・今日はミライースで150kmほどのドライブに出かけた。満タンで出発して燃費を測った訳だがご覧の通り。
とうとうリッター30km超えてしまった。先日の墓参りでは28.2kmだったが、今回大きく変わっているのはルート、タイヤ、そしてアルミテープチューンである。ルートは前回も今回も標高850mぐらいの峠を含むコースで、今回の方がアップダウンは多かったが速度は低かったかと思う。どちらも燃費的には良いルートの部類だ。タイヤは前回がサマーラジアルのブルーアースA34、今回はスタッドレスのDSX-2なので、普通に考えればスタッドレスの方がいいはずがない。またタイヤ外径も普通はスタッドレスのが大きいはずだが、DSX-2は556㎜、ブルーアースのAE1は557㎜とサマーラジアルの方が大きい可能性もある。A34はデーターが見つからなかったが、摩耗しているので、少なくともスタッドレスの方がわずかに小さいとは思う。アルミテープチューンは出がけにリアハッチのガラス、後部ドアのガラス、フロントのガラス、サイドミラーに施行した。ドアのガラスは内装剥がして内側に貼ってある。ついでにというか、これが本題というか、フロントの純正スピーカーを移植して4スピーカーにして、軽くデッドニングもした。走行中の変化を見るためにフロントガラスは後から施行したのだが、違いが分かったのかと言うと微妙。ただ、リアやミラーの施行で風切り音が小さくなった気がするような、しないような。また、エンジンも50kmぐらい走った先でインテークパイプやマニホールドにとあるアーステープを貼ったのだが、これまた体感出来るかと言うと微妙も微妙だとは思う。気持ちトルクが出たような気がアクセル開度でA4一枚ぐらい感じられるとかそんな程度。
とは言え、有利に働く要素ってアルミテープチューンぐらいなんだよなぁ、前回はバンパー回りとかもしてないし。リアル路上テストで平等な条件なんて無理なので、今回10%の差が出たのがそのまま当てはまる訳ではないし、ドライバーの慣れもあったと思いたいが、改善の可能性があるとしておこうか。
ドライバーの慣れ問題としては、まず加速を遅くする事に慣れた。エコカーの加速はおそろしくかったるいので、これを我慢する事は交通の邪魔にもなりかねないのだが、今日信号発信を何度かやって分かったのは、他の車とてさほど速く加速している訳ではないという事だった。いや、ミニバンなどと比べるとミライースは控え目な発信でもちゃんと車間距離が開く程度には走っている。エコモードでの加速音が静かなので、メーターの数字見てもイマイチ実感出来なかったのだが、軽くて抵抗が少ない車体なので迷惑になるほど遅いって事はないみたいだ。無論、都市部でストップアンドゴーで割り込み警戒とか、後ろランエボ前FDみたいな事があればまた違うが。あとはコーナーでの速度限界がかなり上がった。ブルーアースだとアンダーが怖くて原則していたのだが、DSX-2だと乱暴と言えるレベルでハンドル切り込んでも全然平気で曲がる、というかアンダーは出ない。ただ、無理に曲げると抵抗が増えて大きく速度は下がる。ともかく下りで直線で後ろについてる車も、二三回曲がるとついてこないので、ここで燃費を稼げた部分はある。
一方、やっぱり慣れないのはアクセルの不自然さ。同じアクセルの踏み込みでも出てくる結果が違うというか、突然糸が切れたようにアクセルがついてこなくなるのは気持ち悪いし運転がヘタになる車だ。ただ、このアクセルのダルモードもじわじわ踏んでいくとちゃんと反応はしている事が分かる。もしかしたらだが、ダイハツの開発はこのダルモードを燃費モードでは活用しているのではないだろうか?逆に言うと通常モードでのアクセルへの反応は少し演出過剰なドン付き傾向がトルコンの滑りも含めて感じられる。本来なら全域リニアで微少域も同じ比率で運転したいのだが。ハンドリング、静粛性はかなり改善したし、足が踏ん張るためかシートにも座りやすくはなった。
・リアスピーカー追加だが、音像が後ろになったし、響きに立体感も出たが、純正は音域が狭いスピーカーなので中域だけ持ち上がった感じになってしまったので、イコライザーで再び高音を上げた。最大音量が増えたのでダイナミックレンジが増えた気がする。また、安物社外スピーカーのパコパコ音が打ち消されたのか気にならなくなった。良い音とも思わないが、少なくとも以前の安物感は和らいだ。まだ助手席側デッドニングはしてない。
・他に道すがらサンサンファームという新興ワイナリーと付属ショップによってみた。ボテガという名前で、イタリアを意識しているのかな、品種はシャルドネ・メルロー・シラーだそうで、途中にも新植している畑があちこちにあった。ちょうど仕込みが終わったそうで、醸造や栽培の人は皆休みだったみたいだが、レストランのスタッフはいて、色々聞く事が出来た。レストランは今年4月から営業しているそうで、パスタランチが1000円で、ワインパンとサラダと飲み物が付く。経営母体の影響でバリアフリーが進んでいるなぁと感心したが、大規模な観光施設という程大きくはない。パスタは結構味が濃くてネットリ系なので、シラーなど濃い赤が出たら合いそう。パスタの種類が結構ある。ただ、出てくるのにそこそこ待つかな。ランチ開始時刻のオーダーだったから手間取ったのかも知れないけど。
畑にグレープガードシステムが見えたので見に行ったのだが、はじめてこの構成部品を見て、実際に張られているのを見て「なるほどなぁ」と思った。グレープガードは傘状になるかと思っていたのだが、自重で逆のおちょこ状態になる。また、サイドも針金で張ってあり、クリップで留めてあるだけだが、かなりがんじょうに止まっている。またセンターもワイヤーのクリップ止めで、その間から枝が立っていて、意外と隙間は少ない。これ張るのは生育後半だからいいんだろう。仕立てはコルドンにちょうどなっている所だが、若いので幹周辺の枝が多く、一見ギヨーっぽくも見える。片流れ一文字ですね、グレープガードシステムの要求でもあるのだろうが、結果位置はそこそこ高く、作業性や耐病性は良さそう。今はシャルドネの2015のシュールリーが出たばかりだが、今後樽熟成なども出るそうな。
・そうそう、地元ワイナリーのワインもさっそく購入してきた。まずラベルだが、金箔押しだとおもった所は切り抜きだった。その裏からワインが見える。後ろに光源置いて並べるととても綺麗ではある。ただ、さっそくオウカとナイアガラ間違えて買おうとするお客さんみたり、混乱が見られる。
ワインの味だが、大雑把に試飲だけしたのだが、香りだけ突出して良い傾向はなくなり、味と香りのバランスが戻って来た。逆に言うと香りが薄いので、最初デラ飲みながらナイアの甘口だと思ってた(デラは色がさらに薄かったし)。主力のコンコード・ナイアだが、コンコードはあれどうやっても外れもアタリもないような気がする品種だが、今回も印象が薄い。酸味が少ない気がしたが、良く分からん。
ナイアガラはまだワインが暴れてるというか、飲んですぐ分からないバラバラ感があってパワフル。こじんまりとまとまった昨年に比べると、良い年のワインの傾向が感じられる。ただ、少し気になるのは若摘みの感じがある事。今年はナイアの収穫期らへんまでは生育前倒し効果が出ていて糖度の上がりも良かったのだが、それから天候が最悪に変化したので、熟す感じまでは引っ張ってない。糖度は高いけど、酸味とかも多いという状態で、その荒っぽさというか、落ち着かない青さがある。香りもフォクシー臭いがしっかりしないのは、醸造技術というより原料の状態って気がする。
・目的地ではちょっとどうかなーと思う事もあったが、元からそういう傾向があって、今回旦那さんが亡くなってそれを抑える人が居なくなったんだなぁ、組織とかもそういう事なんだろうなぁと。改めて、私との関係性は旦那さんの方だったのだと確認出来たのが収穫だろうか。お祭りの方がウッドストックみたいで、雰囲気は好きかも。大根の煮込みが美味しかった。
・最後にブルースのライブに行って来た。地元の高級ホテルの地下にこんなライブハウスが!って感じ。いい座席だったが、いかんせん音量が大きすぎて耳がダメになりそうなので、耳栓急造して突っ込んで聞いてた。かなり盛り上がり、最後は全員スタンディングで踊ってて、座席離れたら音量がちょうどになり、耳栓外していい音が聞けた。ジャズはインプロビジョンだったか、即興性が重視されるというか、その元のブルースはもっともっと原始的ですぐに対応するのがすごいなーと感心してしまった。ただ、ブルースって旋律みたいなのが無くて、全部が同じノリに感じられる。同じノリで定番のリフとかパッセージを足してブルースしているって感じかな。日本のブルース調の曲ってちゃんと旋律が立ってるんだなと逆に感じた。
・明日はワイン祭り
Posted at 2016/11/05 23:54:46 | |
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