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水田信生監督作品。
水田作品らしく、コミカルでテンポの良い作品。

倍賞美津子演じる73歳のおばあちゃんが、なぜか若返り20の娘(多部未華子)になっちゃって、孫息子とともにバンドデビューしちゃうかも、ってお話。
笑いあり、涙ありの展開。
設定に無理があるのはしょうがないけど、コメディーだしその辺りには目をつむってみれば、エンターテインメントとしてかなり楽しめる。
大して期待してなかったので、かなりの満足感。
85点。多部ちゃん歌うまかったな、多部ちゃんファン必見！

リーマン・ショックの際に、いち早くサブプライムローンの問題を見抜き、逆張りを仕掛けた男たちの話。
実話ベースで、去年のアカデミー賞では脚色賞を受賞している。

投資のことがわかっている方がかなり楽しめる。
原題はThe Big Short。
日本語でマネー・ショートって書くとなんとなく資金繰りが厳しそうな感じになっちゃうけど、ここでいうShortは空売りの事ね。
投資の対象が値下がりしたら儲かる仕組み。
世はバルブな好景気、誰も不況なんて信じられない。
投資先が値上がりしたら青天井で損が膨らむ。
そういうヒリヒリした世界を、時にコミカルに、テンポよく描いたね。

ポスターの男たちが協力してチャレンジするのかと思ってたけど、それぞれ別々に知恵を絞って市場に挑む。
面白かったわ。
スティーブ・カレルの演技が良かったな。
86点。空売りは怖くてできん。

「本当に美味しいコーヒー」はどこからくるのだろうか？
コーヒーがより身近に、より愛おしく思えるドキュメンタリー。

コーヒー好きにはたまらない、コーヒーに関わる人たちを描いたドキュメンタリー。
85点。キチンと美味しいコーヒー飲みたくなることうけあい。

コーヒーをつくる人が百人いれば、百通りのこだわりがあり、
飲む人が百人いれば、百通りの好みがあります。
大坊勝次 大坊珈琲店(2013年閉店)オーナー

前年アジアチャンピオンの広州恒大をホームに迎えた第4戦。
前節のアウェイでは2点先制されてから、なんとか追いついた。
浦和はここまでグループ3位。
グループH
・シドニーFC 勝ち点6
・浦項スティーラーズ 勝ち点4
・浦和レッドダイヤモンズ 勝ち点4
・広州恒大 勝ち点2
残り3試合、負けるとグループリーグ勝ち抜けが厳しくなる大一番。
みんなそういうことがわかっているから、ミッドウィークのナイトゲームだけど結構の人の入り。

広州のスタメン。
コロンビア代表のジャクソン・マルチネス、元ブラジル代表のリカルド・グラルとパウリーニョ、残りの中国人選手も多くが中国代表。

広州の応援団は3000人ぐらいは来てたかな。

広州の攻撃はやはり気を抜けなかった。一瞬で結構なピンチになってしまうのはJリーグでは見られないレベルだった。
ただ、前半は前からのプレスはあまりきつくなかったので、落ち着いてボールキープできた。
浦和のディフェンスラインが集中してて非常に良かった。
槙野、阿部、森脇、遠藤で囲んでジャクソン・マルチネスとリカルド・グラルに仕事させなかった。
0-0で折り返した後半立ち上がり、いきなりガツガツ来た広州の攻撃が最大の脅威だった。
ここから結構オープンな展開になったので、浦和もかなりチャンスを作れて来た。
52分、前半からチャンスメイクできていた関根のクロスを、宇賀神がシュート気味に折り返して、ゴール前の武藤がヘッドでコースを変えて先制！

向こう側サイドだったので、正直よく見えなかったけどね。

守りきるには長すぎる時間だったけど、李、興梠と攻撃のカードを切ったミシャ采配が良かった。
前掛かり気味になる広州は真ん中がぽっかり空いてしまい、しぶといディフェンスで奪ったボールをカウンターでシュートまで持っていけるようになった。
李も興梠もビックチャンスがそれぞれ何度かあったけど決められず。あそこで決めてくれれば楽だったのに。
残りの10分ぐらいは「赤き血のイレブン」を延々と、リードしたまま残り時間が短くなるようにって、大きな声で歌った。
そして、長いホイッスル、歓喜の瞬間。
スタジアム全体でのWe are REDS!コール。タマラン。

MVPは浦和の9番、武藤雄樹！

別会場の結果も踏まえてこうなった。
グループH
・シドニーFC 勝ち点9
・浦和レッドダイヤモンズ 勝ち点7
・浦項スティーラーズ 勝ち点4
・広州恒大 勝ち点2
まだ決勝トーナメント進出が決まったわけではないけど、大きな前進！


We are REDS!!

小池真理子の半自叙伝である同名小説が原作。

1969年、全共闘学生運動で揺れる仙台の女子高生響子が主人公。
クラシック音楽の流れる喫茶店「無伴奏」で、渉、祐之介、エマと出逢う。
少女から大人の女になっていく、揺れ動く心模様を描いたアンニュイな切ないラブストーリー。

衝撃的なストーリーだったな、原作は素晴らしいんだと思う。
映画はいささかあざとい作りだったけど、丁寧に作ってあるいい映画だった。
83点。成海璃子はそろそろ殻を破って次のステージに進んで欲しい。