のようなビジバイと自転車をメインに売っているような店は粗悪なのが多いのが気になる。以前自転車店についても同じ事を感じたが、老人が道楽でやっている殿様商売の店が多くて、普通のユーザーはそんな所使わなくてゴミだめになっている。それでも老人なんかは他の店に逃げるという事がないので、結構酷い条件であしらわれているようだ。農家だとカブに乗っている人もいるのだが、レッグシールド頼んでも取ってくれない、バッテリー頼んでも「そんなのいらない」と言われて取ってくれないと散々である。レッグシールド壊れていると多分風が巻き込むし、バッテリーが死んでるとアイドルでウィンカーとか弱くて危険でもある。だからあんな事になっていたのか・・・って事でお節介ながらAMAZONでレッグシールドとバッテリーを買ってあげることにした。つうか、レッグシールド安すぎだろ・・・2つセットで2000円しないんだぜ。これで爺さんがもう少し頑張って農業続けてくれるなら安い物だ。
Posted at 2013/03/10 02:33:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年03月09日 イイね!

植原やっぱりすごいよ!

 ・ブドウの苗って業販だと根が剥きだしの、掘り上げたまま送られてくるのね。で、私は某所の所の苗は買ったことあるの、農協経由で買ったらそこになったってだけなんだけど、結局農協の管理が悪くて多くの苗が死んでいたという苦い経験がある。今回は送料とか余計にかかっても植原から買ったのね。届いた苗をあけたら、その根の多さ、長さにびっくり。どういう事だよ!ペール缶に入ってくれないよ!という感じ。当然ながら、根が多い方がカブの調子は良い。地上部と地下部はあんまり相関関係がなくて、苗のうちは地上部が立派だけど根がダメというのは結構ある。そういうのは生育も良く無い事が多いのだが、植原のは逆だ。近所でも植原を指名買いして育てている人がいて、やっぱり苗の生育がメチャクチャいいので羨ましかったのだが、これで納得。問題は植原では扱えないナガノパープルとかの苗がどれがあたるかだな。あれも流通価格は3000円ぐらいなんだけど、昨年扱っていた所は余らせてあげく折って捨てていたぐらいなので、卸値は500円とかそんなんだろうなぁ。

 ・剪定は進んでいる。うん、バックしてないから進んでいるはずだ。あんまりにも枝を落とすので「このまま樹が枯れるんじゃないか?」と気がきじゃない。でも効率化のためには今年このぐらいやっときたいしなぁ。でも細い枝先まで使って更新かけると、多分結実はあんまり期待出来ないだろうな、とも。また面接でいらんこと言われると思うと、なかなか悩むわ。理想を補助金が邪魔してるっていうか。まあ、補助金あるから思い切ってやれるんだけどね。

 ・シカ皮をもらったので、なめし革にすべく洗濯して乾かし中。この生臭そうなのを見なければ、一見すると素晴らしい毛皮のコートのようである。実際これをシカは着込んでいる訳だ。あとは半分乾かした状態で皮の裏の脂肪や肉をある程度取って、ミョウバンと塩を塗ってから新聞紙を挟んでまるめて乾燥。その後油を塗るそうだが、セームだと鱈油だそうで、鱈の肝油って事だろうか?肉が結構ついてて、それをこそげ落とせる自信がない。

 ・デラ園を借りてくれないかという話しが農協経由で来た。見たら知ってる地元のおばあちゃんがやっていた園で、私が就農した時から剪定はもう自分で出来ず、昨年はもうぼけが始まってジベ処理も途中で遊んでいて、たしか加工用に出したと思ったが、今年はもうボケが酷くて何にも出来てないらしい。なのに肥料は沢山置いてあったりする。市街地も市街地だが、4m道路がついてないので開発は難しい場所であり、しかしSS防除が出来ないという死んだような土地だ。やるとしたら加工用に絞ってジベ処理もせずなるに任せる管理になるだろうけど、それでも剪定もしてないので余裕時間ももう無い感じ。普通は管理はお金を払うのだが、家族がブドウ園を残したいって事でお金を払ってでも管理して欲しいそうだが・・・
Posted at 2013/03/09 21:10:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「[整備] #その他 脱穀機のエンジンオイル交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/217764/car/636308/6573958/note.aspx
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