2021年10月02日
・仕事、脱穀終わった。うちの脱穀機は今は小型のひ弱な奴なので脱穀に時間がかかる。大きい奴の時は脱穀機のスピードに供給が間に合わないぐらいだったが、今のは吸い込みが遅い。また非力なので束を2つも入れると回転が落ちていたが、気になってオイルを交換したら平気になった。それでもまだ遅い事は遅い。
また野天放置のせいでワイヤー類の固着と、藁束の延長ガイドのテンショナーの紛失(多分、固定クリップが折れて飛んだ)があった。ちゃんと整備しておかないと将来困るな。他にはこれ、ガスドレンがコックにないのでガス捨てるの困る・・・と思ったんだが、良く考えたらキャブに多分ドレンがあったはずで、そっち使えば良かった。残量わずかに見えたのでエンジンかけて消費させたけど、結構かかったし。ガスの回収は今のテーマだ。あとはオイルジョッキが倒れて車内にちょっとこぼれた。あのオイルジョッキはノーズ長すぎて不安定すぎてゴミだ、底面になんか貼り付けるか。他にもキャップがあまり良く無い。
他に故障してるのは袋の切り替え装置。脱穀機は袋が一杯になった時に入れ替える時にこぼれないように、出口が二つあって、一つは切り替え時専用の袋に入れている。その切り替え装置がなくて入れ替えがやや面倒だった。まあ言うほど面倒ではないが、本来はある装置だ。自作出来るだろうか。
そうそう米の収量だが、30kg袋で16袋だった。つまり8俵の480kg。水田が7畝だから反収だと11俵ぐらいなので、割と多かった計算になる。実際はバインダーが処理出来なかった分が軽く1袋ぐらいはあるので、もっと取れてた事になる。その割にどこか軽いんだよなぁ・・・一応注文あった所に売ったけど、食べてみて美味しいかかなり不安がある。ヒエも結構あったし、まずいんじゃないかビクビクしてる。
あとは来年の作付けもこれだけヒエが多発してるともうね・・・まあ綺麗にしたから、ここで再びアヒルを放すと綺麗に種を食ってくれるとか聞くが、どうなんじゃろ。まず藁をまるけて運び出さないといけないし、まずは草を焼いてからだな。それでも全滅は出来まい。
・あとは知り合いにブドウ送ったり、某施設でほんと安くつまみ用に出してるのが一日で切れたので納品してきたり。ちょうとハイタイムに重なってしまい待っても対応出来ないので置いてくるだけになった。今度からハイタイム避けるのと、納品先についてある程度決めておかないといけないな。あと、納品先のヤードが無くて一度にごく少量しか入れられない。実際、そんな沢山いれる商品かとか他のアイテムとの食い合いもあるので、供給を十二分にすべきかどうかは分からないが、需要があるならもう少し一度に入れたい所。納品の手間と売値が釣り合ってないけど、まあ今年はサービス宣伝になればいいかなお互い。
・昨日はサンバーの運転席側のドアハンドルを修理していた。ここは購入後一度修理して、モゲて、新品に交換していた場所で、割とまあ使うとは言えすぐ壊れたなぁという印象。モゲたのはプラを肉盛りしたのではなく加熱変形させて整形したらモロくなったのか全部がモゲた。ところが今日は反対側の助手席側スライドドアのハンドルがいきなり効かなくなった。まあ作業を憶えているうちにやれば早いと思い夜間に作業。案の定ハンドルクリップを飛ばした。またナットもドア内部に落としてしまいマグネットピックのお世話になる。同じ作業で修理してから組み直してクリップが見つからないので探し方を考えてたらすごいアイデアが浮かんだ。そうだ、今手元にあるマグネットピックで舗装面を適当に振り回したらクリップひっつかね?ってね。そしてやってみたら一瞬でどこからともなくクリップを回収出来た。素晴らしい。まあ、舗装面をもっとコンクリの平滑面にするとかクリップを上手に回収する工夫すれば良かったんだけどね。
あと、ハンドルは修理後もなんか動きが重いのであちこち注油したら軽くなった。もしかしたら、注油だけでもある程度延命出来たかも知れない。
・ホームセンターに行ったらいつものパネコンじゃなくて緑色のパネコンがあった。ドルフィンコートと書いてあり、調べたら福島の方で作られている国産の針葉樹ボードの塗装品だそうだ。目的はパネコンと全く同じだが、あっちは南洋材のコンパネで、こっちは国産針葉樹って事で差別化するために色を変えているみたい。南洋材も高くなってるし、逆に国産材は安いから加工ユースで進出したんだろうが、最近はコンパネ使ってるのを見ない。基礎屋さんもほとんどが鉄だ。
鉄は重いのでクレーンで持って来て使ってるし導入コストは高いのだろうが、半永久的に使えて耐圧が高いから一枚物で大きな面積が作れる。ベタ基礎のように高い圧でやる場合にはあってるんだと思う。実際、ドルフィンコートの利用写真見ても整形じゃない枠(橋?スポーツ施設?水路?そんなの)として使っていた。
もちろん私にとってそこらへんは重要じゃなくて、耐水性合板で安くて色もダサくない緑のドルフィンコートはかなり有望なので、これで工作してみたい。っても産卵小屋ぐらいか?もうニワトリにリソース割くのはやめるんで、あいたアヒル小屋でも改造するのに使うか。そういやニワトリの卵を欲しいって危篤な人が現れた。
・隣接の自治体で県議会議員の家に強盗が入って家族の方が亡くなられたというニュースが連日話題になっている。当初、事故か事件か分からないという態度だった警察も事件と断定して捜査しているが、こんな恐ろしい事が起こらないようにちゃんと犯人を逮捕して頂きたい。その上で無責任推理。
まず警察発表をどの程度信じていいのかというのはある。場所からしてもなんらかの防犯カメラはあるはずで、割と目星はついていて情報誘導している感じは受ける。だから誤情報もあるのかも知れないけど、夜間の侵入が多発していたと言うのが事実ならまあその人物が当然怪しい。物取りが入って見たら発見されたので口封じを計ったと言うのがありそうな事だ。ただ、金がありそうとは言え無計画に入るか?ってのと、鉢合わせていきなり殺人するか?というのを考えると、すぐ正体が分かってしまった顔見知りのような気もする。あるいは侵入事件がブラフ?
事件が県議会議員絡みという事で、一見素人臭いけどそうでなかったケースが一番厄介だ。実際、事件事故が分からないという事は指紋なり手の跡が出てないって事で、なんかそういう道具とか技術とかあるのかも知れないし。あそこは一見平穏なんだが、警察と反社に妙な結びつきがあってあんまり信用出来ない組織だ(それはまあ県警全体もそうだが)。思い出すのは平成14年に河川敷で燃えた車内から2つの他殺体が発見された事件があったのだが、警察はすぐに無理心中という事で捜査を終えてしまっている。遺族などが探偵に相談したり、保険金の裁判で裁判所が複数犯による他殺だと判断して支払いを命じたり、周辺状況からも明らかに他殺なのに警察がすぐにそういう判断をした事を考えると、まあ思うほどいい所ではないのかも知れない。
ちなみに、塩尻の女優殺害事件には2つの説があって、片方の男性が金を貸していた相手(借用書の名前は実在しないそうな)とのトラブル説と、女優につきまとっていた暴力団関係者がいた説があるが、どちらにせよ顔見知りの犯行である事が強く示唆されていてある意味犯人は分かっている。しかし警察は物証がないから無理心中にしたという説もあるが、捜査の粘りが全くないので別の理由があるんだろうなというのが大方の見方。調べたら今ホットな組事務所は弘道会があるが、別の空き物件が実は竹内組の事務所だって最近知った。あそこらへん山口組と分裂でモメてんだよねぇ。逮捕者も結構いるし、そのうち誰かがゲロって事実が分かるかも知れないが警察もみ消すかもなぁ。
ちなみに、そういう裏がない場合の警察は優秀というか熱心で、先日も中国人の妻が実母を殺害した事件で知り合いの人が犯人をそうとは知らずに助けてあげてたそうだが後で警察が来てカメラ確認とか来た方向の確認とかされたそうで、そのあまりの情報収集能力にびっくりしていた。つまりやる気になれば犯人捜し自体は出来るが、自白によらない証拠集めと起訴する気があるかなんだろうな。
Posted at 2021/10/03 23:42:16 | |
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2021年10月01日
・今日は加工ブドウのサンプル醸造の方を出荷してきた。前回の検査で糖度が23度ぐらい行って好感触だった。問題は出荷時の腐敗果の除去の手間がどのぐらいか?って所で、今回のは割と良い木だったが、それでも10kg取るのに1時間ぐらいかかった。病気出すと終わるな。これだけ良い原料ならサンプルでも相当いいワインになってくれるんじゃないだろうか。問題はこれが基準になると辛いって事か。
サンプル出してから売店のおばちゃんと雑談。ここのワイナリーは醸造担当者が有名で、このおばちゃんも半分はそのおっかけみたいな所がある。それだけ詳しくて毎度実りある話を聞かせてくれる。あとは地域の観光的なあれこれについても、最近はキャンプの流行でサイトができただの、この土地が昔は営林署の植林苗の生産地だっただの。私も種苗会社の土地だった所までは把握していたが、林業用だったのかと感心した。しかし、林業も衰退して植林もされないんだよねぇ。
先日も畑の近くの山の赤松が松枯れで伐採されて搬出作業の休みの方に話を伺ったんだけれど、せっかく林道作業道を付けて赤松を出したけど天然更新で植林はせず林道も現状復帰という事で埋め戻してしまうそうだ。林道なんてあれば山の管理では助かるのでもったいないのだが、林業をする訳じゃないし私有地を横断的に走ってるので建前として取り壊すからつけさせてくれってのがあったのかも知れないけど、本当に壊す事はないんじゃないかと。そして、天然更新と言えば聞こえはいいが、ここを放置すればニセアカシアになって山が荒れるねぇなんて話になった。ニセアカシアは侵略的外来種で駆除こそされ植林するようなもんじゃないんだけど、あれが生えてるって事はもうそのまま「荒れ地になる」って事である。普通の森ならパイオニア植物が消えると別の樹種が生えるが、ニセアカシアの土地はずっと荒廃したまんまなのが100年程度の観測から分かる事実だ。
・戻る途中で久々の店でラーメン食べてから、とある事件現場を野次馬してきた。もっともホットな県議会議員の方じゃなくて、違法ブリーダーの虐待飼育問題の方。テレビないから知らなかったが半月ほど前の話題らしい。何カ所かで1000匹にもなる犬を飼育して放置的なカゴ飼育をして繁殖させては麻酔もなく手術して出産させていたらしい。そもそも1000匹なんて飼育はまともにやったら不眠不休でも無理だろう。ちょろっと場所がネットにあがっていたので探したが、少し迷ったけど見つける事は出来た。しかし、その場所には小屋なんか無くて更地になっていた。元から違法建築っぽかったし、上下水もないから沢水とって下水も垂れ流していたと思われるが、一見すると平和な所なだけに逆に怖かった。下手に同情すると憑かれそうな感じがして何にも出来なかった。私はまあ家畜も屠殺して食べるし害獣も駆除するんで世間一般ほど綺麗事は言えないんだが、なんなんだろうねぇこういうの。
飼育許可を出して明らかに虐待というかモラルに反していても放置している保健所、問題発覚後も刑事事件にせず証拠の動物の移動も黙認の警察、保護もせずたった21頭だけ里親探しをする市長、そういう犬がかわいい子供の時に生体展示されて売りさばかれるペットショップ、売れ残りがどうなるのか。ペットショップで小綺麗に高く売られている犬はそういう所から集められてる可能性があるんだと分かってテナント入れてる大手資本のホームセンター類。そして里親探しNPOにも色々疑いの目が向いている。逆に言うと、この問題が大きくなっては困る大資本の有形無形の圧力みたいなのを感じる。だって直売だけではないはずで、間にブローカーがいるだろうし、そういうのがまともな社会勢力とは思えないし。
・戻ってからお菓子を手土産にワインをいただきに向かいこれまた情報交換。リンゴが重くて引退するというおかあさんと話をしたが、引退の意志は固そうだった。まあ、リンゴが重いだけが原因ではないんだろうね。温暖化、高齢化、味や販売方法、病気などなど、本当に難しい時代だとは思う。ただ、重作業の低減は1シーズンだけでも、いや、一回だけでもメリットがあるので、投資をそんなする必要がない範囲でもやればいいとは思う。
・あとは作業場で荷造りしたが、ほんとパープルダメだな!雨よけでも半分は割れて腐ってる。てかほんと袋は腐る!本気でやるなら袋かけてボルドーうってまたまた袋外すぐらいの方が良さそう。なら笠かけて棚上散布でもいい気もするが。ともかく袋ダメだ。
・明日 小売パケ色々やってみる。脱穀。
Posted at 2021/10/01 04:44:55 | |
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