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松本シネマ第2号の「神様のカルテ」を観てきました。

松本LOVEなので、ってわけじゃないですが、ちゃんと第1段の「岳」も観てますよ。

医療をテーマにした、心温まるヒューマンドラマ、俳優も今人気の人たち、興行成績もよいようですね。
今日も朝一の回を観に行ったけど、満席に近かったし・・・

映画の内容は…、普通によかったです。涙は出なかったけど…



原作者が研修医で働いた救急病院での出来事をもとに小説を書いたようです。
この救急病院でomingも働いてます。原作者とも一緒に働いてました。
医師をしながら、小説を書くなんてたいした才能だ、omingと同世代なのに…

小説なのでフィクションが交えられているので、勤務医が救急で激務で寝る時間もない、みたいに描かれています。
まあ、その方がドラマチックだけど、もっと労働環境もいいし、病院もきれい。
なので、小説では舞台の本庄病院はあまりいい病院に描かれておらず、うちの幹部にはすこぶる評判が悪い。
松本でロケをすることになって、それでもきちんとロケ地で協力している（映画の中の近代的な大学病院のERで出てくる）あたりがおかしいんだけど。
知り合いがたくさんエキストラで出ていたし。
原作者の人となりも、それなりに知っているので、なんとなく小説を読む気にならずここまでけど…
読んだ人が言うには、映画は小説ほど悪く描かれていないよ…って、なんじゃそりゃ。
2時間にいろいろ詰め込むにはディテールを描ききれないので、なんとなく中途半端に感じたのはそのせいか・・・
奥さんが読んで、本は手元にあるので読んでみようか・・・

妻曰わく、「眠くなっちゃうからいいや」。
　そんなこと言わないで、前売り買ったんだからさ。

NHKスペシャルみたいな感じでした。

が、この前見た映画の100倍以上面白かった。

好きな人にはたまらない、そうではない人にはちょっと退屈かも。僕は前者、エキサイティングでした。


松本幸四郎、松たか子親子のナレーションが意外に良かったです。

満足できた90分（ちょっと短いかな）。

久々に、観に行くんじゃなかったと後悔した作品。

巨匠のオナニー作品だわ、こりゃ。

クリスチャンの精神世界が延々と。

きちんと下調べをしてから観に行くんだと後悔した2時間20分。

久しぶりに、面白い邦画を観てきた。


長野県の南の方、つまりうちの実家のあたりから、さらに山奥に入ったところに大鹿村がある。
交通の便があまりに悪いので、高校に進学するとき、ここらの学生は高校のそばで下宿しなくてはならない。
上村、大鹿村、南信濃村などの南信の村々は、あまりに秘境すぎて独自の文化が発展したようで、それぞれ特徴的なお祭りが有名なんだ。
で、大鹿村には大鹿歌舞伎と呼ばれる、民俗芸能がある。
高校の時の友人が、小中学校の授業に歌舞伎があるとか言ってた。
村人自らが演じて、客になって、運営している。歌舞伎中心に村が回っているみたい。
だからその存在は知っていたし、いつか見に行きたいと思っていたが、あまりに山奥なのでこれまでその機会がなかった。

で、この映画。
ずっと観に行きたかったんだけど、タイミングが合わず、やっとメンズデーに観に行けた。
亡くなってしまった原田芳雄が発案したらしいんだけど、彼の遺作になっちゃったな。
キャストの面々がすごい人たちが出てるけど、何でもないような演技がとっても良かった。

コクリコ坂からを観てきた。
息子の作品だけど、ゲド戦記の意味不明具合に比べたら、何とも素敵な作品で楽しめた。

見に行ったのは、松本の隣村にあるショッピングモール内のシネコン。
あと近所で映画を観られるのは、松本市郊外の国道沿いにあるシネコンだけ。
つまり松本市には1つしか映画館がないということになる。


十数年前、僕は長野県の南の方から松本にやってきた。
1時間に1本しか電車の通らない田舎（高校の校歌に♪都の塵も通ひ来ぬ♪とある）からやってきた学生にとって、松本もそこそこの都会に映った。
特急が通っていて、通う大学があって、パルコがあって、そして映画館がたくさんあった。
たくさんの映画が見られることがうれしくて仕方なかった。

大学生になったころに松本市街地にあった映画館で思い出せるだけでも・・・

・ピカデリー　：早々に廃業、なんか観に行ったけど覚えていないw、今はホールとして市民劇団などが自主公演とかしている

・メトロシアター　：駅に一番く、ビルの地下にあった、「リング・らせん」を観に行った、今はフィリピンパブかなんかになっている

・東宝セントラル　：東宝の直営？でスクリーンが結構大きかった、タイタニックとか、もののけ姫とか観に行った、今は高齢者用のケア付きマンションになっている

・中劇　：　縄手通りにあった、最終公演にラストサムライを観にいった、味のある映画館だった、今はマンションが建っている

・中劇シネサロン　：中劇の2階にあった40席ぐらいの小さなスクリーン、「客間で映画を」とか書いてあった、はじめてい入った時はその小ささにとても衝撃を受けた

・上土シネマ　：東映まんが祭りとかやってて夏休みにピカチュウやっているイメージ、僕も夏に劇場版エヴァンゲリオンを観に行ったw、今は何になっているのだろう？

・テアトル銀映　：お城のそばにあった映画館、2つスクリーンがあったかな？ガイアシンフォニーとか観に行った、おととしぐらいまでやってたけどいつも空いてた、今は何になっているんだ？

・エンギザ　：5つぐらいスクリーンがあったシネコンの走りみたいな映画館だった、きれいに改装してホントのシネコンのようになったけど去年突然閉館した、街の中にあって便利だったのに残念

2003年の映画案内のページを見つけたけど、この１０年ぐらいで、全部つぶれちゃったんだ。

シネコンは快適で、駐車場もあるので便利極まりないのだけど、ちょっとさみしい感じがするなぁ。
今の高校生とかは映画観てデートとかしないんだろうな・・・

なんとなく、思い出したから書いてみただけ。