ちょっと気が緩むと、途端にインターバルが空いてしまいます、猛省。
今月の初め、前橋市の駒形駅近くで開催された、前橋サンデーミーティングに参加しました。
今回が開催2回目。
あまりクルマイベントが多くない群馬、しかも地元前橋ですから、行かずにはいられません。
いつもは観覧側でしたが、今回はスバル360が直った事もあり、展示側で参加してきました。
参加車で気になったクルマを、紹介していきます。
スカイライン GT-R(R33)
おそらくこれを超えるエンジンは、もう生まれてこないでしょう。
GT-R第2世代を支えた名機、RB26DETT。
その中でもちょっと辛口評価されてしまうのが、このR33でした。
スカイライン・・というか、日産の法則とも言えるのか。
名車が2代続きません。
個性を尖らせて成功させるも、次モデルではその欠点を潰す様な変更を施しがちです。
短所を潰したら、長所が薄まったパターン。
このR33も、R32で指摘された居住性を改善させるべく、大型化。
結果、重量も増えて、運動性能的では不利な方向へ進むのです。
それでも、ボディパネルの一部アルミ化、バッテリーをトランクへ移設し前後重量配分の最適化、果てはガソリンタンク小型化まで行い、重量増のネガを改善。
そこまでやっていても、開発は難航していました。
それに、追い打ちを掛ける様な出来事も。
そもそもの存在理由とされていた、グループAによるJTC。
R32 GT-Rがあまりに強過ぎてライバル不在となり、1993年をもって消滅。
それにR33 GT-R最大のライバル、先代R32。
これを超える事は、そう簡単なものではありませんでした。
それならばと、R32 GT-Rを継続生産しR33 GT-Rは開発中止。
そんな話も出ていた様です。
それでもR33 GT-Rは、ボディ剛性の向上、自主規制でパワーアップ出来ないエンジンを、トルクアップとレスポンス向上で進化。
そしてGT-Rの真髄とも言えるアテーサE-TSも、アクティブLSDを開発しアテーサE-TS PROをVスペックに搭載。
遂にR32 GT-Rを凌駕する事に、成功したのです。
それが、このCM
マイナス21秒ロマン
ニュルブルクリンク北コースで記録した、7分59秒。
この達成に至るまで、5年の月日を要していました。
とかくGT-Rというクルマ、そのキャラクターから、多少なりとも手の入れたくなるものでしょう。
ですがこのGT-R、ホイール以外はノーマルです。
マフラーもノーマルだったのには、驚きました。
ロータス ヨーロッパ
私の世代ですと、ブラック&ゴールドのJPSカラー。
このレッド&ホワイトは、それ以前のゴールドリーフカラーです。
で、このヨーロッパなんですが・・・
フロントウィンカーがないので、S1?
いやいや、フロントバンパーもないので、47?
でも47ってレース車両だから、公道走行出来ないのでは?
なぜかこのボディが2台ありました。
そんなに47って、日本に存在するんでしょうか?
BMW M6(E24)
「世界一美しいクーペ」と言われた、E24 6シリーズ。
私もこのクルマに憧れました。
今は衝突要件があるので、こんな細いピラーのボディは作れませんね。
エンジンは、3.5L DOHC 直列6気筒。
ミッドシップカーM1に搭載されていたM88をルーツとした、「ビッグシックス」です。
エンジンルームいっぱいに収まった、直6エンジン。
もの凄い存在感です。
6連スロットルを装備したメカメカしさが、堪りません。
カローラ セダン(E80)
E80系と言えば、最後のFRレビン「ハチロク」が有名です。
ですが、This is E80は、このセダンだと思います。
背の高いビッグキャビンとハイデッキ。
80年代初めの日本車という観点で見ると、かなりぶっ飛んでいます。
このパッケージが市民権を得たのは、90年代になってから。
10年進んだパッケージを、日本一の販売台数を誇るカローラに投入したE80。
逆に先進過ぎて、販売面では苦労をされた様です。
ギャラン ラムダ GSR
日本車暗黒時代に誕生した、スペシャリティカーです。
しかもグレードは、GSR。
当時三菱には、ツインキャブ搭載のGSRがありました。
このラムダの他、シグマ、セレステ、ランサーと。
51年排ガス規制はどうにかクリア出来たものの、53年規制の壁は越えられず。
全車販売終了となり、一度GSRの系譜が途絶えてしまいます。
GSRが排ガス規制をクリア出来なかった理由。
有鉛ハイオクだったのです。
でも、これで51年規制はクリア出来ていたのは、逆に驚きです。
この日、スバル360は4台来ていました。
私のお隣は、同じ1969年式のスーパーデラックス。
外装は専用色のサテン ブラウンです。
先月開催された前橋クラシックカーフェスティバルでは、スバル360はまさかのゼロ。
でもやっぱり、居るんですね。
やっぱり地元、群馬ですから。
このイベント、来月も開催予定です。
入梅してしまいお天気が心配ですが、雨でなければ次回も参加したいと思います。
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Posted at
2022/06/15 12:14:00