2018年03月31日
・仕事は朝、ラビキラーとパスポートの散布をしたのだが、黒木相手なのでノズルを開けて直射してると簡単に15リットル以上使ってしまった。そして昼間気分が悪くなった。マスクしててもラビキラーはおかしくなる。以前はこれは劇薬ではなかったが、今は判子がないと買えなくなってしまっている。実は同じ成分がマラソンとスミチオンであり、使用濃度が違うだけである。
その後はユンボを目覚めさせて側溝の砂利をさらう(毎年沈殿槽が一杯になる)。その後I園に移動させて半分埋まってたビニールシートを捨てるために掘り出したり、抜根したり。スマホで抜根を音声入力したらBACK-ONとか言うカッコイイ英語になっていてびっくりした。でもお前日本語勉強しような。今一番日本語で”ばっこん”で使われているとしたら「ずっこんばっ婚」だろうけど。
午後は返却する園の片付けをしようとしたが、最初下草焼けば早いかと思ったが、周囲も荒れ地が多く飛び火した最悪山火事になりかねないので、ほんの一部に集めて焼けるだけ焼いて止めた。ここらへんでは15年前だが墓参りの線香の飛び火で山が146ヘクタールも燃えた事があったからな。でも、誰かがちょっとでも不始末すれば簡単に燃えそう。また、近隣の畑中心に信じられないぐらい強い除草剤が使われたっぽい。確定的な事は言えないが、ニセアカシアが立ったまま枯れてボロボロになっている。先日もとある爺様がまだ生きてて、農協恫喝して聖地させた畑をうろちょろしていたが、除草剤を撒いているのだろうけれど草一方も生えてこないし、散布機も持ってなかった。よっぽどな物を撒いたのだろうが、草に影響がなく樹木だけピンで腐らせる薬なんてないよな・・・でも以前から他の農家さんからm「へんなガラス瓶をあけていた」って言ってたし、粒剤で木だけに効くのってあるのか?少なくとも登録農薬の類でそんなのあれば誰もニセアカシアなんかで困ってないはずだ。
その後はまたユンボで抜根、ちょっとした傾斜でもユンボは不安定で揺れるので、つかまりつつ作業するのは疲れる。これが1.5tぐらいになると揺れる度合いが減るので疲労も全然違うんだが、マイクロサイズは怖いんだよなぁ。
・明日はC園ちょっとかたして、返還する所の穴埋め、H園トップジン。水田施肥か棚下線張り先か迷うな。土手の桜も蕾が色づきだして、おそらく来週末が満開ぐらい。デラの発芽が4月13~15日ぐらいだろうか。あと2週間ぐらいだな、準備に使えるの。
・時事話題
「TPPより森友か」 それは思うけど、それを当事者が言う神経が分からん。別に財務大臣が佐川をかばった結果免責されなくてもいいかもだけど、能力的に国民の心理把握が足りない歳になってきたんじゃなかろうか。あと、新党とか野合とかやってる民主党関係のくだらなさよ。
「カリアゲ君中国行脚」 共産主義国ほど仲が悪い所はない。同じ共産圏でも中国とソ連は仲が悪いし、中国とベトナムも仲が悪いし、北朝鮮と中国の関係もあまり良いとは思わない。要は「俺が一番正しい」って集まりなので、北朝鮮も鉄砲玉として飼われてはいたが以前はヤンチャがすぎて干され気味。詫び入れて来たんやろうな、中国も国際協調路線から逸脱が強まっているし。もう経済封鎖でカリアゲダイエットするまで緩めるなとしか。これで中国側に泣き付いて中国に併合されれば一番収まりがいいかもね。案外この詫び行脚の途中でカリアゲ消されて中国の傀儡が帰国してたりして。
「TPP?」
ダンピングやってる中国への制裁は分かるけど、巻き添えで金属製品に懲罰関税くらってる日本がなんでTPP再協議とか訳分からん事に期待するのか。てか国内ガバナンスすら怪しい大統領で、外交で色々やってるのも内政失敗のあがきのような。てか、ロシア疑惑も確信になってるし、誰が担いだのかの方が問題。ロシアだけなら別だがアメリカ内部にフェイスブックとか担いだ黒幕がおるわけだし。
「ロシア外交官」
先日もツイッターで暴言してたらしいが、日本もロシア外交官って追い出さないの?確かに外交というのは戦時においてすら(いや、だからこそ)必要なシステムな訳だが、それを堂々とスパイとか暗殺に使う国だぜ。そんなの北朝鮮と同じレベルじゃん。
Posted at 2018/04/01 00:21:34 | |
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2018年03月30日
・仕事、H園、I園、E園の除草とか芽傷処理とか。かなり水が流れている反面、H園のはじっこはカラッカラだ。そういや、H園も控え線切れてるの直さないとな。アンカーも埋め直しだし。理解しがたいが、どうも腐食か何かで自然に切れたっぽく見える。
昼間はソバ食べて頑張り、戻ってからはユンボを動かして植え穴掘りをした。ちょっとオイルとLLC補充、始動はスムースだが足が遅いまま。G園は底土が粘土質で途中からユンボでもなかなか掘れなくなる。また間柱の足りない部分なども埋ける。台木も剪定というか伐採前処理みたいな感じで切る。こっちも棚下線を周囲柱に通せば一列行けそうだな。
植える場所は最初等間隔でWHで考えていたが、予想以上に巨峰の木の劣化が激しく改植に時間がかけられないこと、園の場所によって生育の差ができる事を割と見えている事などから、ネキ側を密植気味にして負担を減らし、水田脇は逆に広めにして、全体的に2割ほど多く植える計画に切り替えた。樹冠が一定ではなくなってしまうが、まあなんとかなるやろ(適当)。それに、既存の木があるので絶対計画通りには行けないから。夕方からは文章配布、班長さんと人がもう少なく、独立した班として残すのは厳しいし、宅地化を進める班員達の都合がいい使い分けに嫌気が差したので、来期でもう役員やめたい話をする。その人も面積減らしているので、案外もう何もしないでも終わるかもな。合併先は問題があるので、地区外員と同じ扱いになりそ。そうなると貯金した班費の処分も相談しておくべきかな。
・明日は棚下延長枝などにパスポートとラビキラーを使ってからH園はトップジン塗り、残りはパスポートだけかな。正直トップジンとパスポートまで重ねる意味はないというか、やりすぎだと思うけど(出た事ないし)。あっちでユンボ出して植え穴戻し、草を焼いたりして処分、挨拶。
こっちでもユンボで穴掘り残り、焼き穴掘り、堆肥積み、台木堀取りあたり。加工の剪定もやってしまうか。スマホは記録には便利だが、バッテリーの持ちが急に悪くなってきた。バックグラウンドは止めているんだが、なんなんだろう。3日ぐらいしかもちそうもない。
・「ローマ人への20の質問」
人間という種にとって、1000年とか2000年というのは決して長い期間ではない。よって、有史時代から現代、そして相応の未来まではパターンとして認識出来る。それは欧米においてローマ史の研究学習が教養とされてきた事の理由でもあるだろう。しかし、ローマというのは大帝国で存続期間も長かったけれど、必ずしも手本と捉えられていた訳でもないし、そうであろうとしたかも怪しい。なんとなれば、ギリシャの方が発明や文化では進んでいたようだし、カルタゴの方が海運通商では優れていた。
本当にローマを繁栄させた物はなにかと言うと、ローマを民族国家、血による市民権を定義した民主主義ではなく、志というか能力と義務を果たした者によって市民権を争奪させた民主主義であったから、という印象を受ける。前者はギリシャ的都市国家の特徴でもあり、また現代でも度々問題になる民族国家主義な訳だが、ローマは被征服者や奴隷であっても地位を流動化させ兵役や能力がある者を市民や元老員に入れた。この変換点での争いがカエサル暗殺の本質であって、ブルータスの私怨とか言う低いレベルでの話ではない。
パクス・ロマーナにあやかって近代もパクス・ブリタニカ、パクス・アメリカーナという言葉が出来たが、大英帝国は世界中に属州は持ったけれど、結局現地執行官を本国から送り、現地民は奴隷や労働力にする「植民地支配」でしかなかった。結果、英国連邦は植民地独立や民主化により弱い力しか持たなくなった。大英帝国が疲弊する一方で力を付けたアメリカは「移民の国」であった。確かに内需が大きく植民地を必要とはしなかったのも大きいが、その内需は移民や奴隷などによって支えられていた側面もあるし、優秀な人材もアメリカンドリームを信じて世界中から集まってきた。日本も敗戦後アメリカの属州や植民地になってもおかしくなかったが、自治を許され、大きな見方をするならアメリカ陣営全体には大きな貢献をしたと言えるかも知れない。だからこそ、アメリカ人は自己のアイデンティティーを愛国心と星条旗に捧げる事を求められる。逆に日本人はとりあえず日本民族であれば自動的に市民権が得られる一方で、愛国心についてどこか希薄というか明示的ではない。
国家国体の存続が大規模で長かった、という理由でそれが優れていると言う事は出来ないし、やはり無制限に取り込んだ結果、ローマの崩壊は暗黒時代をもたらす。その最たる物はキリスト教だろう。ローマは憧れの幻想風景であると共に、爛熟した退廃文明で皇帝は悪、という風潮自体が、キリスト教徒やユダヤ人がずっと繰り返して再生産されてきているが、それはローマを「良い面」「悪い面」に分けるしかなかった人間心理かもしれない。本質的には両方合わせてローマだった。と、ここらへんまでは本からの印象。
大きな関心だったのは、結局人間は悪事を批判しながらも、利己的で残忍な存在でありつづけるのだろうか?という所かも知れない。この本でも度々出てくるが、善意の「善人」が悪を根絶しようとして社会をズタズタにしてしまう事の弊害の方が、「悪もまた人間」としたローマの腐敗より致命的なのではないかという指摘である。現代も貧富の格差や政治腐敗が問題になっているが、ローマでは積極的な格差是正は行われず、地位を流動化する事でむしろ競争を促進させる弱肉強食社会であった。良く市民が平等と言うが、それがローマ市民になれた者は権利が保障されていたというだけで、奴隷身分とかがなかった訳ではないし、多くの有名な元老員議員は解放奴隷(まあ多いのは戦争捕虜だろうが)だったそうだ。別に最大多数の幸福を願っていた訳ではないが、唯一の格差是正としては公共投資を美徳として資産家が整備してくれていた事だろうか。有名なのはローマ街道の市民修繕など。
まあ、この本はローマ人がいかに現代的、先進的、開明的であったかを読み解く内容なので、人間が進歩してないとすれば現代も同様に腐敗し法律だらけになり、暗殺が横行し、民衆はパンと娯楽を求めている、と考えられるのだが、本当にそうだろうか?確かに1000年、2000年はそんな長いとは言えないが、一方でそれだけの期間人類は善悪について考えてきた。それ以前の弱肉強食の野生時代(と言っても、集団内でもそうだったのかは分からない。むしろ、小集団であれば協力する事の方がメリットは多かったはずで、それを原始共産主義と言ったりもする)から、より大きな民族国家、そしてローマやアメリカのような経済・政治体制コンセプトの国家と移りゆく過程を繰り返して、人のあり方も変化してくれているのではないか?とも思う。それはちょうどギリシア~ローマ時代の戦争が外交的祭りというかダラダラやってる野蛮なスポーツで、負けても案外併合で済んだりもする(無論虐殺もあった)という認識が、ダイヤマイトや銃、核などの発明でタブーになってきたように、民衆の悪徳が社会基盤を破壊しかねないと分かって来たのではないか。単純にそういう意味において、前世紀に共産主義というムーブメントがあった事はそれなりに進歩だったと思うし、それが人間本性を無視した欠陥物だったのか、むしろ人間が進歩すれば到達出来る物なのかともいぶかしむ。
とは言え、私は人間の道徳心の向上に大きな不安や矛盾も感じる。悪を憎む心がなければ、ズルを行う者の経済的繁栄につながり、経済的繁栄はその子孫の繁栄につながる。たとえば宮沢賢治の子孫はいないが、人身ブローカーだった小泉又次郎や戦争犯罪人の岸信介の子孫がどうなったか考えれば分かる。無論、その子孫が親の業を背負うのかどうかは議論が分かれるかも知れないが、少なくとも遺伝子や摸倣子において人類が悪として排除してきた物をわざわざ拡大再生産しているような物だ。自分を含め、自分や親の罪を忘れそれを糾弾するようなアホな事になってはないだろうか。
Posted at 2018/03/30 20:27:03 | |
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2018年03月29日
・仕事は午前中役所でちょっと確認、こっちは比較的スムースに話は進んだが、本来いけない契約が人によっては出来てたり出来なかったりして、そのために問題の認識が出来てなかった事を考えると、結局役所もコネと金でズルやったんだなと言う感じが。という事はココとアソコはバックになんかいて、アッチにはいなかったから?また、ここだけで終わらない話があって、久々に別の支所に行ったら責任者に連絡が付かないらしくて不在だった。後で出直したけど、勤務中なのに連絡付きませんってのはそれどうなんだ?さすがに末端職員で携帯が繋がらなかった事はないんだが。
さらに職員の顔ぶれが変わっていて、以前お世話になったスタッフは病気療養で休職中だそうだ。心労なのか過労なのか分からんけど、同じ年代で別の人もやめてるし、神経まともだと発狂するんやろうなぁ・・・と。ここの仕事自体は無事終わったけど、ちらかっている職場だと感じた。これはまあ他の所でもあるけど。
・早い昼食ではレストランでまた人の募集の貼り紙が外されていて、試用期間っぽい人が入っていた。でも、教える人があんまり向いてない人なんじゃないかなぁ、教え方って意味で。見るからに有能だった派遣さんはコストの問題で切り上げたみたいだったけれど、その人からノウハウを学ぶべきだったと思う(そんなんレストランで食事していれば支配人にも分かる事だが。シェフは基本そこには気は回らないだろうし)。また優良採算部門の開店も遅くなる旨が通知されていて、聞いたらやっぱりスタッフ不足で回せないからだとかなんとか。
外食産業はハードワークなので、合わない人もいるとは思うが、募集の賃金は最低賃金に近いレベルだし、かつては単純労働でそれでも良かったかも知れないが、今はそうではない。無論賃金を上げれば有能な人が必ず来るとは言えないが、すくなくとも派遣なら人材に関して融通は効く。正社員はさらにもっと有能に育てなければいけないのだが、事務所は天下りの通過点で退職金だけもらって回転していて現場に回っていない。
と、しけた話をしたが、料理の方は絶品だった。ここはソースが豊かなので、パスタをもっと食べたくなる。あと、例年はホワイトソースは白菜なのだが、今年は高いのでほうれん草なのだが、私は白菜の苦みが苦手なので逆に嬉しい変更だった。今度は大盛り(+200円で1.5倍だそうな)に挑戦だな。バラも剪定が終わり、今年も綺麗に咲いてくれる事と思う。
・昼間、件の話で本部の人間に相談しに行ったのだが、まず面会日を決めてあったのを勝手に別の日にしてあり、しかもその理由が無能課長を排除したはずなのに、勝手にそいつの都合が付かないから日を改めたとか抜かしてびっくり。さらに、今回の契約にはその課長を排除するタイプの物にする話をしていたのに、なんか全く意味が分からん契約の話をしだして課長が必要だと思い込んでいたみたいで、「あ、こいつヤバイ奴だ」となった。あれ、出世コースの役職から外されていたが、建前じゃない原因が分かった。相変わらず書面も読んでないようだし、なんか自分も土地持ち転用かけたいらしく、どう見てもそっちサイドの人間でした良かったね。逆に農業の事がなんか分かるとは全く思えなくなった。昔の自然樹形の新植は無計画植栽の生き残りなので、苗代はかかるが比較的技術や手間はいらないが、今の計画植栽はそうじゃない。でも地域でそれが出来ている農家は50件(3割ぐらい?)なので、非農家はなおさら知らない。そうだよなぁ、支所が腐ってて本部が腐ってないなんてないよなぁ。なんかみんな敵にしたい訳じゃないけど(大抵、そういうメンタルの時は自分がおかしい物だから)、考え方云々以前でそうだと、もう何も信用出来ない。テナントの失敗とかも全部同じなんだろうが、もっと怖いのは、日経のランキングではここは優良な方な事だった。
・あとはH園の剪定終わらせて、隣りの人が来ていたので挨拶と情報交換、仕上げ終わって地元G園の台木片付けしつつ堆肥受け取り。なんか電話だと値段同じと言ってたのに値上げされているし、市のHPなどから全部削除されているし、経営体になんかあったんか分からないが気持ち悪い話だ。まあ運搬スタッフは毎年の人なんで色々話たりしたが、配送車を後ろから見たらなんかぷらぷらしていて、指摘して調べたらマフラーのステーが折れてぶら下がっていた。針金あげて暫定で吊って帰って行ったけど、あのスタッフも引退したい引退したいいいつつ他の人がいないみたい。堆肥届いたし枝も集め終わったから、炭にして混ぜるかな。
・一応の今後だけど、切り替えられる契約は全部正規にする。今大半の契約(市では97%がそう)は信用出来ない契約だ。そして自作地に出来る所は自作地にするか、自作地での作付けに切り替える。そして根本的に果樹の生産のウェイトを下げようかと思う。楽しかったけど、利益率や土地利用の難しさを考えると、これはもうメインに出来る品目じゃなくなっていると強く感じた。
じゃあ野菜か穀物か畜産か?畜産は無いし、穀物は自作地で収益性を得る面積を揃えられない。必然野菜に戻るんだろうが、今年やってみる加工がどの程度かだな。仮に5反回せれば大体同じぐらいの利益になると思うが、さすがにその面積をやれるとは思えない。一方、実家を飛び出した人の話だと、良く見る野菜は経営面積が1反とか2反とかのハウスだったりして、滅茶苦茶集約的だし経営も健全だ。
・明日は返却農地の処理、除草剤散布、ネット外しとかかな。
Posted at 2018/03/29 19:27:11 | |
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2018年03月28日
・仕事はH園の誘引と本剪定だった、棚の緩みが気になるし、食入も多いし、雑草もかなり伸びてきているので除草剤散布が急務だ。昨年入れた暗渠から水が勢いよく出ており、今年は春先に水が結構ある。近所の人も作業してたりしたが、メガソーラー誘致やったり農協に無理言って自分の所だけ動員かけてなおしたりした爺様がまだ出歩いててびっくりした。憎まれっ子世に憚るというか、この畑の地域は閉鎖的な近親社会で本家総領を嫌いながらも言いなりだからな、近親婚の弊害も出てるし。だから、爺様がメガソーラーと言えば皆そっち向くし棚線切られたり嫌がらせも受けた。その返却処理がちょっと滞っているので、また役所行かないとな。作業は本剪定があと半日ぐらいかな、ネット片付けたい。
昼間は農協本部から連絡があったが、仕事しないでハブいた地区の課長が、本部の職員が交渉に来てくれるとなったら、また出席したいみたいな話をしてて草、オマエ仕事しないからもう手をひいたんだろうに、縄張りだけにゃ敏感だな。だったら最初から自分でやれよと。こいつは面倒な交渉はバイパスするんだから来たって背後から刺してくるだけだし断りを入れるように伝えて置いたが、どうなるんだか。
また、農協とは別にこの案件を最初通した地元の農家さんの所に言って経緯や関係などを聞こうとしたのだが、その農家さんは一昨年亡くなっていて、奥さんはさんざ世話になっておきながら「地主から恨まれるから何も関わりたくない」の一点張りだった。「都合がいい時はメリットだけ享受しておいて」、と言ったのは旦那さんが農地を宅地化する時に道路開通しようとしたが、周囲の家が普段は駐車場やら農産物やらで便利していたのに一切交渉に応じなかった事に対して言ったセリフだが、同じのが身内にいましたよ・・・そもそも、こんな市街地に近い農業しづらい農地を借りて来たのは、そういう農地は誰も借りないから実績としてまともな農地が借りられるまでのつなぎという意味もあったのだが紹介される農地はひっどい所や不便な所、役人息子が尊大な要求を出してくる所(今回問題の土地もそうだ)ばかr。先日もそのな紹介農地のうち、私が手を出さず別の素人が借りたら、かわいそうな貸しはがしにあっていた。あんなトンデモを紹介されていた訳だ。これで農業守るとか、新規就農者獲得とかやってられるかと。
とりあえずもう例の組織からの離脱も確定だし、地区役員も次ぎで降りようかと思う。もう残っている人がいないし、規模縮小や病気の話ばかりだし、今回のように奉仕しても塩対応ばかりだ。多分もうこの地区は隣接地区に合併扱いになるだろうな。こっちは改選先日だから、さすがにすぐって訳にはいかないが。この勢いだと、もうこの地区自体に固執する意味もなくなってきた気がする。一応起こしている園等あるのだが、メインの地域とするに人民に信用がもうおけない
。
あと、あんまりにも法的に疎い話なので検索かけたら、
1:農地法18条 解約等の関係に該当しない場合に解約を一方的に申し出る事は出来ない。基本合意解約。
2:農地法第三条賃貸契約書に「租税は地主が払う、他の公費は借り手が払う」「永年作物は地主に買い取りを要求出来る」とある。
3:そもそも離作料という物が地域によって慣習としてあるみたいで、あんまり踏み込んでないのだが、「農地賃貸借関係の終了によって賃借人が被る農業経営及び生計費の打撃を回復するに足りるものであれば良い」という金額らしい(良く分からん)。私もわずか数年借りて地価のナンパーとか言うのはおかしいと思うが。一応水稲で利益の10~20年分という数字は出ていた。
で、そこらへんの話も誰も脳狂はやらないんだよねぇ、もう嫌。一つは「小作権を強く守ると、地主である農家から強い反発を招く」。小作と地主、どっちが資本があるかは明らかだ。付随して「小作権を強くすると地主が貸し渋りを行う事で農業が立ちゆかなくなる」というのがある。ここが腹立たしい所だが、農地利用において、小作が仮に耕作放棄すると、農地法で罰せられるというか賃貸解消になる。これはまあしょうがない。しかし、地主の場合耕作放棄しても滅多な事では農地登録の解消にならない。というのは、そうやって放棄地の農地外しを行うと、逆に転用への道が開けてしまうからだ。だから租税額を上げる程度はありうるけれど、登録外しは原野や山林に戻すようなケース以外では聞かない(と思う)。
グダグダ言うなら自作農地を増やせばいじゃない、ほんとその通りだと思う。耕作能力がないなら売ってくれればどんなにいい事か。しかし、農地というのは農家じゃないと買えない上、宅地に比べるととんでもなく安い。これ、一つには日本の農産物価格が安いというか利益が低い事に繋がるのだが、仮に農地が宅地並に高くても売り買いされるには、そこでの生産性が充分に高い必要があるんだが、日本は輸入などで食料価格を下げる政策を推し進めているので、相応の価値は出ない。だから買い手が出せる金額は(農地として使う限りにおいて)地主の期待にはまず応えられない。
最後に今の日本を見ていて「あ、これ鳥取の飢え殺しの秀吉の作戦だ」と唐突に思った。秀吉は単純に籠城包囲を取っただけではなく、直前に秘密裏に市場の米を高値で買い取ったため、アホな守備側は備蓄食糧まで売り払ってしまっていた。さらに秀吉は攻城の前に市街地を遅い一般市民を城内に逃げ込むようにしむけ、食料消費を早める工夫をしたと言う。今の日本はまさに、工業偏重で輸入の安い食料に頼って農地を手放しており、それで多くの人民を養っている。さらに高い地価で農地から小作農を締めだしている。鳥取の籠城兵はいくら黄金の小判があっても、それは食べられないという事を呪いながら餓死して行ったに違いない。今、中国から大量に安い食材が来ているのは、それは本当にビジネスなのか?秀吉の戦術ではないのか?
・花粉症が辛い。ほんっと、なんであんなバイオテロが許されているんだろうか。
・スマホはヤフー天気削除したらバックグラウンドは大分減った。あれ絶対数字以上なにかやってるアプリだったわ。
・ダリフラ12話、ミツル回。青春ドラマしている裏で、生存率15%の毒の処置とか人間がすでに繁殖してないなどエグい話多数。Sマイニングもゼロツーが言うようにヤバい物のような予感がするし、敵だと思っている叫竜の方が正常化のための抗体ではないかと思ったり。優等生ヒロも途中で何かされたか挫折している感じがあるし。
・宇宙より遠い場所(よりもい)最終回、普通アニメの中の演説は退屈になりやすいのだが、今回はそれがとても良かった。青春して成長して大人と子供もいい関係。南極というむき出しの中での関係が現代では希薄になった人間関係を構築しているという意味だと、兵士が戦場にまた戻りたくなるような感じがする。
さて、むき出しの南極で人が生きて行けてるのは一つに基地があるからだ。その基地だが、一体どのぐらい断熱しているのだろうと調べて見たら、1957年
の第一回観測隊の越冬した施設が40年後に回収分析されて資料が出ていた。それによると素材は木質プレハブパネル工法で、パネルの厚さは100㎜、中身はスタイロフォームで性能は現在の一種レベルだったようだ(スタイロIB、一番性能が低い)。ただ、断熱性能はほとんど低下しておらず、逆に枠材はさすがに痛んでいた模様。これを読んで感じるのは「南極越冬ですらスタイロ100㎜でいけんのか!?」って事な訳だが、第一次越冬隊は機材が凍るほどの寒さに苦しめられ、2次は耐えきれず撤退したのが南極のタローとジローを描いた「南極物語」になるので、充分とはとても言えなかっただろうと思う。それが40年後まで残っていたのは発電施設とか夏隊用とかじゃないかな。
ちなみに現在の断熱基準だと、パネル工法の1地域での必要厚はスタイロIBだと屋根で240㎜、壁で130㎜、床で155㎜である(気密は当時からかなり高かった)。100㎜は昭和55年告示の旧省エネ基準フラット35あたりがほぼ一緒である。服で言えばダウンコートをみんな着ている中、スプリングコートかセーターで歩いているような感じだろうか。
さて、現代の昭和基地の断熱材のスペックはどうなんだろうか?いまはミサワホームが主に応札しているようだが、第十次から参加のようで、1回の頃は竹中工務店という話が出てきた。しかし、建材の詳細スペックなどは出て来なかった。部分部分で違ったりノウハウ流出を止めたりしているのかも知れない。他に面白い資料で雪による建築が出てきた。以前、冷戦時の米軍の駐留基地がグリーンランドのチューレ空軍基地の近く(っても250kmぐらい遠く)の氷雪の下に作られ、小型原発で自給しているという話を読んだ事があるのだが、実際極地では雪洞やイヌイットのイグルーなどが使われている。キャンプセンチュリーと呼ばれる基地の場合は、雪の重みで天井が下がってくる問題などがあり破棄されており、温暖化で原発部分や有害物質(PCBとか)が露出して汚染が危惧されているが、南極でも居住レベルではないけれど貯蔵倉庫などとしてこの手の氷雪による建築は試されているみたいだ。まあ他には工事能力が
あれば岩などを掘って大深度地下まで潜れば、南極とは言え地熱などもあるはずなので、南極ジオフロントで越冬とか出来るかも知れない(ナディアでありましたね)。
・昨日はラジオがみんな証人喚問の話だった。正直、あんな茶番で国会を空転させていていいのだろうかと私すら思うよ、財務省解体案件でいいじゃん。また書き換えに加え虚偽答弁やゼロ回答の意味する所は国会軽視、民意無視であり、日本の官僚支配の行きすぎであろう。こんなん許せばもう行政立法の分立なんて無理だわな。野党も言うて便宜図らせたり違法行為やってる所あるし、政治不信からの選挙離れは結局組織票が強い政党を利するだけだよな。だから落選選挙にしろとも言ってる訳だが、そんなの運用が難しいのも分かっている。
民主主義がすべてに優れるシステムでないのは認めるが、中国が一度民主主義、資本主義に触れながら、一瞬でまた中華王朝時代に逆戻りしてたりするのを見ると、あの国のメンタリティーはそうなんだなと思う。あと10年して独裁の王が孤立して他人を信じられない老人になってどうなるかだ。開発独裁は後進国では上手く行く事もあるが、それは個人の資質に依存するため、急激に発展すればするほど後からの落差が激しい。かと言って日本の民主主義は開発独裁の逆、停滞民主とでも言うべきものだ。
・先日飲み会でおばさんから結婚願望があるのが大前提みたいな「いい話」をされて、まあ自分は同性愛者ではないわな・・・と思いつつも、結婚願望なんて普遍的な物なんかなぁと心の奥で思ったり。おばさんの時代や女性の間だとそうかも知れないが。今や1/3は離婚する時代だし、デメリットとメリットがあるとデメリットの方が気になるのが心理だ。
Posted at 2018/03/28 21:58:11 | |
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2018年03月27日
・仕事、朝は風呂入って接ぎ木作りをはじめたが、台木の登熟というか水揚げが悪くて切って居て途中でやめた。以前は気にしないでやっていたが、やっぱり潰して水が出る程度には水を上げていて欲しい。穂木部分は全部好調なのだが、台木は管理適当だったし発芽遅い品種だしな。今回はノウハウを充実させて下の切断位置、その周囲の皮にも気を使い、含水させる水はショ糖10%にしてみた(そういう研究がある)。もっとも、昨年作った苗も生きてるし、台木だけ刺して生きているのも多いので、実際に使うというより研究、技術維持用だな。
・その後はG園にトップジンM塗りをやって、芽傷処理も行う。その後H園で剪定作業、ネットが邪魔でやりづらい。棚下線張ってテンション変えたので、子線がダラダラになって、それがまた邪魔。ただ、木自体は割と好調そうなので、今年こそ種が入らないで豊作になってくれる事を祈っている。明日もH園の本剪定や誘引かな。I園のシャインも元気そうで何より。
・昼間な本部で契約関係の話が分かる人間が調べ物してきてくれて妥協点などを検討したが、途中で支所の無能に聞き取りとかいらない事をやってくれていたのがどう出るか。本部の人は若くて熱心だと思うが、支所のは伝言さえちゃんと割り振れないし人の管理も出来てない上、本部からの聞き取りにさも仕事していたかのように答えていたらしく辻褄があってない。でも、本部とは言え若手が頭越しに動けば上手く行くのが面白くなくてちょっかいだしそうな雰囲気だし、本部のも忖度しちゃいそうで、なぜ無能をバイパスして話をしているのかもう少し考えて欲しかった所。それが組織の人間の本能なんだろうが。そして改めて下部組織から抜ける気になったよ、脳狂なんて嘘つきと無責任だけ偉くなってるんじゃん。
・昨日、人に言われた事があって、イマイチ何を言いたいのか良く分からなかったのだけれど、別の人から言われた事と照らし合わせてやっと意味が分かった。ある人は客観的というか周囲からどう見えてるか、もっと言えはデメリットを挙げての圧力で、その人はあくまで主観的にそう思うならすればいいじゃん?でも周囲への認識でそうするんだったらやめとけば?みたいなニュアンスだった。どっちがどうという話はとりあえず置くが、この二人が噛み合わなかったのは当然なんだなと感じた。片方は周囲の目や組織を気にし、もう片方はあくまで自分の信念で動いている。似ている部分もあると思ったが、全然軸が違っているんだから、そりゃ言葉が通じるわけがないよなと。
・もう一つ、これは喫緊の課題だなと思ったのは、今60に近い人達に10年先の話は分かっていてももうやる意味がないと思っているという事。割と簡単に見える将来の話をしてたのだが、そういう事は考えないようにしているとハッキリ断言されてしまった。この会の今後2年のリーダーがそう言うのだから深刻だ。確かに先を見過ぎて足元がおろそかになりがちな私には痛い部分もあるけれど、この人の妙な懐古主義というか保守的な所は、そもそも10年先がもう安全圏に離脱しているからなんだと。いや、個人がという意味なら安定している安全圏だけど、組織という意味では違うはずではある。でも、この組織はとことん責任が存在しないので、従来からの失敗も誰も取ってないんだし、この先もそれは同じだろう。
むしろ組織としてはそれが正しいのかも知れない。老人が短期的な目で見て、若者が長期的な目で見るのは自然な事だ。あとは、それをどうすり合わせていくか、なんだろうね。今の組織を見ると、日本の縮図だとも思う。少子高齢化と老人への資本の集中、保守安定でぬるま湯の茹でカエル化現象などね。
・今期アニメも終わりだした。スロースタートは最終回は初回並に作画頑張ってて良く動くし、らしい終わり方っちゃ終わり方だった。アニメ関係のニュースだとレールガン3期が来るらしい。消費者が望むコンテンツを何故か塩漬けにしている事が往々にしてあるけど、レールガンも待望だ。おかげでコミック12,13巻買ってしまったが、冬川基さんの絵の進歩っぷり、変化っぷりがすごいなと。アニメの場合はある程度コストをかければそれっぽくなるけど、コミックの場合は才能が必要な訳で、さらに人気原作のコミカライズだと時代性に合わせる必要も出てくる。冬川さんも1,2巻の頃はまだ少女漫画的なディフォルメが目立ったけれど、だんだん少年漫画っぽくなって、やがて写実的な方向、かわいいから美人に変化してきたと思う。
しかし、写実的になると、リアル頭身になり「美人さ」度合いが飽和してしまう。またコミック的な表現との相性とかシリアス度合いが難しくなる。で、体型は戻ったとはまた違う太目に、頭も大きくなった。目の割合は結構増えて表情的には見やすい感じに。一言で言うと京アニで良く見るような顔になってる。にしても、レールガンってさ、インデックスの外伝扱いなんだけど、もう忘れてるよねみんな。あと薬丸のエピソードがこう視聴者層的にかなりいたくて「おま・・・それ言うか」状態。
Posted at 2018/03/27 19:26:02 | |
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