おはよう御座います!
本日の浦和は曇り空から時々晴れ間が覗き、昨日より少し気温が高めのサンデーモーニングを迎えております。
さて、本日10月23日は1987(昭和62)年の此の日が、青森県の誇る方言詩人で在り医師で在った「高木 恭造(たかぎ きょうぞう)」氏の命日で在る事から、翌年の1988(昭和63)年に「津軽弁の日やるべし会」が制定した『津軽弁の日』です。
此の「津軽弁の日やるべし会」の代表者の一人でも在る「伊奈かっぺい」さんは…
敬老の日だけ老人問題を取り挙げ、勤労感謝の日だけ勤労に感謝する、そんな風潮は良くないのだ!と、其の日だけみんなが騒ぐと言う事は、其の日が無かったら一年中、誰も話題にしないと言う事か?
何とかの日が、其の日だけ騒ぐ日と言うなら其れでも良い。10月23日は「津軽弁の日」と決めた。
ずうっと騒ぎ続けて来た自分なんか、此の日だけ騒ぐのをよそうかと、思うぐらいのもんだけど。今も此れからも、何故10月23日なんだ?と、問うてくれる人が居れば良い…
と言う事から、毎年10月23日に青森県津軽地方で話されて居る津軽弁をテーマとしたイベントを、嘗ては青森県青森市本町に在ったライブハウス兼小劇場の「だびよん劇場」にて開催しておりましたが、廃業に伴い現在は青森市文化会館で行われ、其の模様は後日、青森放送にてテレビやラジオで放送されるそうです。
自分は江戸っ子なので、基本的には「あたぼうよ」等と…所謂「べらんめえ口調」とも呼称される「江戸弁」ですけど…
「あたぼうよ」とは、元々「あたりめえ(当たり前)よ、べらぼうめ」と言う言葉でして、「べらぼう」とは「アホ」「バカ」と言う意味で在り、即ち「あたぼうよ」は「当たり前だよ、バカ野郎」と言う2つの単語を圧縮させたものです!(笑)
乱暴な言い回しなので、使いどころを誤ると相手にケンカを売ってしまう危険性が在りますので、江戸っ子はよく喧嘩しますし、亡き親父方の親戚の集まりでも官僚やら堅い職業や己の置かれて居る立場は度外視して、面白い様にイカれた喧嘩が始まってました(笑)
しかし「あたぼうよ!お前が困ってるのに見過ごす訳ねえだろ?俺に全部任せとけって!」と言う様にプラスの意味として使う言葉でも在るので、同じ東京でも山の手の方々を始めとして、他府県の方々は江戸っ子の気質を理解する迄は馴染み難いかも知れませんね(笑)
因みに、江戸っ子は今でも「市場」を大半は「やっちゃ場」と呼称します(笑)
あっ!…津軽弁の論旨から論点が江戸弁へ逸脱しましたけどm(__)m(笑)、自分の母親方の実家が青森県は八戸市で在りまして、母親は18歳の頃から上京して居るので方言(津軽弁)は全く無いのですが、母親方の亡き祖母の津軽弁は通訳(翻訳)が無いと全く解りませんでした(笑)…って欧米か?( ゜o゜)(笑)
嘗て『津軽弁の日』のイベントに使用して居た「だびよん劇場」の主宰者だった故・牧良介さんは…
「ンだびょん。んでねが。かちゃまし。」 おらンどには、なんたて津軽弁があンずまし。勿論下手な東京弁コも時によって遣えねばまいねし、ほがのどごの人達喋る言葉コも良ばたて、いざどっこいどなれば、やっぱし津軽弁がさっぱどしすのし。
したンども、なもかもうるめその津軽弁も、遣ねでればだんだネ忘えらさてまて、そのうぢあンずましぐ喋エねぐなったりへば、へっかくの津軽弁もあめでまるンた気ァしてやだらあンちこどだ。去年の10月、初雪降って4日後の23日亡ぐなられた方言詩人高木恭造さんの「まるめろ」の朗読ごと聞いて、えぱだに気持コじゃわめだ人もずンぶいだズごどだ。
したはでいま、こどげに「津軽弁の日」ズのをこへで、みンなしてその味コ消さねにすべしって、ハンカクセくてもいい、モツケでもいい、面白可笑しく騒いで遊ぶごとにしたのし。 来年も再来年も、これから先ずーとつづげるどォって、今年は思てらのし。
と仰って居た様ですけど…
自分の祖母の言葉が全く理解不能だった事を、少しは御理解頂けたましたでしょうか?(笑)
欧米の言葉は8割を理解出来る自分も、津軽弁は1%も理解不能でしたから~!( ゜o゜)
m(__)m(笑)
てな訳で、本日は日曜日なので自分は日課の筋トレを、ハードメニューで実践しま~す♪(^-^)/(笑)
Posted at 2016/10/23 08:50:47 | |
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