コウ@DayTRICKのブログ一覧

さて土曜日夕方。

サラッと風呂入ってファクトリーへ。

段取りの確認しつつ、TAKA11が飯に誘ってくれてたんで、そんなハナシしてたら川染さんも今日は飯が無いってんで三人で連れだって出ぱ…。


タッキーさん来たんでそのまま四人で某所へ出発～(笑)


んで、帰ってきたらだいたい23時半くらい？。

雨に降られて…。


先に中に入れてリフトにかけときゃよかったなと思いつつ…。




さて今回は某緑L700です(笑)。


５速に入らない、入ってもすぐシフトが抜けるってんで…。



シンクロリング割れてたり、スプリングが飛んでシンクロがバラけてるのかな？とか。
ミッション割って内部かな？とかってハナシでしたが、

試走したり、音の感じでは５速おかしくね？って事になり、５速が入ってるトコだけ開けてみようって事に…。




簡単に言いますがL700って、エンジン下ろさないとミッション触れないんですよね。

最低限、蓋を外すだけならまだしも、５速のギアを触るにはカシメてあるナットを起こしてインパクトで32mmを回さないと取れません。

つーわけでエンジンミッション降ろし作業です、


ま、勝手知ったるL700。

どうしてもエアーツールなどの音が出る道具が必要な部分以外の分解手前までで一時間程度で到達。

0時半なので就寝。


とは言え４時に目が覚めてしまったのでぼーっとしてましたが、
朝六時に牧場王がタイヤ交換に来たのでその様子をジーノさんの中からうかがう(笑)。

んでまぁこっちが寝てると思ったのか、そのまま牧場王は帰っちゃう。

朝七時になったのでエアーツール大丈夫かな？とサクサク外して…。


結局二時間程度で下ろせるようになったって事かな？。

早速ミッションを分解していきます。











やはりギアがバラけてるなぁ。


うーん黒い。

やっぱりこのミッション、私はバラしてないと思うのよな。
触ってたら内部は完全洗浄するので。





つーわけで、
５速ギアを外して、



洗浄。




まぁ抜いたミッションオイルも結構汚れてましたしね。



んでまぁ、バラけてしまっていた５速ギアは、走行の少ない別のギアと交換です。

勿論シンクロリング一式もセットで。



同時にですね、シフトリンケージフォークも磨耗の少ない物と交換します。



この部品が削れ過ぎると、
ギアが入りにくくなったりとかしますので。



んで、組み付けです。


固定ナットも確実にカシメて、手早く液体ガスケットを塗って蓋を付けていきます。



後は逆手順で車体とドッキングして水物入れて。ですよ。


なんとか昼に間に合ったわな。






んで、昼飯を食うべくその他の車に乗ろうとすると、流石に炎天下なのでクソ暑い。

暖気運転と称してクーラー全開(笑)。





んで、ふと、目の前のワゴンRが目に留まり…。



牧場ワゴンRなんですが、シフトリンケージ関連の不具合で入庫してました。


そういや昨夜、部品来てて、やっといてって言われた気がするな(汗)。



つーわけで次はワゴンRです。





不具合は、スズキ系ではよくあるシフトリンケージ途中のカラーが経年劣化で砕け、
そのせいでパーキングに入らなくなる症状。

上から見るとよく解りませんが、ガッタガタです。

構造は簡単。１番下がEリングでとまってるだけ。

ただ狭くてやりにくいのでラジエーター外して、扇をロールピン抜いてから作業するのが一般的らしいですが…。





オートマでラジエーター外すってのはATFも漏れちゃいますし…。


てなわけで手順をいくつかすっ飛ばして(笑)
直接Eリングを攻める事に(笑)。


先ずは今回の交換部品の紹介。






ぶっちゃけ、最低限カラーだけあれば良いようなものですが、やはり痛んでたりしますので。


んでこの部品達がこんな感じで組まれます。





つーわけで格闘じゃ！。





炎天下の中、あまりに暑くて買ったばかりの(買いました)空調服を装備して、頭も焼けるので帽子も装備。



狭すぎてなかなか現状のEリングが外せない(汗)。




何とか交換して、新しいEリングを…。





20回くらい落としたかな(汗)。


なんとかハメて、確実に入ったかどうか確認。

それができたらリンケージワイヤーの調整を行い、確実にシフト出来るか確認します。



大丈夫そう。って事でメシに。


うーん、40分近くも使ってしまった…。


いつものはゆかうどんさんで食事中、目の前でR31の2drGTSかな？が故障して積載車に載せられてたけど…。

何処のディーラーか知らんけど、そんなにウインチで引き絞ったらフレーム曲がるのぜ…。
R31のフレーム強度のショボさは走ってたヒトしかわからないだろうけど。
ブレーキングで三層ラジエーターとファンが接触するレベルだぞ？。キャビン剛性はあったけど、その前後は弱かった。

だから当時はサイドメンバーの補強フレームとか売ってたんだから(汗)。

因みに、AE86でもウインチでサイドメンバーを曲げちゃうヒトがいるので、車屋だからと安心していてはいけない。
大事な車なら、レッカーじゃないかぎり、作業中は見といた方がいいかもね。作業する側からすると見られてるとやりにくいけど。





さて、１人なのでサッと食事を済ませ、戻ったらワゴンRの試走。


ま、問題無いね。走行云々よりもシフトの問題だしな。




続いてL700の試走。


うーん。


やはり低走行のギアとフォークの恩恵か、何となくジーノさんよりしっとりギアが入る気が(笑)。

言うても５速なので、その他のギアよりもショックが少ないんですが。





そういや昔、シャレードの５速ギアを入れると燃費仕様になるとか書いてたブログがあったけど、

ダイハツのFF(および同じギアを使用した四駆)は５速ギアは共通ですから～。残念～。(懐かしいな 笑)
(因みに、厳密にはデトマソが共通、標準車1.3Lの070ギアは廃番になってます)


今回交換して使った５速ギアとフォークはエッセのヤツだしな。

つーわけで完成～。


んで各部の点検してたんですが、ホーンが鳴らない。




アレ？もしかしてスパイラルケーブルをブッチ切った？。

でもホーンボタン押すとリレーの作動音が…。



テスターで当たりまくったんですが、原因はホーン本体の故障(汗)。

私が作業した時に都合良く壊れんなよマヂでビビるから(汗)。

オーナーに聞くと、たまに片音になってたらしい。

つーわけで解体車両から純正ホーンをもいで移植(笑)。

鳴らないのは論外なので、しばらくはコレで我慢してもらおう。








てなわけで作業完了です。

いやぁ暑さにやられますね。


難易度低くても滅茶苦茶手間がかかる作業が連発でしたが、何とか完了。

疲労で打ち上げられた魚の如く萎びておりましたが、
晩飯どうすっかな…。







つーわけで(?)１人ですがバシッと鈍餃キメて来たのぜ。



おっと、オレに触れるとオマエを濡らす事になるぜ(食いすぎてるから吐く 爆)…。






そのあと、川染さんと情報共有して帰路に就きましたとサ。








ｵｼﾏｲ