2017年11月15日
・仕事、デラ片付けほぼ終わり。草が伸びているのでモアで刈らないといけないな。あとは剪定講習会の打ち合わせをやって終わり。
・戦ヴァル3日記:敵AIの思考ルーチンについて
メタルギアシリーズと言うとスーパープレイが好きで良く見ていた。こちらが簡単にやられてしまう賢くて強い敵を手玉に取る、研究によって洗練された動きは、敵兵士が無能にすら見えてしまう。実際無能兵と笑われる事もあるが、もちろん普通にプレーした人達は本当は有能だという事は分かっていると思う。さて問題はその兵士のAIも本当の本当に強くしすぎてはいない、という事がある。小島監督曰く「AIを賢くしすぎるとゲームとして成り立たないほど敵が強くなりすぎる」んだそうだ。例えば背後のチェックをランダムに行って周囲警戒をするとか、ツーマンセルで行動して死角を作らない行動をするとか、トラップを学習してプレーヤーと同様に解除したり設置したりするとか、遠距離から狙撃してくるとか。そういう高難易度プレーは逆に攻略の幅を狭めるし、雑魚全員ボスみたでユーザーが完走出来ないゲームにするとストーリーなんか誰も読まなくなる。
そういう視点で戦ヴァル3の敵を見ているんだが、ほんと意味不明な行動をしたり、甘い判断をしてくれる反面、時々すっごいどん欲に攻撃してくる事もあり、「常時このモードだったらゲームにならないんじゃないか?」と思ったりもする。と同時に、無能な行動をする点が妙にリアルなんじゃないか?とも思う。ほら、推理小説とかで合理的判断を突き詰めて犯人を特定するけど、別に犯人が完全に合理的かどうかなんて分からないじゃない。
これはガンダムなんかのSFでも同じだ。昔はリアル系と呼ばれていたが、今はガンダムも相当のファンタジーって事になってはいる。まあ過去の部分も現代の基準でリライトしてリアル寄りにしてきてはいるが、その中の嚆矢であるArkPerformanceさんにしても「リアルにしすぎるとガンダムや漫画じゃなくなってしまうので、程良くファンタジーに」という調整が入っているそうだ。だから、オリジナルだとあまりに若すぎる設定だったのを高齢化させるとかは問題ないが、「やっぱりロボットなんて形に意味ないから、全部MAとか既存兵器の体系にして、あの技術水準ならAIの自立駆動にして、宇宙空間で高速で移動して有視界戦闘なんて出来ないから基地やコロニー狙って核だの質量兵器投げ合おうぜ」みたいな事になっても誰も特をしないのである。
・昔のFISCO・フジスピードウェイのレース映像があったので見たけど、ほんと怖いね!30度バンクを紙っぺらのようなスカGとかサニーで弾丸みたいな速度で抜けていく。そりゃ死にますわ。私はモータースポーツには肯定的である方だと思うが、昔のレーサーが英雄や勇者のように扱われる感覚は分からない。でも、あれはほんと野蛮な暴走に近いわ。そういうのがレースなんだ!って世代もいるんだろうし、今のレースだって後の世では蛮族のイベントとか言われるんだろうけどな。あとF1開催した2007年頃のFSWの運営のまずさは某国のF1レースを笑ってられない気がする。ウィキ見るまでそんな事があったなんて知らなかった。
・少女終末紀行で旅の乗り物としてケッテンクラトが出てくる。しゃべらないし飛ばないが、いい味出している。雨音の回は神だったな。さて、あの作品を観ていて気になっていたのは半軌道を一輪だけのステアリングだけで曲げられるのか?って話である。私は大体あのぐらいのキャタの運搬車を持ってるが、積載状態で人力で思いっきり引っ張ってもまず曲がらない。畑のような軟弱地ですらソレだから、常々不思議だった。似たような半軌道の乗り物にスノーモービルがあり、こっちはフロントが二本のソリでリアの軌道が一枚になっている上、軽くて雪の上で使うという事もあり軽快な運動性を見せるが、ケッテンクラートはその逆である。
で、調べたら、やっぱりリアのキャタで制動旋回をやっている事が分かった。ステアリングにリンクが組み込んであり、舵角を与えるとブレーキが効くようになっているので曲がる訳だ。もっと言うと、前輪が無くても走行は可能らしい。じゃあ完全な小型軌道車でいいじゃんと思うかも知れないが、軌道車両というのは高速走行が非常に苦手である。ノーサスの運搬車とはまた違うとは思うが、キャタには鬼のような直安とトラクションがある反面、微操作はほんと苦手であるし振動騒音が激しい。なので、微少なベクトル操作をブレーキでやりたくないし、やるにしてももう少しソフトな装置との併用が望まれたのではないだろうか。また、フロントもちゃんと荷重分散にはなっているだろうし。
車重は1250kgもあるらしく、フロントをかなり頑丈に作ったとしてもそこまで重さをかける訳にはいかないだろう。キャスターを減らしてスクラブもなくしハンドルは切れやすくなっているが、それはリアの安定性の高さから出来る事でもあろう。見方によってはケッテンは後のオート三輪なんかの親玉という見方も出来る。また、ステアリングを単なる操縦入力装置として見る事も出来る。そういう不完全な試行錯誤がまた魅力なんだろう。ただ、本当に実用的であれば追随されているはずであり、やっぱり駆動系の進化でAWD化してるのが現在のケッテンなんかもな。
この戦場での最小ワーキングビークルというカテは二つの方向に分かれたと思う。一つはさらなる悪路走行性能を追求してATVになったタイプ、ヤマハのグリズリーとかは軍隊でも採用している所があったはず。もう一つは基地雑用や運搬では軽トラがかなりの確率で使われている。軽トラにもある程度の悪路性能はあるし、グリズリーも牽引オプションで積載っぽい事をしているのも見る。飛行場での牽引とかは専用の物を見るし、大型ジェット機は自走だろう。戦場での小間物運搬としては米軍が使い始めたジープとか、その後継のハンビーだろうか。まあ旅の情緒としてはケッテンの方が終末感あるんだろうな。ハンビーとかだとゾンビをひき殺してRGPをかいくぐりそうだし。
・明日の予定はレストランの予約、ブドウ園の草刈り、畑の藁片付けとか苗の防寒もそろそろかな。もしかしたらフィルムラップが使えるかも。長期的には棚の高さ直しとかも今年はかなりあるので面倒だ。
Posted at 2017/11/16 02:04:18 | |
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2017年11月14日
・雨とかでダラダラしつつ戦ヴァル3はしっかりプレー、これで昼夜逆転してるからいけないんだけど、これはかなりお気に入りになってきた。戦闘システムは従来作品を踏襲しているので主に難易度に関わる部分が良いし、やっぱりゲームも映画もアニメも「シナリオ」の優劣が評価の8割を決めるなと言った感じ。すっごいシナリオがいい、いいんだけど、再三言うように絵柄から想像するほど甘口じゃなくて、むしろ滅茶苦茶暗い話である。でも、その中に「ゲームとしての要求」とも上手く関わっているのが大変よろしい。簡単に言うとマップや登場人物が理由つけて再利用されて、ちゃんとプレーヤーの行動の結果が返ってくるようになっている所とか。以下軽くネタバレあるかも。
現在13章までクリアしているが、10章あたりからかなりストレスが溜まる話であった。黒幕の背後関係もはっきりして、まあラスボスこいつかなとも思ったけれど、多分本質はもっと別の所へのストレスだと思う。倒した所でスッキリとはしない、陰鬱とした雰囲気がある。断章を自由にプレーさせてくれないと、これはちょっとキッツイな。またシナリオはどうであれプレーシステム上の効率プレーは別なのもなんとなく嫌だ。リエラの特殊化はあんまり使いたくない。
このゲームは初代の頃が少し物足りなかったのは、人物が純粋で薄かったのと、敵の魅力がイマイチ引き出し切れてなかった点にあると思う。乱暴に言うとサクラ大戦1と2の関係が戦ヴァルの1と3の関係に近く、サクラ大戦2のあの雰囲気に近くなった。てか、スタッフもかぶってるしコンセプトもかぶってるしシナリオもかなり被ってるよねコレ。
少しだけ不満を言うなら、無補給のペナルティが文字だけだとイマイチ。弾数制限とか移動制限とか兵器制限とかあった方がいい気がする。普通に新兵器登場したり勲章届くとかシュールすぎるわ。また、訓練出来る事もどうかな?と思ってたら、あのオッサン(カルロスだかホセだかアントニオみたいな名前した人)も一緒に懲罰部隊と道連れにされてて笑った。あの人、訓練で422専任なのな、戦闘だと全く使えないって設定の意味が分かったし、途中でセリフが変わっているのが細かい。私は小説とか映画で反逆の濡れ衣で逃亡して補充がなくなる設定の話は割と好き(ゲームだとクオバディス、小説だとファイヤーフォックス)
ここまで練られたシナリオとシステムなのに、なんでそんな人気が出なかったのだろうか不思議だ。ボリュームはほんと大きくて、一周だけで軽く40時間はかかるけど、それは否定的要素じゃないしなぁ。それとも、この先の展開が不評とかそういうのもあるのか?あとはゲームパートがやや硬難易度化して装備セッティングが面倒ってのはあるのかも。マップによって最適装備や兵種はかなり違うのだが、さすがに面倒すぎる。そうそう、このゲームで珍しく使えないのがオーダー、特殊化もチートではあるが、オーダーで無理が効いたらバランス調整がおかしくなるだろうからな。
・仕事は会議があったぐらい、天下り団体のも続けてあって長丁場だった。また会議室の空調はいいんだが、結構気になる騒音が大雨が降っているように聞こえて不安になった。多分だが、ここの空調はガスとエンジンっぽいので、その騒音がダクトから来ているような。会議の内容は3セクの方はとくに興味ないからいいとして、部会の方は「厄介な質問をする人」と「なあなあの執行部」の確執というか感情的なわだかまりみたいなのが生じそうで不安になる。どっちもどっちな感もあるけれど、「全て平等で合理的に行く訳ではない」という部分と「でも実質運営している方が好きなようにやってきた過去」という部分のすり合わせは難しいなと。
これは日本人の悪い所と言われているが、えてして欧米でも同じなのだが、ディベートはケンカではなくて本来は何らかの結論を共同で導き出すための作業であるべきはずである。でも、すぐに感情論になって、質疑自体を嫌悪し投げだそうと主催側がなってしまう。質問する側が割とリベラルにオープンスタンスで聞く人が多い(忖度する人は盲従するか裏で文句言ってる)ので、本来は同じスタイルで客観的にやりゃいいんだけど、ちょっと遠慮がない分、地位がある人がムスッとしてしまう感じがある。とは言え、役職員が好きこのんでやっている仕事でもなくて、単なる厄介事には違いなく、それを無役の人に偉そうに言われればそりゃむかっ腹も立つだろう。特に公的な場だとその傾向が強い。根回しとかでオフの場でもう少し揉んでおければいいんだろうけど、物によっては公的な発言じゃないと無視される事も少なからずあるだろうし・・・私も平だから狭い範囲しか関係しないし、ここで何かを決定があって、それに服従するって物でもないんだが、いずれ面倒事には巻き込まれるような気もする。ま、全部ぶちこわしてきたから、呼ばれないのが一番いいかもだが。
Posted at 2017/11/15 03:29:50 | |
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2017年11月12日
・仕事、デラ片付けと請求書作成。今年もえらい買って頂いたし、デラ一本だけなら残せるような気がしてきた。でも歩留まりがあるから全部贈答ってならないからなぁ。祭りで餅を食べたが、本当につきたては極上だ。誰が考えたのか分からないが、米なのに口でとろけるようだ。仕事はベランダ温室のフィルムの張り直し、位置を正しくしてピンと張った。先日は少し弱かったので強風で外れた部分があったのだが正常に。また温度が高くなった。
・戦ヴァル3日記、断章の方はレベルが高いので安定してSが取れる感じになってきた。断章はいつプレーしてもいい設計だし、簡単にS取れる所は報酬も少ないのでどうでもいいんだが。あとバトルポテンシャルがかなり不親切な説明で、攻略見て意味が分かった。チュートリアルにパーソナルポテンシャルは書いてあるが、これは酷くないか?大分システムにも慣れたが、それでも迎撃が理不尽に感じる時が良く有る。以前のシステムだとターゲットモードに移行すれば一発も受けないようになっていたが、今作だとターゲットモードに入る手前に何発が喰らう仕様になっていて、単純にターゲットモードに入ってくれなくて死んだのか分からない。他はギミックがあるステージで行き止まりなのか分からなくてターン無駄にしたり。あと、占領陣地に人出す時に出る方向が滅茶苦茶なのが困る。機関銃砲座の後ろに出して背後撃とうと思ったら前に出て蜂の巣とかね。
ストーリーではぼんやりとだが、クルト=プレーヤーではない感じを受ける。断章とかほっとんど出て来ない事もあるし、クルトがいなくても話が回る。クルトが撤退してもプレー出来る。感情移入に関しても朴念仁な所はギュンターにも似ているが、もう少し引いて見ている感じがする。
兵器はどれもエグいのだけれど、火炎放射器が強力でなかなか残酷だ。MGS3で燃やす系は酷かったからな。あとは武器バリエーションが増えて無駄なのがあるので比較が面倒だ。例えば対戦車槍で対人向け狙撃用みたいなのが混じってくるので、間違えて開発すると選択が面倒。これも周回プレーしてコンプする要素だろうから無駄じゃないが。逆に最近放置は車両で、防御力の有無がほとんどデジタルに「ありなし」なので、非装甲車両はもうレベル上げる気力が失せた。歩兵の携行火器で穴だらけとか意味ないじゃん。
戦闘でもセルヴェリアが出てきたが、普通に攻撃当たると思ったら狙撃機関銃というチート武器で確反死亡である。まあレベルと開発が上がったらみんな反撃受けないりゅう弾使うとか特殊化出来るユニットで攻撃とかで倒せそうな気もするけど、一定HP切るとヴァルキュリア化してしまいそうだな。初代でも負けイベントで倒す人がいたけど、基本やられちゃストーリー的にまずいキャラなので撤退とかしなかったし。
・明日 領収書書く、そろそろ生ゴミ捨てる、動かない障子破壊してでも外して加工するしかない。車関係冬支度、なりがら捨て、モチ米出荷などなど。
Posted at 2017/11/13 00:11:40 | |
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2017年11月11日
・最近はようつべでベスモのバックナンバーを見るのが楽しみなんだが、NDロードスターの回でとあるショップの評価が低くて面白かった。群サイで区間タイムはベストで、リベンジで改良して持ち込んだのに評価はイマイチ(他はTEINとかAUTO EXEとか)だった点について織戸さんが「NDがもっとボロくなってチューンを気軽に出来るようになって(昔のAE86とかシルビアみたいに)ハードチューンを行ってしまうんだったら、ここまで行ってもいいけど、新車の時から素材の良さを引き出さないでやるチューンではないあ」という主旨の事を言っていて「やっぱりレースドライバーからしてもそうなんだな」と思った。
デフ効かせてインチアップに幅ヒロタイヤ、ローダウンに扁平タイヤ、ストロークさせずガッタンバリバリでバンプストップさせてロール止める、嫌いな手法だが一方でサーキットレベルでタイム出すには避けて通れない方法ではある。料理で言えばハチミツぶっかけとか、激辛ソースぶちこみとか、もう素材なんてどうでもいいし味覚死んでるレベルである。それが新興ショップには分からず数字だけ追って大喜びしてしまっていたようだ。決してプロドライバーとて、新車の味が分からない訳ではない。あとND、テンゴで小さくして出したのは評価されてるけど、「出した事はえらい・・・けど」ってコメントだった。私も全く見ない。価格があれだと国内でそんな売る気はないんだろうなぁ。じゃあNB6がどれだけ売れましたか?って話だし。でも当時はインプもエボも元気だったしエコなんて無視したハイパフォーマンスカー全盛だったからしょうがないけど、今なら・・・s660でいいか。
というか、今日見た雑誌に書いてあって衝撃だったのだけれど、自動車の購入年齢の平均は60歳なんだそうだ。メーカーが若者向けスポーツカー500万とかふざけんな!と思っていたけど、あの若者は50歳あたりも普通に含まれている訳だ。ま、お陰でネット世界だと自動車不要論な人が多い事多いこと、「日本の経済活性化のためには、まず首都への移住制限かけて重税かして地方分散させるべき」って意見にはそういうのがあるんだろう。
・ところで、インチアップの話である。國政さんもベスモも、インチアップは必要というかハイト高いタイヤのヨレ感は不評のようだ。確かにサーキットだと今は50扁平以下が当たり前みたいだな。でも、ドリキンがN1やってた頃は13インチで70扁平ぐらいだったし、別にブレーキがそれで使えるなら別にそれでいいんじゃないの?って思う。公道だとあのタイヤのヨレが適度なタメになって乗りやすいんだし、それが問題になってるのは切り返しが多いセクションとかの話であって、大きいRを旋回Gかけていく時にタイヤがよれてよれて滑る、ってな事は普通は起きない。敢えて言うと剛性が低いタイヤや足が駄目な車はショルダーが接地する時代もあった。
・支所の祭りに行ってきて買い物、一番おいしそうに見えた山崎のケーキがこんな味気ない物だったとはと驚き。豚汁が美味しかった。ワイナリーの人も久々に出てきていて話しをしたが、「リリース直後の瓶詰めは1度香りが閉じてしまう」という事を聞いた。タンクで発酵したワインはオリ引きしてフィルターかけて熱で発酵止めてから二酸化炭素と共にボトリングされる。その過程でワインが還元的になり香りなどが一時的に閉じてしまうのではないか?との事。2.3週間するかデキャンタする事で再び開いてくるそうなので、ヌーボーだからと喜んでjのんだらガッカリという時は思い出したい。
また、輸入するボジョレヌーボーも同じで、空輸便はボトリングから日が浅いので落ち着いて無くて固いが、船便で来る奴は熟成も進みまろやかで美味しいらしい。なので、昨今はヌーボーも春ヌーボーと言って春に飲むのだそうだ。
ワインの出来については、今年は白は酸味が残りながらも糖度も22~23と非常に良い出来だったそうで、とても良いワインになってくれそうではある。ただ、そういうグレートビンテージはリリースまで時間を置かないと味が馴染まないので、出来れば2年は樽熟をかけたいとの事。そうすると飲めるのはかなり先になるなぁ。また、キャッシュフローや保管場所という面からも、いいワインほどコストがかかる問題が出てくる。
さらに売価を上げるのも手だが、正直私が一番の成長株だと思っているピノグリですら600本の2013が売り切れてない感触がある。2014も大分おいしくなったし、2016は賞も取ったけれど、これで売価が4000円超えてさらにストックが増えるのも辛いだろう。ワイナリー経営する人達は大変だな。
・ワイン関係でもう一つ、先日トランプ大統領が来た時のメニューの画像がアップされていって、提供されたワインが「フジクレール 甲州 樽発酵 2015」と「ソラリス 信州東山 カベルネソーベニヨン 2013」である事が分かった。フジクレールはフジッコさんの所で、フジッコとはあのお豆のフジッコである。あそこの多角経営でやってるワイナリーでベースの食品加工の基礎があるからか非常にいいワインをお手頃価格で出している印象があるし、あそこから独立した人達が各地でワイナリーを興している人材の宝庫かも知れない。世界に日本品種として公式に最初に認知された「甲州}(二番目はベリーA)を出すのはとても分かりやすい。そして値段はびっくり、一本1800円であった。晩餐会に出すワインって3000円クラスだろうと思っていたし、樽熟甲州も多分そのぐらいだと思っていたので、あまりの安さに感動した。すごいな、フジクレール。
もう一つのソラリスのカベソーは当該ビンテージはラインナップに無いので、おそらく売り切れているのだろう。原料を小諸にしてみたり千曲川にしてみたりと、おそらく表記揺れの範囲であろう物がしょっちゅうワインコンクールの金銀に入る所で、メーカーもフラッグシップの位置づけだが、注目したいのはカベソーな所。メルローであれば今年も飲んだし、好き嫌いは別としてすごいワインにはなっていた。しかしカベソーは日本だとメルローほどは良い評価が得られていない所がある。しかしそこで敢えてカベソーというのは挑戦だなと。こっちは7560円とかなり高いランクなので飲むのは厳しいかな。
私はトランプ大統領についてあまり印象がないんだが、世界のセレブリティーの出るパーティーで使われるという事は非常な名誉であり、また宣伝になる。日本側も著名人が列席する訳だし、アメリカ側も同様だ。出来れば、そういう場に供される機会をもっと作る事が知名度向上のいい手段だと思うんだがな。そして、単発じゃなくそういう機会が多いのは有名なホテルやレストランである。例えば今回のは迎賓館らしい。
・ミライースの空力が結構良かったので、次ぎどうしようかなと思ったり現状での不思議を考えて見たり。まず現状で疑問になるのはフロントバンパーの下のリップである。これがバンパーの手前に出ているんだったら分かるんですが、そうじゃなくて腹下部分にリップが出ています。つまりここから空気をどこかに押しのけても腹下に入る事自体は防げてないと思うんですよねこれ。むしろ直角でいかにも抵抗っぽく見える。考えられるのは腹下の気流を地面側にのけてグリルから入った空気を抜きたいのかな?と思いますが、逆効果な気もする。まあメーカーが付けている物なのでなんらかの狙いがある事と思いますが。検索すると、自称メーカー研究者さんが「ラジエターから出た空気がもう1度回ってラジエターに入ってしまう」という事を書いていたので、そういう事を遮断する目的のパーツなのかも知れない。
次、気流の回り込み防止について。と言ってもミライースだと特にそういうパーツはないんですが、最近のウィングって面白いトレンドが二つあります。一つはサイドの翼端板が「下にのみ生えてる」のと、「ステーが吊り下げ式」という奴です。これはダウンフォースを考えると分かりますが、翼断面の回り込みが嫌なのは速度が速い側に抜ける事です。車のウィングは飛行機と逆方向なので、地面側が速度が速いので、回り込むのは上から下になりそうです。ただ、負圧側に伸ばしても正圧側に伸ばしても一件同じですよね。でも、飛行機のウィングレットを見ると現在は100%上側に伸ばしてます。まあ下に伸ばすと接触とかもありそうですが、かつての戦闘機なんかでは両側に伸ばしているのもありました。また、あれは回り込み防止と同時に垂直安定板としても役立っていたので、そういう効果もあるのでしょう。
・今年もあまり役に立たなかったエアソフトガンだが、お座敷シューティングしてみるとハイパワーな奴より電ブロの方が良く当たったような・・・と感じる。で、何が違うかと触ってみて気がついたが、電ブロはトリガーがスイッチである。シアーを触っている訳ではない。トリガープルが軽すぎるって事はないが、コッキングしてあろうがなかろうが同じで扱いやすい。エアコキはここが物理的にひっかかってるので、どうしても重くなる(安全上軽くしすぎないってのもあるだろうけど)。
Posted at 2017/11/12 00:01:40 | |
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2017年11月10日
・体調がいいんだか悪いんだか良く分からない感じに。もう少しダラけさせて1度体調を崩した方が後でスッキリするんだけどなぁ。という事で今日もダラダラと。モチ米が廊下を塞いでいるとほんと困るので米穀屋に売る事にした、多分ほんとうに安いと思われるけど置いておいてもしょうがないしな。
・ミライースの空力改造は想像以上の効果が出てびっくりした。燃費に関しては計測してないので良く分からないが、相当の風が吹いていたのに全然感じなかったからそんな悪くはなってないだろう。大きく変わったのは騒音だ。こんなミライースって静かなんだというより、ちょっと非現実感があるほど音がしない。主に関係しそうなのはグラスエリアとミラー周辺のフィンだな。感覚としては「風のトンネルというか風のフードを被って移動している」ような感じ、インビジブルエアで遮断されているような。音だけでなく、動風圧も感じない。でも、実際の所、エアロフィンの作用原理は逆だと思っていた。
車の周囲には風があるが、普通は車体周囲にへばりついて速度が落ちる。その速度がゼロになると逆に巻き込んで渦になって抵抗になったり進路を乱す訳だ。この境界層という速度が下がる部分に逆にエネルギーを与える事で速度を上げて境界層の幅が広がるのを防ぐのがこの手のボルテックスジェネレーター」の原理である。つまり、車体の近くの気流速度は「上がる」。上がると空気抵抗が増えそうに思えるが、上がるという事は境界層が薄くなって見かけの空気を押しのけている範囲が減る・・・のではないかと。
もう一つは、車体の前、正圧の部分の空気を剥離させたり乱れさせずに後ろに流す事自体は空気抵抗に関してプラスマイナスゼロに近かったとしても、後ろで絶対剥離する部分で速度が高いと乱流を充分後ろに押し流せているのではないかなと。例えば野球ボールなんかは速度が上がるほど抵抗は増えるかと言うと200kmあたりで逆に抵抗が減る。後ろの乱流が充分に後ろに吹っ飛ばされるからだそうで、これは物体の形状やレイノルズ数で異なるので200という数字に意味はないのだが、要は「車体前側は整流に徹して速度の高い空気をどんどん後ろに回す」「後ろは多少抵抗になってもボルテックスジェネレーターなどで境界層を成長させない事でドラッグを減らす」という役割分担があるのではないかと。もっと言っちゃうと、カナードの位置に付ける整流板に乱流発生の概念は本来はそぐわなかったのかなと。実際、ソーラーカーレース見てもボートテール見ても、前と後ろは形状や目的が違う訳だし。
その後ミニキャブに乗ったら、かなり風でハンドル修正をしているのが分かりました。全然苦ではありませんが、ミライースがEPSの躾けもあってビシッと真ん中走ろうとするのと真逆の動きをします。昔はその作られた中立が現実の直進と違って逆に修正がいる感じもありましたが、空力と補強だけでほんと真っ直ぐ走る(あとホイールベースか)。と、旧型になったミライースは結構気に入っているのですが、新型もチラホラ見るようになりまして「カッコイイなぁ」と思います。ガンダム顔というか、車格がちょっと不明なのもいいですね。リアビューも好みです。旧型が優しさ、柔らかさを表現しているとしたら、新型はソリッド感があります。ああ。新型ミライースやアルトなんかでもこういう実験やりたいな。
・先日もとある人の高齢の親がどうしても運転をやめてくれないからと車を取り上げ処分した所、レンタカーを借りてあちこち行くので困ると言うぼやきを聞いた。レンタカー屋も高齢ドライバーには認知機能テストを義務づけるとかしないと駄目じゃないかな。個人的には普段乗り慣れないレンタカーなんかを借りて遠出するのは私でも基本怖さを感じる(もちろん楽しみもあるが)。その人はもう独立して実家からは離れているので、もうどうなっても知らないと言っていたが。高速はDQNドライバーに逆走老人に落下物にとほんと怖いわ。
・結局ジョニーライデンの帰還も買ってしまった。うーん、面白い。頭を使うミステリーと派手な戦闘描写、魅力的なキャラ達とガンダムらしさを満喫出来る。ただ、MS開発の説明が公式に準拠しているため、「お前らどんだけ無駄な開発やってんだよ」と言いたくなる部分もある。MSVベースだから当たり前っちゃ当たり前で、そういうマイナー機をゲスト出演させる仕組みなのだろうけど。また欄外やら設定資料が多すぎるので読むのが一苦労だ。あと、カッコ良いフォントとか画像処理を加えている結果、文字が読みづらい。それは戦闘描写の動きでも同様かな。
クロスオーバーも健在で、ギレン暗殺計画とかキマイラ部隊、強化人間なんかの話も良く出てくる。5巻までの話を総合すると、エース部隊が強い力となるザビの遺産を戦力バランスのために使っているって所だと思うが、「ミナレット」が何かだ。え、ミナレットガンダム?Gガン世界じゃないんだよここ。まあ兵器の類なら陳腐化するだろうから無し、ザンジバルの話が出てくる所からするとギレンの遺体かそれに付随した何かか、NT関係のなんかだろうか。
そう考えるとガンダム世界ではその手の不可侵究極施設みたいなのがいくつか出てくる。まず思いつくのはXの月面基地、NTの思考遺産と攻撃兵器の両面がある。他にはエンジェルハイロウ、精神攻撃は基本(キリッ)って所ですね。今考えると巨大サイコミュで精神コントロールを行い戦争を終結させるってすごい発想だし、何故上手く行かなかったのかもイマイチ分からん。
Posted at 2017/11/10 22:03:43 | |
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