コウ@DayTRICKのブログ一覧

KITT氏が部品を調達し、撮影し帰った直後、作業を開始する。

タンク内は勿論、給油口に至るまでエアブローによる清掃と目視点検を行う。











最近のポンプブラケットはステーが配管を支えている。

当然オリジナル(当時モノ)には無い。と、言うか、この位置でステー付けるんなら、ぐるっとまわした配管、無駄じゃね?。振動を逃がすために長くして振動を受け流していたのに、ステー付けたら意味無いよね。

安全タンク組んでる人で、金属配管使ってるパターンでも、振動をいかに逃がすかが課題になると言うのに。
安全タンクにして見た目の綺麗さばかり追ってる配管方法じゃ、そのうち振動で折れて燃料噴出すよ。

いっそ形を変えてS13みたいにフロアからアクセスできればいいのだが…、

そう思いながら二年程前にポンプを変えた事を思い出す。


そう、この車両はそのくらい前にポンプ交換しているのだ。
ポンプは今回と同じアチラの国の製品。外したタンクを見てみたが、タンクが錆びていると言うよりは、ポンプが錆びて錆が蔓延したように見える。
多分、金属の防錆が油だけなのかもしれない。メッキがちゃんとしていないのかも。
まぁ、タンクの中がほぼ空で、一年以上放置したら仕方ないのかもしれないが。










そしてタンク装着。

早速燃料を入れる。

そしてエンジン始動…しない。


色々疑いました。

しかし今回はポンプの駆動音がちゃんとする。

火も力強く点火している。念のためプラグを新品交換。

20ℓも入れたハイオクが吸えてない筈がない。しかしプラグは濡れてさえいない。

インジェクターの信号も来ている。













急遽、インジェクターを交換。持っててよかった…。

トップフェードは持ってても、サイドフェードはなかなか在庫が無いので…。




改めてセルを回す。

簡単にエンジン始動成功。


しかしそう簡単には済ませてはくれない。






一年以上放置されたこの車は拗ねまくっている。



アイドリングはするがまったく吹けないので、もしやと思いレギュレーター側の配管(燃料のリターン側配管)を外してみる。
通常、エンジンがかかっている時はこの配管側から燃料が噴出すのだが、一滴も出てこない。
訳がわからないのでフューエルレギュレーターを交換してみる。→症状変わらず。

まさかポンプ固定時に接続した配管のバンド、ちゃんと締まってないのか?、とも思いましたが、

そもそも配管がキツめなのにそんなに圧力がロストするはずが無い。

燃料フィルターは事前に新品交換してあるので、原因とはなりえない。











もう、配管しかない。



意を決して再びタンクとの接続を切り、Eg側から、エアブローにてガソリンと錆びを吹き飛ばす方法にて今回は処理。

ビニール袋で受け止めたのですが、乾燥後、ショートホープ一本程度の錆び泥を抽出しました。

これでは燃圧が低下して当然。

各部を再接続してエンジン始動。

今度は普通iに吹ける。こうでなくては。


しかしなんかアイドリング高いぞ?。

ってところで時間切れ。


エンジンがかかった事で不都合がちゃんと見えるようになってよかった。

あとは暇と部品がそろえば話ができるようになるだろう。





つーか…。



これってレストアの領域入ってないか?。







この記事は、これでアスラーダの咆哮が・・・について書いています。

当日、
なんかの予感だったのかな。
夜中に目が覚めてさ、ぼーっとしながらTVつけたのよ。
そしたらF1やっててさ、普段はフォーミュラなんか見ないんだけど、なんとなくぼーっと見てたのよ。

そしたらさ、スルンって壁に吸われたの。
実況が彼だって言ってる。
結構ヤベェ感じで入ったぞ?って見てたんだけど、確かに一瞬メットが動くのな。
そこに望みをかけた人も居たかもだけど、「まだ」死んでないってだけだった。

後から聞いた話じゃ、本人は当日、走りたくないって言ってたらしいね。
そのレースには普段会わない兄弟もたまたま見に来てて…

その日は皆、レース前からナーバスになってた。
前日に同じコースでラッツェンバーガーが同じく事故死したってのもある。
参戦予定だったその年のルマンに、彼のメットだけがチームと共に参加していたのは有名な話。

セナを知る人は「彼だけは特別」って思ってる人は少なくなかった。
そして今も、彼は特別な人物として心に残っている。

岡山国際サーキットのコースレコード、これはたしかセナのものだった筈。
今日はドットコム杯で戦うハチロク達が集う日に、彼方への哀悼を思う。






この記事は、音速の貴公子について書いています。