
納車時から色々と気になる点があったS2000…
この2ヵ月の間で手を入れた部分を列挙してみようと思います。
まず気になったのがヘンテコに改造されていたエアインテークの部分。
自作と思われるアルミのエアガイドがかなり強引に取り付けられていたので撤去。フロントバンパーに後付けされていた金属網も撤去。
すっきりしました。
ボンネットのキャッチ部分もドロドロに汚れていて動きが渋かったので、清掃と固定位置を調整。
エンジンルーム内もそこそこに掃除して、見える範囲のサビを落としてタッチアップ。やっぱり年式相応にサビが出てますねぇ(*_*)
ちょっと疲れたらスイーツで休憩♪
こんな作業をしていたら、ご近所さんのおべっきーさんがS2000で登場!!
ただひたすらにカッコいい…
各部に機能美とセンスの良さを感じる大人のモディファイが施されていて、ものすごく参考になりましたm(__)m
ここまで美しく仕上げるのは難しそうですが、ご近所にこんなS2000オーナーさんが居るのは心強いです(^^)
そして次は名義変更とナンバー変更。事前に希望ナンバーの申請をしておき、前オーナー様から必要書類を預かって陸運局へ行き、代書屋さんに頼むとお金が掛かるので自力で手続きを終えました。
これでS2000がようやく正式に自分のクルマになりました。希望ナンバーも付いたし、色々とボロい部分はあるけど愛着が湧きますね!これからよろしく頼むぞヨ ( `ー´)ノ
お次は油脂類の交換。注文しておいたオイルが揃ったので、仕事が終わってから夜な夜なネットで勉強しながら作業を進めました。
今回使ったのは地元群馬県のメーカー「LOVCA:ラブカ」さんのオイルです。ラブカー?loveか?きっとクルマloveなメーカーさんなのでしょう!お安くて性能も良いとのことなので、S2000でテストするつもりでlove注入です(笑)
ついでにミッションには秘密のお医者さんごっこアイテムも注入(。・ω・。)ノ♡
「REWITEC」というメーカーの添加剤です。何となく2速の入りが悪いので入れてみました。
エンジン・ミッション・デフ各オイル、ブレーキ・クラッチフルードのエア抜きも同時に進め、3夜くらい掛けて油脂類全交換が終わったのでお楽しみの深夜ドライブ。ようやくアクセルを全開にできました(∩´∀`)∩ワーイ
バフォ~ン!!ガォ~ン!!と豪快に回るエンジン。う~む、これがパワードバイホンダの9000rpmの世界!VTECが5500回転くらいで高速側に切り替わるのかな?でも思ったよりマイルドな加速感…S2000ってこんな感じなの?もしかして壊れてるのか!? (゚Д゚;)
次の週末にはおべっきーさんに手伝ってもらって、ボンネットを普通のアルミ純正品(中古)へ交換。無限のカーボンボンネットはあまりにも残念な状態なので、塗装してから再装着しましょうね(^^;)
更にはトランクの内装一式を取り外して清掃&丸洗い。脱臭炭?のような黒い物質がバラバラになって積もっていたり変な臭いがするので、精神衛生的にもやっておかねば!と頑張りました。
噂ではトランクの底に水が溜まってプールのようになっているクルマもあると聞いていたのでビビりましたが、自分のは軽いサビ程度で済んでおりました。サビ止めを塗ってからタッチアップしておきました(´ω`)
そして次はダッシュボード下の配線。もうグチャグチャで何がなんの線なのか全くわからない状態でした。
センターコンソールの下辺りをよく見たら、揺らすと光るセンサー?みたなモノがあったりして…これは社外のセキュリティーシステムではなかろうか…との結論に。
このセキュリティーは全く機能している様子も無いので、たま~に動かなくなる気まぐれな油温計と一緒に撤去することにしました。
シートを外すとダッシュ下の作業もいくらか楽になりました。タバコ?ペット?の臭いがするので、フロアカーペットも掃除しましたが、なかなか消えませんなぁ~(´・ω・`)
色々ありましたが最終的にはコラムを下へずらして、メーターパネルを外すとようやく全ての配線を除去できました。疲れた。ホントに疲れた(T_T)
準備を含めて4日くらい掛かりましたかねぇ…撤去したセキュリティー関連の配線はこんな量になりました(゚д゚)!
配線を整理するついでにETCユニットの位置を変更、そして純正オーディオユニットを撤去してカロッツェリアのMVH-5600というユニットに交換しました。
本当はCDが聞けるユニットを装着したかったのですが、S2000の1DINスペースは奥行寸法に余裕が無くて、社外の変換ハーネスを使うと配線で一杯になってしまうため、CD・DVDが使えるタイプのメインユニットは格納が難しいのです(-"-)
変換ハーネスを使わずに、車体側のハーネスとオーディオユニットを直接接続すれば配線が減って納まるのかも知れませんが、自分はそこまでこだわらないので(^_^;)
おべっきーさんに教えていただいた「ガレイラ」というメーカーのユニットも装着して、純正オーディオコントロールスイッチも使えるようにしました♪
純正オーディオを外すと純正ナビも使えなくなるので、トランクからナビ本体を撤去。少しは軽量化ができましたかね(*´з`)
次の週末にようやく初洗車。ドアパンチの凹みや塗装の剥がれやら、外装の課題も色々と見えてきました。
あ゛~!剥がれてる(-"-)
あ゛~!凹んでる _| ̄|○
次にやったのはスロットルボディーとRACVユニットの掃除。どうもアイドリングが不安定で、減速して停車するとアイドリングが下がって調子悪くなるのです。ネットで調べたらまずはココを掃除すると良いとのことでしたので。
スロットルボディーとRACVユニットを摘出。ホースからクーラントが出るよ!って脅されていましたが、冷間時ならばチョロっと漏れるだけなので大丈夫です。
外したスロットルは裏側が結構汚れていました。モリブデンコーティングを落とさないように、ワコーズのスロットルバルブクリーナーで洗浄しました。
RACVユニットは見た感じはキレイでしたが、内部へキャブクリーナーを吹き付けるとドロドロの黒い汚れが止めどなく出て来ました。汚れが出なくなるまで、何度も洗浄を繰り返しましたよ(;´Д`)
インマニ周辺も含めて掃除を終えて組み付けて、近所へ試乗に出かけたらすぐに効果が感じられました!アイドリングがビシッ!と安定してます。良かった~(・´з`・)
そしてスロットルワイヤーもかなり遊びが多かったので、張る方向へ調整したらクルマとの一体感がさらにアップ。以前は発進時のクラッチミートとアクセル操作の連動が難しい印象でしたが、大分普通のクルマっぽくなりました(^o^)
でもな~なぜかバックする時には相変わらずエンストしやすいんだよね。謎だな。ステアリングを切りつつバックすると簡単にエンストする印象。もしかしてパワステか!?
その足で実家の狭い駐車場にS2000が納まることを確認。NAロードスターならば楽勝でしたが、S2000は…ちょっとミラーの視認範囲が狭い気がしてバック駐車が難しいです。まっすぐのつもりでも斜めになっちゃうし。
幅はあまり余裕が無いけどOKですね。
無限のマフラーもギリ2cmくらいの隙間でヒットせずにOKでした。
これでS2000を日常使いできることが確定しました(・∀・)
次に艶消し黒に塗装されていた純正ホイール→普通のシルバーの純正ホイールへ交換。
艶消しブラックも精悍で良いのですが…
ノーマルシルバーも普通っぽくて良いのです(*^^*)
次に純正エアクリーナーBOXの内部が加工されていたので、未改造のノーマル品へ交換。元のBOXは内部の隔壁が切除されていました。ストレートにエアを吸うためのモディファイなのかな?ここはエアだまりがあった方がレスポンスがマイルドになって乗りやすいと思うのです。奥のレゾネーターの入り口もアルミテープで塞がれていたので現状回復。
ついでにゴムのインテークパイプをAP2の純正品へ交換して、吸気温度センサーを移設。AP1の定番モディファイですね(*^^*) これで暑い季節もフルパワー!(のはず)
吸気関係の整備が終わり、テストの為に近所を軽くドライブ。大丈夫、調子良く走れるみたいです(´▽`)
S2000はボディーがカッチリ安定しているのでスピードをあまり感じないし、あえてVTECゾーンに入ってもパワーやトルクの段付きを少なくする大人なセッティングの方向なのかも。NAロドスタと比べるとパワーがあってもマイルドな印象。
※その後各方面を調査したところ、ノーマルのS2000は急激なトルク変動を感じさせないようなセッティングになっているみたいですね。B型エンジンのタイプRシリーズはバイクのような結構なパワーバンド感がありましたが、S2000はそういう部分でもちょっと大人なスポーツカーのイメージです。体感上ではNA1のNSXに似てるかも。それでもF20CはVTECゾーンに入ると明確に力がみなぎってバフォ~ン!と吹け上がりますし、普通のクルマとは全く違う実に精緻で味わい深いエンジンだと感じます♪
作業もひと段落したなぁ~というタイミングなので、スイーツで休憩。
ハックルベリーさんの「マロンのクレープ」は至高の逸品!!ケーキ屋さんが本気でクレープを焼くとこうなるっm9⊃゜∀゜)!!
続いてアース線の交換。電動パワステに電気を食われているような気がしたり、室内灯をLED化しても何だか暗い瞬間があったりするので、純正アースを全て交換してやろうと思い立ったのでした。
純正アース線はバッテリー、エンジンブロック、パワステ、ミッションの4ヵ所だそうですが、エンジンブロックから出ているアースはエンジンを下さないと交換できないそうなので、その他3点を交換しました。
ミッション用だけは純正部品が欠品でしたので、ディーラーの方にアドバイスをいただいて長さが似ているFIT用を流用しました。
交換後の印象は…まぁやらないよりはマシという感じ。劇的な変化は無し。アース線は熱と経年で劣化するものなので、この機会にリフレッシュできてよかったと思いましょう♪
次にステアリングセンターがズレていたのでタイロッドの調整をしました。最近気が付いたんですが、ステアリングが少し左に切れた状態で直進する状態でした。
タイロッドを左右で同じ角度だけ回転させて「左:伸ばす」「右:縮める」ことによって、ステアリングセンターの位置を調整します。徐々に角度を増やしていき3回トライしてようやくセンターが出ました!
現状4輪のアライメントはバラバラな気がしますが(笑)、来年NEWホイール+タイヤのセットを装着するまではこの状態でしのぎます(^^;)
お次はデフケースからのオイル漏れ修理。以前に自分でオイル交換をやった時に気が付いていましたが、プロペラシャフトとデフの接合部分(コンパニオンフランジ)のシール部分からデフオイルが漏れていたんですよね~(+_+)
オイルシールを打ち込む丁度良いサイズの工具が無いので、この部分はディーラー様に作業をお願いしました。とりあえず今は漏れが再発しないかどうかの経過観察中です。
もしまた漏れたら…最悪はデフケースの交換でしょうか。デフを下すとなると、社外LSDの組み付けやファイナル交換(4.3)もやってしまいたいし、またお金が掛かることになりますな(;´Д`)
お金が掛からないメンテナンスとして、S2000乗りの「1番」さんに教えていただいた「100均ゴムバンド」を使って幌の動きを正常化する作業もやりました。
幌のフレームを稼働させる純正のゴムベルトが伸びて弱くなると、最悪は幌が破れてしまうそうで…おべっきーさんの分も用意して交換してみました♪
でも自分のS2000の幌は穴が開きそうなくらい擦れて薄くなっている部分が多々あるので、近い将来には幌そのものを交換する必要もありそうですね(~_~;)
とまぁ、ここまで書いてみて色々やったなぁと感じるのですが、まだまだ手付かずの部分が多いです。
外装の板金塗装はさすがに自分ではできないのでプロにお願いすることになりますし、クラッチ交換とミッションもOHしたいな~なんて妄想しますし、運転席だけでも早くフルバケ入れたいし…
手は掛かりますが、これからも出来る範囲で自分なりにコツコツと仕上げて行きたいです(^_-)-☆
細かい部分は書ききれないのですが、とりあえずここまで!