2018年08月26日
・朝荷造り、やっと予定数を揃えたが、裂果している部分があって肝を冷やした。一部の若い枝など樹勢が落ち着いてない所だけだったので助かったが、それでも内側でパキパキに割れているのを見るとホント難しい品種だと思う。緩く作れば作ったで玉伸びのバラツキが出て締まらないし、まともに作れるまで6年ぐらいかかるんでないの?吸水ポリマー試して見るか。
その後出荷だったのだが、資材が注文されたのに準備されてなくて、それは余裕を持って発注してあり、1度来たけど準備している最中だったので今朝入れるって話だったのに。準備しているスタッフに話したら、自分達で入れて置くからいいという話だったが、発注簿を見ると他の人のはちゃんと準備してあって私と別の一人だけ抜かされていた感じ。なんか感じ悪いけど、資材が少し違うのでストック切らしてたのかと思ってチーフスタッフに聞いたら「そんなの前々日に注文入れる方がギリギリで悪い」みたいに逆切れして文句言われる。こっちは別に注意するつもりで言ってる訳でもないのに、なんか最近このスタッフは全部あしざまに取って被害妄想で逆切れみたいな言い方ばかりだ。前々日で注文遅いって半日で準備されていたのに、まるで非常識みたいな言い方だ。それ以外でも木に鼻をくくるような答弁だったり売価おかしかったり昨年から事務の失態続きでも1度も謝罪を聞いた覚えがない。一見人当たりが良いけど、結局組合とそのシンパだけの仕事って感じがすごいする。別にそういう不満のある配置で仕事をどうこうするのも良く無いんだけど、別の理由もあるし見切りを付けないといけないな。
ただ、これさっき気がついたんだけど、スタッフ自体が減ってる。私が入った頃はスタッフは4~5名居た。常駐2名か3名、支部応援が2名という感じで、まあ一人は見習いだけど戦力だった。今年はそれがたった2名、一人はまだ新人っぽさが残る人だ。知る限りでは一人は退職、一人は病気、一人は出産休職だけど、支部応援していた所2箇所から人が来てない。このスタッフは主要業務の中心であり、常々二世縁故スタッフが売り上げ何円で何人とかほざいていた訳だが、そうすると売り上げがすごい落ち込んでいるのか?いや、業績自体はそんな事ないはず。じゃあスタッフが単純に業績に対して減らされているのか?うーん、もっと単純にスタッフのなり手がいないような印象があるんだが、どうなんだろう。それで手が無いから発注を以前より余裕を見てくれとかなら分かるんだけど。
・あとは自分の用の出荷とか注文受けるとか色々。でも久々に人に会ってると暑くても元気をもらえてさほど疲れなかった。皆さん元気だけど年はとっていくよなぁと。あと、B園の話しづらい問題も一応だけど話がついて、あそこらへんに手を入れる算段もついた。しっかし、みんな明日の事は良く分からないって言い方するよなぁ、実際身の回りでそういうのを見ているからなんだろうけど、言い訳として使う人もいるので警戒してしまう。
・サンバーがらみだと日中に昨日貼ったミラーフィルムを確認、とても反射がシャープで綺麗なのは良かったが、大分水が残ってしまった。ヘラが広い分、圧力が分散されて押してくれないのと、接着剤がかなり強い印象。気泡が入った場合はバブリングと言って見苦しい仕上がりが続くのだが、水の場合はどうなんだろう?いずれ抜けてくれて密着してくれればいいのだが。業者サイトでは1~2週間でいずれ抜けて密着するとあるので、ひとまずは放置だな。あまり無理に押すとフィルムが逆に寄れて始末が悪くなる。
さて、ミラーフィルムは別に鏡にしたくて貼った訳ではなくて温度上昇対策だった訳だが、それはもう劇的に温度というか日射は減った。室内側に入って以前だったら炙られて辛かったのが、今は木陰にいるような感覚だ。当然室温も低いと思われるが、フィルム密着のため少し窓を開けてたりするので確実な事は言えない。またよく見えるようにはなったけれど、明るさとしては全く同じ15%透過率だと思われる。ただシャープでコントラストが高いだけだ。
・壊したシート折りたたみノブは実は結構始末が悪かった。ペンチで引っ張れるかと思ったらペンチでつまめないのだ。すると伸ばした状態なのでかなり荷室を無駄に食う。見たらシートのサイドのカバーを外すと直でラッチをいじれるので倒せたが、ノブを外して付け直す方法はシートばらすしかなさそうなので、とりあえず瞬間接着剤で修理しておいた。昨日の続きだが、なぜノブが折れるのかも分かった。
ノブはラッチをフリーにするためだけの仕組みだが、シートを倒すには同時にシートにも力をかけなければならない。その時にノブを引っ張ってる手は、当然ノブを横に曲げる力をかけてしまうので、そういう操作を受け付ける強度がないノブは当然折れる。丁寧に両手でやればいいんだろうけど、シート倒すのがそんなシビアな操作な方がおかしい。例えばステラあたりはシートを倒すのは肩の同じ位置にあるレバーで行うが、レバー自体がシートに固定してあるので入力しても全然平気だ。サンバーはまだスバルがその方法を採る前の設計だと分かる。
・あとはリアゲートのフィルム貼りだったのだが、これは失敗した。まず1点目、一枚貼りやったらフィルムが硬すぎてシワが取れず折り目がかなりついてしまった。最後に諦めてヒートガンつかったら大分治ったので、最初からヒートガン使っていれば一枚で貼れたかも知れないけれど、道具使わないなら分割張りすべきだった。2点目はやっぱりブルーのルームミラー型ドラレコだと後方が見づらくてしょうがない。全くではないが、これはやっぱりクリアのドラレコじゃなきゃダメだったな。また3点目として室内の写り込みが結構気になる。フロントガラスと正対しているので、どうしても光が写っちゃうのだ。まあ、しばらくコレで我慢して、何らかの対策を採るしかないな。
一方で外見はかなり気に入った。ミラーがメッキみたいで統一感があってキラキラしている。特にスパッタシルバーはほんと鏡で、写真で見ると風景が綺麗に写りこんでいるのが分かる。また室内が暗くなったのでフロントもマジックミラー効果で反射して見えるようになった。
・明日は出荷、明後日休みなので自分の分だけ収穫だが、その前に運転免許更新に行きたい。寝不足は避けたいが、そうするとまあ色々面倒な感じだな。
Posted at 2018/08/26 21:29:37 | |
トラックバック(0) | 日記
2018年08月25日
・今日もとても蒸し暑かった。室内でPC仕事していて空調服つけてるのに汗がドワーッと湧いて出てきた時に「あ、これアカン奴や」って思った。エアコンつけると空調服はほんと有能になるんだけどね、てか冷えすぎる。今は単なる扇風機だけど、いずれ本当にクーラー機能付けた商品(類似のものとしては宇宙飛行士なんかが可搬クーラーを地上で接続してたりする)が出そう。バッテリーが問題だろうけど、フレキシブルソーラーパネルを背負うとか方法はあるはずだ。
・さて、汗がドバドバ出たのは直売商品のラベルを出力しようとしたからなんだが、これがもうね、パソコンのプリンターってどんどんどんどんどんどんどんどんどんどんどんどん悪くなっていってるってのを嫌と言うほど感じた。繰り返すがPC98とかの頃はプリンターなんてRC232だかシリアルコードで接続して何にも考えなくてもプリント出来た、TEXTとかほんと簡単だったけど。モノクロのインクジェットぐらいまではこの幸せが続いたが、カラーになってから一気に環境が悪化、OSと個別ソフト双方で自分勝手にプリンターに接続しようとして内部でコンフリクトしまくって作業時間が5秒のプリントに1分ぐらいグダグダやってたりした。
この後、プリンターの高機能化でプリンター常駐ソフトが悪さをはじめたり、インク商法などの汚いぼろ儲け手段が出てきてPCでセットでプリンターを買う人もへった。年賀状を出す人も減り、プリントゴッコと同じような位置づけになった。で、ここからモノクロ時代に戻ってくれれば良かったというか、モノクロレーザーは割とそれに近くて良かったのだが、別の問題が今回発生した。ソフトの背景リソースの陳腐化というか対応放棄である。具体的にはアドビ。
今回は前作ったデーターをオンラインのプリントサービスで出力しようとしたのだが、前と全く同じ操作にも関わらず印刷してくれない。コクヨがソフトをアプデしたのと関係ありそうだが、まあ自社製品のラベルを売りたくないんだろうからいいわ、どうせコクヨじゃなくてA-ONEやし。で、A-ONEのソフト立ち上げようとしたら立ち上がらない。アドビのフラッシュの許可確認が出るも真っ白。しょうがない、オンラインじゃなくてダウンロードタイプにするかと思って使うも、どちらもアドビのエアーランとか言うのが原因でインスコ不能というのが最終確認の場面で出てくる。つまり全部アドビが悪い。
考えて見ればアドビはフラッシュも最近のHPからは閉め出され最終更新が決まって消えるプログラムだ。穿ってみるとPCユーザーはどんどん減るのに製品はまだ出て、一方スマホ系はいくらでもアプリが必要な状況で、アドビの開発リソースなんか全部そういう方に取られているんじゃなかろうか?インフラにするにはもうオワコンなのだろう、実際不安定でセキュリティーホールだらけでさっさと終わって欲しかった。が、アドビ前提でオンラインソフトを出している方は対応出来てないまま修正されないゴミを再生産しているのではないかと。まぁ、言うまでもなく一番悪いのは結局プリンターをゴミにしてしまうOS本体のアホさ加減なんだが。
・サンバーいじってる余裕がないが、アイデアだけはある。でも貨車として動かせないと困るので無難と思われるフィルム貼りを続行。前回フィルムが切れたのでちょっと高級品のを注文したのが届いて貼ったのだが、さすが高いだけの事はあってミラー度合いが違う。前のはぼんやりとした反射だったのだが、これは綺麗なミラーになってくれる。風景がくっきり写って視力が0,2ぐらい上がった感じがする。また乱反射をしないのでコントラストが高く、素材だと白く感じたのに、逆に黒く感じる。今回は作業が面倒な開く窓だったので多少面倒だったが、形状がシンプルなので割と上手く行った。最後は後部ドアガラスなんだが、ここは面積が広いのでちょっと面倒だ。また熱線があるので水ヌケが悪い事が予想される。
で、今回のいじり壊しネタは折りたたみイスの折りたたみノブが折れた。決してへんな動作をした訳ではなく、単純にノブを引っ張ったら中間部分で折れたのだ。ここも樹脂だからしょうがないけど、私はノブ自体が大嫌いなので印象が悪い。農機のチョークノブなんかがそうなんだけど、どうしてワイヤーを垂直に引くのに垂直動作のノブにやらせんだと。つまんで引っ張らないといけないので作業性が悪いし、何よりこうやって壊れやすい。ノブじゃなくてリングワイヤーな時もあるけど、大抵大手メーカーの安物だ。さて、これが壊れるとイスが折りたためないという困った事態になる。幸い基部が残っているのでペンチで引っ張れば倒せるが、後がどうなるかだなぁ・・・・分割可倒だから片方倒しっぱなしでも当座困らないが、
・もう一つ今回発見したとんでもない事実、うちのはディアスバンじゃなくてディアスワゴンだった。でもバン?って部分もある。最大のポイントは積載量が200kgで折りたたみイスの背もたれの角度が90度より倒れる。あと、不確定だが、イスを倒しても荷物押さえバーみたいなのがない。一方で車検ではボディー形状はバンになっているし、履いているタイヤもバンのだ。エンブレムもディアスとだけなっていて、ワゴンの文字がない。定員も2(4)みたいな書き方だ。調べるとディアスワゴンが5枠、ディアスが4枠、純商用がサンバーバンらしく、ディアスバンは中間になる事で200kg積みなのかなと思う。問題はワゴンの足とディアスバンの足は違うのか同じなのかだが、形式的にTVとTWなので違うと思いたい。これでワゴンの足ならワゴン辛すぎだろうと思うし。あとTVでも2003以前と以降でアフターパーツの適応が違うケースがあるらしいので、そこは要確認か。
・いじりネタとしてはタペットのクリアランス調整をいくつかやってみたい所。サンバーはタペット調整がとても楽らしいので、本当に温間で広がるのかどうか、そして規定値以外でどうなるかが知りたい。チューナーさんによっては0.1で両方やるって人もいるし、街乗りで好調な今の数字も知りたいし。
ところでタペットが温間で広がるというのは理屈で説明されると分かりやすい訳だが、書いていて「じゃあこれは矛盾しないか?」と思ったのは排気バルブの設定。大抵はIN0.15、EX0.2みたいにEXの方が広い。熱負荷がかかるのでより膨張するため、とあるのだが、本当に広がるなら熱負荷が大きいEXほど広がるはずで逆か、甘く見ても同じが正解ではないか?
・さて、書きづらいネタを下の方にちょろっと。まず会議に全県の代表が来ていたので、とある品種が安い問題を直接聞いて見た。やはり北部では最高級品種という位置づけに成功しており価格も高いのだそうで、これは小売価格とも合致する。ただ、ハウスはという条件を付けて話していたのは何か条件を付けたかったのかも知れない(てか無能代表が横で目を光らせていたし)。そして、価格決定方法についてかなり不審な点があったので問いただしたが、まともに答えずどうせ同じだからだみたいな言い方をされた。そもそも早場が高いのが不公平みたいなキチガイじみた意見が通る事も信じがたいし、さらに他の品種より極端にそのナラし期間が長く、そして先進地域より安い。こんな生産者なめた販売ルートで売りたくないだろ。この価格のおかしさは別の販売所でも聞いて「なぜこの地区はこの品種がこんな安いんだ!」と他地区視察で言われるそうだ。もうね、この地区終わってるわ。安くならすんなら、もう均す期間短くていいじゃんと。
もう一つ終わってるなーと思ったのは、生産者代表(ズブズブ)が今年の異常気象と市場交流の話を挨拶で言っていたのだが、市場で○○最高○○最高って言われた期待高い頑張れみたいな精神論というかおべっかというか、誉めるところない奴への社交辞令待遇を話していた事。その場で直接聞いていた訳じゃないからニュアンスが違うかも知れないが、私ならそんなん言われたら煽られているんかな?って思う。特に昨年は出来が悪かった年だったからな。あとはかつての高級品種も最新品種の登場でもはや高級ではなく、生産切り替えが進んでいるという話があった。これは当然でもあり苦しい所だが、高級品種が登場すれば古い品種は相対的に価値が下がる。そして高級品種の供給量が増えると値段が下がるが、古い品種の需要を食うので古い奴はもっと相対的に落とさないと売れなくなる。本当はその古い品種は大変美味しい品種で、ヘタな最新品種より旨い部分もあるのだが・・・
さて、価格がおかしい問題に戻ると一つはまだ供給量が少なく販売先での知名度や需要が掘り起こせてないというのはある。でもだったら高い方で売ってくれればいいので怠慢な話だ。農産物では実は結構こういう問題があり、特定産地と消費地が結びついていて、片方で品不足で高値なのにルートがなくて持って行けないみたいな話は聞く。あとは品種構成の問題で、この地区は古典品種が先にあって高級品種に繋がるので、古典品種のオマケ扱いになってしまう。最初から高級品種でいける地区とは違う。また高級品種でアップアップな面もある。オオコケした品種がまだ生産続いていて、トップの品種と競合する中で売っていく中で、新興高級品種まで入れると買い手が限られてしまうのだろう。本来ならオオコケ品種の価値を下げて切り替えていく必要があるが。問題は個人だとそういう市場には出せないし、個人売りで全部はけるのも無理。市場出荷がどうなるかだが、市況見てないからなんともなぁ。この地区全体の問題だと市場に出しても高い値段が付かない可能性も考えられる。ただ、価値が分かってない遠方の市場ではなく、価値が分かっている地元消費分の市場だとあるいは高値が付くか?って所。
・ヒヨコは一羽が淘汰されてしまった。一番弱くて神経質で人に慣れない子だったので実はほっとしている。こいつはアジテーターで騒ぐだけ騒いで他の子を不安にさせたり、餌を与えても人からは絶対受け取らず逃げ回るのに他の子からは奪い取って食べていて、不快な上に有害だった。淘汰された結果、他の子は隔離時と同じように、落ち着いて良く食べ成長するようになった。隔離した時は優勢群と虚弱群の差はさほどでもなかったが、今はもう体重で2倍ぐらい違うんじゃないかな?ちょうど虚弱群でその時の分離を行ったのと同じ感じだ。
ただ先天的にそれが不良品だったのかは良く分からない。というのは、明らかに異質な変異なのは色違いのヒヨコだったので、その抱き合わせに分離した5号と8号はまだマシな部類だったはずなのだ。ある意味、「色違い」に引っ張られてグレてしまった感もある。しかし「色違い」は今は更正してそこまで神経質でもないし、食事もちゃんと食べている。成長して形質が変化したのか、色違いにそそのかされてグレたら本当にドロップアウトしてしまい、一方ヤンキーだった色違いは「昔はヤンチャしてました」みたいな顔しているのかと思うと、もし最初の時点で淘汰できるんなら色違いを淘汰しておいた方が良かったんじゃないか?とも思うのだ。まあ事故で淘汰されたんでなければ普通に飼い続けて虚弱群が更に虚弱のままなのを普通に思ってたりするんだろうなぁ。そうそう、ヒヨコ同士は全然喧嘩はしてない。体格差もないし、餌も豊富だし広さもある程度あり緑餌もあるからだろうか。
Posted at 2018/08/25 22:12:56 | |
トラックバック(0) | 日記
2018年08月23日
・グーグル先生は最近検索したワードでニュースにぶっこんでくるから怖いわ、いつ私が群馬県民になったのかはおいといて。さて、Nバンのニュースを押しつけられて見ているが、改めて勉強になる点が多数あった。ああ、こういう事やっていいんだ・・・って発見というか。まず一番びっくりしたのは助手席が明らかに折りたたみのためのエマージェンシーシート扱いになっていた点。しかし、その分のスペースとコストを運転席にかけていて、軽貨物としては異例なほど出来がよさそうだ。これ、考えれば当たり前だし、乗用車でも見た目は同じでも助手席は運転席より作りが悪い事は良く合った(カローラとかそうだった)。
次、シートレバー類をオレンジにして目立たせてあるのも良い。サンバーもそうなんだが、折りたたみハンドル類を内装と同じ色にして目立たせないのが良いデザインという考えが一般的だが、探すのに苦労するのでアレほんとやめて欲しい。ホンダはここを思いっきり切り替えてきた。これはテープなり塗装で真似したいな。
地味な所だと大きなフットレストを装備しているのは良い。逆に私がついていけないのはハンドルにいろんなボタンを付けている事。デミオで懲りた。そりゃ便利なケースもあるだろうと思うというか、オーディオ本体の操作系が悪すぎるんだろうが。他に感心したのはメーターが指針式で結構色々表示がある事(モデルで違うのだろうけど)。今はマルチディスプレイの方が簡単なのでデジタル表示が進んでいるけれど、やはり業務ユースで大まかに見るには指針式の方が優れているのか、あるいは耐久性の問題か。
外装では空力的付加物や工夫が見られるかが興味があったのだが、目立って「やってるな」という物はなかった。一見してないから工夫してない訳ではないが、出力に限りがある物ほどそこらへんでツメてくるのでちょっと残念、フロア下がどうなっているかぐらいか。もっとも、バン形状は空力的に見てそれほど悪くはないのかも知れない。いや、ワンボックスはもっともCd値大きいだろ!と言われるだろうし、セダンに比べればそうなのだろうが、例えばミニバンとワンボックスを比較すると一見空力的に優れていそうなミニバンよりワンボックスの方がCd値が低いようなデーターもある。って研究結果を見ていてふと思いついた事がある。その研究はセダンとミニバンの空力特性を翼に見立てて、高さ方向の中心点を結ぶ線を翼形だと見なすと、翼の迎え角度と見る事が出来る(是非は後で議論)。その角度がセダンはマイナス1度ぐらいだがミニバンはマイナス6度と下を向いている。つまり翼が下向きになっている(降下している)ような感じになる、と書いてある。
さて、翼の迎角を中心で考えて良いのか?無論良く無い。古典的なクラークYだろうがNACA系のだろうが、多分抗揚力比が一番高い迎角を結果的に水平と考えているのだろうと思う(一応センターに線を引いて図面化してあるだろうけど)。でもまあ、実際には中心線で結んだ翼形とかけ離れた角度でもないだろう。で、迎角が付くほど揚力(マイナスも含め)が発生して、それは抵抗とほぼ同義になるので、理想は揚力が付きづらい翼形でかつ迎角も付かない事、になる。ソーラーカーなんかはまさにソレだ。で、あれをその形のまま上下に肉を盛っていくと・・・実はスラントノーズを持つミニバンではなく上下で差が少ないワンボックスになる事が分かると思う。あれ、スーパーカーなどいかにも速そうなウェッジシェイプより、マヌケなスクエアデザインの方がいいの?ってなる。まあ実際は今のワンボックスはいろんな理由で多少はボンネットを持っているのだけれど、あれを低くする必要はないのかも。
と無駄な事を考えたが、そもそも軽のハイトワンボックスの断面系は上下より左右の方が狭い。であれば走行風は上下に分けられるというより左右に分けられているのではないだろうか?だからワンボは横風に弱いと言われるが、それは無論横面積が大きいって事もあるけれど、本来なら風を受ける中心と重心が同じならそんな怖くない(平行に移動する)んだけれど、実際は翼を立てて、垂直尾翼的な空力特性を持つため、敏感になっているのでは?とも思うのだ。
そうなると車体底部の空力特性を云々するより側面を考えた方が良くなり、実際Nワゴンなんかは底面処理はすっごいテキトーである。ハッチバックで低いアルトやミライースの方がそこはシビアに処理してきている。まとめてみるが、走行抵抗となるドラッグの低減に関してハイトワゴンやワンボックスは上下で気流を分ける主翼的な考えより、垂直に分ける垂直尾翼的な現象になると思われ、その場合にはサイド気流の再集合の方がドラッグの低減に有効では?という事になる。まあリアの処理はそれでもあまり差がないというか、テールゲートの存在であまりいじれないとすると、左右にいかに風を上手く分けるかが課題になる。
垂直尾翼を考えるなら、これは斧を立てたような形を想定する事になる。近いのは船とか列車であろうか。列車なんかはまあもっと複雑な形状をしているし、船は水の抵抗の方がはるかに大きいので空気は二の次だと思うが。でも比較的低速で走ってる列車なんかは頭の部分は寸胴切りに近いからそれでいいよな。で、列車の話だったと思うが、あれだけスラントした長いノーズを持つにも関わらず、実際の空気の圧力は車体のずっと前で高まっているのだそうだ。分かりやすく言えば雪かきで雪を押すと、そのずっと先まで一緒に押されている。無論雪かき自体の抵抗は少ない方がいいのだが、圧力が出来る形がドラッグをヘラしてくれるなら、抵抗を多少増やしても釣りが出るという事である。ま、ここは見ても正直分からない。ただ、Nバンでは2点ほど「左右面の空力的性能を高めるデザイン」と、1点の傍証がある。
まず左右面で分かるのは側面ビードとルーフ接合面のでっぱりだ。強度を上げるための絞りや製造上必要なでっぱり、あるいは水切れのための水路でもあるのだろうが、その前のバモスにはなかった。狙いとしては気流をまっすぐ後方に向かわせ上下に回り込ませないとかなんだろう。単純な抵抗としてはビート無しの真っ平らな方が低いはずだし、部材もいるだろうが。またルーフ接合面のはデザイン的にはむしろ見苦しい部類だと思うが、それも同じ効果を感じる。そしてリアはルーフから下に向けては何もないけれど、リアのランプはわざと飛び出させてから絞り込む形にしてある。整形が楽なランプは空力デザインされる事が多いが、これで左右からの風を処理しているんだろう。その結果だが、ハイルーフ車とロールーフ車で燃費の差が全くない事になっている。車高でなんと100㎜、パーセンテージで5%も違うのに燃費が同じというのはCd値が5%も良いと言う事になる。ロールーフが悪いというより、ハイルーフでも幅方向で空力特性をコントロールしているから影響をあまり受けないとかじゃないだろうか、わからんけど。
Posted at 2018/08/24 03:32:36 | |
トラックバック(0) | 日記
2018年08月22日
・夜中の暑さも戻ってきた。収穫時期は昼間は寝てられるとは言え、熱帯夜になられると辛い。湿度も高くてエアコンドレンドバドバなのに降水が全く無い。畑はカラカラだ。こんな年は無かったと老人が皆首を傾げる。
・メガネ届いたので取りに行って来たが、同じ度でも前々合ってないように感じるほどきつかった。レンズの位置なんかが前のと違うのもあるが、一番はコーティングが剥がれてないのでシャープに見えすぎてしまう事なんだろうな。今回はブルーライトコーティングをしたのでレンズが明らかに青く見えて、なんかいい。実際はレンズが青く見えるという事は若干世界が茶色に見えてしまう事みたいだが。サイズ上げたのでさらに重くなったはずだが、見た目の割にはそんな変化はない。ツルが新しくてしっかりかかっているからだろうか。
・サンバーのオーディオはチューナーはノイズでいまいち、CDは今更入れ替え面倒、データーCD焼く元気もないのでMP3プレーヤーから直でAUX入れてやる事に。3.5㎜のミニピンケーブルが100円ショップにもあって助かる。ただ、このMP3プレーヤーはソケットがミニUSBなのだが、そのケーブルが売ってない。あるのはマイクロのタイプCだけだった。調べると、ミニUSB自体が耐久性の問題でオワコン、マイクロも耐久性問題と表裏問題でオワコン、今後はタイプCに統合されていくだろうとの事。まあ探せばミニUSBのコードも見つかるだろうから車内で充電も出来るようになるだろうし、そもそもそこまで充電して使いたい訳でもないのでいいんだが。
さて、MP3プレーヤー入れて見た感想だが「操作が面倒」「音もイマイチ」という感じ。操作というか電源のオンオフだよね、面倒なの。他はカロのオーディオ比でも特に悪くないんだが、電源連動がなく立ち上がりも別個なので、これはもう面倒以外の何者でもない。きっといつか電源切り忘れやる。音もミニジャックのアウトでいい音が出たことがないのでそんな物だと思っているレベルで、どうせ圧縮音源だからと思って聞く分にはいいのだけれど、MP3プレーヤー本体の音作りとケンウッドの音作りが二重になって輪郭がブヨブヨっとしている。ケンウッドにAUXだけ色つけるなと言っても無理だろうしなぁ。それでも普段聞いてない曲が流れてくるとちょっと懐かしい。あとはスマホをネット接続させればオンラインで音を流せるようになるか。
そんなんで音楽聞きながらドライブしてきたが、エンジンが後ろというメリットはほんといいね。上で書いたマイナスはエンジン切って聞いた時の話で、走ればミニキャブのオーディオにほとんど負けないというか、多分勝っている。オフシーズンにはサンバーで僻地の温泉に吉田拓郎の旅の宿でもかけながらドライブして行きたいよねぇ。で、運転した感じで大分調子良くなってきたのだけれど、2つほど気になった事が。一つはブレーキで、最初の頃の滑り込む感触はアタリが出てから全く気にならなくなった(あとはリアで引っ張るように止まる特性に慣れた)けれど、姿勢を変えるチョンブレーキなどが反応してくれない。エア噛みとかで遊びがあるんだろうか。もう一つは過重を綺麗にかけ続けるコツというか、速い速度でも低速と同じ感じで曲がれるかという問題。最近は低い速度だと割とGを一定に出来ている気がするが、速いとじんわりとした操作にしづらくなて急な動きを出しやすいし、そこから反発して戻っちゃうので沈んだ状態を維持出来ない。
もっと言うと「リジッドアクスルの方がええなあ」ってミニキャブ乗ると思う、サンバーファンに怒られそうだけど。キャンバー剛性が高くてヨタらないので多少追随性が悪かろうがスクエアに接地している感じがある。すでに四独が國政さんの言うマルチリンクの罠への遠い一歩を歩き出している気すらするのだ。無論、アルトみたいにタイヤが鳴いたりはしないので接地圧はあるんだけど、どうも存在が掴みづらい。シート変えたら印象変わるかもだけど。今はスプリングが硬くてダンパーがもうヌケてるだろうけど、これで柔らかいスプリングにしてもっとダラダラ沈んだら難しいよなぁと。姿勢的にはリアが高くてフロントが低いんだが、レート的にはリアはそのままで良くてフロントをもっと柔らかくしたいぐらい。
さらに一つ、サンバー独自のラダーフレームの功罪について。良く自立する骨格がある=強度が高いと思っていたけれど、実際はサンバーの剛性は多分低い部類だと思う。モノコックなら出来るフレーム全体で力を受けて分散させるという事が出来ないんじゃないかな。というか、この時期から自動車メーカーはトラックボディーとバンボディーを一見同じデザインながら全く別の物にしだしている。普通に考えれば流用して共通プラットフォームにした方が楽なんだろうが、トラックはラダーフレームじゃないと荷台が乗せられないけれど、バンを同じ作り方でやっては性能が出せないと考え出したのではないだろうか?ラダーはフロアパネルがないので平面剛性は明らかに劣る。じゃあ、大型車はラダーで積載やって平気ではないかと考える訳だが、ラダーは剛性は低いけれど塑性変形してしなる。大型で山道走る運ちゃんの話を聞いたのだが、林業のトラックみたいなのでも大型は2WDが普通である。LSDなんかもついてないし、積載するのでサスも硬くてバンバンはねる。しかしラダーフレームがしなやかにしなって第2のサスペンションとして路面追随してくれるからトラクションがかかるんだそうだ。この事はミニキャブのラダーフレームを見ても実は分かって、それぞれのメインチューブは太い訳だけど、左右のそれを連結するパイプは貧弱な丸パイプだ。剛性を上げすぎない、でも過積載しても折れない、そういう微妙な設計がラダーフレームには見られる。だからサンバーもトラックの強度は高いと思うけれど、バンに求められる剛性はモノコック化したハイゼットやエブリィに劣るんじゃないかな。あるいはアッパーボディーとの締結を工夫して剛性出す工夫をしているのかも知れないから今度見て見たいが、シャーシブラックで真っ黒なんだよなぁ。
・カーフィルム届いたのだが、やっぱり全然違った。まるでミラーのような均一な反射、というかスペック的にも素材的にもアルミ系ミラーとほぼ一緒か。ミラーはクロームも多く、若干黒く見えるのだが、反射率自体はアルミの方が高い。フィルムでもクローム系フィルムもあるので、違った毛色のミラーが欲しければ検討する価値はあるかも知れない。そして、このミラー(メーカーはスパッタミラーと言っているが、正直製法の差だけじゃないと思う)はミラリードのミラーフィルムに近かった。つまり国産は昔からこっちを使っていた訳ね。
・食欲が無い。砂糖を控えて多少マシだが、ナガノパープルを収穫はじめてから再びブドウを食べだしてしまって間食が増えてる。外食も胃に優しい夕食がうどん系ぐらいしか思いつかず、うどんだったら自炊した方がマシだよなぁという感じになる。ラーメンはスープや麺はいいとして、具材、はっきり言えばチャーシューだけのためにお店に行っている気がする。どうして大手ハムのチャーシューはあんな水マシ砂糖漬けのゴムになるのかと。そういやイオンモールが改悪される前にはニュークイック(精肉店)があって、本当に美味しいチャーシュー売ってたのになぁ。まあツルヤもいいけど、あったりなかったり。あとは吉牛とかのスタンド。
・Nバンの宣伝やステマを良く見るようになった。業務ユースだけではなく、パーソナルユースの需要も取り込んでいるような印象だ。かなり商用バンの定石を外していて、それが長期のプロの使用でどう判断されるかが楽しみだ。私は最初批判的に考えていたが、どうしても従来型のが欲しければ他社にある。FFは積載に不安はあるが、パワートレインやシャーシの統合のメリットもあるし、FRでもバンはトラクションがかからない事が良くある雪国では4WDもある訳だし、多段ATが標準だった商用バンにCVTが採用されターボまである事(無論6MTもね)、衝突安全回避のシステムが一応積まれた事なども評価出来る。値段もNワゴンシャーシの派生でトール系なのに安いし、最近のホンダの軽のえぐすぎるチャラいデザインの中では比較的落ち着いた丸目系も選べるのがいいかな。
・最近のジャパンヴィバレッジのブラック問題でサントリーのイメージが一気に悪くなったわ。という事でサントリー製品は不買だな。お酒は買わないのでソフトドリンクからだが、あそこサントリー以外もベンダーに補充している気がするので難しいな。自販機なんてそんなに使わなくてもいいんだけど、とりあえず自販機にブラック企業の認定シール貼っといて欲しいわ。それにしても大手もコレで酷いけど、こいつらを排除しても次点はもっと酷かったり、名前換えて出てきたりほんとダメだわ。どうして日本はキャリアのレールから外れるとダメで失敗に厳しい社会と言われながら反社会的な組織や人間に関してはそうでないのか不思議。一人殺したら殺人犯だが100人殺せば英雄みたいなアレか?
Posted at 2018/08/23 01:37:28 | |
トラックバック(0) | 日記
2018年08月21日
・パープルの収穫はじまる。とりあえずB園の若木の負担を軽くしてあげたいし、多分成熟は一番進んでいるので収穫、ここは20ケースぐらいになったが、軽いのが多いかな。奥の木の方が良い果実が多い気がする。奥の方が樹冠が小さいのも多少あるかな?残りはZ園で通路になる部分を先に取って、残りは少しずつやろうかと思う。あとは荷造り、選果スペースを再び清掃して使えるようにして、昨年のレイアウトを思い出しつつ色々やるけど忘れてる忘れてる。やろうと思った事もやってないし、ダメだなぁ。
・不快な暑さが戻ってきた。気温も34度だが、日射が焼けるようだし湿度がもの凄い。エアコン付けたら室外機から水が滝のように流れ出ていくし、それでも室内機側で結露が垂れてくるほどだ。ちょっと外出するだけで頭痛がしてくる。先日までの涼しさで多少体力が戻っているけれど、再びあの悪夢のような暑さが戻ってくるかと思うと震える。まぁ、いくら異常気象でもいずれ夏は終わる、そんだけが救いだ。
・猫かわいい、この猫も2歳半ぐらいになったのかな?以前はなでると、すぐに噛んで遊んで遊んでモードになってしまいゆっくりかわいがれなかったのだが、最近はやっと落ち着いて撫でられてくれるようになったし、噛まずに舐める事を覚えた。以前は1度舐めても直後に甘噛み、猫キックだったからな。
・ニワトリは背筋の羽根も伸びてきた。また眼窩の上の部分の産毛が抜けてきて、ちょっと怖い顔になってきた。なんか瞼が青いっぽい色なので、マユを剃ったヤンキーみたい。足の力も大分ついてきて、多分だが止まり木入れればそちらの方に喜んで止まるだろう。餌はヒエらしき粒だけ残す。トウモロコシの食べかけを芯さらくれると、大喜びしてつっついて丸裸になるまでして食べている。クチバシの力も今は相当のようだ。そろそろ室内から室外、半外に置きたいが、玄関は散らかってるし外だと外敵が怖いし、なかなかいい場所がない。
・サンバーの燃費がはじめて出たが、リッター13.8kmとかなりリアルな数字が出た。全体としてみれば坂がちな所でミニキャブより1リッター、2リッター悪い程度で調子ははるかに良いんだからいいんだけど、みんから見る範囲だと16km程度のデーターもある。今回は色々試している所だから安定するまでまだしばらくかかるか、暑い時期で数字は悪いから秋はもう少し良くなる事を期待しよう。
燃費走行はサンバーだと意識しづらい。ギアの守備範囲がやたら広くてエンジンがフレキシブルにどこでもトルクを出す。引っ張っててもズボラしても平気で走ってしまう。ギアの入りはさらに良くなっている。まるでFBWで動かしているスイッチかのように軽く入ってしまう。以前がどれだけ抵抗が多かったのかと言う事だろうか。良く使うギアから良くなっていくので、1~3、特に3速の入りが神がかっている。一方4,5速はまだまだ良くなりそう。
あとは水温とタコ、出来れば燃費計などを見たいのだが、サンバーも当然ながらOBD2で動くメーターには対応しておら・・・おら・・・おるやん!?なんか輸入HUDはOBD2の規格が統一された2008年以降のみ対応というのが多いが、当然ながらOBD2にデーターは出せている。それが読めるか読めないかだけで、一部のメーター(テクトムの燃費マネージャーとか)だと読めているようだ。これならセンサーも本体のを使えるし、いいんだが、問題はばかったかいって事だ。今は純正で燃費表示がされているから新製品もないし、昔はこんなのも高級品で2万なんぼしてる。そんなん買うなら素直に追加メーター付けるわ。と思いつつ調べていたら、さらに面白い事を発見。今はOBDから有線で取り出すのではなく、無線接続させる装置があるらしく、それはスマホに接続させるのでアプリが対応していればサンバーのでも読む(アプリ次第かも)のだそうだ。値段は1個1500円前後と安いし、スマホもある。
ただ、スマホを常時付けっぱなしというのもアレだし、このカプラーオンのアダプターというかも電気を食うらしいので、知りたい時にだけ接続するという診断ツール的な使い方になるみたい。燃費やタコはそれでいいし、OBD診断ツールとしてもありがたいが、水温計は常時見たいかなぁ。というかソフト側でどうでもなるんだから、アフターパーツメーカーもっと頑張れと言いたい。まあ、その頑張った結果が1個2万円の燃費計とかいうループなんだろうけどぁ。
もう一つ、他がこんなに良いのに理解しがたいのだが、アイドルでこもり音が発生している件、調べるとエキマニを社外品にして収まったという話が出てくる。どうやら純正の芋マフラーは排気干渉か何かでああいう感じになりやすいらしい。そして驚くべきはレイアウトがムチャクチャシビアなサンバーに限ってエキマニが社外品で存在している事だ。そんなの他の軽トラであるのか?って所だが、さすがにレイアウトがシビアすぎて加工必須な上、精密加工のためか曲げ加工でもなく、価格が普通車としても高い部類の15万円前後している。でも、有名なエアーズさんは石川さんというレースドライバーさんが監修しているからか、評価も高い。スクーターで言うユーロチャンバーみたいな折り返しで排気管長も確保してある。他の物はジョイント部分でちょうど集合するような形をしている。もう少しベンダーで曲げが出せれば安くはなるんだろうけど、どこのメーカーも輪切りツギハギなので美しいけど手間がかかっている。もっとも曲げが多い事は排気抵抗的には辛そうだ。
メタルスピードさんのタイプ2はちょっと変わっていて、純正とほとんど同じ感じで集合している(というか串状に足が伸びてる)のを、センターから排気する事で等長にしている・・・というか、まあ等長なのはどうでもいいか系。似たようなので昔クスコがパワーボールという球体の集合部を持つエキパイを作っていたけど、あんな印象を持つ。トルク型という事で抜けすぎないのがウリだそうだ。ただ4ストだとチャンバーに依存する度合いが2ストほど無いからか、あまりチャンバータイプのエキマニって無い気がする。排気脈動を利用するより慣性排気の方を利用するというか。でも、どのみちエキマニを買うのはちょっと辛いし、自作もこんなん無理なので、別の方法で排気干渉を抑えたい所。一つ考えているのはエキマニバンテージで保温してアイドルぐらい低回転でも排気慣性が得られるようにする事だが高回転やエンジンルームの温度がどうなるか分からない。まあいずれやるでしょう。もう一つは純正エキマニの改造。あんな鋳物、改造のしようがなさそうだが、内部の干渉箇所に仕切を入れて溶接しちゃう方法をFDの人なんかがやっていた。じゃあサンバーはどうなんだろう?と思いつつ画像検索していて面白い事に気がついた。サンバーの純正エキマニってミニキャブみたいな芋だと思ったら、それなりに集合部分に工夫があるのね。1番と2番は上手にお互い吸い出す形状で集合されているし、3番もまあまあ。残念なのが4番で、短くて太くしてある感じがするし、もしかしたらわざと干渉する形になっているかも知れない。カットモデルがあるといいんだが、まぁないわな。
Posted at 2018/08/22 00:34:00 | |
トラックバック(0) | 日記