2011年01月25日

< 三菱自動車 プレスリリース 以下抜粋 >
日本初!
「 電気自動車用 リチウムイオン電池
2次利用事業開発 の ため の 実証試験 」 を
京都市内 の ローソン で 開始
株式会社 GSユアサ
( 社長 : 依田 誠 本社 : 京都市 南区 以下 GSユアサ )
三菱商事株式会社
( 社長 : 小林 健 本社 : 東京都 千代田区 以下 三菱商事 )
三菱自動車工業株式会社
( 社長 : 益子 修 本社 : 東京都港区 以下 三菱自動車 )
株式会社 リチウムエナジー ジャパン
( 社長 : 小野 勝行 本社 : 京都市 南区 以下 LEJ社 ) の 4社 は
三菱自動車 の 新世代電気自動車 i-MiEV ( アイ ・ ミーブ ) に
搭載 して 使用 した リチウムイオン電池 2次利用事業 の
イニシャル ・ モデルケース と して 日本 で 初めて
2011年 1月26日 より 京都市 南区 に ある
コンビニエンスストア 「 ローソン 吉祥院里南店 」
( 京都市 南区 吉祥院 中河原 里南 7 ) で
「 電気自動車用 リチウムイオン電池 2次利用事業開発 の ため の 実証試験 」 を
開始 いたします。
4社 は 1年 を めどに 実証試験 の 成果 を 精査 し
リチウムイオン電池 の リユース品 活用 に よる エネルギーコスト の 低減 と
電池資源 の 有効利用 を 通じた 環境負荷低減 の 効果 を モニタリング して まいります。
1. 実証試験 の 概要
実証試験 では GSユアサ が 開発 した 「 PV-EV システム 」
( PV は 英語 の Photovoltaic の 略 で 太陽光発電 を 意味 します ) を 活用 します。
この システム は 太陽電池 ・ 三菱自動車製 i-MiEV 搭載 の
LEJ社製 リチウムイオン電池 「 LEV50 」
GSユアサ製 の EV用 急速充電器 「 EVC-20KD 」 で 構成 されています。
太陽電池 で 得られた 電力 を リチウムイオン電池 に 貯蔵 し
その 電力 を 用いて EV に 急速充電 する と いうもので
受配電設備 の 追加投資 や 電力契約 を 変更 する こと なく 設置 できる こと が
最大 の 特長 です。
自然エネルギー で 発電 した 電力 を EV に 充電 し 走行 する ことで
発電 から EV 走行 に 至るまでの 二酸化炭素 ( CO2 ) 排出量 ゼロ を 実現 できます。
今回 実際 に 走行 していた i-MiEV から 信頼性 と 耐久性 に 優れ
出力密度 が 高い 「 LEV50 」 を 取り外し
電力貯蔵用 の リチウムイオン電池 と して 活用 する こと で
EV用 電池 の 他用途展開時 の 技術検証 を 行なう 予定 です。
また 4社 は 太陽光 など の 自然エネルギー貯蔵 や 産業用機器 の 電源 など
幅広い 用途 で 「 LEV50 」 の 2次利用 用途 を 開拓 していく 方針 です。
2. 実証試験場所 の 選定 に ついて
災害時 も 含めて 多く の 方々 に ご利用 いただける 場所 と して
地域密着型 の コンビニエンスストア が 実証試験 に 最適 な 場所 で ある と
判断 いたしました。
三菱商事 の 関連会社 で あり また 積極的 に EV の 導入 を 進めている
株式会社 ローソン の 協力 の もと
ローソン 吉祥院里南店 に 「 PV-EV システム 」 を 設置 し
実証試験 を 行ないます。
また 同店 は GSユアサ 本社 にも 近いため 実証試験 の データ が 取りやすく
設置機器 の 改良 ・ 改善 が 容易 です。
3. 設置機器 の 概要 と 設置メリット
機器 は 店舗 の 南側 に GSユアサ の
EV用 急速充電器 「 EVC-20KD 」 1台
LEJ社製 「 LEV50 」 の リユース品 ( i-MiEV 1台 搭載分 ) と
GSユアサ製 の パワーコンディショナー を 内蔵 した 蓄電池盤
屋根 に 設置 された 太陽電池 で 構成 されています。
太陽電池 に よる CO2 排出量 ゼロ の 電力 で EV の 充電 が できる ほか
災害時 も 太陽電池 で 得られた 電力 で 必要最低限 の 充電 が できます。
また 系統 が 停電中 で あっても 非常用 コンセント から 電力 を 供給 する こと が 可能 な
システム構成 と なっています。
余剰電力 は 店舗内 の 照明 など の 電力 に 使用 します。
また 充電中 の 待ち時間 には EV用 急速充電器 の 大型 液晶カラーパネル を 使って
さまざまな 情報 の 提供 や 音楽 ・ 動画 など の 配信 も 検討 しております。
4. 今回 の 実証試験 で 確認 する こと と 目標
実証試験 では
( 1 ) システム全体 の 実用性
( 2 ) リチウムイオン電池 の リユース品 の 技術的検証
( 3 ) 太陽電池 で 発電 した 電力 の EV への 充電効率
( 4 ) コンビニエンスストア 設置時 に おける 充電中 の 待ち時間 に 対する 利便性
など を 確認 し ドライバー の 皆様 が 安心 して EV に お乗り いただける
社会インフラ の 構築 を 目指して まいります。
【 今回 の 実証試験 に 使う 「 PV-EV システム 」 の 特長 】
1. 太陽電池 にて 発電 した 電力 で EV へ 急速充電 し
余剰電力 は 店舗内 の 照明 など に お使い いただける。
電池内 の 電力 が 不足 している 場合 は 電力系統 から の 電力 で
EV を 充電 できる。
2. 太陽電池 で 得られた 電力 を 貯蔵 する リチウムイオン電池 は リユース品 を 使用。
リユース品 を 使用 する ことで 電池資源 の 有効利用 を 促進 する と ともに
システム の コスト低減 を 図る。
3. 太陽電池 での 発電 から 蓄電 ・ EV への 充電 まで 直流電力 を 使用 する ため
電力 の 利用効率 を 向上 できる。
4. 太陽電池 で 発電 した 電力 を リチウムイオン電池 に 貯蔵 し
EV へ 充電 するので 電力系統 への 負担 を 軽減 でき
追加 の 受配電設備投資 も 不要 と なる。
【 写 真 】
ローソン吉祥院里南店 に 導入 された 「 PV-EV システム 」


Posted at 2011/01/25 10:57:58 | |
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