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ギャランの純正リアスポイラーは、仕向け地によって様々な種類がありますが、分かりやすいようにモデルをシルバーのギャランで統一して並べてみました。

一番ポピュラーな日本仕様純正は左上のモノなんですが、モデルのギャランは、英国仕様の ラリーアート ギャラン ＶＲ－４ です。

その下のドイツ仕様 ギャラン ＡＶＡＮＣＥ のモノは、ハイトが低い欧州三菱純正オプション仕様のリアスポイラーです。

日本仕様純正と比べると、ハイトの低さが際立っています。

右上のモノは、台湾仕様純正のリアスポイラーです。一見、日本仕様のモノとさほど変わらないように見えますが、微妙に形状が異なっています。

右下のモノは、日本仕様のリアスポレス車用純正オプションと同じリアスポイラーです。

日本では、あまり見かける事の少ないレアな純正リアスポイラーです。

画像は、欧州仕様ギャランなので、欧州でも日本仕様と同じモノが純正オプションで用意されていたようです。

余談ですが、台湾のライセンスプレートは形状が日本のモノに近いのに、台湾仕様ギャランは、なぜかリアライセンスプレートガーニッシュ部分が、欧州仕様と共通の横長仕様になっています・・・・

ニセモノエアロの宝庫？台湾の ギャラン ニセモノ スーパーＶＲ－４ もどきです。

よく見てみないと、リアスポイラー以外は一見、スーパーＶＲ－４のようですが、これはスーパーＶＲ－４純正エアロを忠実にコピーした、明らかなニセモノです。

台湾では、ギャランは人気車種でもあるので、このようなドレスアップパーツが豊富にあるようです。

ちなみに台湾仕様ギャランには、４ＷＤモデルは存在していません・・・・

日本では、ギャランはミドルセダンとして類別されていますが、欧州仕様ではそれが仕向け地によって一段と高級なモノとなって呼ばれています。

日本でサルーンと言えば、クラウンクラスの高級セダンに用いられていますし、リムジンと言えばホイールベースをストレッチした、超豪華な高級車に用いられますが、特別高級車でもないようなギャランが 英国では、ギャラン ・ サルーン、ドイツでは、さらに豪華に？なってギャラン ・ リムジンと呼ばれています。また、その他にもギャラン ・ コンフォートと呼ばれている国もあるようです。

それぞれ、どれもセダンと同じ意味合いのようです。

ドイツ仕様ギャランのインパネですが、よく見ると日本仕様には見られないモノがいくつか見受けられます。

まず、リモコンドアミラースイッチの右となり・・・・これは法規上？、欧州仕様には欠かせないリアフォグランプのスイッチがフロントのフォグランプスイッチとツインになっています。欧州仕様ギャランのテールランプには、リアフォグランプが内蔵されていました。

次が、ちょうどそれのすぐ下にあるダイヤル状のモノ・・・・これは、ヘッドライトの光軸を調整するためのダイヤルです。

そして３つ目・・・・ステアリングのホーンパッド右側にニョキッとはえているモノ・・・・これは、アウトバーンでの高速走行にはピッタリなモノと思われる、クルーズコントロールのスイッチです。

海外仕様は、エクステリア以外に、インテリアにもいろいろ微妙な違いがあってとても興味深いです・・・・

英国仕様のギャランＡＶＡＮＣＥ・・・・

カッコいいアングルで撮れていながら、なぜか車高がとんでもなく高くて、タイヤとフェンダーとの隙間が、かなり大き過ぎます。

こんな車高では、せっかくのギャランのカッコよさが台無しです・・・・

やっぱりカッコよく見せるには、ローダウンは最低限必要ですね・・・・