ジープ コンパス

“ベビージープ・ツインズ”は、既にパトリオットが導入済みですが、この度コンパスも入りました。日本に於いては初めて、2WD(FF)のみで売られるジープです。
XJチェロキーを彷彿とさせる、ボクシーなデザインのパトリオットに対し、コンパスはワゴン臭をやや抑えた雰囲気。(後期になってからの導入という事で)グランド・チェロキーに似せたフロントマスク(と言うか、ヘッドライトはグラチェロ流用だと)が目立ちます。
…しかし、何でわざわざリアドア・ハンドルをドアサッシュに溶け込ませた？この手のSUV/CUVには、有用性が疑問なのですが。
内装は、デザイン/機能性共にパトリオットと変わらない模様。
このクルマがFFである事は先述した通りで、エンジンは2L(三菱の4B11と大方共通)を搭載し、CVTと組み合わせ。
日本でのグレードは、先に'12モデルとして2LのFFになったパトリオット スポーツに遠慮してか、リミテッドのみ。狙いとしては、ジープの敷居を(再び)下げるのは当然ながら、全く受けなかったダッジ キャリバーのリベンジも込められてるのでしょうか。しかし、グレードが被らない様に考えてあるとは言え、同じショールームにプレミオとアリオンを並べるみたいな感覚に思えるのは私だけ(苦笑)？
￥298万という値段は、内容を考えると高くはないのではと。しかし、(コレはアメ車全般に言える事ながら)「今の円高なら、まだ安く出来る筈」との声が出るかも知れませんが、円高に乗じて安くすれば円が値を戻してからの値上げもあるので、難しい所です。それに、売る際に割を食う事になりますし…。
個人的には、手軽なCUVであろうとも4WDであるべしと考える為、選択肢に挙げる事は出来ませんね。
ジープと言えば、この1月に始まったばかりのJFN系ラジオ番組『jeepstyle radio』が、早くも今月限りで終了しちゃうそうで…あまりの早さに驚き。



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