2016年08月31日
・自転車関係の整備をした。まずシートポストだが、スペーサー入れても落ちてしまうので、頭来てハンマーで殴って楕円に歪ませてクランプが効くようにした。どうせダメだったら捨てるしかないのだけれど、割と上手く行ったみたい。次にライト、LED化してはあったが、配線の一部を仮接続にしておいたので外れてしまい点灯しなくなっていた。仮配線を半田付けし、ライトにアルミテープを部分的に張って幻惑防止した。改めてこのライトは明るい。
で、うちには全く同じライトがもう一つあって、そっちはいずれロードバイクに取り付ける予定なのだけれど、パワーLEDライトをもう5個のセットで買ってあるので、そっちもLED化してみた。前回は3Wの電球色だったけれど、今回は1Wの白色。また前回のはバッテリーボックスとライトが一体化しているので電池交換だと全バラにする必要があったが、今回は純正同様バッテリーボックス単体で抜ける構造にした。コンバート後の感じだが、これまた明るい!電球色は色温度の関係かルーメンが白色より出ないのもあるだろうが、電球色比較で言えば2Wぐらいは出ている感じがする。これも遮光ラインをテープで貼って走って来たが、街灯の色とそっくりなので(何しろ実際同じ物だからな)、走っていると街灯が照らしてくれているように錯覚する。ライトを消すと全然前が見えなくなって分かるのだが。
で、普通に走る分にはこのライトで充分というのが私の印象だが、一方でレンズを使って遠方を照らすタイプのライトにこのパワーLEDを入れたらどうなるんだろうかという事も気になった。が、以前あったムーンレンズのLEDライトは、スイッチがすぐ壊れて嫌気が差してすててしまったし、他にレンズ付きのライトってないんだよなぁ。そうじゃなくても適当なレンズを入れればいいだけのような気もするが。パワーLEDには普通にレンズ(小さいパーツ、発光面に取り付ける)が売られていて、それ付けるだけで達成してしまうんだけどね。
・先日ニュースで元AV女優が急逝したと言っていた。それに関連して、この業界の人の早死にが多いというトピックが出ていて、50人ほど知っているうち10人は死んでいたと、とあるライターさんが書いていた。分析もされていて、健康面やメンタル面、社会的な不利益や成金による没落など、なるほどと思う内容が多い。が、この人の言っている「社会的不利益や、それに伴う精神的不安定さ」などを考えると、案外「死んじゃった事にして別人として生きていく」というのが事の真相なんじゃなかろうか?引退して世間から忘れられた頃にぽっくり死んだ事にしてさ。今回は警察も動いているし事実なんだろうけど、もし1割も死んでたらもっと頻繁にこの手の事件が騒がれていてもおかしくない。
が、一方でAVや芸能界が裏社会と結びついているのも事実ではある。もう10年以上前になるが、隣接する市でとあるAV女優と男性の無理心中の自殺事件があったらしいのだが、あまりに不自然なので探偵がスクープしていたけれど、結局続報はなかった。つまり、上のような間接的要因や、私の考えた策略もあるけれど、一定割合は裏社会との関係で友愛されているんじゃないかとも思える。
・受動喫煙が有害であるというデーターが日本で客観的にはじめて示されて、公共スペースや店舗でも禁煙をすすめるべきという意見がやっと出た。私は喫煙のリスクをそこまで高くは感じなかったので、タバコ叩きだけ突出している事に疑問もあるが、「世界的にすでにデーターが確実に出ている」案件が、日本で独自データーがないと受け入れられないとか言うガラパゴス具合がまず腐っているとは思った。都合がいい事は世界基準、悪い事は日本人は独特だから独自調査というダブスタはどうにかならんのか。
さて、禁煙すべきかどうかだが、以前も言ったがお店の判断で国が口出しすべきではないと私は思う。知人でもタバコにアレルギー的に拒否反応を示す人がいるが、そういう人は禁煙する店を選んでいて、どんな有名店でも喫煙される店にはいかない。それが大人の対応で、喫煙が嫌いだから有名店も禁煙にしろ!というのはなんか違う。そして、喫煙する人は今は相当な人ばっかりだから、もう放置でいいと思うの。先日もDQNミニバンからヤクでもキメてんのかと思うようなガリガリのパンキッシュなのが、シートから落ちるようにズルズル出てきて、吸い殻をお店の入り口で捨てる仕草をしていた(遠くなので本当に捨てたかわからん)けれど、煙草まだ吸ってるのってああいう層だからもういいじゃん。煙草許容する店はああいうもんだと思って見てる。
・ごひいきレストランのスタッフが抜けるそうで新人が今月から入っていたが、明らかに未経験者。どうしてスタッフの技術をそう過小評価するのか私は知りたい。農協系は接客業をなめているとしか思えない所があるんだが、また縁故採用なんだろうか。挨拶や声出し、お辞儀すらまともに出来ないって、素人として見てもちょっと素養がないと私は思うんだが。農家レストランのおばちゃんって感じなら分かるんだけど、これやばない?
あと、来客の記念来場者数が今月のある日を予定しているそうで、どういうカウント方法か知らないけれど、まあ結構な人が来ている事は素晴らしいと思った。記念品もあるみたいだが、その日はワイン会があるので行けても午前中かな。2015のピノグリがリリースだそうだが、最近リリース早いなぁと思う。悪い事でもないが、作っている人達も「少し落ち着いてから飲んで欲しい」と言っているのでなんとも。
とりあえず今月中にちょっとしたイベントを出来たらと思う。ワイン会は月はじめに集中しているので、月終わり周辺でなんか軽いイベントでも。昼食会で何人か集めるか。本式のワイン会は11月ぐらいに本体のワイン祭りを見計らってやろうかと思っていたが、新酒って結局ナイアガラの辛口一本な訳で、であれば他のリリースは年中あるんだから今やってしまってもと思う。まあ私の企画能力的に無理な訳だが。
・最近はボカロ曲も新曲は滅多に聞かず、昔入れたMP3データーが車で流れるぐらいなんだが、ニュースでラックスのシャンプーのCMにミクが使われているというので動画見て見た。で、コレは酷いなと。まず一番はCGモデルが気持ち悪い。不気味の壁という物があるのだが、まさにアレで、人間に似せた結果、ものすごく偽物感、不気味感が漂う感じになってしまっていた。で、逆に「そういやミクという存在自体がそうかもね」という事に気がついた。
ボカロの初期の曲って今聞くと調教もイマイチだしボカロの技術も未発達なので、いかにも機械音声という感じがする。一方現在のミクの最新のV4あたりだと、曲にもよるが人間との違いが分からなかったりする。それは技術として正しく当然の方向だが、DTM音声をすっごい正確にトレースする方向で人間に似せすぎると、もうなんか違和感がある。多分ボカロ曲ってのはサンプル音源を適当にDTM出力してクライエントに叩き台として送る物だったと思うのね。それを利き手が勝手に自分で肉付けして想像するというか、未完成品だった。そういうエクスキュースがあって成立していた甘さがないと、人間視点で見てしまって「あ、こいつ歌ヘタだな」みたいな感じになるんじゃなかろうか。別にヘタに歌えって訳じゃないけど・・・そこらへんがボイスロイドのゆかりさんなどは、元からいくつかのプリセットボイスで自作しないでも「そのまま使える」音声が入っている。技術的には正しくないけれど、単純に人間的なゆるさを持っているし、それがキャラにも反映されて最近はゆかり>ミクになっている感じがする。
他はまあ外人シャンプーCM自体があんなもんやろと言う感じではあるが、三次元有名人のモデルとかを二次元と並べるのもどうなんかねぇと言った感じ。何あの安っぽい演出・・・ミクの方がずっと高い位置に居ると思っているので、偽物の水戸黄門が本物に説教垂れている回のような滑稽さを感じた。あと、そもそも人間の髪の毛を綺麗に見せるシャンプーを、CGのキャラで使うってのは企画段階でおかしくないだろうか。それで髪の毛のCGが良く出来ているならともかく、正直気持ち悪いぐらいベタで稚拙な表現で、逆にラックスがそこらへんのCGっぽい髪の毛を目指しているんだろうけど全然良さそうに見えない。ポップカルチャー・サブカルチャーが表舞台に立つ事を否定はしないが、劣化というか大衆化されてしまっているような。
どうしてもサブカルに寄りたければ、むしろなんでアニメとかを使わなかったのだろうか?CMでアニメというのは今も昔もさほど多くないが、タレントと違って不祥事も起こさないし、気鋭作家を30秒ぐらいの短辺で押さえて色々好きにやらせるというのは日本のクリエイター層にいい刺激になったと思うのだが、今更言ってももうテレビ死んでるから意味ないよなぁ。
・ステラのブレーキフルード交換はステラがいなかったので出来なかった。今日いい場所に駐車しているので、ちょろっと朝でもやるかな。それにしても、調べれば調べるほど、日本の自動車産業の進化の早さに驚くし、登録車が行く所まで行っちゃった感(しかも不要な部分で)があるのに対して、軽自動車の実直な進歩には感心する。なんで現行アルトがそんな評価されないのか不思議だ。もっとも三菱は登録車の実燃費も酷い結果が出てしまい、逆にスズキは全部カタログ値より良かったとか、もうため息しか出て来ないよ。三菱と日産買う人達はそんな事考えたりもしないんだろうけどな。最近近所のマンションが一気にみすぼらしくなったと思ったら、やっぱり裏で黒い所が動いていて、なんかもう嫌になった。シーマ駐まってる所はもうね・・・
・明日はお手伝いさんに声かけしてしまった関係で孫生り除去を頼む予定。私がやって1時間2時間の作業なので、もう一度回っても3時間っちゃ終わるだろう。あとは草刈なんかは頼めないから、デラ園でダメな房を落とす作業とかピオーネ園なんかで作業してもらうか。鎌で園の周囲のツタだけでも切って貰えば助かるが、その手前の草が長いので無理かなぁ。他はナイアなんかの病気粒だけ適当に抜いてもらえば助かるっちゃ助かるが。
私は出荷したら明日出荷無いので、パープル取り終えて休んでいたい所。パープルの依頼分だけさっさと出荷して終わらせるのも手かな。来週はデラを最優先で出して、最後にナイアを出して終わる予定。
Posted at 2016/09/02 00:59:44 | |
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2016年08月31日
・ふとミニキャブのエンジンの圧縮比ってどのぐらいまで詰められるんだろうと思って検索したら、ほぼ限界だった。実圧縮はともかく、圧縮比だと10もあって、これはビートあたりとかわらん。ミラーサイクルとか電子制御スロットなんかもある現代のエンジンは別なんだが、物理的な圧縮比は結構高いみたいだ。で、それを検索していた時に出てきた別の話題が今回の本題、日産の可変圧縮エンジンとやらである。
どうも良く分からない事が多いのだが、構造やいろんな考察から推測すると、クランクのコンロッドピンのオフセット量が見た目的に変わる構造らしい。正確にはコンロッドに中間リンクがあってコンロッド長さが変わる感じか。これ、動画になって公開されてないので理解するのが至難の業で、記事にしている人も日産の文系向け表記で満足している人もいれば、私には理解出来ない納得方法をしている人もいたりして「え?そういう事か?」ってなったりもした。で、個人的には日産こんな事やってる場合かなぁ・・・・ってのが正直な所。エクストロイドCVTも理屈はいいんだけど結局ダメだったのと同じ感じがする。という事で私の理解から。
まずロアーリンクとアッパーリンク(いわゆるコンロッド)の関係が良く分からなかった。これ、グルグル回るとロアとアッパー干渉してしまわん?もしかしてピンをそれぞれ独立してつけんの?それこそ工作滅茶苦茶手間じゃん?と思ったのだが、多分違う。というか普通のエンジンを想像しちゃダメなのだ、これ。
普通のエンジンだとビッグエンドでコンロッドが繋がってクランクを回す力になる(クランク運動)な訳だが、日産の可変圧縮エンジンではビッグエンドに「マルチリンク」という物体を付けて、その角度をかえる事でコンロッドの長さを変えるのと同じ仕組みを作っている。英語の図解だとこの「ビッグエンドの穴」の部分に「クランク」って書いてあるので、かなり詳しい人(自称)もこの穴を「クランクのセンター」だと誤解してへんてこな理解をしていた。実はホンダがすでに可変圧縮エンジンを作っていて、その方式にとらわれているみたい。
で、圧縮が可変になる仕組みと、そのメリットは分かるんだけど、じゃあこの構造で問題ないの?と言うと不安もある。まずクランク周辺の強度が不安定になり、いらんパーツで重くなり、潤滑とかもこれ大丈夫か?って感じになる。マルチリンク部分はビッグエンドに対してわずかなアングルでしか回らないし。しかも、リンクはどこにも固定されてないから、ちょっと不安定じゃなかろか。またストロークスピードもリンクを介すのでおかしな事になる。ちなみにピストンのタイミングは変わらない(はず)。しかし、本当にこんな大げさな装置が必要なのか?私はいらないというか、これ付けるメリットがデメリットで帳消しになっていると思う。可変バルタイでいいと思うし、そういやVWかBMWがヘッド側で可変圧縮やろうとしてこけてたと思う。確かに発想自体はとても正しいし、他の方式と違ってリンク機構側が激しく動く必要はない(タイミングごとにアングルいじるだけ)し、無段階調整が可能なのは魅力ではあるが。まあ、ここに来て内燃機で大きなチャレンジをする事は面白いし、耐久性とかコストとか抜かして「圧縮比を連続可変出来る」事自体はいろんな可能性を見せてはくれる。自分で人柱になろうとは思えないってだけで。
・軽自動車の足回りの進化を時系列に並べて、フロントのストラットサスのロアアームの形式を比較してみた。ここはほぼ全て「Iアーム+スタビ兼用テンションロッド」から「Lアーム」に進化している。
スバル 三菱 ホンダ ダイハツ スズキ
1985 トゥデイJA2(85)
1990 ミニカH21(89)
ビビオ(92)
1995
ミニカH4系(98)
2000 ミラL250(02)
アルトHA24(04)
私はずっとヴィヴィオがL型の走りだと思っていたのだが、なんとトゥデイははるか昔、デビュー時からフロントLアームという凝った作りだった。当時のホンダの気概を感じる。そして次はミニカ、ダンガンがあった頃の物がすでにLアームであったので、これも興奮したのを覚えている。が、検索していてIアームがかなりヒットするので不思議に思って調べたら、新規格になった頃にロアアームがIアームにダウングレードしていた。まあリア形式も似たような事あるんだけど、三菱の没落っぷりが始まっていたのが分かる。
一方軽自動車の二大巨頭であるダイハツとスズキは保守的であった。ミラ系が先んじて足回りを進歩させたのですごいと当時は思っていたが、何の事はない、他のメーカーはとっくにやっていた事を今頃手を付けただけだったのだ。そして最後はスズキになる。もちろんアーム形式だけで全てを語れる訳ではない。プリミティブな形式のアルトワークスが最速だった事などから分かるように、まあどうでもいい事かも知れないし。でもスバルはフロントだけじゃなくてリアのアームの作り方見ると感動するね、これ軽自動車でいいんですか?って。つくづく今の社長はスバル終わらせたわ。
・あと、最近図書館から借りて読んでいる沢村さんの「午前零時の自動車評論」、すごいへんてこなサスペンションの話が出ていた。マクラーレンのMP4-12Cというスーパーカーのサスなのだが、ダンパーの油圧配管を前後左右にクロス配管させているそうな。たとえば右前の圧側が左前の伸び側につながり、同時に右前の圧側が右後ろの圧側とも繋がっているのだそうだ。と、どうなるのか?
左旋回をすると、右前は縮もうとする。その圧は左の伸び側に入ろうとするが、左側は元から伸びようとしているので圧がぶつかってロールが規制される。一方右後ろはこの時は特に関係ないので規制しない。両方が同じ動きをする時に規制されるので、前後の連通はバウンス系の動きの規制になる。ピッチングは許容する方向になる。多分今度は左後ろも関係してくるので、すべての足がすっごい複雑に動き回る事になる。沢村さんはフェラーリFFでもインフォメーション不足をアルミフレームのせいとして嫌っていたが、マクラーレンはもっと酷いと酷評しておられた。
私もちょっと感覚的にそれ分からなくなるんじゃね?という気はしていたので、失敗作で安心したのと同時に、そういう技術的なチャレンジをする所が面白いなーと思った。今は技術がかなり進んでいるので、ダンパーのオリフィスを調整するなどのアクティブコントロールも出来るし、なんならエアサスでバネ定数もいじれる。なんでも80系スープラも似たような連結システムは持っていたそうだし、サスペンション形式も今はなんでもマルチリンクって言葉で済ましてしまうけれど、スーパーストラットサスとか80年代から90年代初頭までの日本企業の「新技術競争」というのはとても心躍る物があった。
・先日エンジンと駆動系のリフレッシュメンテを行ったステラに乗る用事があったのだが、改めて「イイ!」と口に出てしまった。こんな軽くエンジン回ったか?というぐらいシュインシュイン回るし、適度にトルクが伴っていて気持ちいい。エンジン寿命の中でもアタリが綺麗についてちょうどフィールがいい時期なんだろうな。以前ちょっとあった、トルコンがロックする時のショックも減って、スムースにCVTの変速に繋がっている。前はオイルもプラグもエアクリもダメだったもんな。一方でブレーキの甘さはさらに気になった。無効ストロークが4cmぐらいある気がする。エア抜きはジャッキアップにホイール外しだから面倒だなぁと思っていたのだが、 よく見たらフロントはハンドル切ってホイルハウス内に手を突っ込めばホイール外す必要はないみたいだった。リアも出来るかなーと思って見たのだが、暗くてニップルの位置が良く見えない・・・というか間違いじゃなきゃステラってもしかしてリアは右側だけにニップルついているタイプかな(ドラムだと良くあるし)。これならリアもジャッキアップしないでいいか、最悪でも片側だけで行ける。
ところで走っていてあまりに軽く走り、軽くステアするので、「これ空気圧高すぎるのか?」と思ってエア圧チェックしたらフロント1.9kg,リア1.7kgになっていた。ラベルによるとフロント2.1、リア2.0が正常みたい。落ち具合からすると、空気圧そのものの設定は正しくて自然に綺麗に抜けたのだろうかとも思うが、これで正規の圧にしたらどんだけ軽く動くんだろうかとも思った。実際は1.9ぐらいは正常の範囲内なので回転抵抗はそんな変わらないだろうけれど、ステアフィールなんかは結構変化するはず。もっともエコタイヤはダンピングが足りない動き方するので、気に入らなければ少し落として使うのもアリかも知れない。ステラのエアチェックがてらミニキャブを見たら、もっと抜けてたのは秘密だ(笑)
・仕事は朝一でパープル出荷、グレード分けが選外の特殊な物になってしまっているみたいでごめんなさい採ってくれてありがとうでも値段はヨロシクネという状況。私もパープルの価値観がおかしくなっている。一方デラは2kgオール秀1みたいな状況。ちょっとこれ、優先準備迷うわぁ。デラは価格は一度底を打った感があったが、なかなかそこから上がってないのではあるけれど、秀1ならやっぱり相当な値段ではある。もちろんパックの評価も高かった。
で、今日は巨峰苗園の収穫デスヨ、収穫箱を軽トラ満杯になるまでつくって行ったら、案の定カラスがまたいたずらしていて追い払って、大急ぎで全部収穫、今年のカラスやハクビシンの害は大体30房以下という所で、まあダメージとしては昨年のように全滅なのに比べればはるかにマシだった。ただハクビシンは結構綺麗に食べていくので、ネットで防御しづらい相手なので困る。カラスなどは弱いネットやワイヤーでもある程度防げるけれど、やっぱり側面からも入るし。あと虫もそこそこ入っていたので駆除、雨の後でキリコのような糞が地面に落ちていて逆に気がついた。結局3年目の苗園での収穫はおおよそ軽トラ一台、一箱10房ぐらいの小房で3段×12で360房ぐらいだろうか?全部2Lで3房から2パックぐらいだとして240パック、24ケースぐらいだろうか。パック詰めが大変である。パープル園は乾燥で泣いたが、こちらも小粒ではあるが、しなびは発生してなかったので、歩留まりや規格外評価はなんとか避けられると思いたい。着色は良好で、ブルームは少なく表面がツルツルした感じの巨峰だ。飯塚系はもう少しブルームがあって果皮がザラザラしていると思う。味は正直しなびたパープル食べ飽きてるので、「水っぽいし薄い」と思う。これは来年以降に期待。他は新梢の先端の伸びが止まっているのが気になるが、来年はほぼ成園になるので、ネットなどの対策はしっかりやらないといけないし、こっちも肥大時期の潅水方法をちゃんとかんがえておかないといけない。
Posted at 2016/08/31 19:33:24 | |
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2016年08月30日
・パープル、相変わらずしおれ房が多くて作業していて全部ほっぽりだしたくなる。井戸ないとダメだな・・・って事で井戸堀りの情報を多数読んでノウハウを蓄積中。いろんな方法があるんだなと分かった。大まかに整理するとこんなん。
井戸掘り
↓ ↓
露天掘り(掘り抜き井戸) 打ち込み井戸
(昔話に出てくる井戸はこのタイプだが 現在の主流
手間や危険性から現在はまずない。
貞子の保管用) ↓
↓
打ち込み式 ボーリング式 逆止め弁式 水圧式 気圧式
1:打ち込み式 厳密な打ち込み式というのは、鉄管のような頑丈なパイプをハンマーなどで地面に直接打ち込んでいく方法、杭みたいな物。
メリット 打ち込む力が強いので、強固な地盤に対してもある程度は穴が掘れる
デメリット 機械がないと出来ない。パイプコストがかかり、細いため揚水量が限られる。渇水地域で少量を家庭用に使うのには向いてる。逆に言えば農業には不向き。
2:ボーリング式 掘削ビットなどを使って地面を掘っていく方法、全部コレでやると原油堀りとかになるが、井戸だと人力で部分的に使うケースがある。
メリット 硬い地盤や石でも掘れるかも
デメリット 機械が必要、人力で逆止め弁式に併用する人はいるが、掘削力は当然低い
3逆止め弁式 水圧式とボーリング式を組み合わせて人力で行う方法、DIYでの情報ヒットは一番多かった。先端に逆止弁を付けた掘削機を差し込んで、水も入れ、土砂類だけ弁の先にトラップして上に持ち上げる
メリット 大がかりな機械がいらない。
デメリット 掘削力が低くて時間がかかる。逆止弁の自作が必要、人力なので疲れる。
4:水圧式 水圧で掘削していく方法、逆止弁を使わず噴出する水圧で土砂類を持ち上げる。
メリット 条件が合えば掘削性能がかなり高い。一般的な農機具で掘削出来る(あるいはポンプは井戸が出来た後使える)。
デメリット 水を大量に運んでこないといけない。ずぶ濡れになるので冬期はやれない
5 :気圧式 水圧式の空気版らしいが、詳しい情報は1箇所からのみで、なおかつ失敗っぽい
メリット 媒体が大気なので水圧式のように運んでこないでも掘れる
デメリット 余程圧力を上げないと掘削力が低くて話にならない。多分コンプレッサーで10気圧ちょっとかけ、多少ショットブラスト的にやれば掘れるのかも。
この中で農業用水として魅力的なのは当然ながら水圧で、正味10分の噴射で4mほど掘ったという話もあった。水もまあタンクで運んでこられるから出来るだろうが、ポンプの吐出力が記事のように「500リットルを2分」ってほどあるのかは疑問。うちのポンプは毎分100ぐらいだから、その圧力で土砂がちゃんとあがるのかどうか。
井戸枠は1番のように厳密な意味の打ち込みは32Aとかのようだが、他は75㎜という人が多かった。ただ、吸い上げは25㎜~40㎜が多いようなので、深井戸ポンプを使わない限りは吸い上げパイプが入れられる1つ上のサイズでいいような気がする。例えば40㎜パイプなら50㎜ね。その方が打ち込みも楽じゃなかろうか。ただ、井戸が出来た後、密閉する事を考えるとある程度大きい方が井戸の容量が稼げるのかも知れないし、ストレーナーの面積の関係もあるかも。
打ち込み井戸の場合、水が出たら吸い上げる訳だが、吸い込み口を密閉して井戸枠内部を負圧にして使うのだそうだ。そうする事で井戸枠内の大気圧が下がるため、吸い上げやすくなり、水脈からも持ち上げる力が強くなる。というか、常時水が地表面付近まで持ち上がっているのだそうだ。
・そして、これ書いてて気がついたのだが、水圧式って横穴にも使えるやん!暗渠堀りも地下湧水を掘らず、穴あきパイプをこのまま打ち込んでいけば出来るという事に気がついた。問題があるとしたらパイプの継ぎ足しかな。4m程度なら1.5mまでユンボで掘って残り2.5m程度ならホース持ち上げて接続する事も出来るけれど、継ぎ足しは2m単位ぐらいじゃないと辛そう。ちょっと横から水が出る場所があるので、そこから一度横に出してタンク経由でオーバーフロー捨てるととても理想的になるんだが。
・パープル園はやっぱり日陰でも一段低い場所の木が生育旺盛で果実も良かった。たかだか30cmかそこいらだが低い事で地下水が有効に使えるのだろうか。ちょっと思ったのだが、打ち抜き井戸を株ごとに掘って負圧で地下水吸い上げるだけにしておけば、勝手に根っこが上がった水位から吸い上げ続けて潅水楽になるんじゃないか?とかへんな事考えてしまう。
・台風の雨で夕方までずっと雨だったので図書館に本の返却に行った他は寝てた。朝出荷をミライースで二往復やったのだが、やっぱりガレージまでずっと屋根張ってあった方が良いと改めて思った。ミライースはシート倒しても前の席との間に落差があるので、思いっきり積むわけにいかないし、テールランプの部分がゲートに出っ張っているので積載も面倒。ただゲートが上に上がるのでゆっくり入れられる(横開きはムーブぐらいだろうが)。10Pケースで5段4つの20ぐらいが限界じゃないかな。2kgだとその倍だろうか。案外そこらへんでも大半の出荷日は足りているのが実情だが。ミライースは雨の日によくある事だが、ブレーキがカックンになっていた。それにしても燃費が18kmってのはチョイノリが多いとしてももう少し良くなって欲しい気がする。というか、オイル交換やエアクリ交換でフィールがあれほど改善されたのに燃費に反映されてないって不自然すぎないか?燃費計疑うべきだろうか?
・他はちょっと信用ならん事が起きたけれど、まあそれを折り込んで行くしかないかな・・・という感じ。今日でパープル苗園は大体1/3収穫した感じ、明日は巨峰苗園を1日で終わらせるので、多分余裕はほぼない。明後日でパープル苗半分行けばいいかな。中には贈答グレードも混じってるのが面白い(5%ぐらいだけど)。
Posted at 2016/08/30 20:34:28 | |
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2016年08月28日
・朝出荷、とある同梱部材を切らしてしまい全然出せなかった痛恨のミス。朝一でデラも採ってきて荷造りして出すが、2kg比率が半分ぐらいと非常に多い。全部は荷造り出来なかったが、もちろん明日出荷分なので問題なし。そっちを日中荷造りして、夕方終わってからパープル収穫、曇りだったので平気だったのだ。蒸散量が曇りだと晴天の1/5ぐらいになるそうな。パープルは木や枝で大分状態が違い、軽い奴はほんと3、4粒程度しか生きてないのに、中には500g越える良好な房もあったりする。収穫は大体3本分ぐらい終わったが、明日集中してパープルだけ収穫すれば9本分ぐらいまで出来るだろう。むしろ雨が多かったので正常な木の方の房が心配なぐらいだ。苗園はまだ粒が萎んでいた余韻で全然裂果の兆候はない。デラは今採っている園のは水ぶくれ気味で、すぐにくたっと萎れるのが気になる。ハウスのは水分が相当抜けているので、2,3日たってもピンシャリしていたのだが。食べると水分が多い感じはするが、別に糖度が低いという事もないのだけれど。
・ハウス巻き上げは直したが、台風は風はほとんど無い感じになったので、巻き降ろしておこうか思案中、万一風が強い時を考えるとあげておいてもいいのだが、ナイアガラの実がどうなるのか心配。また谷間に木があるので、水が集中して落ちると割れる気もする。あとは、明日は出荷が出来るかが賭けだ。大量に荷造りしても、運搬出来なければ意味がない。まあミライースでも結構乗るので、デラとパープルを別々に持っていけばいけそうだが。他の分割だと提出書類の関係で多分あまり良く無い。箱バンがあればもちろんあれが一番載る訳だが。ミラの方がステラより積みやすいし、商用グレードであればもっと乗せやすいとは思う。
・私は就農してからこっち、出荷のダンボールにつくスタンプは、ずっと某水性スタンプを使っていた。何より安いのが魅力だったのだが、最近どうもにじみが気になっていた。乾燥すると色も薄くなるし、安いだけの事はあるなという感じ。で、今日、ダンボールに間違えて違うハンコを押してしまったのだが、上書き出来るガムテを上張りしてスタンプしたのだが、全く乾かず色乗りも薄くて読めないぐらいだった。このガムテ、油性ペンではちゃんと文字がかけるので水性インキの限界だと感じ、シャチハタのスタンプ台を購入してついたところ、鮮やかかつしっかりとハンコが押せた。ずっと二流品を使っていたので、少し偉くなった気がする。ランニングコストは6倍ぐらいになるけどな・・・
ところで農協に行ったら最近はシャチハタのXスタンパーみたいにスタンプ台使わずに使えるスタンプが多数売られていた。次からはアレを使いたい所だ。
・スズキのリアサスがいつのまにか刷新されていた。いや、ほんと、誰も指摘しなかったので気がつかなかったよ。ダイハツはトヨタ資本入ったあたりからモデルチェンジ毎に足回りを大幅に進歩させてきていたが、スズキも1モデル遅れながら追随してきていた。が、リアサスはずっとITLだったと思う。なんでそんな事気にしているかと言うと、フロントはそれなりに進化したのに、FFのリアサスという重要なパーツがITLのままでいいのかなぁ?と感じていたからだ。これは人によって評価が違うのだが、多くの場合、素のリアサスはそれほど褒められた性能でもないというのが一般的だったのではないかと思う。スズキの軽ってリアが出づらい安定志向ではあるけれど、それがハンドリングのダルさの要因にもなっていたし。理想としてはリンク式サスを使ってキャンバー制御入れればダイハツより一歩先に行けるなぁと思っていた。
で、新型アルトはFFだけリアサス形式を変えてきた。が、トーションビームであった。これ、プラットフォームの発表の時にすでに指摘していた人がいてびっくりしたのだが、分かる人っているもんなんだねぇ。が、トーションビームでFFは必要充分という時代は再び終わろうとしているみたい。別に昔の名車を否定する訳じゃないけれど、技術が今はまた二週目に入ろうとしている感じで。その中でトーションビームかぁ・・・流用できんなぁ・・・と思いつつ考えていたのだが、4WDはITLのままだそうなので、プラットフォームがコンパチなんかも知れない。つまり、アルト以前のスズキのシャーシにもこのトーションビームはつくかも知れない。ITLとトーションビーム、どっちが優れているかは分からない。私は2WDモデル乗ってないし。
さて、性能的にはどうなのかはともかく、スズキがトーションビームを使いたい理由はハッキリしている。「軽量化」「コストダウン」「薄型化」である。薄型はまあITLでもワゴンを成立させているのでそれほど大きくないとしても、軽量化はなんとびっくり11kgも軽くなるのだそうだ。アクスルシャフトが無くなるし、ラテラルロッドも無くなるし、びっくりするほどの軽量化だ。それだけ軽くなり、しかもパーツが1つ(ITLだと大まかに4つ)になるんだから、コストも相応に下がったのだろう。むしろこれまでITLにこだわった理由があったのかと言いたいが、4WD派生を持つコンパチのトーションビームに手間取ったというのが一つ、そもそもトーションビームを成立させるだけのプラットフォームの強度が怪しかったのが一つだろうか。
さて、ITLとトーションビーム、素性はどっちがいいのだろうか?シンプルさや剛性面ではトーションビームの方がポテンシャルは高いはずだし、キャンバーのコントロールでもトーションビームは一応多少は変えられる(シム使って)が、ストロークで変化はしないというか、キャンバーがトーに変わってしまう弱点がある。ITLはキャンバーはゼロで固定なので、ロールするとグリップが下がると理解しているが、そうじゃないというご意見もあるのでどうなんだろうな?おそらくワークスあたりだとビーム締結力を上げるなり、追加ロッドでスタビ効果を向上させてくるだろうし。一方でITLで問題になった横剛性に関してはトーションビームで向上するかは分からない。リンクが減る分、力を分散させられないので、トーションビーム基部の支持剛性にゆだねられるだろう。ただ、支持部はシャーシの前にくるので、ITLのようにリアのフレームまでの強度が問題にならなくなるかも。ちょっと2WDのアルトに試乗したくなる。
Posted at 2016/08/30 01:08:50 | |
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2016年08月27日
・仕事は出荷した後、滅茶苦茶眠くて寝てしまった。心地よい温度と早起きして仕事したのと、曇天で非常に良く眠れた。パープルは収穫開始したが、思ったより手間というか、箱が足りない。まあ往復すりゃいいだけの話なんだけど、悲しいほど小粒でしなびで二房で1パックにすらならないのも多い。小さい房はいっそ小分けにして売るか・・・とも考えているが、いくら取れるもんかねぇ。味は濃縮されているから割といいんだが。
今回のしなびの原因は一義的には降雨不足、他にも高温で傘がなかったとか、展葉せず日陰がなかったとか、若木で根が浅く地下水まで充分広がってなかった事などが考えられる。意図的に深く張らせるためにはむしろ良かったかも知れないし、トラクターかけて浅い所は断根をしているのだが、年末はもう一度ちょっと深く耕した方がいいかも知れない。シャイン苗は優秀でよく伸びているが、さすがに窒素が息切れしている感もあるので肥料ふりたい。こっちも浅い所の根っこは切っておかないと降雨や乾燥に弱い木になってしまう。それをやってどの程度良くなるか不安だが、シャイン園は割と安泰なので用水通路直せばいいだけ。
巨峰は来月から出荷出来る許可がおりたので、苗園をさっさと終わらせたい。その為には今月中にパープルを極力終わらせないといけない。少なくとも干上がってる所のは今週中に収穫終わらせたいが、台風がどうなるかだな。雨でも収穫出来るっちゃ出来るが、作業スペースがさすがに台風には持たない。
作業スペースでは作業灯をE17の電球色にしてみたが、これがまた良し悪し。以前はE17は暗かったが、今は40Wクラス相当のかなり明るいのもあるし、今回はスポット配光にしたのでさらに明るい。ただ電球色はかなり色見が黄色くて半分が白色LEDのタイプを使ってバランス取ってるが、なんか見づらい。デラのような半透明の皮の場合、本来の色見が良く見えるのだが、巨峰系の黒ブドウだとむしろ白色LEDライトの方が見やすいのではないだろうか?さらに青系だとまた別だったりして。また作業スペースがやっぱり低くて房が見づらい。出荷スペースは手元だけは高い机の方が良かったようだ。大粒種は仕分け作業は少なく、すぐにパックにして並べるので効率はいいのだが、パック詰めと房の仕上げの作業を並列で行うので作業スペースが狭くなる。袋を踏んづけるため足元にゴミ箱入れているから、簡単に動けなくて困る。
・台風も接近しているのでハウスの巻き上げもチェックしたが、今年ぶっ壊れてた東棟の故障をそれぞれ発見。まず右側は途中の押さえロープの巻き込み、これほんと多くて嫌になる。ロープが伸びるのと、相手側がワイヤーなので伸びる。本来はこれ、パイプに結ぶのだろうと思うが、そうすると多分こんど落ちが悪くなるだろうな。右側はすぐにロックしてしまってホント、安物のクズは・・・と思ったのだが、案の定被覆材の逆巻きが発生していた。ここは巻き上げパイプ自体がグニャグニャに曲がっていた(前のオーナーが巻き上げ壊れた状態で降雪あってひん曲がった)ので切り落としたのに何故?と思ったのだが、少しでも前の被覆が残っていると、それを足がかりに途中が逆巻きになるというのが分かった。これはすなわち、端っこの部分で切れると全部逆巻きになりうるという事で、固定張りやってないハウスは巻き上げなんか付けちゃいけないし、ハウスとは呼べない。
・筋トレ、やるのはいいんだけど、眠気がなく体力があり暑すぎないという条件が難しすぎる。朝は眠いし、昼は暑いし、夜がない。昨日は出荷休みの雨で涼しかったのでいつでも出来たけれど。まだデッドリフトは怖いというか、軽い痛みがあるので、スクワット系をやったが、リハビリ中は50kgでも割ときつかったのが楽に10回出来て、筋肉痛もなくなっていて、回復が追いついている。ただ重量増すと背中が怖いかな。
その真逆なのがベンチプレス系、前回は50kgでもパンパンに張ってこれまた筋肉痛だが、4日ぐらいおいて回復したと思ってやったら逆に上がらなくなってる。腰やる前もそうだったが、胸や肩の回復が異常に遅くてトレーニングするほど重量が下がる気がする。というか胸に対して肩の力や関節が弱くて、そっちが足を引っ張る感じ。フライ系入れて肩に負荷かけないでやるしかないが、うちのベンチはフラットなので、そこらへん工夫がいる。
ネットでちょうど参考になるHPがあったのだが、「肩にきてしまう」のは「肩をすぼめてトレーニングしている人に多い」のだそうで、その理由は大胸筋ではなく三角巾を使っているからという面白い解説があった。大胸筋も三角巾も肩胛骨を胴体に固定して力を発揮する、対称動作の筋肉である(背中で対称なのは僧帽筋と王背筋)。普通はベンチプレスとインクラインリフトだのチンニングを組み合わせてトレーニングします。対称筋肉は一方のみ鍛えるとバランス崩すからなので私も当然両方やるが、問題は三角筋が強くなると肩胛骨を上側に引いて引き上げてしまうのね。これは武術の世界でも言われていたと思うのだけれど、実は対称筋というのは「体表」「体裏」ではなくて、丹田を体側から見て、円形の対称に配置されている訳。例えば大胸筋の本当の対称はハムストリングス、大腿四頭筋の対称は広背筋って感じにね。これは直立時に動作がどう丹田を通過して使われるか考えると分かる(あるいは丹田水平面で上半身と下半身で逆になっていると考えてもいいのだが、円対称と言うのは成長発達過程における物だと言っていい)。
さて、話戻って三角筋が肩を引っ張り上げちゃうと肩がすぼまって大胸筋の力が使えないと書いた。が、現実には上げられるのは、三角筋と僧帽筋の力を使って持ち上げられてしまうからだ。これは三角筋の方が大胸筋より強いからだそうなんだが、問題は僧帽筋はそうじゃない事(とHPではなっていたが、思うにその逆じゃないかな)。ここで肩関節を痛めてしまい大胸筋を追い込めなくなる。
さて、じゃあどうすれば大胸筋に効かせられるのか?意識するのはもちろんだが、この手の問題でよくやられる方法としては、使いたくない筋肉を先に疲弊させてしまう事である。チンニングやインラインカールあたりで背中を先に追い込んでからベンチを行うのが一つ。次は肩を下げる筋肉を鍛えて三角筋に負けて上がらないようにする方法も考えられる。多分ディップスあたりだろうか。あとは三角筋を使わないでも上げられる軽い重量でフォームを矯正しながら行う事とインクライン系のように元から肩が上がりづらい方向でトレーニングする事か。まあ、大胸筋だけを目的にそんな鍛えるのは本末転倒な気もするんだが。あと、グリップの幅の問題も指摘されていたが、うちのベンチはナロータイプなのでいかんしがたい。パワーラックなので、ただのフラットベンチを入れればいいだけなので試してみた所、ずっとやりやすい。
ただ午前中に普通のフォームで50kgをやっていたので、矯正後フォームだと30kgがやっとだった。その分大胸筋にピンポイントで効いている気はする。肩はまだちょっと痛いけれど、他にベントオーバーローイングとかやったが、上半身はやっぱり腰の関係で追い込めない分、足だけ妙にトレーニングが効いている感じがする。そして腹が出てる。腹筋もやれてないし、ブドウのはねだし食べまくるので、どんどん太る。
・お盆前後の毎年の体調不良と気力低下について原因を分析してみた。まず暑くなる事で睡眠不足になる。昼間無理して仕事しないでも良いので、夜型生活になり生活リズムが崩れる。食欲が無くなりちゃんと食べられないので体力が下がる。さらに簡単な食事しか食べられなくなるので、高血糖になりやすいスイート類などの摂取が増えて血糖値がおかしくなる。そうやって体力が下がると発汗などがさらに体力を下げるという悪循環に陥る訳だ。
対策として昼夜逆転生活を数年やったが、あまり良く無いのが分かった。分割睡眠は睡眠不足になりやすい。真っ昼間はさすがに昼寝してもいいが、2時間が限度。となると、エアコンを常用してでも昼間に出荷作業をするぐらいに空調で対策取るのが根本策になるだろう。中途半端な遮熱対策はエアコンを大前提にしない場合逆効果に思える。確かに温度は下がるが、エアコン使わないで過ごせるほど日本の夏はもう優しくない。あと、エアコンを使えば昼間の高温によるブドウの劣化も多少マシになるかと思う。
エアコンが効く部屋を作る事自体はあまり問題ないが、それは専用の部屋になるので作業場必須。採光とか換気考えずに冷蔵庫のような作業場作りたいわ。
・無駄に家を建てている問題についてネットのスレのまとめがあってなるほどなと思う意見が多数あった。要約する
1:低金利だから いずれ家を買うんだったら、この低金利時代に買っておきたいという若い人達が多い。つまり不景気だけどローンで買っている。まあ分かる。
2:銀行金余り いくら金余りでも不良投資はされないものだが、今回の黒幕は低金利政策で金余りになってしまった銀行の投資先という側面があるみたい。お前らもっと「事業」に投資しろよと思うけれど、建築が投資なのは事実か。
3:相続対策 団塊の上の方もあと少しで寿命なので、相続対策に資産を分割したり現金化する流れがあるから。まあ分かる。
4:社畜縛り付け ローンで借りるから会社の言いなりに出来るんだそうな、まあ新築増えている理由じゃないだろうけど・・・
5:情弱老人ターゲット 相続対策に煮ているが、団塊も頭がパーになりつつあるから、ガラが悪い営業のカモ、うちもそうだ。先日殺人未遂になった大東建託の営業も、捕まってから詐欺が出るわ出るわ、もう特殊詐欺グループ飼ってるようなもん。農協(金融)に「ああいう所に出資するのはいかがな物か」と言ったら苦笑いされた、そういう事である。
6:上物はタダ 今回これは一部の人しか分からなかったようなので解説。言ってみれば今、ここで出ている新築の話は上物を外して見るとすっごい良く分かるの。細切れの不動産を高く売りたい人達が多い訳で、そのオマケに上物を付けているのね。原価知らない人達は建て売りなどを「上物がこれだけあるんだから、総額だとお得だろう」と納得して購入してしまうのだけれど、実際の上物は実はすんごく安く建つ。大工さんに悪いから現場の仕事を否定はしないけど、ユニットで作ってきて現場で作る奴なんか、コストはもの凄く安い訳だし、さらに工場稼働率が高い今は固定費割合も下がるので、さらにすっごい安くなっている。原価厨じゃないが、おそらく坪単価40万ぐらいの家があると、実質は5万から10万の間、半額までの残り10~15が会社の間接費用などで、半額20が利益ぐらい。ぜーんぜん痛くない。
さらに、上物たたれば固定資産税は減免されるし、5年ぐらい寝かせておいても新居として半額で売れれば利益が出るから建てる方は建て得という状況にある訳だ。
が、不動産の人が指摘しているように、これを続けて供給過剰が続くと、いくら不動産と言えども価格が維持出来なくなる。地価が1/5ぐらいまで下落するんじゃないかという指摘もあった。私は実際には不動産やオーナーはそうなったら寝かせるだけなので地価がそこまで下がるとは思わないけれど、建築業界が超氷河期不況に陥るのは見える。それでも建て売り乱発しているのは、一つはメーカーハウスは直営じゃなく下請に投げているので、現場を切れば本体平気というのが一つ。下請はそんな事しったこっちゃないからね。もう一つは現場回せる人がどんどん減っても、家は建つようになってきているから。もう作業効率化が凄くて、昔みたいに技能職じゃなくても家が出来るから、新たな下請が安くポコポコ沸いてくるとお考えなんだろう。実際刻みや配管なんか今は素人の私でも出来る方法に改まっている。プレハブ工場も最近はオートメーションがどんどん進んでいるから、固定費のうち人件費がほとんど無くなってるだろうし。
無計画に建て売りが増えて税金と業者の未来を先食いして今の利益を増やしている事は憂慮すべきだが、建築の技術の方向としては正しい訳で、これが正しい方向に向かってくれないのが残念だ。既存の宅地が有効活用されないのは、既存住宅の建て直し費用が高いからであり、よって新興住宅地に若い人が流れてしまう状況がある。なんで高いのかと言うと、建て売りならスケールメリットもあるし仕様変更などの営業要素もないし、解体もないし、なにより施主が最初から存在している所だとハウスメーカーが利益確保に利ざやをたっぷり乗せてくるのが考えられる。上で書いたように家付き土地として建て売りをおまけにする場合はハウスメーカーは安く安く建てて自分でもってりゃいいんだけど、施主がいれば利ざやをそっちで乗っけちゃうからだ。例えば施主が建て売りと同じ程度のコストで建てられるようになれば(あるいは建て売りが注文住宅と同じ値段になったら)こういう不均衡は解消されると思うんだが。
Posted at 2016/08/28 21:21:58 | |
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