2010年07月29日
＜ 読売新聞 関連記事 以下抜粋 ＞
「 １台でも ・・・・ 」 南の島 奔走
益子 修 （ ますこ おさむ ） ６１歳 三菱自動車 社長
【 ２０１０年７月２９日 ： 読売新聞 】
＜ 三菱商事 に 入社 し 自動車車両部 に 配属 された。
１９７５年 初 の 海外赴任 と なる 韓国行き を 命じられた。 ＞
ちょうど 韓国 で 大型トラック の 輸入 が 解禁 された 時 で
韓国 の 建設会社 が 中東 で 仕事 を 受注 した こと を 知り
三菱自動車 の トラック を 何千台 も 販売 し 三菱自動車 から 表彰 されました。
ただ 赴任 の 前年 に 朴 正煕 大統領 の 妻 が 射殺 される 事件 が あり
現地 は 緊迫 した 雰囲気 でした。
日本 への 電話 は つながらず 母親 との 手紙 の やり取り さえ
当局 に 開封 されて 検閲 されたほど。
当初 は 韓国語 も 分からず 日本語 で 「 お手 」 と 声 を かけた 飼い犬 に まで
そっぽ を 向かれた 時 は 悔しかったです。
＜ 次 の 海外赴任先 は １９９７年 好景気 に 沸く インドネシア。
三菱自動車 の 総販売代理店 の 実質的 な トップ と して 現地入り した ＞
最初 の ２ヶ月間 は なぜ こんなに 乗用車 が 売れるのか と 思うほど 好調 でした。
ところが アジア通貨危機 で 状況 が 一変 しました。
経済混乱 で 暴動 が 起こり スハルト大統領 は 辞任 に 追い込まれました。
事務所 から ジャカルタ市内 を 見渡すと あちこちで 火の手 が 上がり
避難先 の ホテル では 銃撃 されるかも しれないので
窓際 に 立つ こと も できませんでした。
事態 が 収束 しても 苦労 は 終わらなかった。
好景気時 の 販売台数 は 毎月 ８，０００台 だったのに
売れ行き が ぴたり と 止まった。
日本 の 三菱商事 や 三菱自動車 に 事情 を 説明 しても
発注 の キャンセル を 認めてくれません。
暴動後 の 販売ペース で 計算 すると 在庫 は １００年分 まで 積み上がってしまいました。
それからは ソロモン ・ トンガ ・ ニューカレドニア ・・・・ と
１台 でも 売れるなら どこにでも 行きました。
現地スタッフ の ４割 を 解雇 する 大リストラ も した。
辞めてもらった 人 に 謝罪 した 時 に
「 俺たち は 田舎 に 帰れば 生きていける。 あなた こそ 頑張れ 」 と
逆に 励まされたこと は 忘れられません。
経営再建 へ 転籍
＜ 自動車事業本部長 だった ２００４年 ６月 「 リコール隠し 」 で 経営危機 に 陥った
三菱自動車 の 再建 を 託され 転籍 した ＞
社長経験者 はじめ 元幹部ら が 逮捕 され
独 ダイムラー には ２００４年 ４月 に 突然 資本 ・ 業務提携 の 打ち切り を
ホームページ で 発表 されました。
当時 は 会社 を まともに 経営 できない 状況 でした。
翌年 の 正月休み明け には 資金繰り の メド が 立たなくなり
「 会社 が つぶれる 」 と 背筋 の 凍る 思い を しました。
東証１部 の 上場企業 なんて 肩書 は 何 の 意味 も ないんだと がくぜん と しました。
どうにか 資金繰り が つながった 同じ 月 の 社長就任 記者会見 で
９ヶ月 以上 先 に 発売 する 予定 の 新車 ２台 を 会場 に 並べました。
新車発表 は 買い控え を 招きやすいので 異例 の こと ですが
「 三菱自動車 は しっかり クルマ を 作る 」 と アピール しなければ
顧客 の 信頼 を 得られない と 決断 しました。
２００５年 １０月 に ＳＵＶ （ スポーツ用 多目的車 ） の 「 アウトランダー 」
２００６年 １月 に 軽自動車 「 アイ 」 を 発売 できた 時 は
「 これで やっていけるかも しれない 」 と ほっとしました。
アイ は 電気自動車 「 アイ ・ ミーブ 」 の 原型 と なり
三菱自動車 を 代表 する クルマ に なりました。
苦労 を 嫌だな と 思ったこと は ありません。
リーマン ・ ショック後 の 会社 を とりまく 環境 は 厳しい。
でも 苦しかった 時 の こと を 忘れず 今後 も 全力投球 を 続けます。
（ 聞き手 一言 剛之 ）
（ 略 歴 ）
１９４９年 東京都 生まれ。
１９７２年 早大政経卒 三菱商事 入社。
韓国 （ １９７５ ～ １９７８年 ） ・ インドネシア （ １９９７ ～ ２００２年 ） での 勤務 を 経て
２００４年 に 三菱自動車 常務 に 転じ ２００５年 から 社長。
趣味 は ラグビー観戦。
休日 に 販売店 を ひそかに 訪問 する こと も ある。
（ こんな会社 ）
１９７０年 ４月 三菱重工業 から 独立 する 形 で 設立。
ＳＵＶ 「 パジェロ 」 ・ スポーツ車 「 ランサー エボリューション 」
小型車 「 コルト 」 など を 生産 している。
４月 に 世界初 の 量産電気自動車 「 アイ ・ ミーブ 」 の 一般販売 を 始めた。
グループ会社 を 含めた 従業員数は ３万 １，００３人 （ ３月末 現在 ）。
この 記事 の ソース は こちら
Posted at 2010/07/29 21:11:23 | |
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三菱自動車 関連情報 | 日記
2010年07月28日
ドイツ三菱 （ ミツビシ ・ モーターズ ・ ドイッチェランド ） は ２７日
ドイツ の 電力会社 ＥＮＴＥＧＡ社 に ミツビシ ｉ－ＭｉＥＶ を 納車 しました。
今後 ドイツ ＥＮＴＥＧＡ社 では 納車 された ミツビシ ｉ－ＭｉＥＶ で
総合的 な 電気自動車 の 実用性 を 確認 していく 方針 です。
また ドイツ ＥＮＴＥＧＡ社 は 電気自動車 ミツビシ ｉ－ＭｉＥＶ は
ＣＯ２ 削減 に 対する 効率的 で 革新的 な 解決策 の ひとつ に なる と しています。
今回 納車 された ミツビシ ｉ－ＭｉＥＶ は 右ハンドル仕様 ですが
ドイツ ・ 欧州向け 左ハンドル仕様 の
ミツビシ ｉ－ＭｉＥＶ は 今後 ２０１０年度末 より 導入 される 予定。
【 Ｍｉｔｓｕｂｉｓｈｉ Ｍｏｔｏｒｓ Ｄｅｕｔｓｃｈｌａｎｄ ： Ｐｒｅｓｓ Ｒｅｌｅａｓｅ 】
Mitsubishi übergibt Elektro-Serienfahrzeug an ENTEGA
・ Testfahrten mit dem neuen i-MiEV bei ENTEGA ab sofort möglich
・ Umweltfreundliche Mobilität mit Ökostrom
Hattersheim, 27. Juli 2010 – Das Energieunternehmen ENTEGA hat von Mitsubishi Motors Deutschland ein rechts gelenktes Elektro-Serienfahrzeug des Autobauers in Empfang genommen. Als einer der ersten großen Automobilhersteller der Welt bringt Mitsubishi Motors somit ein in Großserie produziertes Elektrofahrzeug auf den deutschen Markt. Der Mitsubishi i-MiEV (Mitsubishi innovative Electric Vehicle) wird ab Ende 2010 als Linkslenker-Version in Deutschland vertrieben.
Der knapp 3,40 Meter lange Viersitzer ist der Wegbereiter für die ehrgeizigen Umweltziele des traditionsreichen japanischen Herstellers. „Mit dem i-MiEV zeigen wir das Ergebnis einer über 40 Jahre lang währenden Forschung und Entwicklung auf dem Gebiet der Elektroautos. Gleichzeitig demonstrieren wir die Alltagstauglichkeit, die Variabilität und den hohen Nutzwert eines modernen Automobils, das völlig emissionsfrei und vor allem auch kostengünstig einen wertvollen Beitrag zum Klimaschutz leistet. Bis zum Jahr 2020 wollen wir 20 Prozent unserer Produktion mit Elektroantrieb ausrüsten.“, sagte der Geschäftsführer von Mitsubishi Motors Deutschland, Martin van Vugt bei der Übergabe das Fahrzeuges in Darmstadt vor dem ENTEGA-Point.
„Wir bieten unseren Kunden als führender Ökostromanbieter in Deutschland nicht nur regenerativ erzeugte Energie an, sondern insgesamt nachhaltige Lösungen. Die Tatsache, dass ENTEGA-Kunden und Interessenten das Elektrofahrzeug i-MiEV exklusiv bei uns Probe fahren können, unterstreicht dies deutlich“, so ein sichtlich zufriedener ENTEGA-Geschäftsführer Karl-Heinz Koch vor Ort.
Die Emissionen eines solchen Elektrofahrzeugs sind abhängig vom Bezug des Ladestroms, da im Fahrbetrieb selbst keine Emissionen verursacht werden. Legt man den deutschen Kraftwerksmix zugrunde liegt der CO2-Ausstoß zwar besser als der eines Ottomotor-betriebenen Kleinwagens. „Durch das Betanken mit Ökostrom verringert sich der CO2-Ausstoß auf ein Minimum. Dies bedeutet CO2-neutrale Mobilität durch den Mitsubishi i-MiEV in Verbindung mit Ökostrom von ENTEGA“, so Karl-Heinz Koch weiter.
Kostengünstig ist die Strombetankung außerdem. Für 100 Kilometer müssen lediglich drei bis vier Euro veranschlagt werden, was im Vergleich zwei Litern Benzin entspricht. Der 1.100 Kilogramm leichte i-MiEV hat eine Höchst-geschwindigkeit von 130 km/h und ist mit einer Motorleistung von 45 kW / 64 PS ausgestattet. Eine Ladung der Lithium-Ionen Akkus garantiert eine Reichweite von 144 Kilometern, gemessen im EU-Zyklus. Die Strombetankung gelingt im i-MiEV mittels zweier Systeme. Entweder an einer haushaltsüblichen 230-Volt-Steckdose innerhalb von rund sieben Stunden oder mittels Starkstrom an einer Schnellladestation, bei der bereits nach zirka 30 Minuten die Akkus wieder zu 80 Prozent gefüllt sind.
Posted at 2010/07/28 00:07:03 | |
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