まずお話の前に先日の投稿(削除しました)でご不快に思われた方々にお詫び申し上げます
自分でも冷静になって読めばアホかこいつな文章でした。
で、本題は先月のオイルクーラーと油温(あと油圧)のお話。
今回のオイルはカストロの全合成5w-30です。
一応デフィのメーター積んでますが、あくまで「表示器」であって「計測機器」じゃないので絶対値じゃありません。ほぼ同位置に水温センサーがあってもフルコン側とで温度差が2度くらいあることがあるので信用はできませんね。
もちろんオイル粘度も変われば温度も変わるので参考程度にお願いします。
上から
・純正状態の水冷式単体エアコンオフ 水温/油温/油圧(回転数)
・純正状態の水冷式単体エアコンオン 水温/油温/油圧(回転数)
・オイルクーラー取り付け後 水温/油温/油圧(回転数)
です
外気温30度くらい
街乗り(信号待ち中)
・88~94/95~100/0.2(800)
・88~94/95~105/0.3(1100)
・88~92/80~85/0.8(800)
気温25度くらい
夜街乗り(50~60キロ5速巡航)
・88~90/95前後/2(2000)
・88~90/95前後/2(2000)
・84/85/2.4(2000)
高速5速100キロ(気温不明)
・90/100前後/3.7(3500)
・88~90/95前後/3.7(3500)
・84/90/4(3500)
お?おぉ?
さがってますね~
水温の変動さえもゆっくりになってます。
気温が同じ位なのに油温に引っぱられてなのか水温もあまり上がらずドライバーの心臓に優しくなりました。
一番面白い現象なのは、油圧が上がったこと。
油温が下がったから粘度が上がる⇒油圧が上がるの図式ですが、想像していたよりも上がってます。
これ、シリンダーブロック裏のメインギャラリーにセンサー刺してるので、正規のエンジン内部の油圧です。
オイルフィルター部のサンドイッチに付けてる場合はあまりアテにならないです。
油温とは本来オイルパンでの温度らしいので、循環してる油温じゃないそうです。
詳細は前のオイルクーラーのお話にリンク貼ってるのでそちらから。
自分の車はフィルター直前につけてます。
フィルター直前は実質ポンプ直後のオイル≒オイルパンから吸い上げたオイル
って考えで大丈夫だと思います。
ココからは油圧のお話
センサー部の後で抵抗物が増えるのでエンジンに届いたときに下がってる可能性があります。
下手をすると後ろの抵抗のせいで変に油圧が上がってる「ように」表示されるかもしれませんね。
細い配管(AN8)を使用した場合はどうなるんでしょうか。
もう怖くて試したくなくなりました。
特に高回転時。
油圧はリリーフバルブで調整されますが、7500まで回すとこのエンジンだと6キロくらいまで上がってます。
細いってことはそれだけ配管に流せる量が制限されるということ。
圧力が上がってもホースが細いと流れる量は減ります
水を撒くときに使うホースが細いと太いの使ったときよりシャワーの威力が弱かったりしますよね
それと同じです。
根元の圧力は無駄にあがってしまい細いホースをつけて蛇口全開にしたらホースの付け根がすっぽ抜けるように、根元の圧力は見かけ上で上がると思います。
オイルフィルターの取り付けネジ内部の口径より太かったら大丈夫って考えでAN10を選びました。
AN8にしていた場合、もしかしたら
フィルター部では変化なしor上がる
ブロック部では温度下がって圧力に変化なし(=供給量減ってる)
になってたかも知れません。
これで強化ポンプにしたらさらにポンプに負担がかかります。
もともとの量でも送り込まないといけないけど入って行かない
↓
ポンプが一回の圧縮でさらに多くを押し込む
↓
ポンプからオイルクーラーまでの圧力が上がる
↓
リリーフバルブが早くに開く
↓
回転数上がって供給もっと量増える
↓
リリーフバルブの流量に限界がくる
↓
行き場なくなるとオイルラインにさらにオイルが集中
↓
油圧の異常上昇
↓
クランクの勘合部に負担
↓
オイルポンプブロー
下に行くほど可能性は減りますが上記みたいな図式が成り立つと思います。
別に必要もなくオイルポンプ強化(155%くらい?)を入れられる方もちらほら見かけますが・・・・
何かを強化すればそのしわ寄せが必ず別の場所にくるの典型的な図式だと思います。
冷却を強化すれば熱効率が下がる⇒燃費やエンジンの寿命に影響
クラッチを強化⇒ブラケットやワイヤー、エンジンのスラストメタル、ミッションギアなど
話がそれました。
圧力はしっかり見ないと高すぎも低すぎもよくないです。
人間の血圧と一緒です。
安静時(アイドリング)は多少低くても大丈夫。
でもフルでの運動時(全開走行)は結構上がらないと人間ならスタミナがエンジンならオイルの5要素が不足してトラブルの元になりますよね。
というわけで。
写真みてもらってわかるようにオイルクーラーの大半が隠れてます。

チラリズムくらいでこの冷却能力。
R32のエアダクトみたいなの付けたらもっと冷えるでしょうね~
冬は塞いで。
今年から冬の間ワークスには冬眠していただきます。
雪ウサギ的なノリでラパンが冬の車になりますよ~
車高低いからラッセルになりたくないですし、塩カル(塩カルビじゃねーよ)の餌食になりたくないので。
ウサギは腹下に塗装しますけど確実に被弾すると思ってますし、雪国だと車は消耗品になっちゃいそうです><;
両方ともあと何年付き合えるかな?
じゃまた。
次は修理のブログかな?
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Posted at
2018/09/11 23:04:26