イキナリ来たね。

ウチの親父が、ハイゼットがおかしいと言うので点検してみました。



吉野川市からの帰りでブレーキが戻らなくなったとのこと。


んで、ちょっと乗ってみたんですが、あまり症状らしきモノがでない。

んでグッと踏み込んでみますと、左フロントに違和感。

バックすると解除されるので、まぁキャリパーだなぁと。

急遽ファクトリーに持ち込みです。


ま、ファクトリーまでブレーキしなきゃ良いだけなんでなんとか行けます。

問題なのはブレーキが効かないのではなく、ブレーキが戻らない事なので。



んで早速分解していきます。

まぁ答えは簡単。

左フロントキャリパーのピストンが錆びで固着したりしなかったりしてるだけ。

シールキットを使ってオーバーホールするのも良いですが、ブーツ類に穴などが見受けられないため、分解洗浄して組み直す方向で。


ピストンは丁寧に磨いてみますと、アバタもなく、少し焼け色がついている程度。まったく問題ないですね。

キャリパーブロック側はホーニングしようかと思いましたが、殆どの工具をジーノさんに載せたままだったのでシコシコとハンドツールだけで錆び落としし、グリスアップしておきます。

丁寧に洗ったOリングやブーツにもグリスアップし、再組み立て。

ハイゼットさんはかつてオーバーホールしてる筈なんですが、多分それから10万キロは走ってる気がするので…。

29万キロ、まだまだ頑張ってもらいます(笑)。


んでまぁ、片側だけやるのもアレなんで、点検がてら右側も分解。

コチラは症状も出てなく、ピストンに若干の錆びが付着してる程度。

そう、左右ともピストンの錆びは貰い錆びと言うヤツでして、ピストンそのものが錆びてる訳ではないって事。

そうじゃなきゃピストン交換も視野に入れるようになりますが、そこまで行くならキャリパーごと交換の方が手っ取り早くなります(汗)。

んでエア抜きして終了。

なんとか部品無しで復帰できてよかったですわ…。



風呂入って寝まーす。






ｵｼﾏｲ