2019年7月18日(木) 6日目
宗谷岬に到達したのであとは帰るだけです。もう消化試合のような雰囲気ですが、あと半分の距離が残っているという厳しい現実です(^-^;
サロベツ原生花園から訪問です。天気は良くありません。
1周1キロ程度の散策路があるので歩いてみますが、花の時期は終わり見所が全くありませんでした。
牧草ロールを載せたトラックは北海道ならではの景色ですね。昨年は海沿いの道を走りましたが、今年は内陸の国道40号線を南下します。
お昼ご飯は何を食べようかと考えていたところ、JR音威子府(おといねっぷ)駅に向かうことにしました。この駅には有名な駅そばがあることを思いだしました。
が!定休日でお休みでした、無念(+_+)
そこで駅から少し離れたお店に入ることにしました。しかしおばあちゃん1人で調理しているのでとても遅いのです(^-^;
注文してから1杯のそばが出てくるのに40分も掛かりました。
音威子府の蕎麦は黒いのが特徴です。同じく地元産のとろろと一緒にいただきました。
あえて県道275線の山深い道を走ります。
せいわ温泉ルワントで休憩していきます。
幌加内町は蕎麦の生産日本一です。そばの花のビュースポットという白銀の丘に寄ってみます。
北竜町にやってきました。シーズンには少し早かったですが、一部の畑でひまわりを見ることができました。
あと2週間もしたら、一面ひまわりに覆われるのでしょう。
高速道路を使ってイッキに小樽を目指します。
札幌市内に入るころちょうど日没時間になりました。こんなに大きな太陽を見たのは初めてです。
今日は小樽駅前のホテルで宿泊です。外国からの観光客を多く見かけます。ブラブラ外を歩いてみます。
小樽の夜はいつまでも観光客が絶えませんでした。
2019年7月19日(金) 7日目
今日小樽港から北海道を離れることになります。午後5時出港ですので、それまで近場をドライブしたいと思います。早朝に昨日も訪れた小樽運河を見て周りました。
ニセコを目指します。十字架を担いで北海道を巡っていると思われる男性に出会いました。人それぞれに思いがあって北海道を周っているんですね。
羊蹄山は雲に隠れてしまっています。
ニセコに来てビックリしました。街の建物はどこも新しく、ホテルの建設や道路工事などあちらこちらで作業員の姿や工事関係の車両を見かけます。海外から注目を集めていてスキーバブルがこの街では起きているようです。
今日の目的はニセコの街から少し離れた黄金温泉です。手作り感いっぱいで、先ほど見たニセコの街とはだいぶ違い落ち着きます(^-^;
蕎麦とセットが基本です。お風呂から上がる時間に合わせて蕎麦を手打ちしてくれます。
脱衣所にはこのお風呂を絶賛するコメントがたくさん貼り付けられています。
山々を見渡すことができる源泉100%掛け流しのお湯は、確かに特筆するべきものでした。
周りに家が無いので、晴れた夜は星空が綺麗でしょうね。
女湯との仕切りがとても低いので丸見えになっちゃいます。女性はちょっと勇気いりますね(^-^;
とても温まる炭酸泉は、お風呂から上がると汗が止まりません。
ご主人が趣味でやっているという手打ち蕎麦をいただきました。
余裕を持って小樽に帰ってきました。これで北海道ドライブは終了です。よく走りました。
らべんだあ号
ここ小樽から16時間掛けて新潟を目指します。
偶然にもNC3が並んで格納です。NC3自体見かけることがほとんど無いのに、フェリーの中で隣り合わせなんて奇跡です(^-^;
往路のきたかみ号も立派でしたが、このらべんだあ号はさらに設備が充実しています。
午後5時。小樽港を出港です。さようなら~北海道!(^O^)/
ずっとドライブしっぱなしで体を動かしていません。ジムエリアがあったのでランニングマシンで走ります。船が旋回すると斜めになりながら走ることになります(^-^;
走ったあとはお風呂です。らべんだあ号のお風呂には露天風呂が付いています。ちょうど日没の時間でしたので、海風を受けながら沈みゆく太陽を見つめていました。
2019年7月20日(土) 8日目
午前9時過ぎに新潟港に到着です。予定ではこのまま鎌倉に直帰の予定でしたが、体調を崩している祖父を見舞うために富山に向かうことにしました。
この湿った熱い空気。耐えられません(T_T)
立山連峰はいつ見ても綺麗です。
今日は叔母の家に泊めてもらうことにしました。
2019年7月21日(日) 9日目(最終日)
明日から仕事ですので今日鎌倉に帰らなくてはなりません。夏休み入って初めての日曜日ですので、首都圏は夕方あたりに大渋滞が予想されます。その前に帰ってしまいたいので朝7時に富山市を出ます。
長野県・松本まで一般道で山越えをしていくことしました。
国道41号線を南下して岐阜に入ります。
奥飛騨にある栃尾温泉の共同浴場に入っていくことにします。
広い露天風呂で源泉掛け流しのいいお湯でした。
カミオカンデで有名な神岡を通過します。
長野に入ると狭いトンネルの道が続きます。
上高地を通ります。まだ一度も来たことが無いので今度訪れてみたいですね。
午前11時前には松本から中央高速道路に乗ることができました。
鎌倉の自宅には午後2時過ぎに到着しました。9日前に鎌倉を出て約3000キロを走破しました。
疲れましたが、北海道の自然を満喫できて良かったです(^-^)v
A:南稚内
B:サロベツ原生花園
C:音威子府
D:せいわ温泉ルワント
E:北竜町ひまわりの里
F:小樽
G:ニセコ黄金温泉
H:小樽港
【走行距離】3,047キロ
【平均燃費】15.1キロ /リットル
【費用総計】172,985円(お土産代・クルマのメンテナン費用は除く)
(以下内訳)
①ガソリン 202リッター(30,697円)
②高速・有料道路料金 20,270円
③フェリー 54,590円
④宿泊 49,255円
⑤飲食 14,123円
⑥駐車場 1,700円
⑦温泉 2,350円
【時期の話】
オープンカーで北海道を走るベストは、個人的には7月の中旬と思っています。気温的には20~25度程度でオープンにして快適に走れます。これより先ですと日差しが強烈でオープンに出来ませんし、夏休みシーズンで宿泊費用の高騰、予約が取りづらいことになります。
しかし天気は半分が曇り・雨と思った方が良いです。北海道には梅雨が無いと言われますが、蝦夷梅雨という言葉があるようにスッキリ晴れる日が少ないように思います。天気は7月下旬から安定してきます。
花が目的の場合はこのシーズンはおススメできません。ちょうど谷間になります。花の種類にも寄りますが6月ごろが最適かと思います。(ラベンダーは7月下旬~8月、ひまわりは8月)