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2023年08月04日

KDXチャンバー清掃とガスケット交換(・∀・)

KDXチャンバー清掃とガスケット交換(・∀・) さて、排気ポートとチャンバーの継ぎ目からオイルが漏れているとわかったKDX
恐らくガスケットが入っているだろう、と調べる


イイですねぇ、カワサキのオンラインパーツリスト
でも汎用パーツが社外品でもあるよね?


純正品番ではなく、”KDX125” “ガスケット”で検索すれば、お得な社外品が見つかる
パンダでも同じ方法で探したりもするが、そこは日本車、断然探しやすい♪(・∀・)

キタコ製の二個入り
純正一個分の価格で送料も無料
二個あれば、次回チャンバー交換するときにも使えるな〜
…変えたいばっかりだな(・∀・)笑

土曜日は仕事の定例会議でしたが急遽中止に
夜勤だったワタシはそのまま休暇を取りました
うん、できるかも!?(・∀・)


駅からアストロプロダクツ春日井へ直行
必要なモノを入手します
クーラーは動いているものの、やはり暑い〜(´・ω・` ;

帰宅の頃は一番気温が高い
夜勤明けだったので一眠りし、暑さのピークをやり過ごしてから作業を始めます

改めて状態を確認

プランジボルトはコッテコテ
そのおかげでサビは無い…いや出てたわ
サビの上にオイルコーティング笑
緩んでいないかと締めてみたが、緩んではいなかった


プランジボルト、防振ゴムの付いてるステーを外し、サイレンサーを外すためにシート、サイドカウルと外していく


ジョイントゴムのクランプを緩めて、外れました


わぉ〜(´・ω・` )

更に

アンダーガードも取り外す
クランプは、雨樋なんかのパイプを固定するヤツなのかな?そこにナットが溶接してある

それはともかく、ここにオイルが溜まっていたことがわかる
でも右足に掛かるのに、溜まった場所は左側?
走行風で飛び散ったオイルは、チャンバーに垂れたものかも?


エンジン下側、そしてフレームもべっとり
これは洗い流すのだが、まずはチャンバーだ


サイレンサーからはオイルドレーンホースが出ている


息が通らない
完全に詰まっている
※ペッ!ペッ!あ〜不味い!(`・ω・´ )
エアーを吹くと

プィッ!Σ(・∀・)

オイルのかたまりが飛び出てきた(・∀・;

チャンバーの清掃
方法は『焚き火』だったり、『バーナー』だったりあるのは知っていたが、煙が出るし、火を当てるのは溶接部を痛めるとも
『ネジ』を中に入れてゴッソゴッソと振る方法も
だがこれだけオイルが漏れてきているので、内部は濡れているだろう
ということで『洗浄』することに


そのためにアストロプロダクツで『サンエスK1』を仕入れてきたのでした
『メタルクリーンα』は、パンダのシリンダーヘッド洗浄で使った余りがあった

とはいえ、簡単に落ちそうなべっとりオイルを先ずは流したい
そこで、洗濯にも入浴にも使っている『過炭酸ナトリウム』を使ってみる


チャンバー、サイレンサーの穴を片方だけテープで閉じ、過炭酸ナトリウムを溶かした60℃のアルカリ湯を流し込む


うーむ、ナトリウム少なかったかも…
目に見える黒い内壁をマイナスドライバーで突くと、ポリポリ剥がれてきた
オイルとカーボンが混ざったコテコテの物体!
チャンバー入り口で内周1ミリ、いや2ミリくらいの膜が張っていた

しばらく浸しておこうと、ホームセンターへ
アンダーガードのクランプネジのヤマが砂で埋まっていて、外す時に舐めてしまっていた
そのネジを調達に…


帰宅して、冷めたアルカリ湯を放出
お湯は多少色が付いてはいたので、少しはオイルは溶けたのだろう
いよいよ次はサンエスだ

これまた60度のお湯に溶かして、チャンバー、サイレンサーを漬けておく


漬けて間も無く、お湯は茶色〜!(・∀・)
シリンダーヘッドのカーボン落としで実績はある!
ただ今回、流石に温度を保つことは諦め、少しはマシだろうとフタをして一晩寝かすことにする


翌日日曜日
朝から神社の草刈りでした
アツ〜(`・ω・´ ;

草刈りを終えて一休み
そして作業再開


じょぼぼぼぼ〜
茶色い水が出てきます
フネのサンエス水、半透明でまだ使えそうではありますが、流石に保管もしにくいので放出
これも洗浄液の良いところ


茶色い水が出てこなくなるまで水ですすいだら、エアーで水を飛ばしてから、天気も良いので天干しです
そうそう、サイレンサーのオイルドレーンからはしっかり水が流れ出すようになりました
さらにドレーンのゴムホースは、黒色だと思っていたのに、グレーに青いラインが入っていた!
驚き!(`・ω・´ )笑


乾くまでの間に、エンジン側を清掃します


銀色の面積が増え、くすんだグリーンも鮮やかさを取り戻していきます


乾いたチャンバーは、サビに転換剤を塗り乾燥
そこへ耐熱ブラックをスプレーしておきます

また乾燥の間

オレンジ由来のクリーナーで、オイル汚れを追い込みます
エンジン・フレームだけでなく、また直ぐに汚れそうだが、リアフェンダーの裏側やチェーンオイルが飛び散ったあたりも
ずいぶんオイルの斑点は無くなりました


チャンバー裏返して塗装し、乾燥の間にエアーエレメントを点検
スポンジ崩壊もなく、良い状態に見える
エアーを吹いて灯油で洗い、オイルスプレーを吹いて戻す


そして乾燥したチャンバーを戻していく
耐熱塗装は加熱させるべきだが、手を抜いてエンジンの排熱で加熱処理をしてもらうことに

ガスケットには液ガスを塗った
いや塗ろうとした
『Permatex ウルトラカッパー』
これ、いつ買ったものか覚えてないほど古い
チューブを押さえると潰れるのに、出口は半固形状態!(`・ω・´ )
ドライバーやらシール剥がしやらを突っ込んで、とりあえず液状な部分を取り出しては塗りつける
伸ばそうとすると、そこには半固形なブロックが現れ、またチューブからほじり出す

ふぅ(´・ω・` )
塗れた
もう新しいのを買おう


カウル、シートを戻し、組み上がりました

では、エンジン始動!(・∀・)

ヴィーーーン!



うぁ!白っ!Σ(`・ω・´ )

そしてその白煙は、サイレンサーからのオイルドレーンホースからも出ていた
そういえば、こんな光景を見た記憶がある
とにかく抜けて良かった

しばらく暖気
少し白煙が収まってきた
テスト走行

走りに変化はない
白煙は…やはり減っているようには見えない


父の初盆が近いため、実家に打ち合わせに乗っていく
うーむ、シューズに汚れは…しまった
黒いシューズを履いてきてしまった笑

軽く打ち合わせをして帰宅


うん、オイル漏れてない


が、リアホイールのリムにはオイルが付着している
側面はオイルが伸びているが、スポーク近くは溜まっている
サイレンサー出口から垂れてきたのか?

とりあえずチャンバー付け根からのオイル漏れは治りました
アンダーガードは外したままですが、多分取り付けても大丈夫でしょう
が、とりあえずは外したままに

さて次の課題は白煙です
オイルポンプの調整が正しくされているか、確認してみます
やはり白煙が減ってくれないと、気軽に走れそうにありません




続きます(・∀・)
ブログ一覧 | KDX125SR
Posted at 2023/08/04 23:04:56

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この記事へのコメント

2023年8月5日 0:19
楽しんでますね、🐼が嫉妬するかも(^^)
兄のKHを隠れて乗っていたころの、2スト音思い出します
コメントへの返答
2023年8月5日 5:06
いやまぁ、来たばかりですから
手を掛けちゃいますよね〜
楽しいです!笑
パンダもボチボチやりますよ!

やっぱり2ストの音、いいですよね〜(・∀・)
2023年8月5日 7:37
標準のオイル消費量が分からないとオイルを絞りようがないですよね。

以前乗ってたスバル360だと1Lで約500キロ走行という目安があったのでいつも気にしてました。
多すぎると煙が多くなるし少ないと焼き付きそうで恐いし!

2スト乗りは煙が少なすぎるとエンジンが心配になっちゃいますね(^^;
コメントへの返答
2023年8月5日 11:53
シビアに感じますね〜
一応基準値はあるのでそれに合わせてみようってとこですが、厳密にはタコメーター要るなぁ…

そう、焼き付き不安でエンブレもかなり控えめな走り方ですが、絞ったら更に気を付けないとですね(・∀・;
まぁ一度くらい焼き付かせるくらいは覚悟しとかないと?いや、覚悟はできてませんね笑

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