2016年11月17日
・スーパーLLCは水洗いしたブロックの残存する水による影響はどうするんだろうか調べてみたが、「結局スーパーLLCって何がスーパーかわからんな」状態だった。スーパーLLCは不凍成分を減らして防錆成分を増やしてあるのだそうで、7年10万キロ保障とか、さらに長いのもある。報告を見ると、スーパーLLCであってもブロックやラジエター内部の劣化によるゴミの発生はあるので、それらを捨てるために水洗いすると出てくる。しかし、水を全量抜いてLLCを入れるのは大変困難。実際はラジエター部分だけでの交換になっているし、そうするとスーパーLLCとしての性能も下がるのでメーカーも交換したスーパーLLCに長寿命は認めておらず、4年程度と言った所。これだと通常のLLC(普通は2年交換だが、実際は4年ぐらい平気)と大差ない。これを逆から読むと「スーパーLLCは新車にだけ入れて意味があるけれど、二度目以降はスーパーLLCをラジエターだけ交換して普通の寿命で乗るか、水洗いして普通のLLCにするかになる。その時の寿命は水洗いメリットとスーパーLLCメリットが相殺してあんまり変わらない」という事になる。もっと分かりやすく言うと、車検で交換するなら通常LLCで問題ない」という感じかな。もしディーラー整備にだすなら、問答無用でスーパーLLCのラジエター交換になってるだろうし、DIYでやるなら水洗い普通LLCで間違いない。その水洗いとかの手間がスーパーLLC入れたはずだがなら省けると考えて価格差をどう捉えるかだろうか。
・農機具整備だと整備手帳がない。いや、車でも整備手帳なんて書いてなかったけど、みんからがその代わりになっていた。頻繁に使うからそれで忘れないのだけれど、農機具はそうでもない。2,3年に一度だと「いつだっけな?」って事になりかねない。で、昔からよくあるのはテーププリンターを本体に貼り付ける管理方法で、中古車で何度か見た。私はあれをテプラだと呼んでいたのだが、パンチャーでエンボスするタイプは正確には「ダイモ」だそうで、もっと薄くてファイルやバインダーに貼り付けるタイプを「テプラ」と呼ぶみたい(商標だが)。
テプラとダイモの優劣だが、テプラの方が高機能で耐久性は問題なく入手性や張りやすさは優れるが、防汚性まで含めた耐久性は不明。そこまで使う可能性はまずないけれど。一方ダイモは電源がいらず手でぱちぱちやればいいので作業性がすぐれ、数字とアルファベット程度なら問題ない。テープ自体の強度はとても高く、劣化で読めなくなる事は考えづらいぐらいだけれど、活字パンチャーの方がどんどん劣化してくる問題はある。活版の劣化である。ただ、どちらも古くなってからはがすのた面倒か。テプラは綺麗に剥がれなくても上張りできるが、ダイモはエンボスになるので上張りは出来ない。テプラは私も仕事で使っていたが、便利な反面コストがかかる。他に使う予定があれば別だが。農機具は整備はアワーメーターという物を使う。これは定格RPMで何時間回したかを示すメーターで、時々死んでるのもあるけれど、時間3桁と年・月、オイルかLLCかだけだから。
・SSの整備では丸山のいい加減さに笑った。こいつら何年SS作ってるんだろうかと。バッテリーガードやステーの取り付けの腐れ加減は前も書いたけれど、今日発見したのはまずエンジンフードの穴。丸山はエンジンフードにノブボルトを突っ込んである。ご丁寧に周囲に溝まで掘って、一番高い場所にある。すると何がおこるかと言うと薬液がフードの穴からエンジンにかかってしまうのだ。最初からここが薬液まみれだったので、以前のユーザーがこぼしたのだと思っていたけれど、何のことはない丸山の設計不良である。さらに言うと、ここがボルトというのも大問題で、ボンネットあけるのにボルトを何周もさせないといけないし、外れるとガタガタ煩いし、穴にちゃんと嵌らない。正直、同じメーカーの20年前の製品はゴムバンド止めだったため、穴からの薬液漏れも止める手間もなかったので、設計が新車の見てくれだけ気にしてしまっているのだろう。まあ、同じ価格クラスのが存在しないので正確には分からんけど。他にも水タンクの蓋が古い奴はヒンジ、こいつはねじ込みとか言うのもアホすぎる。こんな大きいサイズはネジだと絶対入らないから、最悪でも切り欠き方式だろうに。まあ、おかげで楽している分もあるのだけれど、それは製品の良し悪しとは全然別の話しだ。
他は液圧調整バルブのメンテをしたけれど、全バラにしても結局何が悪いのか分からなかった。液圧が2.5kgで止まるのに、0キロまでも落ちない現象。あとノブがめちゃくちゃ重かった。てっきりセラミック玉が痛んで漏水しているのだろうと思ったが、そんな汚れてなかった。しかし、薬液リターンからは最高圧でも液が噴出していたので、ポンプがダメになっているわけではない。分解したら、グリスが劣化してガチガチになって摩擦抵抗が非常に大きくなっていた。スプリングも圧力弁も全部が劣化グリスで固着していて、これで「下げようと思っても動かない」「上げようと思っても動かない」だったのなら、一発で解消なんだが、テストするとまた不凍液入れなおす必要があるので来年だな。
他面白かったのはステアリング機構で、これは4WDなので中間にユニバーサルジョイントなり等速ジョイントなりが入っているのだろうと思っていたら、ものっすごいユニークな構造だった。デフからの出力は直で垂直に変換される。中身は多分ベベルギア。で、その垂直に出た力を直で真下のベベルギアが受けて横の力に変換しなしている。ステアリング軸はこの垂直軸になっているのである。最初またへんな構造つくってるなぐらいの感じだったのだが、改めて見ると「これがキモなのか」と感心した。それは超小型4WDのステアリング構造の解決方法だからだ。以前から農作業用の小型4WDなり6WDはステアリング設計が難しかったらしく、少し前までスキッドステアリングが主だったが、この機構で小型化採用出来たのだろう。
さらにもう一つ気がついた。ブレーキの問題である。ギリギリの4WD機構を搭載したため、この手のSSはフロントにブレーキがない・・・というか農機具だとブレーキが後ろしかないのが結構ある。駆動輪でスキッドステアに近い事をする意味もあるのだが、制動力に不安が残る。うちのSSの場合も左右は独立だが、基本連結させて使っている。で、4WD機構を使うと、駆動輪のブレーキは自動的にフロントの制動力になるので、ブレーキ機構が省けるのだ。じゃあリアブレーキ片側かけたら制動力が出ちゃうのか否か。こいつは基本構造はRRで、リアデフからフロントに動力を取っているので、リアの片側を止めるとそのトルク(か回転か)はフロントに流れる仕組みになっている。勝手に増速されるんじゃないかな、これ。
オープンデフによる動力抜け問題に関して。リアデフのどっち側からか動力を取っている場合は、反対側が滑って動力が抜けたら四輪が死んでしまう。パッと見、左後輪から動力出ているっぽいので、右後輪が浮くと危ないかも知れない。あんな重い後輪が浮くはずないと思うが、リジッドアクスルなので浮くかも知れない。フロントは書いたようにどっちか滑ってもフロントだけで動力が抜けてリアは抜けない。どういう状況が危ないかと言うと、フロントが片側脱輪するとか下りで滑る状況で不安定になりかねない。逆に登りに関してはリアが滑りづらいので安泰かな。一見すると負荷が大きい登りで安定するのは良い事に思えるけれど、実際に事故になるのは下りで不安定になっての横転とかだ。エンブレなんかで下がっていると、右リアのグリップが抜けると、一瞬で全部の車輪の制動力が抜けてしまう。おそらく下りの右カーブで、内輪がギャップではねたりすると怖い事になるんじゃないかな。それを防ぐには、下りでは常にフットブレーキで速度調整する事になるだろうか。まあ、耕運機をはじめ下りでクラッチが切れるタイプの道具は恐ろしい。
・バッテリーはパルサーで充電かけてCCAテスター繋いだら、みんな200以上は維持していた。逆にカタログ値の300とかって見た覚えがないな、エラーでカンストしている事はあるけれど。そろそろ面倒で放置していたソーラーへの並列接続して保存状態しておきたい。
・昼間にワイン会予約で酒屋を訪ねたら月一の休業日だった、勘弁してくれぇ・・・駐車場も駅前の30分無料の公共の物は、市長がぼんくらでムチャクチャ小さくしてしまって慢性渋滞、その待ち時間を有料駐車場に入れた方がマシ。幸い商業衰退のあおりで駐車場だけは増えているんだが、こうやって不労所得者がどんどん土地のみで生活するようになって商業圏自分で殺していて笑える。車社会で駅前終焉だなと感じたのは、本屋に行ったら5000円でやっと駐車場代金が無料になるってあたりから。確かにネットの本屋と違い実物を確かめて買える事や、ドマイナーなジャンルの下らない本でも並んでいる事は魅力だが、価格面や利便性ではもうネットの方がいいやって感じだ。酒屋の件もそうだけど、偶然休みとかよくあるからな。
さて、本題は駐車場に車入れて出庫しようとしたら、手前にノロノロと怪しい運転している日産テラノがいた。小柄な婆様が乗っていて、発券機の所で通せんぼ状態で3分ぐらいモタモタ。そろそろ料金切り上げになるから早くして欲しいと思ったら、何故か降りてきて「料金が1万円とか出るの!」とか言われる、知らんがな俺店員じゃないんだし。とりあえずコッチを出庫させてもらおうとしたら、またバックで意味不明な切り戻しなどやって、やっと出られた。が、精算機に婆さんのカードが入ったまま(実際1万円軽く越えてた)し、婆さんはまた駐車場を迷走しているので、そのカードを戻すため再び駐車場入り口まで回って来て説明。確認したら、入庫時間は数時間前なので、あの料金自体はエラーらしいので、インターホンで連絡する事を伝えるが、「以前もあった」とか良くわからん事言っていた。エレキバンあたりで挟んでるとか、車にいれっぱで盗まれてるとかじゃないよな?
まあ、わざわざそんなアドバイスするために戻った訳ではなくて、一番の興味はこんな婆さんが、古いテラノ転がしている事、そして運転がいつ人を轢いても不思議じゃなかったので、流行のひき殺し系高齢者を見て見たかったから。聞いたらテラノはずっとずっと乗っているそうで、大きすぎて運転できてなくね?と話しても「この車は調子いいから買い換えられない、大通りなら問題ないから平気。私もこの車で最後だから、買い換えない」と言っていた。はうぅ・・・これだから高齢者は若者を轢いても罪悪感とかないんだろうよ。
以前なら、高齢者がまだ若い頃買った車を大事に乗り継いでいく事には私は好意的だった。物を大事にして年をとっていくってステキな事だ。テラノもひっさびさに見たので、懐かしさがこみ上げてくる。が、判断もおかしくなり、運転技術も輪を掛けて怪しくなり、他人に危害を与える危険性が高い物を利己的な認知症入った判断で乗り続けるってのは、社会から見たら脅威にしか見えない。クロック数が1Hz/SECどころか、軽く0,3Hzぐらいまで下がっている脳味噌で、ブレーキと思ってアクセル踏み込んだら軽く3秒は暴走するだろう。というか、いつも蠅が止まる速度で走っている状態でアクセル入れたら思考停止する。また、先日の病院内暴走もそうだったが、ただでさえメモリー容量危ない高齢者が、発券機が壊れたとか家族の見舞い付き添いとか、ストレス下でさらにおかしくなる。あれ、事故の記憶がないはホントにリアルな話だと思う。
何が言いたいかと言うと、「リアルで駅前に出ると交通事故リスクも高い」という事。少なくとも買い物に駅前に行くのは意味ない。以前なら「それでも飲酒運転罰則強化などで繁華街などナイトタイムエコノミーにシフトしているから駅前は意味がある」って感じでしたが、最近は若くてまともな人はお酒をほとんど飲まなくなってる、というかいろんな事情で飲めなくなってきている。地方活性化の糸口として良く題材にされるけれど、ああいう手法自体が通じなくなってきている気がする。
・MGS5GZだが、シークレットミッションまでやっと進めたが、段々慣れてきたら「これはこういうゲームなんか」みたいなのが分かって来た。死に戻りしまくって配置覚える感じかな。ある程度はまり出すと、理不尽な発見なども減って、プレーするのが苦ではなくなる。つまり、敵兵というアナログっぽい要素があるので、プレー能力でなんとかなりそうに誤解するが、結局はパズル的な解き方に収斂していく。そして、タイムによる評価などもあり、効率化を進めると、MGSのネタ要素とか遊び要素を切り捨ててしまう。シナリオだけじゃなくてゲーム自体がシリアスな感じかな。MGS3で装備を縛って自分で遊び方を決めるって感じはないし、PWみたいなコレクション要素も薄い。なので、シークレットミッションで集中的にネタと遊びとコレションをやらせてくれる訳だが、与えられたネタ要素はお寒い気がする。よくここまで自分の過去の作品、しかもMGS1限定でパロディー出来るなと。大体、時系列から言うとMGS1は未来だから、写真がある事自体おかしいのだが。声優は杉田さんが一人で頑張っているのが目立つ、他の人がいなかったり亡くなってたりするのでしょうがないが、従来のMGS1では無線に最低3人、外部アドバイザー数名がついているのが普通だったので、外部で平行進行中の物語みたいなのが薄い。まあマザーベースはヒューイとミラーぐらいしかいないからしょうがないが、一番の看板である大塚さんのスネーク自体があまりしゃべらない気がする。ムービーだとしゃべってるし、この時はちゃんとビッグボスのはずなんだけど、なんか影が薄い。
他に気になったのは、カメラ目線の違い。ハードの能力が向上するにつれ、バードビューからクオータービュー、そしてMGS5だとほとんど主観に近い位置まで下げられて、遠景まで含めた見通しはかなり良くなったが、視野は狭くなった。場面が屋内で狭いMGS2だとストレスが溜まったし、操作感などもMGS2っぽいけれど、広い場所の5GZはいい。問題は狭い場所で、MGS2並のストレスを感じる。
Posted at 2016/11/18 19:00:21 | |
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2016年11月16日
・ステラの外装修理で、はじめてシングルアクションポリッシャーを使ってみた。コンパクトツールの奴でAPのウレタンスポンジつけてある。軽く4年はほったらかしだった(もちろん中古OH)。2000番のペーパーかけてある所を、ソフト99の細目コンパウンドで軽く削ってから、ウィルソンの0.5ミクロン液体コンパウンドで磨くのだが、問題が結構あった。最大の問題は液体コンパウンドは飛び散る(笑)。遠心力で飛び散るので、適当な量を付けるのが難しい。特に研磨力を下げるため水かけてあると難しい。後半乾燥するほど研磨力が出てきてしまうというのは困った問題だが、現実にはそれでも見事なピカピカ仕上がりにはなる。このコンパウンドならエッジ磨きすぎ問題もない。ただ、手前の段階の手磨きが難しく、大きな傷はもちろん消えてないので、出来ればウレタンバフの細目用と使い分けるのが良さそう。そうすると研磨力もあるのでまた難しいか。また中古なので、これで正解なのか分からない感じがあるというか、エア消費量がかなり大きい。研磨時間が手磨きの1/10以下なので、そんなコンプレッサーが唸りっぱなしって訳でもないけれど。実際は4kgぐらいまで下がっても程ほど回る。仕上がりはともかく綺麗で、粘土なども必要ないので、そのままコーティング塗って仕上げると極上・・・なんだが、下塗り塗装がヘタなので、結構目立つ。
・あとは、パテ盛りした部分だが、もう磨くの面倒になったので、適当にベースカラー塗った。だって、こいつら遠慮なくガシガシぶつけるからな。塗料はギリギリ遮蔽する程度には足りた感じで、エアブラシはほんと面積を多く塗るには向いている。あとはここだけウレタンクリア塗って、そっち半分を磨けば終わり。
・仕事は会議で、役員報酬に対してマイナンバーの提出云々で面倒な議論をしていた。以前は源泉徴収表を出していた役員報酬だが、マイナンバーを提出してもらって処理しないといけないって話しになったのだが、マイナンバー制度を認めてない人たちから「頭ごなしにマイナンバー前提で話進めんな!」って声が出てきた。マイナンバー、国民番号制度っていえばいいのにね、素直に。あのとき言われた問題は全て当てはまるのに、名前変えて役人は一ミリも信用できないわ。で、よくある詭弁として「2制度が並存するからマイナンバーなしでも対応するよ」となっているらしいのだが、こうやって頭ごなしにマイナンバーでやるから他の対応は知らん!って農協が話しを進めるとカチンとくるらしい。本来はこれ決めた役人や政治家、税務署職員がここに来て話しすりゃいいのだが、農協など金融機関の、さらに金融じゃなくて営農部門が話するからゴチャゴチャするし、責任そこまで求めるのもなぁと思う。言ってみれば現場の盾状態。
またマイナンバーが便利なんて嘘っぱちだと本当に思った。反対者がいることもそうだが、そもそも通常なら一人の会員役員がいればいちいち毎年その人の個人情報提出など受けなくても作業は出来るのに、マイナンバーだと目的外使用や通年使用、個人情報のストックが禁じられているので、ユーザーはいちいちやらなきゃいけないし現場もそう。つまりマイナンバーで色々楽になるというのは嘘っぱちだったわけだ。というか楽になるなら税務署員や役人をその分減らしてコストカットしなきゃ意味ないのに、実際は日立NEC富士通東芝あたりに莫大なコストと管理費払ってどうみても割にあってない。
盲目的に政府に従うことの恐ろしさ、おろかさを70年目にして忘れている日本人は、今後どうなるんだろうか?締め付けだけ厳しくして役人特権やって、どんどん役人志向が若者に増えて、ギリシャ化するんじゃなかろうか?
・MGS5GZやって、当然MGS5TPPにも興味が出てきたのだが、GZがゲームとして微妙だったのと、ストーリーも迷走してきていてプレーした人からの評価が低いのが気になっていた。以下ネタバレ全開。
プレーした弟や知人などの評価は、ストーリーが全然後とつながってない尻切れトンボで、何の為にプレーしたいのか分からなくなるという所と、オープンワールドの作業量の多さみたい。で、ストーリーだが、MGS4で一応話全体は終わっているので、中間部分ではあるのだが、なぜここがそこまで注目されるのか?それは「MGS3のジョンがビッグボスになってザンジバーランド蜂起までやっちゃった理由」、ヒーローの闇落ちの説明が欲しかったからだ。
思い出してみると、MGS2も武装蜂起をしたリキッドを止めた英雄スネークが、テロリストの汚名を着せられて戦うという話で、前半はスネークでプレーするけれど、後半は違うキャラからスネークを外から見るというスタイルになっていた。そう考えるとGZとTPPを2の「タンカー編」「プラント編」と位置づけることも許容できる。というか、本来はそこから共闘という形が望ましく、ファントムとビッグボスがどういう関係をその後で作ったのかまで言及して欲しいだろう。
で、PC版を解析して第三章が存在し、ボスのモデルまであると聞いて「TPPはやっぱり未完成で、本来は続くはずだった」という情報が出たらしい。その裏づけではないが、限定版の映像で年表ですっ飛ばされた部分まで映像化されたため、その可能性はさらに高まった。んが、コナミと小島の関係悪化など色々あって結局未完で出さざるを得なかったし、DLCなどでも結局やらなくなったというのが現在の状況らしい。まあ有料DLCとか未完成商法だからやめて欲しいけどな。また、残されたシナリオから予測すると、このTPPの世界が後の世界とはパラレルになっているという話は面白かった。創作にせよ、MGSの世界をよく読みこんでいるからこそ出てくる話だろう。逆に、現実世界とTPP以降の世界の整合性があわなすぎるのでシナリオ破綻って見方も出来るし、何よりコジプロのシナリオはくどすぎる傾向があるので、
Posted at 2016/11/17 11:42:10 | |
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2016年11月15日
・ステラの外装補修、昨日はウレタンクリアを塗った所でした。後で調べたら標準のPG80のベースカラーはシンナーは7割も混ぜるんだそうで、クリアだけ1割程度らしい。自己流でも粘度調整がほぼ合っていて良かった。さて、エアブラシで周囲に飛び散ったクリアとベースカラーをサンドペーパーに当て木して削っていきます。1000番ぐらいではじめるかと思ってやったら、簡単に凸凹が取れて「あ、こりゃ楽だ」と思ったのもつかの間、水かけて乾いてみるともの凄い傷に見える。1000番で周囲についた傷がかなり広く見えるのと、当て木の角が強く当たってしまったみたい。また、削りはじめでサンドペーパーが新しかった所も深い。おそらく1500からはじめた方が良かったと思うのだけれど、もっと大きな問題が分かった。それはクリアの平滑度。
昨日もウレタンクリア吹いた所だけ妙にテラッテラで違和感があると書いたが、今日も削ってみて純正のクリアがかなりの柚子肌である事が分かった。1500でもペーパー当てると凸凹がはっきり分かる。2000番からは当て木しないでも削れすぎないので指で磨いたが、新しい塗装部分と古い部分が指で分かる。うーん、テラッテラに仕上げるならいっそ全部にクリア吹いて盛り上げてから、当て木でツルッツルにしてやりたい。今のままだと、多分コンパウンドかけても柚子肌部分は磨けない部分が残るんじゃないかなぁ。あと、どの機材でどうコンパウンドかけるかも課題。一応エアのシングルアクションポリッシャーはあるが、明らかに研磨力大きいだろうし、スポットで補修しているからドリルでも手でもいい。最後に液体コンパウンドだけ全体にかけるならいいけど。
以前塗装屋の代車でクリアだけ吹いたAP6キャロルを借りた事があるけれど、エンジンの調子はともかくクリアの綺麗さだけは印象に残っている。軽自動車が安っぽく見られているのは、この塗装の仕上げの雑さが多分に影響しているんじゃないのかな、実際このキャロルは家族にも妙に好評だったし。また、改めてメタリック塗装とソリッド塗装の違いや難しさを感じた。ソリッドであれば削っていく事が出来るが、安いメタリックはクリアが柚子肌で薄いから、削るとだんだん薄っぺらくなる。もっともベースカラーは磨いていると妙に粘るので、クリアみたいにシャキーンとは角が立たない感じもする。
ところで、クリア塗装は補修のみで後から何にも出来ないのかと言うと、カスタム資材もある。ベースカラーを少し混ぜるというテクや、キャンディー塗装、フレークやメタルと言ったパウダーを追加する加工などなんだが、カスタム度が上がるにつれて下品というか、スーパーボールやボーリングの球みたいに安っぽく見えてしまうのは何故なんだろうか。素材だけで見ているとレインボーホロを入れたフレークを散らすと誰も見た事ないカスタムペイントになりそうなのに、実際はコレジャナイ感がすごい。マジョーラもそうだし・・・むしろ、クリアカラー塗装をソリッドカラーに入れた方が良い気がする。
・ミライースのタイヤ交換、腰に辛いから1,2本だけやるかなーと思ってやったら、サクサク進んで1時間ほどで全部終わった。ビートがスムースに落ちたりあがったりしてくれれば、30分もあれば終わったとは思うけれど。交換したけれどこの後取り付けてレビューするのは来年の春になるので色々忘れてそうな気もする。本当ならラップ巻きすべきなんだろうけどなー。
・ストーブの周辺掃除、はじめて裏側を見たけれど、やっぱり熱の影響は見られなくて安心した。ただ、薪ストーブのスペース、何にも考えず以前のサイズで作ってしまったけれど、コンパクトな方がいいので、狭められるか思案中。コンパクトだと良い理由は、場所を取らない、実際はそこまで熱害はない、隙間が多いとゴミが溜まる、そして送風ファンでぐるっと風を送れるという所か。送風ファンは基本は天板に当てているのだけれど、広くて気密が低い囲いだと、いらない所に流れていって温度上昇にならないのではないか?と思う訳だ。
・メタルギア5GZをPS3で少しだけプレー、結局PS2ぐらいでゲーム性は飽和しているのを感じる。ワンボタンワンアクションは崩壊して、シフトボタン混ぜて、それでも操作コマンド不明な場面多数(武器のランチャーの切り替えとか)。またステルスゲーのはずなんだけど発見されやすすぎて、単なるFPSに成り下がっている。なのにFPSとしては使いづらいという悪い所取りになっている。CQCは使い勝手が悪くなった。MGS3で有能すぎたし、スローモーションが入るので有能すぎても困るんだろうけど。MGS4あたりまで強かったオカルト要素が減ったのは歓迎だけれど、リアル志向がゲーム性を大きく落としてしまっている。ゲームとしてフェアなのか分からないし、高画質化して雨の夜で見づらくて誰も喜んでないし。また無線などネタが少ない。やっぱりMGSは3が至高。
Posted at 2016/11/16 14:43:30 | |
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2016年11月14日
・そば湯を飲む文化が長野以西で無いのだそうでカルチャーギャップになっているらしい。個人的にはそば湯はそこまで飲みたい物でもないんだが・・・ルテインに血圧降下作用があると言っても、味付けに付け汁に混ぜて飲む訳だし、私は「味が濃い付け汁が貴重だから、最後に薄めて飲む」って子供の頃は思っていた。まあ、今はだし汁も一般市販品で充分美味しいので貴重でもなんでもないが。
・ステラの外装補修続き。昨日は大まかに厚付けパテで肉盛りして、少しだけ薄付けパテで穴埋めしておいた。今日はサンディングして、大きな穴や荒れた面などを再び薄付けパテで穴埋め、一応この時は320番のペーパー使う事になっているけれど、荒削りにはもう少し粗いペーパーの方が都合が良さそう。厚付けパテは二液型だけれど、薄付けは一液なので、温度が低いとなかなか固まらない。あと、低温だと伸びが悪くくっついてしまう。パテはある程度温度があって伸びが良く無いと、押し込んだ先からへらにくっついて引っ張られてしまったり、相手側になかなかくっつかなかったりする。既製品だからどうしようもないが。
さて、なかなか固まらないので、塗装の仕上げを他の場所でやる事にした。昨日はクリアのスプレー缶を使ったら出過ぎて詰まってしまったのだが、今日はずっと死蔵していた二液ウレタンクリアを使う事にした。レタンのPGクオーツというヤツで、10:1だ。幸い密閉が良くて全然劣化は見られなかった。これを9gと硬化剤1g、シンナー2g入れて再びエアブラシで昨日の塗装の上から吹いていく。ウレタンは一液硬化型と違ってそれそのものが固まるので、割とシャバくしても皮膜は出来る感じだが、ともかくクリアなので見づらい。シンナーは気温にあっていたのか、全然流れずいい感じ。これでクリア層の傷もどんどん埋められるので、どんどんステラが綺麗になっていく。まるで化粧のコンシーラー使っているみたいだ。
ただ、エアブラシは飛散も多く、ブツブツが周囲に出来るので、この後磨かないといけない。濃度が良かったのか、厚塗り出来た部分は綺麗に皮膜が平滑化していて、そのままでも充分透明なんだけどね。また、その透明度がちょっと高くて、全体的にやれたステラのボディーに対してクリア塗った所が目立つのも問題か。昨日、「ソリッドカラーのミライースの方が補修が楽」と書いたが、メタリック系は逆にクリア層で痛みが止まっていれば、そのまま塗装して仕上がるって意味だと楽だろう。高い傷埋めコーティングよりウレタンクリアのタッチアップの方がコスパはいいんじゃなかろうか(磨くのが面倒だけど)。あと、試しにライトカバーにもウレタンを塗ってみた。特に下地処理せずダメなら剥がす程度だが、一応平滑で透明度が戻る。ただ劣化した黄ばみはもちろん残る。
・ステラだと他に親が黒プラスチックにワックスかけてしまった部分の清掃、ここは溶剤でも溶け出して広がるだけで上手く取れなかったのだが、メラミンスポンジが良いと聞いてやったらその通りだった。劣化プラも多少は取れるのか黒が引き締まって凛々しくなった。この状態でステラを見ると遠目にはかなりピカピカになったように見える。近寄ると色むらやクリアのブツが目立つ。
・宮崎駿監督がまーた引退撤回して長編アニメに戻ってくるとか言っていて、この人も引き際をわきまえない老害だなと。従来のジブリの手法で視聴者が圧倒される事はもうないし、予告見て見に行きたいとも思わなくなってきているのに、まーだそんな事言ってるのかと。人に少しでも媚びると芸術性を失うと考えているのだろうけれど、この人の最近の作品は「キャラデザはぶっさ」「声優は棒」「脚本は自己満足で難解なだけ」、信者だけ見ればいいという感じになっている。そりゃノスタルジックな物だけ再生産しててもマンネリなのは分かるし、世間のアニメに対するアンチテーゼをやりたいのも分かるけれど、ご自分が面白いと思ってない物は視聴者も面白くはないんじゃないかなと。宮崎さんはナウシカなどの経験から考えた作品ほど価値があると思っているだろうけれど、本質はもっと演出家的な瞬発力の人だと思う。だから紅の豚のようなモデルグラフィック別冊の中から引き出す方がいいんじゃないか。
それだったらやって欲しい物がある。戦車物だ。宮崎監督はかなりの戦車オタであるが、映像として戦車作品はあまり多くない。史実物だと一度もやってないし、劇中でもナウシカに少し出てくるぐらい。でも、モデルグラフィック別冊だと重戦車物が2、3あった気がする。私はそこらへんを是非やって欲しい。もちろん、戦車物と言うとガルパンがモロに比較対象になるから、「萌えが嫌い」な監督が思いっきり油と汗と血と泥の戦車物をやればいい。ガルパンはライトテイストにするために破壊表現は控え目だと思うが、やっぱり「戦車は壊れてナンボ」って所もある。CGだと難しいボロボロに壊れる戦車見たくない?私は見たい。劇パト1のX10のように。
・SSのオイル交換下調べ、オイルフィルターをどうしようかと思って調べたのだが、持っていった65/67のカップが普通に入ったので65㎜(だと思う。ユニオンの適合表検索だと68㎜って出てくる)。高さは70㎜前後だが、まあ余裕があるので長い方がお得。そしてネジピッチだが、調べたらクボタはM20P1.5の方らしい。という事は、これ三菱のミニキャブのオイルフィルターがそのまま使えるわ。品番違いに関しては、D722(クボタのエンジン)には適合がユニオン産業で言えばJO180とJO588があり、JO180は外径68㎜の高さ65㎜、JO588は外径65㎜の高さ70㎜なので、おそらくJO588に相当する物がついているのだろう。座面の3㎜の差は問題にならないのかな。
少し気になるとすればガソリンとディーゼルでフィルターが違うのかどうかぐらいだが、今のミニキャブに入れてるのがディーゼル専用オイルである事から分かるように、オイル自体が兼用可能なので、フィルターが専用って事はまずないだろう。ただ、ディーゼルの方が濾過容量が大きい傾向は感じるので、選べるなら同じネジと外径で背が高いヤツの方が安心ではある。あとはLLCも交換してないので、家まで持ってきてLLC交換、バッテリーボックスの改良(外しやすくする)、オイルとフィルター交換かな。ポンプは不凍液を入れたので凍結対策は終わってる。
・夕方からかなり強い雨が降り続いている。明日は朝まで雨が残るみたいなので、雨だったらタイヤ組み替えちゃおう。晴れてたらSSのメンテとかかな。
Posted at 2016/11/15 00:09:53 | |
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2016年11月12日
・天井の断熱だが、50㎜から150㎜にした寝室はもちろん、150㎜から250㎜にした居間で変化が見られた。まず温度がさらに下がりづらくなった。真夜中でも暖房無しで18度ぐらいまであった。昼間にベランダサンルームで28度ぐらいまで上がっていたので、その熱量が沢山あったのも大きい。もし断熱強化状態だと30度以上行ってただろうし、さらに持続する温度上がるだろう。反面、一階行くのが億劫に。早く火台作って煙突付けて、薪ストーブ運転出来るようにしないといけない。今回、溝が掘れるようになったので、煙突出している窓もポリカ窓をつけてやる予定。
・サンルームの温度が上がったので、干しリンゴは今日で完全に乾いた。パリパリだけど噛むとモチモチっとしている。そして、紅玉の物は予想通り酸味が強くて濃くなった甘みにも負けず美味しい。シナノスイートはあっさり。ただ、紅玉は果肉が茶色になってしまう。シナノスイートは白っぽいままなんだけどなー。
・ステラとミライースの傷修理、エアブラシ出したらニードルが固着していて焦った。分解方法は簡単で治せたけど、ミライースのソリッドカラーはともかく、ステラのアジュールブルーメタリックはメタリックが詰まる詰まる。ノズル先に堆積して押し出されてくるので、ラッカーで薄めて吹いたり。どのみちの話ではあるが、メタリックは粒子の方向性が酷くて、どう塗っても目立ってしまう。さらに薄く吹いてクリア吹くと踊ってしまってさらに悪くなる。まあ、もういいや、傷が露出してないだけでも。それにしてもボディーのあちこちに擦り傷があってかなり手間がかかった。
ステラはさらにへこみやひっかき傷で段差が大きいのがあり、そこらへんも修理。薄付けパテで簡単に埋まる程度なら苦労はないが、厚付けパテはかなり臭いし、へこみはこれでもなかなか埋まらないので大変だった。また、パテって平面出さないとメタリックは全然別の色見に見えてしまうのだけれど、平面出すって事は盛りあげないといけないので、適当に修理って事が出来ない。私みたいな不器用ケチには無理だわ。ずっとエアブラシ使っていたので、大分ブラシの扱いは慣れた。明日は一番大きいへこみを削って塗装、クリアが切れたので買ってこないといけない。試しにエアブラシで二液クリア塗ってみるかな。
・ミニキャブはポジション球をT10の1面発光から5面発光に。明るさも、配光も理想的になったので満足。
・タイヤ届いた。これでミライースのタイヤ交換出来るけど、今やるか春先やるか。前のタイヤも溝から言えば半分だから、誰か欲しい人がいればあげたいけど、処分だと単純に金払って捨てる事になる。届いたのはミシュランのエナジーセイバー、ぱっと見た感想としては「肉厚で重い」。エコタイヤをはじめ最近のタイヤのトレンドは軽い事で、軽ければバネ下重量も減るし回転抵抗も減るし、原料が減って安くなるのだけれど、剛性やダンピング性能は下がる。エナジーセイバーはエコタイヤで軽いと聞いていたのだけれど、それはミシュランとしてはという感じで、おそらく国産タイヤよりは重いであろう。トレッドパタンは味も素っ気もなくて、静音設計にも見えないが、何故かブロックが強く見える。ラウンドショルダーではあるが、トレッドが丸い感じもしない。製造は今年でポーランドだった。率直な感想としては「ミライースにはゴツ過ぎるかも?」と言った所。一応エナジーセイバーは小さいサイズは別のパタン(ESC)で作ってくれてはいるが、この剛性感は多分トールワゴンとかでも余裕だろう。あと、K点とかマーキング無し、左右非対称デザインだが、どっちが外なのか良くわからん。アウトサイド表記がどっかにあるはずなんだが・・・
Posted at 2016/11/13 22:48:06 | |
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