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2022年06月01日

前橋クラシックカーフェスティバル 2022 後編

前橋クラシックカーフェスティバル 2022 後編 さて、前回の続きですが・・・その前に。

いろいろと物議を醸しました、まつげ問題。

結局どっちなんだ? 私もよく分かっていませんでした。

その後、けだまおやじさんのブログで、まつげ以外の識別点について、解説されています。


それによるとSVは、リアサス(ダブルウィッシュボーン)のロアアームをA型から平方四辺形型に変更し、トレッドを100mm程拡大。

その為リアフェンダーが、Sよりも膨らんでいるのです。

その観点から改めて見てみると、当該車両はフレアが少ない。

よってこのミウラは「まつげなしの S」の様です.



さて、後編です。

まずはこのクルマから。



alt

コロナ マークII (X30)


「This is Mark II」と言えば、この2代後のX70。

バブル景気の始まりと共に、白い4ドアハードトップが日本を席巻していきました。

そんなヒットの定型として、4ドアハードトップを確立させたマークII。

このX30は、いわばヒットの定型が定まらない、暗中模索のモデルなんです。

勝負球がなかった時代は、どうだったかな?

最近の70's LOVEな趣向と共に、このマークII、凄く気になっていました。



70年代の日本車は、北米輸出が本格化。

デザインもアメリカ市場を意識した、曲面多用なものになってきました。

このマークII、フロント周りはジャガー XJ6を彷彿とさせます。

そう言えばジャガー、イギリス車なんですが、他とはちょっと趣きが異なります。

純粋なイギリス車というよりは、アメリカ向けにマーケティングされたイギリス車、そんなイメージです。

ウッドとレザーの世界観ですが、ちょっと華やかなのかなと。

このX30マークⅡも北米を意識して、ひょっとしたらジャガーに寄ったのもしれません。


そんなマークII、北米へは初代から輸出開始。

このX30で、大きな変化が見られたのです。





車名が、クレシーダになりました。

このクレシーダ、その後、X70, X80まで続きます。

あの大ヒットしたX70、北米はセダン、ワゴンのみでしたが、中東には4ドアハードトップもラインナップされていたのです。

そう言えばこの出展車、北米仕様の衝撃吸収バンパー(5マイルバンパー)が付いてますね。

70年代のトヨタ車には、このバンパーがオプション設定されているモデルが結構ありました。

なんとも無骨なデザインですが、とてもアメリカンな装いでカッコいいと思っていましたね。

あと注目はナンバー、これ3ナンバーなんです。

つまり2600cc 4Mエンジンが搭載されています。

もう、ほぼクレシーダです。

それにしても、70年代の3ナンバー。

当時の自動車税は、とんでもなく高額でした。

現行の区分は、平成になった1989年から。

それ以前の昭和時代、3ナンバーは5ナンバーのほぼ2倍、81,500円だったんです。

このマークII最初のオーナーさん、よく払えましたよね。





これも今では珍しい、Bピラーレスのハードトップ。

側突要件がある現代では、難しいですね。

あとエアコンの普及も、Bピラーレス衰退の要因のひとつかもしれません。

窓を全開にしなければ、なかなか有り難みが分からないと思いますので。

そう言えば叔父が、3代目コロナのハードトップに乗ってました。

アローラインのバリカンコロナです。

夏休みの夕方、窓全開で走ってもらった事がありました。

まだ三角窓が付いていたので、完全なるフルオープンではなかったですが、あの爽快感は強く印象に残っています。





那須ミーティング以降、旧車を見るとついコラム周りに目が行ってしまいます。

やはりありますね、「P」のスイッチが。





あっ、この絵は・・・

愛知でR32 GT-Rに乗られている、あの画伯の作品ではないですか!

まさかここで拝見出来るとは、驚きです。





群馬はスバルの地元ですし、みん友さんにもキレイなクルマに乗られていますし。

そんな訳で気になるクルマ、スバル R-2です。

今回2台が出展されていました。

実はあんまり見かけない印象です、R-2。

むしろそれより旧い、スバル360の方を見かける事が多いです。

今回のイベントでは、R-2が2台に対して、360はゼロ。

こんな年は初めてです。

スバルの地元で、360がゼロなんて・・・

来年は受付に間に合う様にするぞ! と決意をした私でした。
(壊れてなければね)





このR-2、アッと驚く左ハンドル。

沖縄仕様でした。





みん友さんのブログで知りました、フェンダーミラー。

R-2は視認性向上の為、右用、左用とミラーが専用となっているんだそうです。

果たして、左ハンドルのR-2。

これもアンシンメトリーなんでしょうか?

それとも左右同じもの?





三菱 360 バンです。

ただでさえ残らない商用車、しかも360の軽。

凄い希少ですね。

このクルマ、以前調べた事があります。

みん友さんから「このクルマって、なに?」と共に、住所の連絡が。

その住所を元にストリートビューを確認すると、旧い軽自動車が写っていました。







個人宅の敷地内にあった、かなり劣化の進んだ軽トラック。

「これ、ミニカ ピックアップです」と連絡したんです。

暫くしてお返事が届きまして・・・「似た様なクルマで違う名前のモノがあるけど、どっちが正解?」

似た様なクルマ?

調べて見たら、こんなのが出てきました。






三菱 360?

これ、ミニカじゃないの?

調べて見ると、こうでした。


1961年 軽商用車(バン、ピックアップ)の三菱 360発売

1962年 三菱 360をベースにした乗用車、ミニカ発売

1969年 ミニカ 2代目にモデルチェンジ
     ライトバンは新型ベースへ移行し、販売終了
     ピックアップは継続販売され、名称を「ミニカ ピックアップ」へ改称


三菱の軽はミニカでスタートし、そこから商用車派生だと思っていました。

でも60年代は、乗用車よりも商用車が多かった時代。

先に商用車デビューって、結構ありましたね。

ファミリアとかコンパーノとか。

このクルマも初代ミニカ共通デザインのバンなので、「三菱ミニカバン」ではなく「三菱360バン」です。





このクルマ、1975年以前のモデルなので、ナンバーは小板。

この小板ナンバー、希望ナンバーはありません。

登録の順に番号が振り分けられます。

このミニカ、昨年登録されたそうでナンバーは1桁です。

ご当地ナンバー「前橋」が始まったのは、2014年から。

つまり軽商用の「6」は、8年を経ても10台未満なんです。

やっぱり軽商用は、残ってないですね。

ちなみにこの方、軽乗用もお持ちだそうで。

なんとナンバーが、うちのスバル360の1つ前!

前橋小板ナンバーって数が少ないので、イベントに行くと自分の前後番号の方に遭遇する事が結構あるそうです。


外車が多くてネタが少ないと言いながらも、なかなか見応えのあったイベントでした。

来年は、スバル360が壊れていなければ参加したいので、是非とも開催してもらいたいものですね。
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Posted at 2022/06/01 11:04:12

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この記事へのコメント

2022年6月1日 12:28
こんにちは
クレシーダ、何か違和感が、裏焼?TOYOTAってシンメトリーなんですね。
R2いいなぁ。
コメントへの返答
2022年6月1日 12:50
こんにちは。
コメントありがとうございます。

あれ?北米仕様なのに右ハンドル?
写真差し替えします。

R-2、最近イベントに行くと、結構見掛けます。
さすがにグリル付きだったり水冷は、皆無ですが。
2022年6月1日 12:48
こんにちわ!
この型のマークII、我が家にも4doorセダンがありました。
ボディーカラーも紺色のヤツ!
今思えば、かなりアメリカ寄りでしたね。
けっこうフワフワした乗り心地だった記憶があります。

借り出して、調子こいたら雪道でスピン(笑)
幸い、どこにも当たらずに済みましたが、心臓バクバク‼️
なめた運転は地獄を見ると知った出来事。
若かりし頃の思い出でした。
コメントへの返答
2022年6月1日 13:04
こんにちは。
コメントありがとうございます。

スーパーホワイトの4Dr HT程ではありませんが、かなり見掛けました。
専門学校時代の同級生が乗ってた家のクルマも、4Drセダンのブラウンでした。
でも残念ながら、乗った事がありません。

なんかこのマークII、突然変異的に出て来た様に思えます。
歴代でもこれだけクラシカルだし、当時のクラウン、コロナとも方向性が違う様に見えますし。

なんでしょうねぇ、これも70年代車の特徴なんでしょうか。
2022年6月1日 19:44
こんばんは。
コロナマークII、20系もかなり個性的なカタチでしたが、30系にモデルチェンジした時はあまりの変わりっぷりに驚いたものです。
ただ個人的には好きなカタチでトミカやアオシマのプラモデルは持ってました。
因みに当時は「ちょっとレトロ風」なデザインに思ってたんですよね〜(笑)

三菱360は顔だけ見たらかつて親父が乗ってたLA21ミニカそのものって感じです。
この手の軽商用車ってなぜかあまりライトバンが残ってないんですよね。 
当時はトラックの方が頑丈だったのでしょうか?
R-2はイベントでも後期ゼブラマスクあたりはたまにしか見かけないです。
現存数ももしかしたら前、中期の方が多かったりして…
コメントへの返答
2022年6月2日 3:39
こんばんは。
コメントありがとうございます。

このX30、前後のモデルと比べるとちょっと異端です。
クルマのキャラクターが定まっていないと、こういうモデルが出る事もありますよね。
(レパードが良い例ですね)
当時からも最新デザインとは言い難く、逆に落ち着いた雰囲気がありました。
そう言えばこのモデルには、DOHCがありません。
スポーティグレードがないのも、その印象を助長したのかもしれませんね。

そう言えば、幼少時はミニカがあったんですよね。
当時は時々ありました、常用と商用で名前が違うクルマ。
スカイラインも、プリンス時代は乗用のみの名称で、商用はスカイウェイでした。

商用車は、残りにくいです。
仕事で酷使され、大修理が必要になると買い替えとなるパターンが多いので。
残るのは、自営の方が大切に使っていたケースくらいなので、乗用よりは圧倒的に少ないですよね。

R-2、出展されていた2台ともグリルなしでした。
逆にグリル付きは、多分見た事ないと思います。
2022年6月1日 20:15
こんばんは。

X30 マークⅡですが、当時の右隣り宅が4DrセダンLG、更にその右隣りがワゴンに乗られていたのを覚えています。
残念ながら乗る機会は無かったですが。
開発当初はソアラだった様で、それが突然変異的に見える要因かも知れません。
http://mx30mk2.g2.xrea.com/mx30_library/Mx30_library.html

開発時のスタイリングの流れが紹介されているHPを発見しました。
やはりアメリカ受けする事を狙っていた様ですね。
個人的には、顔は2代目カマロの影響を受けたのかなと思っています。
http://mx41d.g1.xrea.com/chaser-design.htm
コメントへの返答
2022年6月2日 3:59
こんばんは。
コメントありがとうございます。

紹介頂いたサイト、拝見しました。
元々は違うクルマだったんですね。
という事は、2ドアベースで4ドアが派生だったんでしょうか?
マークIIのキャラクターを考えると、それはないのかな。

そう言えばデザインも、ちょっとお尻下がりですよね。
2ドアの斜め後ろからのデザインなんか、なるほどアメリカンです。

そうだ、70年代後半のアメリカ車って、こんな感じでしたね。
70's アメ車って、パネル状のCピラーのファストバックのイメージでしたが、あれは70年代前半でした。

あとチェイサーの名称変遷が面白かったです。
「マークIIジェミニ」もわかりますが、既にいすゞから発売されていたのでは?
改称はリーク以前の問題だと思うのですが。

プロフィール

「@中島乗り さん 片山さんって、渡米前から有名人だったんですね。」
何シテル?   08/21 21:22
クルマ、バイク、自転車と、自分でコントロール出来る乗り物が好きです。 それも日本製が好きです。 (自分で買えそうもないものには、興味が持てなくて) ...

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