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シュワルツェネッガー主演のクソ映画、失礼、サイテー映画。

ハリウッドの全国公開もの、それも大物キャストで、これほどひどい脚本はひさびさ。
いや、ホントにひどかった。

クソエイガキネンカキコ。






冒頭のシーン、女性が拷問を受けて助けを求めている映像を見ながら酒を飲む主人公。
ー何これ。趣味悪い。

シュワルツェネッガー演じる主人公は麻薬潜入操作特殊部隊のリーダー。
部隊は敵のアジトを制圧して、金を奪う…
ーあれ？悪党？

で、奪ったはずの1000万ドルを取りにいったら、ない。
そしてメンバーが一人ひとりと殺されて行く。
殺し方が残虐で猟奇的。
主人公は地元の女性警官と協力して犯人探し。
ーこの辺りサスペンス要素があって、ちょっとはおもしろかった。

麻薬組織の仕業に見せかけて実は仲間割れ。
殺した犯人が金を奪ったわけじゃなくて、「お前が奪ったんだろー！」って幼稚な理由。
潜入捜査で、半ばヤク中だからしょうがないのか？
最後は主人公とのカーアクションでの撃ち合いに。
で、特殊部隊メンバーは主人公だけに。
めでたしめでたし、とはならずに、姿を消す主人公。
ーもうこの辺りで、ストーリーにぐったりしている。

そしてまた、冒頭のシーンへ。
大金を積んで、妻を殺した犯人の居場所を調べて、メキシコへ復讐に向かう。
その姿、超ハードボイルド。殺害の後、葉巻吸っちゃったりして。
ーいやいや、そこカッコつけるとこじゃないから。
ーさっさと金を奪って、メキシコに向かっていれば誰も死ななかったんじゃ…

冒頭と最後で話が完結。
中身、全くなし。
57点。金がかかって、無駄に作り込んであるあたりはなかなか。