くるめのくにのブログ一覧

普段はサイクリングで素通りしてしまう、東京都青梅市。
今回は趣向を変えて、少々歴史散策をしてみます。

車は釜の淵公園大柳駐車場に駐車。公園は最後に歩きますので。



住宅街を少し歩くと、「男井戸女井戸（おいどめいど）」という、一風変わった名前の井戸があります。





若い女性が転落し、助けに行った若い男性が間違えて別の井戸に飛び込んで二人とも亡くなった・・・などの由来が書いてありましたが、多摩川の河段段丘沿いに多く見られる井戸の一つだそうです。

坂を登り青梅街道に出ると、「旧稲葉家住宅」です。



江戸時代に青梅宿の町年寄であった稲葉家の旧宅とのことです。





中に入り見学していると、管理されている方にお話しをうかがうことができました。



「登り梁」という、斜めの梁によって二階が広く使えるようにしてあることなど、短時間ですが勉強になりました。

青梅街道をさらに進み、宮ノ平駅を過ぎると「和田乃神社」があります。




大正二年ご在学中の昭和天皇お手植えの枝垂糸杉や、例大祭では小学生による奉納相撲が行われているなど、見所があります。

もう少し先にある「明白院」の山門は、近くにある「楯の城」の城門を移築したそうです。
今回城跡は覗き見ただけですが、そのうち探訪してみたいと思います。




この二つの寺社はサイクリングでは通り過ぎるだけでしたので、今回お参りさせて頂きました。

釜の淵公園に戻り、公園内にある「旧宮崎家住宅」も見学。




こちらも、管理されている方と少しお話することができました。

囲炉裏は午前中だけ火を入れているとのこと。懐かしい火の香りでほっとします。



「どちらからお見えに？」「xxx市からです。」というやり取りのあと、「よく、東京の方から。とうかがうのですよ・・・ここも東京なのですが、田舎だからですかね（笑）」としばし談笑。
はい。私は同じ東京都内なので、xxx市と答えていたのです・・・

最後に青梅市郷土博物館で勉強。



青梅は昔から御岳山に通ずる街道筋として、文化教育の発達した町だったそうです。博物館そのものは古さも否めませんが、ゆっくり展示を見ることができました。

今回は一人でゆっくり歩き、青梅を少し知ることができたと思います。
次はまた自転車で。

今年最初のサイクリングは、いつもの奥多摩ルート。
自身の到達点最奥を目指しました。

奥多摩町まではいつも通りですが、鳩の巣近くから多摩川南岸道路を利用。





トンネル内は車道ではなく歩道を走りましたが、歩道は広く、安全に抜けることができました。



奥多摩駅の先に到達〜

これより先をさらに登ると奥多摩湖ですが、体力的に自粛します。



奥多摩駅通過



温泉通過（泣）

その後、休憩しつつ帰宅。

2022年も、ぼちぼち走り続けます。

走行距離　104キロ
走行時間　4:50