2018年07月20日
・仕事、ええと何やったっけ?ってぐらい覚えてない。昼間暑くて頭が沸騰していた事ぐらいしか・・・確か巨峰園で潅水してミツバチの箱足したり何かはしていた気がするが・・・B園でチューブ潅水にスクリーンフィルターをかませてみたが、こっちもすぐに目詰まりしてしまって止まっていた。水が汚すぎるとフィルターだと無理だね。解決策としては一度沈殿池に入れてから、上澄みを送るようにしないと。下流で夏の終わりほど水田の養分が流れて良く止まる水路で藻が発生するので、それがひどい感じ。
・ミツバチの巣箱の追加(継ぎ箱と言います)を行った。今回もスライドハチマキである程度固定されるようにして、巣門がある箱は抜かないように気をつけます(全開間違えてばらした)。巣門とその上はガムテ止めなのでなんか良く無いんですよねぇ、ここは抜く訳にいかないから交換できないし・・・と書いて思いついたんですけど、普通に巣門箱作って入れればいいんだわ。まあ今回は底の箱にもミツバチがぎゅうぎゅう詰めで無駄巣をまた作っていたので無理でしたけど。また、手間的に量産した方が楽なので、箱用に買った部材を全部加工して4段の箱をもう1個作りました。今あるのが8段なのでほとんど3セット分ありますね。当然ハチマキ仕様ですが、落下防止をどうするかが悩みです。最初は木製でしたが、実は木製だとミツバチがかじろうと思えばかじれます。本だとステン棒とか言う無茶振りでしたが、衛生とかミツバチにかじられないとか考えると金属棒が良いのも分かります。まぁ5㎜はさすがに高すぎるので、結局手持ちの鋼線とか被覆線でごまかしましたが。鋼線なら安いし強度は充分高いしいけないかな。
交換は一時期ミツバチが結構飛び回って危険でしたが、無事に継ぐ事に成功して一回も刺されませんでした、良かった。箱はもう相当重いですねぇ、正直いつ倒れてもおかしくないような。
ところで養蜂の本を読んだら蜂の巣と蜜について面白い事が書いてありました。蜜蝋は働き蜂が成長すると分泌できるようになる物質で、ロイヤルゼリーが出せなくなると蜜蝋が出せるみたいな関係にあります。女王蜂はロイヤルゼリーしか食べませんので、若い働き蜂のエキス吸ってる訳ですね。で、蜜蝋は蜂が蜜を食べて分泌するそうです(蜂は花粉からタンパク質を取ってますが、花粉からは作らない)。そして交換比率は10:1、ハチミツ10で蜜蝋が1になります。ですから巣を壊してしまうと、それが1kgの蜜蝋だったとしても10キロのハチミツの損失に等しいという事になります、こっわ。西洋ミツバチは壊れた巣も再び原料として再利用しますし、そもそも巣が丈夫なので遠心分離器で絞った場合には再利用出来ますが、日本ミツバチは壊しての再生はしない(状態がいい巣を再利用する事はあるみたい)ので、このロスがかなり生産性に響いてきます。
また、巣は上の方にハチミツが溜まるので重箱式で上から抜いて採蜜出来るんですが、これも習性というより必然のようです。それは巣を作り上に女王蜂が産卵して最初は働き蜂の子供部屋として使われますので、最初は上もサナギ部屋です。それらが孵化して最初巣を増設すると同時に外部から蜜が運ばれてくるので、保管場所は空いた子供部屋な訳です。そして、作られた巣に女王蜂が産卵してサナギ部屋となり・・・という形で下に下に成長します。なので、上の方に再びサナギ部屋が出来たり、下の方にいきなり蜜をためたりはしないそうです(子育ては何回か使う事もあるらしいけど)。まあ単板巣を突っ込んでも上の方から蜜を入れるので、本能じゃないという訳でもないのでしょうが。また重箱式で巣板を入れる設計の場合は上がハチミツ部屋、下がさなぎ部屋という二段式になります。ハチミツが一杯になったら継ぎ足して中間どうなるの?と言うと、基本継ぎ箱はしないで一杯になったら絞るの繰り返しみたいですね。別に継いでもいいんでしょうが、高い人工巣の回転が下がってしまいますし、新鮮なハチミツを得やすいメリットが巣板方式らしいので。
・昨日は孵化中の鶏卵でヒビが入っていた奴の袋の中がすさまじい臭さになっていたので諦めて割ってみたら、中は雑菌で緑に腐っていた。これじゃ発生どころじゃないし、状態チェックにもならないな。孵卵器の方も検卵してみたが、9日に入れたので11日目の状態をイメージして見たが全く見えない。確かに胎児っぽい物も見える気もするし血管っぽいのもあるし空洞も広がっているし卵黄もなんとなく分かるんだが、写真で見るような感じじゃない。そこで気がついたのだが、検卵を私はLEDライトで行っていたんだが、いくら明るくても白い波長の光は透過しづらい特性がある。長い波長の赤や黄色の方が減衰しづらい(なので夕方は赤い)。しかし、チェックしようにもうちは白熱灯滅多に使わないので、やっとスタンドを取り出したが、今度発熱が凄まじくて卵を付けたら焼けちゃうので結局チェック出来なかった。黄色系LEDなら出来るのかもな。全部発生してくれている事を祈るばかりだ。またモズの卵はほとんど変化がなかった。抱卵は14~16日と鶏より発生が早いはずなので、これだと無精卵かもな。
さて、先日百舌の子供達が多分襲われて死んでしまったのだろうと書いた。というのは百舌の巣立ちは孵化から14日程度かかるそうなので、7月2日あたりに孵化して7月13日に消えていると11日目ぐらいなのでちょっと巣立ちより遅いかな?となる訳だ(その時は親鳥を刺激したくないので頻繁には観察していない)。ところが、近年百舌の巣立ちがもっと早いのではないかという観察例が報告されだしていた。具体的なデーターまで取れている例は少ないのだが、早いと10日ぐらいでも巣を飛び出してしまっているっぽい。恐ろしく早熟なのだが、当然飛ぶ能力はないそうだ。このヒヨコ状態でヤブの中で暮らして成長するらしい。では14日も過ごす事はあるのか?これも多分ある。というのは成長しきって羽根が伸びた状態での巣立ちも観察はされている。おそらく外敵が多く危険を感じた場合、積極的に強制巣立ちさせてヤブの中に隠して分散させて成長させるのではないだろうか?そう考えると突然姿がいなくなったモズの雛達にも生存の可能性が考えられてくるし、なぜ全部いきなりいなくなったのかも説明がつく。また突然ピンと来たのだが、何故か巣が空になって巣周辺を守る必要がなくなったのに百舌のテリトリーが解除されなかったのか。もちろん再び営巣をはじめようとしたという部分もあるのだけれど、実は百舌の雛達が近くに隠れていたのではないかと。だから百舌自体はブドウ園周辺をずっとうろちょろしていたのかとも思う。無論、全部が全部上手く育ってはいないだろう、外敵も多いし草も多少はモアで刈ったので隠れられる場所も減った(刈り払ってはないと思いたい)。観察すれば百舌のひな鳥も見られたかも知れないが、昨日は午前中にはすごい警戒されたのに午後は完全に解除されていたので、もう安全なサイズにまで育ったのかも知れない。
・暑くて手抜き料理、今日はシマダヤの流水麺を食べた。茹でないでいい麺って画期的じゃんと思ったが、食べてみたらコンビニにある麺とかと一緒だった。あれより安いので全然アリなんだけど、スープが濃くてかなり野菜突っ込まないと辛いな。
・昨日は特に熱くて県内でも死者が出るほどだった。日射が多かった訳でもなく夕方には通り雨とは言え降雨もあったのに、この過ごしづらさはなんだろうかと。結局寝られたのが遅くなり朝もゴールデンタイムは寝ているし。まず外にエアコン持ち出せないのだから、夜にエアコン使っても寝て朝仕事した方がいいのに。
日射の遮蔽はうちはかなりやっている方だ。夜間25度以下にして昼過ぎまで30度以下にしておけているから断熱もまぁまぁだと思われる。しかし夜間エアコンつかっても30度が28度になってもすぐにまた30度に戻ってしまう。結局設定温度で部屋がその温度まで下がらずスポットでエアコンに当たり続けてなんとかしのぐという感じになっている。理由としてはやはり室内側の熱容量が大きくて温度が上がった後冷やせてないという事になる。0時頃になって窓を開けたらエアコン使っている部屋とそんな変わらなくなっているとガッカリする。
考えられる対策その1はエアコンの容量を大きくして冷やしてしまう事だろう。これは今後行う。またセンサーが古いうちのエアコンは自分が冷えると満足して仕事しなくなる。そこから設定温度で冷やすとか出来るんだけど、なんか違うよなぁと。サーキュレーターで空気を循環させるのも手だが、逆に室内の熱気をただただ回している感じになるのも辛い。緑のカーテンというか、うちは許される限り屋敷林にして遮光はしているが、南面はがら空きなのも痛い。かと言って敷地ど真ん中に大きな落葉樹を植えると後が大変なんだよな。今は柿の木だが、先端が弱って低くなってきた。バラは後始末が悪くて嫌い、咲いている時はほんといいんだけど。
・夕方からはワイン会でした。今回は場所がラウンジに移って少し静かになり話を聞きやすくなった気が。代表的な品種の飲み比べで、リースリング・ソーベニヨンブラン・メルロ・シャルドネ・ピノ・カベソー・プリミティーボでした。メルロがシャルドネの前にあるのは、これは北海道の奥尻島のメルローで、色が来ないので白の作り方をしたそうで、ほとんど透明です。ごくごくわずかに赤の要素があるんですが、まずわからん。プリミティーボは遅摘みの甘口枠ですね。
やはりメルロがかなり異色というか、赤品種でロゼやまあありますが、ここまで白だと当てるの難しいだろうなと。私はシャルドネは正直苦手というか、濃すぎるんですが、食事に合わせるとなるとこのぐらい強いのもいいよねぇと。今回もオードブルが山盛りで、それだけでお腹1杯になります。あと、店頭試飲会もやっていたそうで、その残りでユズ+ナイアガラのがカクテルみたいでおいしいので購入、炭酸にして冷やしてきゅーっとやりたい。
・ただ、今回は蜂に刺された所が結構腫れてきたのでアルコールは少なめにしました。アナフェラキシーショックは出ませんでしたが、毒のうも適当に握って外してしまったため、毒がかなり入ったのと、怪我した部位のヒスタミンと相乗効果でしょうか。いつのまにか刺されたのと反対の手首もねんざ気味になってるし。
・明日 袋掛け、潅水
Posted at 2018/07/21 21:23:30 | |
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2018年07月20日
・朝、水がない。暑くて夜中も目が覚めた。ちょうど扇風機のタイマーが止まった頃だったので、それで耐えられなくなったのかも。屋外も放射温度計で27度らへんと高止まりしている。湿度は全部乾いちゃったからか、段々下がってきて過ごす分には少し楽になった気がする。農作物でも被害が報告されはじめた。リンゴなんか日焼けしているらしい。
水がこないか待ちつつ、トマトと水田に追肥、背負いを使ったがこいつが稲の追肥だと肥料が出づらくてイライラする。足元は泥だから気を使うし。そしてトマトの追肥は袋をしめておいたのに水が入って中でドロドロになっていて手で播くハメに。まあ窒素系肥料はお肌の保湿剤なので有毒な訳じゃないけどさ。潅水チューブも引いて巨峰園の潅水もほぼ終わり。こっちの水路は沢山水があって、巨峰園に水田に入れられるんだけどなぁ、下で止まっている訳でもないし。水が止まってる場所を見てきたが、大堰からの水門はそれなりに流れているが、途中の水田が3つも全部せきとめてガンガン入れてるのでほぼそこで止まっていた。こいつらが水門直後で浪費してるんかと。なんで他にも水田があるのにこいつらがと言うと、そこだけ構造改善してない古い田で漏水しているんだろうし、水路が細いのでここを水が流せないので量が絞られちゃってるし、小石でほとんど水を止められてしまっている。本来はこいつらが構造改善事業で協力して水路補修と圃場改善をしてあればもっとマシだったんだろうと思うが、そもそも中干しした後の水田の水がもたない事も問題だし、河川からの取水自体が減っているってのもあると思う。水門も目一杯は流れてないしね。中干しやったら間断潅水は目一杯いれるのやめようよほんと(っても、そもそも水路は水田ありきで設計施工された経緯があるので、本当は下流で水田でもない所で水を利用していたら文句を言う筋合いではないが)。
そうそう、水路の水を止める肥料袋は化成のが強い。化成のは上で書いたように吸湿性が高いのでメーカーは真空引きした密閉袋で売っており強度も高い。有機肥料はそもそもガスが発生するので小さい穴が空いているのが普通なので漏れるし強度がない。とは言え、逆に水が入ると全く抜けないし、どのみち水止めの資材は決定的な物はないのが正直なところだ。1度側溝に化成肥料の袋を入れて、そこにコンクリ流し込んで完全にフィットする水止めを作って見たい物だ。
・その水も欲しくても量がないのを諦めて、低速で運転放置しつつ作業しようとしたら、上流に戻ったところで流れているのを発見、なんだよ15分違いかよと思い戻ってスロットルをあける。そこからチューブをチェックしたが、水圧が高くてヌケが発生したりチューブから上に飛んでたりとトラブルがあり、またゴミが大量に流れてきて吸い口の網が詰まったりと色々。他にもちょっと言いたくないような物まで流れてきてびっくりした、これどうやってここに流れてきたのだろうかと。そんな事していたら強烈な通り雨があってずぶ濡れに、どうせ潅水で濡れるからいいやと割り切って作業続行、予想通り雨なんて1㎜にもならずにすぐ止んでしまった。若干涼しくなったから嬉しい気持ちもあるけど、袋掛け延期や除草剤散布が無駄になったなど、複雑な気持ちを押し殺す。
・さて、チューブ潅水の良し悪しだが、やっぱり水量が足りない。ただ、圧を上げると水が遠くまで飛ぶので水圧の割に湿っている部分が浅い。表面濡れてても土を掘ると全く湿り気がない。またポンプで送っても詰まりが結構見られた。もう面倒でもフィルターかますしかないな。一応B園のチューブは手持ちのスクリーンフィルターを中間に入れて見たので結果はすぐ出るだろう。Z園の方はチューブの後端を開いて25㎜の潅水チューブとして使った。25㎜でもサニーホースあたりはバカにならない価格がするが、潅水チューブだと途中に水は多少出るけど普通に水は送れる。そしてポンプの性能が高いので4線あけても一本で軽く毎分40リットル出てた。160リットルも送れている(横穴からも多分30リットルぐらいは出ている)。スペック的には2インチのは600リットル以上送れるが、配管が1.6インチなので300リットルぐらいが限界。しかし実際1.5インチで300送ると結構辛いので2インチで良かった。これ以上は圧も上げられるがチューブが抜ける。で、一線40リットル出ていると、株元4方向ぐらいに手でチューブ置きながら潅水すれば5分ちょっとなので、慌ただしくチューブを移動させながら歩けばすぐだった。ちょっと足が濡れるのが嫌かな。今回は途中からこの方法にしたので3時間エンジン回して1時間しかこの方法はやってないが、実際これ以上やると今度裂果が怖くなるぐらい出来る。また、改めてチューブってのは手間かかるなというのも正直な所。もっと穴が大きくてドッカンドッカン送れるようじゃないと効率が悪く上手く使えない気がする。まあ穴の拡大ややろうと思えばなんでもないんだけどさ、必要な所だけ広げればいいし詰まり防止にもなるし。
・その後シャイン園で摘房、あまり伸びてない枝に乗せてると木が突然死する可能性があるので面倒だけど思い切って行った。二度手間だが、木を枯らすよりはいいし、成らせても2Lの優とかなら大した値段でもない。最初から半数にしてせめて一房にしておけば良かったが、まだその望みはある。
そして表題のミツバチ、また巣からあぶれているのでどうしたことかとスマホで撮影しようとしたのだが、巣門にも相当いるため上手く差し込めない。少し持ち上げたら、その隙間に入った蜂が戻した時に潰れたのかミツバチ大激怒で3箇所も刺されてしまった。うちのスマホは安物なのでカメラ設定がおかしくて、フラッシュ使うと画面が真っ暗になるしなんだかなぁ。あ、あと、蜂は結構な暗闇でも襲ってこられる事が分かりました、本当は飛べるのね。
さて、犠牲を払って手に入れた画像ですが、「またしても巣落ち防止バーがみえねえ!」。つまりぎゅうぎゅう詰めという事です。つい半月ほど前に2段足したはずなんだけどなぁ・・・本来真夏は蜜源が不足して採蜜には良く無い時期なんですが、これ以上巣を継ぐと多分倒れるので、継ぐにしても採蜜はやらないとダメじゃないかと。本来捕獲一年目で採蜜は群れが弱くなるので良く無いと言われるけど、過密で逃避されるのも嫌だしなぁ。一番いいのは分蜂してくれる事だけれど、日本ミツバチの分蜂は季節性らしいので、横に箱置いてすんなり入ってはくれないだろうし。どのみち箱をもうワンセット作って、採蜜したトップを移植して・・・って大変だな。置く場所も良い日陰で道路から遠くってなるとあんまり無いし。
・明日 巨峰園袋掛け
Posted at 2018/07/20 22:31:58 | |
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2018年07月19日
・今朝は早く目が覚めたので外気ファン全開で夜の冷たさを室内に入れてからベランダのパネルの反転を行ったのだが、汗がダラダラ出て仕方なかった。気温23度なら涼しいはずだし重作業でもないのにこの汗っておかしない?と思ったのが、その後朝風呂浴びて体はやっぱり冷たい事に気がつく。また、ここ数日の暑さで汗ダラダラやってから、若干暑さに耐性がついた気がする。ここからの推測だが、人間の暑いと思っている部分と実際に熱い部分と冷却システムは統合管理がされてないのではないかと。
まず熱いと思っているのは理想的にはコア温度だろうが、実際は皮膚感覚が80%じゃないだろうか。で、皮膚を外側から冷やせば冷やすほど相対的に外気が暑く感じられて不快になるという逆転現象が起きているような気がする。ちょうど冬山の遭難で服を脱ぎ出す矛盾脱衣みたいな感じで。その矛盾脱衣のメカニズムと同じ話になるが、ヒトは暑さには比較的強く発汗と皮膚表面への血流増加で血液を冷やしてコア温度を下げようとする。ところが暑いから冷却すると皮膚は血流が悪くなり放熱出来なくなる。するとコア温度が上がって脳幹は暑い暑いと言い出す。かと言って冷却しないと皮膚が不快・・・
で、解決方法は3つ考えられる。まず皮膚の不快を超えて汗ダラダラ状態にして血流を外に向かわせると、ある程度の時間は耐えられる。消毒の時にゴア着込んでも覚悟を決めてれば案外平気なのがコレだと思うが、コア温度自体はガンガン上がるので逆転が中和されるまでの短期決戦だし、体温上昇で後でダメージがくるし、皮膚も汗で不快になる。
次は皮膚放熱に依存しない血液冷却を行う方法で、腋や股、首筋など皮膚が薄く動脈が通っている場所に冷却剤を触れさせると気持ち悪くなるぐらい冷やす事が出来る。が、これは動く事が出来なくなる。また首筋冷却は商品開発などもされているので試した人も多いだろうが、冷却剤でも首に何か巻くというのは不快だし、それが湿っていると尚更である。熱中症からの緊急回復とか寝る直前なんかはいいかも。あと、意外だが手足先端は血流操作の体温調整に使われているので、手足を冷やすとか温めるというのはかなり有効。
最後は風呂に入る事、皮膚感覚とコア温度の差を無くし、汗を流してくれる。風呂上がりはあれだけ汗がダラダラ流れるのに、扇風機でさらっと乾いてその後は快適になるし。夏はシャワーという人も本当は風呂に入った方がいいというのはこういう事じゃなかろうか。
でも、寝る前ならこれらを組み合わせて運動してから風呂入って、上がったら体冷やして眠るでいいんだが、活動時にはそういう訳にはいかないんだよなぁ。やせて脂肪減らして血流放熱を良くするとかが理想なんだろうし、そのために寝る前運動がいいのだろうが、こうも熱いと体力残らんよね。
・保冷剤は沢山買ったが、これで体を冷やすのは仕事しながらだと難しい。首筋は動かすのに邪魔だし空調服とバッティングする。結局皮膚が薄くて太い血管が通っている場所は一番動く場所の内側だから仕方ないか・・・と思っていたら意外な場所が一番体感出来る事を発見した。そこはどこかと言うと頭頂部だ。びっくりするぐらい熱感細胞が多い感じで、それだけ冷やしている感じもする。逆に首筋に関してはいくつか説が入り乱れている。まず後ろ側を冷やす説だが、ここに体温を感じる細胞があって、冷やすと逆に脂肪を分解して発熱させるという話がある他、延髄の温間感覚を麻痺させているだけという話も。もう一つは首の横の頸動脈を冷やす説で、こっちは血管を冷やす系。案外感覚的には鈍いが冷えてはいるのだろう。ただ左右あるのが悩ましい。一番熱に弱い頭部の血流を冷やしてくれるのは嬉しいが。で、どうせ冷やすなら頭って皮膚は薄いし神経は多いしいけるんじゃね?と思ったらその通りだった。そもそも頭部は冬でも放熱の10%はあると言われていて熱が出入りしやすいし、額は汗がダラダラ出て不快になりやすいので、ここを冷やすといいのは予想通りだった。ただ額は固定が難しいし、頭部は私のように丸刈りに近くないと辛いかも知れない。頭に上手く固定出来ればいいんだが。
・朝、ベランダのパネルを白い面に切り替え、ミラーパネルを窓の前に持って来たら大分涼しさが変わった。また曇りなのも涼しさの原因だろう、やっぱり壁が直で焼けている35度と、曇りで35度だと室内は圧倒的に後者の方が冷気を保っている。とは言え地表温度がだんだん上がりだしていて、夜間も曇りなのですっきり冷えないまま気温にも不穏な影を落としている。
・ミツバチは見るたびに巣に水をかけてやっているが、蜂たちは送風や室外待避に忙しいようだ。今の時期は底の箱は網で区切って通気口にしてあるのだが、そこらへんからも送風しようとしていて賢いもんだなと。それにしても、先日箱を足したばかりなのにこれだけ忙しそうだと1度収穫した方がいいのだろうかとも思う。暑がっている原因の一つはおそらく貯蜜エリアの加熱だろうし。
・巨峰園ではまたモズがテリトリーを主張していた。先日まで巣は空だったので、また新たな巣を作るのか再び産卵するのか分からないが、この暑い中本気かと思う。巨峰園では潅水チューブ(でかいの)引っ張って端っこからどくどくと水をやる。それでも水がすぐ引いてしまうほど乾いているのがすごい。ともあれ、今年の巨峰は着色も伸びも良い。問題は袋掛けやってる時間が足りなくていつ鳥害が発生してもおかしくない点だ。今日も遠くでカラスの鳴き声が聞こえて肝を冷やしている。
・昼はワイナリーのレストランでパスタランチ、ビシソワースが食べたくて頼んだらタマネギのだったが、冷たくて美味しい。ただ、タマネギでもセロリでもジャガイモでも同じ味になるのが難点。あと、昼間新人がいるなと思ったら男の子を雇うらしい。うーん、女性はここのところ定着しないで結婚子育てで抜けてしまっているのだけれど、男性スタッフは久々で職場になじめるのかなぁと。シェフは嬉しいだろうけど、逆に男性でここに長くいると先が困るので、そういう関係の当てがあるのならいいのだけれど。
その後再び袋をかけたりして、Z園の潅水が待てない感じなので水路は本当に雀の涙ほどしか流れてないけれど潅水してみた。機材のチェックという意味もあったので不具合潰しが出来たのは良かった。改善点としてホースの穴あき部分をカットしてポンプのホース出口を逆にして短く配管、口がねも締め直しと針金二重で漏れをなおし、水路の水止めも砂袋を買ってきた(が、これは失敗で、砂利の方が良かった感じ。どのみち土入れたのも何袋が持ってくる)。接続不良部分は長いジョイントを使ったり接着しなおしたりで補修、これでかなり圧をかけても抜けなくなった。園内配管は購入部材を組み合わせて上手い事出来て4線引っ張れたが、インクイーザーが足りなくて1線はそのまま。この状態ですぐに水不足で吸い上げ止まる(アイドル状態でも)で潅水試して見たが、上手い事飛ぶ。水圧を下げまくっているので1m程度だから、簡単に3mぐらい飛ばせるだろうしムラもない。潅水量はチューブ直下はそれなりに湿ったけれど、やっぱり全然足りない(全部で400リットル行っただろうか?)。これは地区の土地改良区とか農業組合の問題なんでアレなんだが、水路への水の割り振りが悪くて常に渇水状態の水路がある一方、下までジャンジャン流れて行ってる所もあるのだが、水門は複雑なので勝手にいじっていい訳でもない。結局水がある時にもう1度ポンプを持っていかなければならないな。
潅水は2時間ぐらい色々かかり、夕方からインクイーザーやら配管パーツの買い出しに出かけ、I園シャインにタンクに揚水してあるのを使ってチューブで潅水して戻って来たら9時だった。疲れはてた。でも偶然防鳥ネットが半額なのを買えたりメリットも多かったかな。
・明日の予定 Z園潅水、G園袋掛け
Posted at 2018/07/19 21:41:02 | |
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2018年07月17日
・マッサージチェアの話です。パナの痛い痛いマッサージチェアですが、疲れて寝る前に使うともの凄い気持ち良くなってきました。この唐突な動き、容赦無い押し方、微妙にポイントを外したワンパターンな動き、秘孔を突くような尖ったローラー、慣れるといいもんです。幸い筋肉の硬化もまだ無いようで、ともかくぐっすり眠れる。なんならマッサージ中も眠れそうです。これはいい買い物だったわ。
・畑ではヒヨドリが脅し装置に引っかかったらしく、驚いたのか姿を見せなくなっていた。それはいいんだが、今度はスズメが結構いた。デラでもスズメが意外な害鳥と化していたが、パープルのような大粒種でも突くのか?と。しかし実際には被害を受けた房は発見出来なかったので、偶々群れでいただけかも知れない。一昨日草を刈り、敷藁も散らばっていたので、種子が沢山あっただけかも知れない。
パープルの袋掛けも敗残処理って感じで着色が一番遅い房はやはり不良なのが多い。軸が細く枝が弱く着粒過多とかなので、思い切って落として負荷を下げてやっている。グリーンハーベストになるんだろうなぁと思う。労働的には無駄も多いが、選良的だし残りの品質を上げていると思えばいいか。今日も記録的な暑さで、比較的軽作業だけをやっていたので体調不良はなかったが、昼間はじっくり休ませてもらった。pFメーターも雨よけのはもう大体分かっているのでZ園に持って来て計測したが2.1とか比較的あるような数字が出る。ただ、ここは場所で水気がかなり違い、縮果が出ている木もあるので潅水必須。軽くφ40のパイプを置いてみたので、明日はチューブ設置して昨年のパイプラインの接着補修を行う予定。水路もなんか水があったりなかったりだな。
Z園は巨峰も着色がかなり進んできている。パープルと違い巨峰はぼんやりと色が乗ってくるので、それはそれで綺麗だし、樹冠をパープルに譲って縮めているので、とても玉張りがいい。やっぱり樹勢を考えるともう少し密植気味にした方が良い房が得やすいよな、なんで100㎡とかに拘ったのか良く分からなくなってきてしまった。
・収穫台車だが、電動化すればと思ったら、なんとレタスで2004年頃に実験で作られていたのを発見した。これがすごいのはクローラーである事で、悪路に強く電動のメリットであるスキッドステア性能がより高くなっている。タイヤで悪路性能を高めようとすると径を大きくする事になるのでスペースや保持方法が難しくなるんだが、これは賢いな。
・昨晩は検卵を行って無精卵の除去を行った。結果、無精卵は4個、孵化器は自作と既製品に2個ずつ入っていた。これらは割って確認しても普通の卵のままだったので問題なし。しかし自作孵卵器は水密袋をあけたら臭い、見ると有精卵2個に割れが発生していた。こいつは転卵を傾けて行うので、卵同士や枠がぶつかって割れてしまったようだ。転卵が見えないため強く転がしたのがいけなかったと反省。ぶつからないように枠を設置し、クッションなどをつけるべきだった。もっとも割れた卵は元から検卵時にヒビが内在しているのは見えていたので、強度が元から不足気味だったかも知れない。ヒビが入った卵は孵らないのかどうかだが、中身が多少出ていても発生したという意見と、いや感染症などがあるからダメだという意見がある。現在は発生しているが、今後はその可能性が高いと思うし、転卵も控える事になるのでさらにリスクは増すだろう。ただ、途中で中止したらしたで発生途中の勉強にはなると思われる。とりあえず正常なのを全部製品の孵卵器に突っ込んでみた。10個(+モズの卵)なので転卵がややきついだろから経過観察が必要だろう。自作の方は入れるだけで放置。
そうそう、アレの卵はどうなのか?まだ入れて2日ぐらいだし、そもそも小さすぎて見える気がしない。さらに模様があるため、仮に胚が出てきても分からないだろう(この卵は放棄した巣に一個だけ産み落とされていたので、そもそも有精卵か生きているかどうかすら怪しい)。
・鳥と言えば昨日、潅水チューブを引っ張っていたら、草むらの中から何かがチューブを追いかけてくる。なんだろうと思っていたら、雉の雄だった。チューブがライバルに見えたのだろうか、案外簡単に騙されそうだな。ここは元から雉が多く居る所で、毎年草むらにメスが産卵していたが、草を刈るようになってからは畑にはいなかった(毎年雛が産まれていた)、また草が生えてきてテリトリーと認識されたのか、春の繁殖期が終わって2回目の繁殖なのか。記事の繁殖期は4月から7月までらしい。経験的には5月らへんから育てたのが6月一杯で飛ぶようになって巣立つ(奴ら飛ばないので巣立つという表現が正しいか分からないが)感じなので、二度目があるなら今なんだろうが、あんまり二度目の雛は見た覚えがない。収穫時期でブドウ園の草が少なく頻繁には入らないので気がつかないだけかも知れないが。
・エアコン発注かけた。一週間ぐらいで届くそうだ。機種はコロナのCSH-N2217Rで、型番から分かるように昨年のモデルになるが、今年のモデルも基本スペックは一緒のような物だからかまわないかなと、お値段はどこより安かったし。さて、冷房性能やエコ性能に関して古い松下のCS-Y220A-Wとどのぐらい違うのか?ここらへんは表示方法が変わっていて横の性能比較が難しいのだが、おおよそは分かる。その前いGS-Y220Aは暖房性能は皆無なんだが、冷房に関しては一応インバーター制御にはなっていて、すでに20年も前のモデルだがそこそこエコ性能は高いような気がする。
さて、APFは計算のしようがないので、COPで計算すると、CS-Y220Aは2200W/890Wなので2.47になる。無論インバーターなのでここに幅はあると思うが分からない。そして出力だが890Wと言うとほとんど能力上限が2.2kWクラスなのだろう。1000Wで同じCOPなら2.5KWだろうか?
一方CSH-N2217はAPFは5.8、定格は2200W/535W=4.11となり、CSY220より1.6倍ほど効率が良い事が分かる。そして、こちらもインバーター制御なので幅があるのだが、それがかなり大きい。0.8~3.0KW/165~810Wとなっており、COPは4.84~3.7になる。どうやら負荷が低い方が効率は高い様子だし、仕事量は最大で3kWもあって、その時でもCSY220の定格消費電力よりは低いかな。
・去年は確定申告の額が涙出るほど少なかったので今年は税金の徴収額が低くて助かっている。ていうか昨年までは事業の補助金が全部収入にされてもってかれてたんだなというね。ほんと税金は糞だわと思うが、まあまともに収入あれば昨年までの金額が徴集されるのが普通ではあるので、まともに払っている人には申し訳ない。でも一言言わせて、農業ホント貧乏するよ?だから補助金使って育成させてる訳で、なぜそれの首を同時にしめてんのかとホンマ。
・県内でオスプレイの撮影が偶然新聞記者によってなされたとニュース。最近トキとかコウノトリとか飛来してニュースになってたが今度はオスプレイ(ミサゴ)だそうで、あっち系の鳥多いなぁ。個人的には見たかったという感想が一番で、次に撮影した記者すごいなという事。きっと常にニュースソースを探して神経を張り巡らせて一瞬のシャッターチャンスを物にしたのだろう。にしても、オスプレイってほんと不思議な乗り物だよな、翼端が無い翼にヘリに近いプロペラを飛行機みたいに取り付けてて便利そう。日本の国土だと割と機動性と柔軟性が高いので民生用が販売されたら便利そうなんだけど、先日もUH-Xとしてベルの412だかをスバルが共同開発みたいな話があったけど、基本的にはイロコイスの民生用強化モデルのフィードバックという感じで、あんまり新鮮味がなかった。実際ヘリの軍事的有用性は乱高下していて、AH1とかAH64の頃は対戦車キルレシオが20とかソ連戦車軍団への切り札的であり、またベトナムのヘリボーン作戦で活躍したが、マンパッドの発達でゴミになってアフガン・シリアではカモ。対テロ用としてはまだ強力だけど、それはハエ潰すのに斧持ち出すような感じだ。また偵察任務なども順次ドローン化しており、対空時間などではドローン優位。オスプレイのような高速で大量に運べるならまだしも、低速なのが痛い。なのでオスプレイのようなティルトローターの他に、推進ペラを別途持って横移動はオートジャイロとかエアウルフみたいにする試作機もあるが、採用はされてない。
・明日 チューブ潅水準備、加工園とか草刈り、巨峰袋掛け、
Posted at 2018/07/18 22:50:43 | |
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2018年07月17日
・今朝も暑くて出遅れた。朝は草刈りで動かしたチューブの再設置などをした。やっぱり面倒だな。曲がりが無ければ比較的楽なんだが。B園は逆接続にしたら若干終わりまで水が届くようになったような。ここは粒肥大は若木なのでイマイチだったが、枝の伸びは調子良く、12本の主枝のうちすでに5本は到達、4本
も多分届くが、弱い枝がとことん弱いのがある。果実もイマイチだし、素性が悪い主枝は更新もままならないので面倒だ。A園では先日のおかえしにメロンを頂いた、うまー。ここも水位は低いはずだが水流れが良い。D園は曲がりが多く長いので一番面倒だった。シャインは袋掛けの時に肥大不良の房を思いっきり落とした(多分1/4~1/3ぐらい)所、枝の伸びが良好になってびゅんびゅんのびる。それだけ房の負担が大きいのを感じるので、やはり3年目での結実はかなりきびしいようだ。パープルも3年目は結構先の枝がとごったし。
その後除草剤を使うタイミングがもうないので、暑い中H園I園で除草剤散布、もう40cmぐらいまで伸びていてショックだが、幸いな事に今年の雑草はどういう訳かアメリカセンダンではなくエノコログサだった。エノコログサやメヒシバが害が少ないとは言わない、こいつらも養分を盗むし密生すると歩きづらい。しかし、センダンは先端の実が凶悪になるのに対し、こいつらは言うて猫じゃらしなので、害が少ない。また、今年H園もパダンSGをスポットで使っているのだが、全く食入がなくてびっくりした。株元にマユは確認していたので、食入はどこかであると思っていたが・・・ただ棚が低くて歩きづらい。あと今日もホオジロが来て綺麗な声で鳴いていたが、巣を確認した所、卵は全部消えていた。巣が若干歪んでいたので、ヘビが上がってきたのではないかと思う。ここは先日も巨大なアオダイショウが鳩の巣を襲っていたし、ヤマカガシも良くいる。山がちなのでシマヘビはあまりいないのかな?ホオジロは悲惨な状況でもまだ一筆啓上つかまつり候と暢気な歌を歌っている、百舌のように警戒音も出せなければヒヨドリや椋鳥のように汚らしいダミ声も出せない、それはそれでなんか悲哀を感じる。
I園は水路タンクの水が溜まっているので上の1tタンクにポンプで送水してチューブ潅水用水にもしておいたのだが、雨の直後に比べると出水量が減っていて、1度送った後1時間ぐらいしてもタンクの半分(250リットル)ぐらいしかたまってなかった。まあ24時間で見れば6tも出ている計算なのですごい事なんだけど(2時間仕事していればまた一杯送れただろう)。また入り口の砂利よけも半分埋まっていたし、それでもタンクの中に相当砂利が流れ込んでいて詰まりかかっている。時々水を捨ててでも砂利を排出しなければいけないようだ。今日は除草剤があるので潅水は後日の予定。またD園も順調にシャインが伸びている。ここは棚下線無いので今年の冬はやる事多くて大変だな。
戻ってからは、さすがに暑さで風呂入って倒れたら夕方まで動けなかった。もう指先が震えるわ呂律が回らなくなるわ脚もフラフラするわ、尋常な暑さじゃない。思考もおかしいので、ポンプを乗せるの忘れて帰ろうとしていたし。
・自室のエアコンに今年は頼りっぱなしだが、こいつは実は引っ越す人が処分してくれというのをもらってきてパージで取り付けたふっるい奴だ。シーズン前から寝室にまともなの付けようと思っていたのだが、今のエアコンの冷媒のR410は混合冷媒で真空引きにシビアという事で、そっちの工具がわざと分かりづらくしてある感じでやめていた。しかし、今日調べたら、今のエアコンはすでにR410ですらなくR32というのになっているらしい。そしてR32は混合冷媒ではなく単独冷媒だそうだ。まーた規格乱立で混乱しそうだなと思ったら、ここはR410互換という感じらしい。そしてもっと言うとR410の成分の半分がこのR32だったみたい。先祖返りっぽいが、車もブタンやプロパン、CO2など脱フロン化、低温暖化係数化すると同時に若干の燃焼性に目をつぶる方向なので、R32も同じ感じ。うーん、工事費抜きならまだ安くエアコンが手に入るので、パージ方法で簡易にくっつけるか、真空引き工具買っても割安になるなぁ。
・昼間帰りにパン屋によっていく道すがら、いつも勉強させてもらっているトマト畑を見たら、もう収穫していた。そこはマルチはぎをせず、通路にゴザを敷いていて、品種はらくゆたかだそうだ。収穫機械がとても面白い物で、見た事も聞いたこともない物だったのだが、25年ぐらい前にワンオフで作ってもらった物だそうだ。アイデア自体はそれほど珍しくもないだろうが、良く考えられていた。
構造としては畝跨ぎ台車でエンジン式なのでエンジンかけっぱ。駆動輪は大きいのが付いているが、尾輪が小さくて、そこにイスがついており作業者が座れる。そして尾輪と駆動輪の間に中間的なカゴがあって収穫出来、さらに上にコンテナが6箱置ける台がある。面白いのは、跨いだ向かい側も全く同じ形になっているので左右から収穫が出来るようだ。聞いたら奥様とやっていたそうだが、今年は具合が悪くて一人だそうな。操作系はイスに座ったまま出来る形のスキッドステアと、台の反対側に立って使う移動用レバーがあり、どっち側からでも操作出来る。また畝跨ぎのため台が安定しており、その上に木製の建屋を付けて日よけによしずを乗せてある。トマト用として見るとかなり奇抜なんだが、実はレタス収穫台車なんかは似たような移動する小屋みたいなのがあるので、そういうのを作る所で運搬車をばらして作ってもらったんだろう。エンジンは高い所にあり、駆動輪への動力伝達はベルトだった。構造自体は把握したが、これ作るっちゃ相当だな。
アイデアとしては相当参考にはなった。ポイントとしては「畝跨ぎ」と「日よけ」だろう。加工は収穫が真夏なので、この暑さだと死ねる。だから日よけをかけられる安定したサイズにするには畝跨ぎはいい。一方でエンジンは掛けっぱなしなので排ガスがきついそうだし、エコでもない。なので、電動化してソーラーパネルを上に載せると非常に都合がいいと思われる。またスキッドステアなら電動化すればさらに簡単になる(ギアボックスが不要になるので)。二人で乗れる仕組み自体は残しても良いし、なんなら一人用と割り切ってもいいかも知れない。ただ、一人で使うとしても、一々方向転換して座り直すより、反対側に座って収穫をすれば楽ではある。逆に完全一人用としては三輪にして通路反対側をアウトリガー的に割り切る手もあるだろう。その場合なら反対側は動力は入れず、駆動側一つでコンパクトに考える事も可能だ。逆にEV化すると農機具特有の防水対策は必要になってくるし、盗難対策も必要だ。また、聞くのを忘れたが、この機械は幅が2mちょっと高さも2m、長さも2mぐらいと非常に大きく、そのまま軽トラには乗らない。屋根はともかく他は分解出来ないので、どうやって圃場間を移動しているのか気になる所だ。軽トラに横から乗せたのか、あるいはギアによっては足がはやくて自走させられるのか(ってもイスに乗ってではあるまい)。
・うちにはヤマザキの春のパン祭りの景品の皿があるんだが、最近ハニトーをよくやるようになってから出番が多いのだが、これが非常に都合がいい。ネットだとこの話は良く知られていて、ヤマザキはパンより皿の方がいいとか、食器屋になれとか散々である。皿屋になったらパン屋のアイデンティティーがとか言われるが、そんなのパスコのOEで売ればいいのである、ヤマザキのパンが消えても痛くも痒くもないがこの皿はおしい。で、この強さの秘密を調べて見たのだが、そもそもこの景品、真っ白で何のヒントもないと思ったら、裏に目立たない形でフランスのアルク社がヤマザキにコラボしたと言うような事が書かれている。って事は皿もOEだったのかよ(当たり前だ。パン焼き器で皿焼いてる訳じゃない)。
で、アルク社はどうも強化ガラスで食器を作っているらしく、これも陶器に見えるが強化ガラスなのが強さ、美しさ、シンプルさの秘訣のようだ。強化ガラスは急冷して強度剛性を上げたガラスだが、複雑な形状だと熱収縮でクラックが発生するので複雑な形状は出来ない。多分絞りが深いのもダメだろう。しかし、それゆえシンプルで清潔なデザインの皿になるのだと思われる。この皿だと食洗機に入れるにも非常に都合がいい。アルクに限らないが、フランスの業務用食器のデザインは強度やデザインに加えスタック性や食洗機での使いやすさなども考えられているので侮れない。
さて、この皿を買えるんならいくらなのか調べてびっくりした。アマゾンでも一枚1000円ぐらいしている。安物ではないだろうとは思っていたけれど、景品としてはかなり豪華な部類ではないだろうか?また彩色した綺麗なディナー皿が多数あり、ボールは丼になりそうなので、ちょっと買ってみたい所。多分これ買うと一生物になるんだろうなぁ。
ちなみにヤマザキさんのはプレゼントなのでハズレなしで25点で1枚らしい。大雑把、菓子パン1点、ロール系1.5点、食パン2点だが、ダブルソフトなどは3点もあるので8個ちょっとでもらえる。一個170円あたりとして1360円と、皿の値段とそんな変わらんがな・・・こんな大盤振る舞いだったとは。昔のスレだと景品皿は貧乏臭いと揶揄されがちだったが、不景気が続いた結果、今では逆に賢いと評価されるようになった模様。まあ欲しければ買うけどさ。
・明日の予定 Z園袋掛け残り、潅水、G園袋掛けしたい。ビーバーで草刈りしたい。エアコン。
Posted at 2018/07/17 21:06:24 | |
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