
車検から戻ってきたiRを、
車検前の状態に戻す。
とは言っても、
車検前の仕様も基本的には、
そのまま車検に出しても問題は無い
モディファイである。
問題になるモノといえば、リアシートぐらいか・・・。
今回は、クラッチのレリーズホース破損が車検前に起こり、
そのまま車検と読み間違えた私が、
かなり前から車検仕様に変更してしまったこともあり、
実際に車検で入院するまで
1ヶ月も車検仕様のiRに乗ることになってしまった。
そして、車検で入院となり、
以前書いたような修理でさらに半月後に
私の元にiRが帰ってきた。
車検仕様の大人しいiRと代車で、
長い間我慢をしていたのである。
帰ってきたiRで、まずはじめにしたことは、
リアシートを取り払うことであった。
使わないおもりを積んでおくのが嫌で仕方なかった。
今回の車検で2年ぶりに装着されたリアシートは、
再び長い眠りにつくことになった。
次に、運転席をフルバケに交換する。
今回車検でノーマルシートに戻した時は、
足回りが柔らかくなったような乗り心地の変化を感じた。
乗り降りも、もちろんフルバケより断然し易いのは言うまでもない。
が、私にとって、それらが快適かどうかというと・・・。
いや、確かに快適な事には違いないが、
そんなことを私はiRには望んではいない。
ガッチリと体を支えてくれて、一体感を得る事ができ、
よりiRをダイレクトに感じることができるフルバケは、
一度使うとやめられない。
その他の外していた室内の装備品を大体取り付けると、
次はエクステリアである。
一度経験してしまうと、やめられないナンバー移動である。
今回も以前と同様にステーを組み合わせる方法で取り付けた。
そして、以前はバンパーに穴を開けないようにと、
タイラップでとめた側は、大胆にタッピングビスでとめた。
決してヤケになったり、
iRをぞんざいに扱うということではないのだが、
こういう事が私なりの「最終章」を
覚悟したことによってできる一つの事である。
また、長い間仕様変更の無かったバンパー前部の
ステッカーも貼り替えた。
室内装備品のなかに、ルームミラーがある。
私は曲面鏡派で、純正のルームミラーに
後付けのかぶせるタイプの曲面鏡を付けていたのだが、
外から見た時に、純正ミラーと後付けミラーに
段差が出来て一体感が無いことに違和感を感じるのだ。
そこで、昔ミラージュに乗ってた時に、
やっていた小技を今回復活させることにした。
ただ、今まで付けていたミラーは、
目にやさしいブルーの色付きミラーという特殊なタイプなので、
結構気に入っていた。
それをやめるのには少し抵抗はあった。
純正のミラーを取り外し、
通常補助用として売られている吸盤で貼り付ける
小型のミラーをウインドウに貼り付ける。
軽量化と同時に、頭上の空間も広がるという利点がある。
また、その横のサンバイザーも、
私にはあまり必要が無いということで取り外した。
そして、代わりに日よけを吸盤で貼る。
もう一つ、車検の為に外していたリップスポイラー。
これも外さなくても車検には問題無いと思うが、
その低さゆえに走行場所を選ぶので念の為に外しておいた。
そして、再装着するわけであるが、
「そろそろ落ち着かないといけないか?」、
ということで白色から黒色に塗り変えることにした。
白色も目立つのでかなり気に入っていたのだが・・・。
結局、白色のリップスポイラーを装着していた期間は、
たったの一週間であった。
リップスポイラーを、缶スプレーで塗装する。
雑誌やネットなどで一応塗装工程は知っているのだが、
一度塗った塗装をペーパーがけしたり、
コンパウンドで磨いたりすることが、
どうにも失敗しそうで抵抗があったので、
ただスプレーを噴きっぱなしにして、
磨いたりする処理をしなかった。
当然ムラやざらつきだらけである。
しかし、
iRのバンパーの表面処理はツルツルでは無いので、
逆にリップスポイラーのざらついた表面と
バンパーがうまく合っているように見える。
取り付けてみると、やはり目立ち度は少ない。
しかし、ものすごく馴染んでいる。詳しくない人に、
純正で付いていると言っても通用しそうである。
今日、久しぶりに長距離(?)を走った。
以前のように、信号でスタートするために
1速に入れようとする度に、
入りにくくてイヤな思いをすることも無く、
本当に久しぶりに快適に走ることができた。
これが当然のことなのだろうが、
長い間体験することが無かった。
ずっとこのままであって欲しい。
Posted at 2018/11/12 21:56:28 | |
PULSAR GTI-R | クルマ