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コウ@DayTRICKのブログ一覧

2022年09月19日 イイね!

日月ダイジェスト 20220918~19

さぁて、秋祭りの集会終了後、

とりあえずギリギリ土曜日のうちにファクトリーに到着~。

ターボエッセに取りかかります。



を?

右側のドライブシャフトのブーツが…。

グリスが飛び散りまくってます。

ブーツ交換の予定は無かったんで、スペアのドライブシャフトに交換する事にして、どんどん分解していきます。
ついでに言うとこの画像左側のマウント、切れてました(汗)。

今回もエンジン下ろすつもりはないのでミッションだけ取り外し。

L250以降のダイハツFFベース車はコレが出来るようになりました(ただしリフトやミッションジャッキは必須)。




んで、ドーン




本日はミッションに対して、オイルシール、ベアリング交換、LSDインストールを行います。





つーわけで分解し、洗浄準備。


結果的にギアはバラすので、シンクロナイザーリングの点検も行っていきます。
ま、正月に組んだミッションなので、そんなに汚れてもないとは思いますが、やはり耐久レースで使用しているので鉄粉は仕方無い。

それらも洗浄し、可能な限り元のミッションオイルは残さないようにしておきます。

ギアの隙間に鉄粉混じりのミッションオイルが残ってるとか、当たり前のハナシなので。

オープンデフ用のオイルが使えたダイハツのS-LSDですが、今回から機械式LSD化に伴い、LSD専用オイルとなります。


今回組み合わせるLSDはコチラ。


ま、ジーノさんで割りと良かったのでコレになったとかならんとか?(笑)。

OSさんに発注して作って貰っても良かったのですが…。ラインナップに無いって事は、何かしら理由があると思うので…。
スーパーロックとか良さそうに思うんだけどな。


コスト的にもちょっとリーズナブルなのでコチラに。
まぁただね、不満点もあるんですわ。


それがコレ。

ケースとめてるサラビスが絶妙に飛び出てる…。

このまま組むと必ずミッションのギア(カウンターの一番下のギア)に干渉するんですよ。

諸々組んだ後に気が付いたらまた分解なので…。


リングギア組み付け前に削ってしまいます。
ほんのちょっと出てるだけなのですが、ダイハツミッションはそれを許してくれません。

そりゃひと手間ふた手間かけて丁寧に組む職人なら気にしないかもしれないけど、やる仕事増やすんじゃねぇよ。って思う人も居る訳で…。

ま、このLSDも外注で作らせてるヤツだろうから文句言っても仕方無いし、この程度でクレーム入れる程の事ではないので…誰も言わんのかもしれないね。


新品のサイドベアリングは焼きバメしてサクッと組み付け。
まぁ面倒臭がりなのでヒーターガンで温めて、行き渡るまで放置して…。っと、丁寧にゆっくり膨張させます。

そしたらそんなに叩いたりしなくても大体入りますよ。

デフのサイドベアリングは簡単なのでさっさと組んで(向きを間違うと面倒な事になるが、笑)
ギアのベアリングも交換します。


このCリング、脱着するSSTとか有るんだろうなぁ…。

ファクトリーには無いのでテキトーに外して交換。
外してる間にシンクロナイザーリングの点検をすると良いでしょう。

コペンリングとかも考えますが来てないのでアリモノでやります。

ん?4速と5速の間のベアリング
が来てないなぁ…。

仕方無いので続投です。




この辺りで日付が変わって…。

普段なら作業継続するかの選択がありますが、
この連休は台風の接近に伴い、ファクトリーに居られるかのかどうかもあったので、この土曜夜から日曜日勝負と判断し、強行する事に。

てなわけで、ガンガン組んで行きます。



んでまぁミッション組終わって搭載する段階で、ミッションとエンジンが合体…。





出来ねぇ…。なんで?。


クラッチもバラして無いのに?(クラッチバラして芯出し出来てないと合体できない。今回はバラしてないので入らない筈がない)。


無駄に一時間程かかってしまった…。



ドライブシャフトには、halfway指定のリングを取り付けておきます。

初め見たときは、なんでサークリップ付いてきてるの?と思ったもんです(笑)。
ドライブシャフトのジョイントカップのクリアランスを詰めてブレさせないためのものらしい。

んでドンドン復旧。
ラップカウンターのセンサー移設したり(サイドシルのジャッキアップポイント付近だったので、 リフトで上げる時に挟みそうで…)、
メインのメーター変えたりしました。

エッセのメーターって前期後期で全然違うので、不具合出るんですよ。

まぁ前期は集中ドアロックとかもオプションなので…。



そうこうするうちに夜が明けて…。

高圧パイプが詰まっているであろうエアコンに取りかかります。

先代の耐久号が居るので、それから高圧パイプを強奪し(笑)入れ替えておきます。



川染さんが来たので打ち合わせしてると、外に停めてあるダンプの作業?この休みのうちに?。

いやぁそれは屋根の下が良いでしょうよ、って事でエッセをリフトから下ろして移動しておきます。

ダンプが入りやすいピットと、入りにくくしてしまっている(汗)リフトがあるのですよ。
エッセは軽自動車なので狭くても大丈夫ですが…。ダンプはね。

広い方が楽って事で外でやりたがる川染さんを説得(爆)し、ピット を開けておきます。

んで移動したターボエッセは隣のリフトでリフトアップ。

ブレーキを変更します。

ブレーキバランスの問題で、もう少しリアブレーキが強くないと…って事なんですが、
フロントをコペンブレーキから通常ターボ用ブレーキに変更します。
コレ、耐久レースでもターボ用ブレーキでも全く問題無かったんですが、コペンブレーキの方がデカイので長持ちするのでは?って事で変更していたもの。

色々と他の要因が重なって、イイトコ全く出せなかったので元に戻します。

ABS付き用のリアブレーキ一式にしてブレーキバランサーを組むのが良さそうですが(ひと周り大きいドラムブレーキ)、とりあえずコストが掛からないようにアリモノで…。

まぁ厳密にはターボ用のフロントブレーキにしただけでかなりフロントにバランスが寄るんですがね。





あ、先代オレンジエッセに付けてたと思ったけどそっちじゃねーわL250バンの方だ…。

つーわけでL250Vレースカー(先々代耐久レースカー)に保存の為に付けてたターボ用ブレーキをターボエッセと入れ替え。

一時的に雨が強くなり…。
キャリパー付け替え時に雨とかやめて欲しいですね、L250は外でジャッキアップなので(汗)。

んで付け替えてエア抜きして。

暫く使ってないとはいえ、L250に組み付けた時に分解整備はしたと思うので、多分大丈夫でしょう(笑)。

ブレーキバランスは、かなりフロント寄りだったものが純正に近くなる方向に行く(いままでよりもリアに寄る)事で、フロントのノーズダイブを抑制させる意味合いを持ちます。


阿讃サーキットだと、フロントに寄りすぎたバランスにしておくと、それまでの車高ではあっという間にフルバンプしてしまい、
しかもフルバンプして底突きするのがダンパーではなくタイヤがストラットタワーの根元に当たると言うもので、その瞬間、コーナー外側のフロントタイヤが一輪だけロック(或いはそれに準じた状態)になる。

ショックの底突きもそうだが、その時点で折角の乗せた荷重も抜けるので曲がらない、と。

左ヘアピンの方がキツイのに、左側のタイヤハウス内も擦っている…。

掛かる荷重に対して足が踏ん張れてないか、そもそもストロークする量が全く足りてないかどちらかと言う事に。

減衰上げる余地は残してあるので減衰は追々上げるとしても、…と考えているところにドライバーの1人が来たのでロングインタビューを敢行(笑)。

5~6時間談笑したので、晩飯を悩む時間に(笑)。



閣下が来てたのでいつもの如く何食べるか選んでもらい、閣下チョイスで中華料理 香龍へ。

周辺はだいぶ様変わりした印象ですが、この店は健在。
閣下いわく手頃な"量"なのだそうな。





さて腹が膨れて解散後、ファクトリーでは作業を再開。


台風の影響で次第に天候が荒れてくる。

勿論シャッターは閉じていますが、時折シャッターを叩きつける雨音が…。


風が強くなると、シャッターは風に押さえ付けられる形になって開閉が重くなり出入りが出来なくなります。

まぁ出るつもりもないのでいいんですが…。



さて、先程上記したとおり、ストロークの問題ですが…。

ならばと思いきって車高を上げる事に。

リアが基準となるので(姿勢の問題)、リアの車高に対してフロントを上げます。

腰高感は出るかもですが、重心に対してロールセンターの位置が上がるので、ロールセンターの下側重量が変わるので、どうかな?と。

因みに画像ではリアタイヤの方が外径が大きいタイヤはいてます。

アライメントは、キャンバーが欲しかったようなので変更せず(全倒し)、トーを仮に約0度に。アウト1度くらいは欲しい欲しい気がするが…。インに降って曲がりの初期を入れるのもテだけども。
個人的にはこんなにキャンバー要るかな?とは思ってますが…。


リアショックはリバンプストロークが0のままだったので、だいぶ増やしておきました。
30mmくらいか?。
荷重の乗せ方、ロールのさせかたが変わります。このリアだけでも激変するんですけどね。

んで月曜日(祝)。

夜中3時?あたりまで降ってた雨ですが、朝にはアスファルトが乾く程度に…。

運良くなのか、被害が少なかったのは良かったですね。



ま、小雨程度なら全然~。

晴れてたり雨降ったりなので、やはりダンプはピットで正解(笑)。



さてエアコンは真空引き後にガスをテキトーに入れておいたので、フツーに効く。





うーん。







今までクーラー死んでたんでアレですが…。


エアコンオンで汗臭い…。


普段使いしてない車両なんで、シートに染みた汗が車内で乾燥して、エアコンに影響している模様。

暫くかけてるとわからなくなりますが、かけ初めだけがヤバい…。

まぁこれはそのうちなんとかしてもらおう(汗)。

んでまぁ試走しようと発車したのですが、50mも行かないうちに冷風が温風に?。

何故?。

また高圧パイプが詰まった時のようにコンプレッサーがオンオフを繰り返している。

とりあえず構ってられないのでテンション下がりつつ雨降ってるけど窓を開けて、試走です。

LSDの慣らしも兼ねているのでそれを意識しつつ…。






うーん。






鬼キャン+トー0+LSD+雨路面なので…。


ちょっとトーアウトが良かったかな(汗)。

とりあえず綾川(?)ニュルブルクリンク(笑)を二週程してファクトリーへ帰還。




一周目はマシだったけど二週目は雨が強くなり、いたるところに川が…。

鬼キャンでシバタイヤだぜ?。その昔のATR-Kとどっちが雨に強いのか(汗)。

まぁ走れますけどね。飛ばしてる訳じゃないし。


そんなに飛ばして走ってる訳でもないけど水温98度(OBDメーター読み)くらい。

ブーストコントローラーの設定が何故かブースト0.3位になってたんで(触ってるうちにメモリーが切り替わったのかも?)0.9まで上げ(純正が0.6くらい?)。
1kあたりまでは問題出ない筈なんだけどな。


ドライバー達からはどんどんブーストが上がらなくなったと報告が来てたけど、そんな症状出ないんだけどなぁ…。


んで、10分程度エンジン止めたままにしていて、再始動させ、何気にクーラー入れたら冷風出る…。

高圧パイプじゃなくてエキパン詰まったんか残念~。とか思ってたのになんでオマエ冷えるの?。

そのあともう一周してきて思いました。

ファクトリーに戻ってきた瞬間の水温101度。
前回より高い水温。
だけどクーラー冷える。




何故?。



水温はOBDで見てるのですが、もしかして水温センサー故障してる?。


そうなると色々と繋がるのですが、

レース中はもっと実際の水温高い筈なんですが、ちゃんと冷やせれてなくて、オーバーヒート気味になってる(或いはオーバーヒートしてるとECUが勘違いしてる?)とすると、セーフ制御が入って点火時期変えたりとかするんで吹けないしそもそもブーストがだんだん下がるってのは当たり前のハナシなのでは?と思う。

んで、ジーノさんやその他のダイハツ車も、水温が大体107~あたりからクーラーはカットするので…。

実際の水温はさることながらECUに誤情報が入ってるとすれば、ハナシが繋がるぞ?(汗)。

てなわけで川染さんには水温センサーを取り寄せてもらおうおう(笑)。

ラジエーターのコア増しもした方が良さそうだ。

マトモなメーターも要るかな?とちょっと思ってしまった。
センサー狂いは駄目ですね。












いやぁしかし久しぶりにエッセターボ乗ったけども…。





ホントにアシストターボだなぁ。

タービン小さすぎてブースト上げてもマシになる程度で、L250やL700あたりのターボと一緒の枠で走るのは可哀想だなぁ。

その分、燃費はいいんでしょうが…。
(エッセにソニカのターボチャージドエンジンをスワップして、リッター18くらいと計った人が居たそうな…)

テキトーに脚入れた程度のアルトワークスとか、それこそそれ以前のミラターボあたりと対等にやり合うのはかなり厳しいなぁ。
ぶっちゃけ、8000回転ほど回るけど、圧縮もターボ化で落としてるだろうから…。
それに、6000も回したらもうターボの加速感無いようなものよ…。
これならファイナル5.5でも良かった説?。
ターボ…走れるターボチャージドエンジンではないと言うことか…。


ホントにターボ領域が低回転しかない印象ですわ。
出足がちょっと元気なNAな印象。圧縮の問題で出足以外は逆にパンチが無い?。
タービン交換したいですね。

因みにL700とかL250とかのタービンはこのKFターボには付きませんので、エキマニかアダプターをワンオフで作るような事になります。

せめて初期のKFターボのタービンか、ハイフロータービンか、社外タービンか、ですが。

新品タービン買うコストあったら違う中古エンジン買えるよね(汗)。

いやまぁ他にも方法はありますが、そもそもパワーがコレなんで、ホントにNAだと思って走る感じになっちゃうのかな。
NAの方が速い説すらあるけども…。
トルクコンバートで、むしろATの方が美味しいトコロが使えるかもだ。

レギュレーション的にECU書き換え駄目なんだっけ?サブコンとか。

燃料とかは全然足りてると思うのでアレだけど、整えてやればもう少しマシになるんだろうけどな…。
ターボもNAも燃料ポンプが共通だしな…。








うーん


















ぶっちゃけ、L250のブーストアップ仕様の方が速いと思います(爆)。
さらに700系タービン+ブーストアップ+バンの重量ならそこそこ行けると思うけどな。リアはどっしりしてるから、どう逃がすかかもだけど。

どうするべきかなぁ?。

まぁ走ってみてから考えて貰おう。




この後は、ふらっと来たタッキーさんに試乗してもらったり、燃料が無いから川染さんに給油をお願いしたくらいでだらだらと。


今回、結局なにやったっけ?。

ミッション脱着
右側ドライブシャフト交換
LSD組み込み
ミッション内ベアリング交換
オイルシール交換
エアコン高圧パイプ交換
エアコンガス注入
エアコンフィルター清掃
バンパー脱着
ラップカウンターセンサー移設
ブースト圧設定変更
アライメント変更
フロントブレーキシステム変更
純正メーター変更




こんなもんか?。

強行軍でしたが、とりあえず基本までは出来たかな?。
あとはトーアウトが良いだのトーインが良いだのリアの車高を下げたいだのその辺りはテストデイにて実走行でセット出ししてもらえれば良いかなと。

まだLSDだって本番オイルじゃないんで(ちゃんとLSDオイルは入ってますが指定よりは軟らかいので)効きは変わると思うし?。

慣らしを頑張って貰おう(汗)。








んで、今日が休みになってしまった閣下も居たので二日連続で晩飯を一緒に(笑)。

ラーメン福一に行って、前日ラーメン食ったから本日はラーメン以外を食って帰りましたとサ(爆)。











オシマイ
Posted at 2022/09/21 07:43:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「何ィ?してやられたな。
今更旧タイプに戻ってんじゃねぇよ。
ちなアップライトをL250のヤツと変えてみようとしたが、今度はロアアームと合わないんよな。
コレ、コペンのピロロアアームをイースに付けようとしたら合わなかった某社のハナシのヤツな。
ごっそり入れ替えたら使えるけども。」
何シテル?   06/22 13:20
DayTRICK(デイトリック)と云う、どちらかといえばエセチューナーのようなコトやってます。 「カリカリなクルマ」よりも「おもしろいクルマ」を作るの...
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