DaiDai色のブログ一覧

ルノーのCセグ・ワゴンであるメガーヌ・エステートに、新グレード：GT220が加わりました。
ルノー・スポール譲りの2Lターボエンジン(但し、265ps/36.7kgm→220ps/34.7kgmと差は付けてある)に6MTを組み合わせ、アイドリングストップシステムと回生式充電制御“エナジースマートマネジメント機能”で省燃費化も忘れません。フットワークも当然、ルノー・スポールによるチューニング。
室内に目を移すと、こちらもR.S.譲りのR.S.モニター(スポーツドライブ志向のオンボードコンピューター)が気分を盛り立ててくれます。
メガーヌ・エステートのターボ仕様と言えば、昨夏に限定60台で提供された“GT”が思い出されますが、あれは左ハンドルでエンジン性能は180ps/30.6kgm。対して、このGT220は右ハンドル。￥4万(￥315万→319万)で、BOSEこそ省かれたものの性能向上と右ハン化が図られた事に(逆に言えば、「限定“GT”って何だったんだ？」となりかねませんが…)。
気が付けば、一時の隆盛が嘘だった様にすっかり衰退してしまった、ターボ勢を主とする国産スポーツワゴン(特に3ペダル)。“あの頃”が忘れられない方々にとって、格好の選択肢になるかも知れません。と同時に、このGT220といいメルセデスB250といい、このままでは欧州勢に持って行かれてしまいそうな気も…。
まぁ、私はGTラインで十分ですけどね。



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キャデラック渾身の世界戦略Dセグ：ATS、日本上陸ヤナセのイベントで、見て触れて来ました。
キャデラックのDセグと言えば、サーブ9-3ベースでほぼ欧州決め打ちのBLSがありましたし、CTSも見様によってはDセグと取る事が出来ましょう。しかし、北米で買える(買えた)モデルとなると、大失敗に終わったシマロン以来で、実に約四半世紀振り。
外装は、ひと言で言うと「スリムなCTS」。近年のキャデラックらしいエッジを立てた直線基調のデザインで、ややインターナショナル臭も漂うものの、確かにキャデラックファミリーの一員と分かります。
※取材車はラクシャリー、色：ホワイトダイヤモンド

リアも、縦型テールライトとブーメラン型ハイマウントブレーキライトがキャデラックを主張。フロント以上に、CTSとの見分けが難しい(汗)。

コックピット感覚が強いインテリアは、プレミアムカーらしい質感の高さが味わえます。センタースタックを飾る操作系インターフェイスのCUEも試してみましたが、若干のコツは要るものの操作そのものに難儀する事がありません。しかし、(入力を受理したら振動で返すとは言え)全体が1枚のパネルになったキーは妙な感覚が付き纏いますし、何よりも現状では日本仕様のNAVIが組み込まれていないのが(パナソニック ストラーダZ500の据え付けで対応する事に)…。
フロントシートは程良くタイトと言えますが、リアシートはFRである点を汲んでもセダンとして最低限のスペースに過ぎず。納まった感覚に何処か憶えがあるなと思ったら、それはXE20・ISで…。念の為、メルセデスCクラスと座り比べてみたら、明らかにATSの方が狭かった(苦笑)。
本国には2.5L 4cylや3.6L V6もあるそうですが、日本に入るのは2L直噴ターボのみ。それが正解だったと思います。276ps/35.9kgmというスペックは、如何にもBMW328i(同じく2L直噴ターボ：245ps/35.7kgm)を意識してるなと。
日本で苦しくないサイズですし、Cや3或いはISとは違った選択肢と言えそうですが…CUEの件も然る事ながら、何より左ハンドルしかないのが惜しい。現行CTS宜しく、遅れるだけだと良いけれど。



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ルノーのミディアムCUV：コレオスに、特別仕様車“BOSEエディション”が設定されました。僅か20台の限定モデルです。
ベーシックなダイナミックをベースに、その名の通りBOSEサウンドシステム(8ch・8スピーカー)を採用。更に、外装はダークメタルアルミホイールやマットシルバードアミラーで飾られ、内装も専用のファブリック＆レザー調コンビシートでコーディネートしています。ボディカラーは、ノワール ディボワール(黒)のみの設定。

BOSE採用と言えば、'10年の“エディションリミテ・ブランシュ”が思い出されます。考えてみれば、こちらも限定20台でした。…“BOSEエディション”のホイール、良く見ると“ELB”と一緒のデザインですね(と言うか、ダイナミック標準ホイールもこっちになってたか)。
僅か￥5万で、BOSEを始めとする数々の特別装備が手に入るのは、確かに魅力的であります。
しかし、ベースに用いたのがダイナミックというのは気に入らない…。プレミアム・グラスルーフをベースにして欲しかった所です。



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“ベビージープ・ツインズ”は、既にパトリオットが導入済みですが、この度コンパスも入りました。日本に於いては初めて、2WD(FF)のみで売られるジープです。
XJチェロキーを彷彿とさせる、ボクシーなデザインのパトリオットに対し、コンパスはワゴン臭をやや抑えた雰囲気。(後期になってからの導入という事で)グランド・チェロキーに似せたフロントマスク(と言うか、ヘッドライトはグラチェロ流用だと)が目立ちます。
…しかし、何でわざわざリアドア・ハンドルをドアサッシュに溶け込ませた？この手のSUV/CUVには、有用性が疑問なのですが。
内装は、デザイン/機能性共にパトリオットと変わらない模様。
このクルマがFFである事は先述した通りで、エンジンは2L(三菱の4B11と大方共通)を搭載し、CVTと組み合わせ。
日本でのグレードは、先に'12モデルとして2LのFFになったパトリオット スポーツに遠慮してか、リミテッドのみ。狙いとしては、ジープの敷居を(再び)下げるのは当然ながら、全く受けなかったダッジ キャリバーのリベンジも込められてるのでしょうか。しかし、グレードが被らない様に考えてあるとは言え、同じショールームにプレミオとアリオンを並べるみたいな感覚に思えるのは私だけ(苦笑)？
￥298万という値段は、内容を考えると高くはないのではと。しかし、(コレはアメ車全般に言える事ながら)「今の円高なら、まだ安く出来る筈」との声が出るかも知れませんが、円高に乗じて安くすれば円が値を戻してからの値上げもあるので、難しい所です。それに、売る際に割を食う事になりますし…。
個人的には、手軽なCUVであろうとも4WDであるべしと考える為、選択肢に挙げる事は出来ませんね。
ジープと言えば、この1月に始まったばかりのJFN系ラジオ番組『jeepstyle radio』が、早くも今月限りで終了しちゃうそうで…あまりの早さに驚き。



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ルノーのミディアムCUV：コレオスがフェイスリフトを実施(ルノー流儀に言えばフェーズ2へ移行)。先日の福岡モーターショー(って、もう1ヶ月余も前の話ですが…)にて、見て触れて来ました。
何と言っても目立つのが、フロントフェイスの全面刷新。日産ライクな翼型グリルを捨て、。又、アルミホイールのデザインも変更されています(特にプレミアム系は新作に)。
しかし、この顔は…正直全体のフォルムとマッチしてないし、ルノーらしく見えないと言わざるを得ません。Ph.1は好きだったのに…何故、わざわざ残念な改悪をした？
内装は、トリム上部の濃色化により乙張が付いた印象。メーター(自発光か？)も、質の高いデザインに。内装を見れば、こちらの方が良いのですが。
“コレ、オススメ”出来ません。もしコレオスの新車を買うとしたら、Ph.1の在庫を何とかして探すと思います。



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