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くまとっどのブログ一覧

2016年08月26日 イイね!

スカイラインまつり 夏 2016

スカイラインまつり 夏 2016開催から、ちょっと時間が経ってしまいました。

なんとなく、文字にするのが難しい・・・そんな印象です。


今回のテーマは「R35 GT-R」です。

毎度の2部制ですが、PMはほぼR35 GT-Rでした。


なかなか文字にしにくかったのは、どうも向いているベクトルが違うなぁと。

私、プロフィールにも記していますが、まず、その車が購入出来るかどうか、で興味の度合いが変わります。

R35 GT-Rは、その金額故に、私の中には入ってきません。

しきりに話されていたのですが、「プレミアム スポーツ」という概念が、私にはないんですね。

ましてや「GT-R」の文字をどう解釈しても「プレミアム」が見えてこない。

ちょっとアウェー感に包まれたイベントでした。




お恥ずかしい話ですが・・・

R34 GT-Rに「Mスペック」なる車があったことを、知りませんでした。

えっ? 「Nスペックの間違いでは?」なんて思っていました。

この「M」なんですが、「Mature」で成熟という意味だそうです。


GT-Rといえども、速さばかりではない「大人の乗り味を持つ車」を目指していく、

そういった、今までのイメージとは異なる方向性を、示唆したものなんです。

なるほど。

この「Mスペック」こそが、日産GT-Rの布石となっているのですね。



でも、やっぱりオヤジだからでしょうか・・・

GT-Rは「戦う車」のイメージなんですよねぇ。

例えば、R32 GT-R。

グループAのレギュレーションから、逆算して創られたウェポン。

あの車は、「こうでなければならない」という存在感を、強烈に主張しています。



今回のイベントでは、R32 GT-Rの車両コンセプトが紹介されました。

要約すると、こんな感じです。


・基本は、速さへの挑戦

・より速く、より安全に、快適に走らせる・・・日産流の回答

・しかし、ただ野生的で荒々しいだけであってはならない。

・性能に結果を伴わせて、ソアラのイメージ戦略に対するアンチテーゼ。

・見た目の装備で表現する高級感ではなく、走りの性能で表現する高級感

・究極のロードゴーイングカー



これを見ると、私がイメージしていた「勝利の為に、犠牲はいとわない」ではないですね。

むしろ、R35のコンセプトに近いのかと。


う~ん・・・

でも、GT-RのRは「レーシング」ですよね?

それなのに、「プレミアム」?

もう1文字ごとの解釈ではなくて、「GT-R=高性能車」ということなんでしょうね。

R35 GT-Rの存在は、否定しません。

名前の問題なんでしょうかねぇ。

なんとも煮え切らない1日でした。

Posted at 2016/08/26 21:01:19 | コメント(3) | トラックバック(0) | スカイライン | 日記
2016年08月23日 イイね!

どうして、こんなに広いんでしょ?

どうして、こんなに広いんでしょ?すみません、またやってしまいました。

「下書き」にチェックを入れず、未完成ブログをアップ・・・

大変失礼しました。


さて本題。

夏休みの宿題シリーズ、これが最後の第3弾。

群馬県太田市を走る、県道のお話です。

県道313号 太田大泉線。

通称、公園通りと呼ばれています。

こんな感じの道路です。



片側2車線の道です。

結構な広さがありますよね。

こういった広い道は、大概、人通りの多いところを通ったりするものです。

駅の近くだったりとか、大きな幹線道路に接続しているとか。

この公園通り、起点はこんな感じです。



あんまり人通りの多いところではありません。

突き当たりには、これがあります。



富士重工 群馬製作所 本工場です。

こんな広い道の端にスバル。

通勤利用の為なんでしょうか?


ちなみに、反対側の端は、こうです。



ある施設にぶつかり、それ沿いに曲がります。

そのぶつかった施設が、これです。



スバル ロジスティクスです。

新車のプールになっており、みなさんのスバル車は、ここから全国へ配送されます。

この道、結局どちらにも、駅、繁華街、バイパス等はなかったです。

それなのに、こんなに道幅が広いって、なんか不自然ではないですか?


この道幅には、どんな意味があるのか?

恒例の航空写真で、調べてみます。



1961年の写真です。

これだと、それぞれの位置関係が分かりやすいですね。

この時代、もう道はありました。

すぐ左側に太田駅があるのに、そちらには見向きもしません。



続いて1948年です。

それぞれのポイントは、図の通りです。


うわっ、凄いものが出てきました!

スバルロジスティクスのところにあったもの・・・

滑走路です。

ここには太田飛行場がありました。

中島飛行機の専用飛行場として使われていた場所なんですね。

主に、テスト飛行と完成機の納品で使用されていました。

つまり、この公園通りは、なぜにここまでに幅広の道なのか?

それは、中島飛行機 太田製作所(現富士重工 群馬製作所)で完成した飛行機を、そのまま太田飛行場(現スバルロジスティクス)へ輸送するのに使っていたからなんです。

当時、こんな飛行機が太田製作所で作られていました。





一〇〇式重爆撃機 呑龍です。

全長16.81m 全幅20.42m

これだけの巨体を、運んでいたのですね。

当時、この道は飛行機搬入用だった為、「専用道路」と呼ばれていました。


当初、全ての飛行機は太田製作所で生産されていましたが、次第に生産設備が限界に達し・・・

その為、陸軍機は太田製作所、海軍機は新設する小泉製作所へと分離することになりました。

小泉製作所は、後に三洋電機になり、現在はパナソニックになっています。



小泉製作所は、太田飛行場の南側にあります。

こちらも完成すると、太田飛行場から飛び立って行きました。

後に太田飛行場は、終戦後は進駐軍に接収され、1969年に返還されました。

これは返還後、1981年の写真です。



まだ滑走路が残っています。

半分はゴルフ場になりました。

そして現在の姿です。



わかりますか?

よ〜く見ると、滑走路がまだ残っているんです!

滑走路があっても、新車プールの邪魔にはならないということだそうで。

わざわざ撤去するのも大変なので、そのままの滑走路上に新車が置かれています。

こんなところに、70年以上前の飛行場の跡があるなんて・・・

驚きですねぇ。
Posted at 2016/08/23 10:06:13 | コメント(2) | トラックバック(0) | 群馬 | 日記
2016年08月20日 イイね!

保管期限が、短くなってきました。

保管期限が、短くなってきました。もうお仕事の方も多いかと思います。

すみません、わたくし21日まで夏季休暇中でございます。


私も齢48のアラフィフ。

「あれって、そっちをこうやればいいんだよね?」的なことを、会社で発言するお年頃です。

先日、他の課からメールが。

「パーツ部品の対応について」

10年以上前の部品が、補修部品として注文が来たそうで。

でも、既に量産金型廃却していたので、作れないと。

で、私のところに話が来た次第です。

部品番号を聞いたら、あっ、それならわかります。

ということで、対応出来ました。



このくらいの時期なら、まだ覚えています。

でもここ5年くらいの部品だと、ちょっと怪しいかな?

なんででしょう・・・ 

より最近のことなのに・・・

あっ、40代で覚えたことの方が、記憶の保管期限が短いってことなんですかねぇ。


そういえば、私が社会人になったばかりのバブル時代・・・

この車の部品開発をやってました。



5代目シビックです。

一般的には、認定型式から「EG」と言われます。

でも、この名称だと社内では通りません。

うちは車体系部品屋なので、この車の名称は「SR3」です。

今だに、この車の部品仕様だったら、だいたい覚えています。

25年前の車なんですがね。

あっ、その頃はまだ20代・・・

当時覚えたことの保管期限は、かなり長いのですね。


そういえば・・・

もっと昔に覚えてしまったことで、今だに忘れていないものがあります。

もう絶対使うことはないのですがねぇ、この電話番号。

1980年前後、関東圏で小学校時代を過ごされた方には、当てはまるのでは?

Posted at 2016/08/20 08:00:02 | コメント(2) | トラックバック(0) | ホンダ | 日記
2016年08月17日 イイね!

クリスマスだけではありません。

クリスマスだけではありません。夏休みの宿題シリーズ第3弾

ちょっと写真が足りず、しばしお待ちを。

今回、クルマネタではありません。

しかも、サムネはクリスマスです。



バブル期に話題を呼んだ、JR東海のCM。

とかく話題の中心は、このクリスマス エクスプレス。

でもね・・・

それだけじゃないんですよ、JR東海は。

今回は、その中でも2作品をご紹介します。



ハックルベリー エクスプレス 1988年

こちらは、ちょうど夏休みのお話です。

注目は、おじいさん。

孫たちが見られるのは、おそらく1〜2秒。

その瞬間の為に、おじいさんは準備に費やすのです。

しかも、旗を振っている瞬間、成功しているかどうかはわかりません。

孫たちが気付いていない可能性も、少なくありません。

それでも、おじいさんは振るんです。

ただ迎えてあげたい、そんな気持ちだけで振るんです。

そのひたむきさが、かっこいいですね。


続いては、この作品。



アリスのエクスプレス 1988年

あら、偶然同じ年の作品です。

このCMは、なんといっても、歴史に残る名コピー

距離に負けるな、好奇心

少ない字数の中で、的確に意味を言い当てていて、しかも音が美しい。

今でも、こんなコピーはないと思っています。


「遠いから」ということを出来ない言い訳にしない。

このコピーは、私の座右の銘のひとつです。

例えば、遠くで面白そうなことがあった時、

わざわざ行ってみて「こんなもんかぁ」と後悔するか、

後で聞いた話で「行っとけばよかったなぁ」と後悔するか、

私は、前者を選ぶ様にしています。




やっぱり、これのお話もしなければと。

クリスマス エクスプレス 1989年

このCMでいいのは、エンディング。

逢う直前で終わります。

これ、逢うところまでを見せると、それが正解になってしまいますね。

だって、創り手がそうしているんですから。

直前で終わらせると、逢った瞬間の様子は、見ている側に委ねられます。

彼女は、大喜びしながら彼に抱きつくのか。

あるいは、笑顔より先に涙が出るのか。

この正解は、見る人の数だけになるのです。

こういう余白のあるCMが、いいCMだと思うのです。



さて、最近のCM。

短い時間に大量の言葉を詰め込み、全て見せてしまいます。

見る側が想像出来る余白が、ほとんどありません。

「どうせ想像なんか出来ないんだから、全部説明しないと理解出来ないんでしょ?」と、言われている様で。

なんだか残念ですね。
Posted at 2016/08/17 18:25:24 | コメント(4) | トラックバック(0) | CM | 日記
2016年08月16日 イイね!

スバル 始まりはここから

スバル 始まりはここから夏休みの宿題シリーズ、第2弾です。

スバルの名を冠した、初めての量産車といえば・・・



スバル360ですね。

誕生は1958年。

スバルと言えば、群馬です。

本社は東京ですが、国内唯一の自動車工場は群馬にあります。



ここが、太田駅のすぐそばにあります、群馬製作所 本工場です。



なんとも歴史感たっぷりの、正門ですね。

それもそのはず。

みなさんご想像の通り、ここは旧中島飛行機の太田製作所だった所です。

かつては、ここでスバル360を生産していました。



この本工場、終戦後しばらくは占領軍に接収されていました。

のちに返還され、自動車工場へ転用。

稼働は1959年からになります。



あれ?

スバル360の誕生は、1958年・・・

つまり・・・

現存する最古の工場は、スバル4輪生産発祥の地ではない

・・・なんですよ。

では、4輪生産発祥の地はいずこ?

実はここです。



またまた登場しました、群馬県伊勢崎(いせさき)市。

赤枠内にある、伊勢崎工場 第2工場です。

ちなみに、この写真は1958年2月。

スバル360量産開始、1か月前です。



工場外観です。

勘のいいみなさん、もうお分かりですね。

ここも、旧中島飛行機の工場でした。

更に、その前は紡績工場だったんです。

この特徴的なノコギリ屋根は、その為です。

現在、工場はこうなっています。



伊勢崎ショッピングモールとなっています。

残念ながら、工場は2003年に解体されてしまいました。

ですが、スバル360発祥の地である、由緒ある工場。

ショッピングモールに、その痕跡が残されています。



特徴的なレンガ造りの工場壁面が、オブジェとして残されています。

スバル360は、誕生から爆発的な大ヒット。

その需要に応えるべく、この伊勢崎で生産対応していました。

ですが、それでもバックオーダーが、なかなか解消出来ず。

結局、より大きな生産規模を誇る本工場へ生産移管されました。


参考までに、当時の本工場です。



1963年の撮影です。

この時、今あるものが、まだありません。

続いて、1974年です。



お分かりになりました?

スバル360生産移管後のしばらくは、テストコースがなかったんです。

テストコースは1964年完成でした。

1974年のテストコースにて、1台走行している車があります。

初代レオーネでしょうかね?



ちょっとおまけです。

旧伊勢崎工場のほど近くに、伊勢崎神社があります。



拝殿上部に、こんなものがあります。



木製のプロペラです。

これは、戦時中に中島飛行機 社員の方からの奉納だそうです。

このプロペラ、この飛行機のものと言われています。



九〇式 三号水上偵察機だそうです。

伊勢崎にお越しの際には、是非ご覧あれ。
Posted at 2016/08/16 17:30:01 | コメント(5) | トラックバック(0) | 群馬 | 日記

プロフィール

「@中島乗り さん UDの意味、時代と共に変わりますね。私が学生の頃、先生からは「ユニフロー ディーゼル」の略だと教わりました。」
何シテル?   05/30 12:53
クルマ、バイク、自転車と、自分でコントロール出来る乗り物が好きです。 それも日本製が好きです。 (自分で買えそうもないものには、興味が持てなくて) ...

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